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2009年10月18日 (日)

【くろがね線を読み解く】第43回 ■若竹号(D443)

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■「若竹号」こと 45DD-12形 D443  2009年9月

 若竹号は、戸畑地区構内の入換に充当されている機関車で、N社の子会社であるN運輸の私有機である。日立製作所製の1エンジンセンターキャブ形の45t機で、性能面ではN社の45DD-12形と同じである。相違点としては、N社の車両は運転室側窓にミラーが取り付けられているが、本機関車は装備していない。自動解放シリンダーについても、N社のものが白く塗装されているのに対して、本機関車は黒。ステップもN社のものが黄色一色なのに対して、本機関車は黄色と白のツートンカラーになっているなど、細部の色の塗りわけが異なっている。また、車体側面の台枠部分(黄色い部分)には、N運輸の社名が標記されている。

  • 形式: 45DD-12
  • 機関車番号: D443
  • 製造年: 1975年
  • 製造所: 日立製作所
  • 全長: 13,300mm
  • 幅 :  2,700mm
  • 高さ:  3,750mm
  • 運転整備重量: 45t
  • エンジン: DMF31SB×1基
  • 定格出力: 500ps
  • 液体変速機: DBG138

●初代 若竹号

 N運輸最初の若竹号は、1983年3月31日に運行を開始した D421号機 である。「若竹」の名は、かねてよりN社S製鐵所やK製鐵所の構内輸送を受託していたN運輸が、はじめてY製鐵所工作事業部の鉄道輸送作業を受託することになった記念に命名されたものである。この車両は、もともとN社が構内輸送に使用していた45DD-9形 D421をN運輸が譲受けたもので、詳細スペックは以下の通りである。

  • 形式: 45DD-9
  • 機関車番号: D421
  • 製造番号: 12665
  • 製造年: 昭和38年
  • 製造所: 日立製作所
  • 全長: 11,200mm
  • 幅:  2,600mm
  • 高さ: 3,700mm
  • 運転整備重量: 45t
  • エンジン: 神鋼造機社製 DMF31SB×1基
  • 定格出力: 500ps
  • 液体変速機: 新潟コンバータ社製 DBG138
  • 燃料タンク容量: 1000リットル

【参考】

  • NTC Topics 話題の周辺「汽笛の音も高らかに、若竹号、出発進行。」『日鐵運輸株式会社50年史』、日鐵運輸株式会社編、1993年。
  • 松尾 輝夫「八幡製鉄の車両」、『鉄道ピクトリアル』、電気車研究会、1966年2月。

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