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2009年7月16日 (木)

【くろがね線を読み解く】第15回 ■60DD-4形 (D616)

D616
■60DD-4形 D616                         2009年

 昭和50年に日本車輌製造で15両が製造されたDHL(液体式ディーゼル機関車)である。戸畑地区用の60DD-3形に対して、この60DD-4形は八幡地区用。無線操縦対応で、進行方向表示灯、旋回灯、警音器(ミュージックホーン)などの装備、および車体寸法・形態は60DD-3形と同等である。

  • 運転整備重量:60t
  • 車軸配置:B-B
  • 全長:13,100mm(連結面間隔)
  • 幅:2,745mm
  • 高さ:3,730mm
  • 機関:神鋼造機 DMF31SB(500ps)
  • 変速機:新潟コンバータ DBG138
  • 台車:日車NL31A
  • 最高速度:30km/h

D6162

 際立つ特徴は、連結器センタリング装置を搭載している点で、八幡地区の車両と戸畑地区の車両を見分けるポイントにもなっている[1]。この装置を搭載したため、60DD-3形と比べて連結器の長さが25mm伸び、全長が50mm長くなっている。また、1エンド側の冷却ファンの形状や、2エンド側のボンネット上の機器配置、無線アンテナ取り付け位置など、細かい部分に相違点が見受けられる。

【脚注】

  1. 60DD-4形は、当初は全車が八幡地区に新製配置されたが、戸畑地区への設備集約と八幡地区の縮小に伴い、近年では戸畑地区へ転属するものがあらわれている。

【参考】

  • 『日車の車輌史』<戦後産業車両 輸出車両編>、鉄道史資料保存会編、日本車輌鉄道同好部、1999年。

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