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2009年10月22日 (木)

【くろがね線を読み解く】第46回 ■日明本線廃線跡

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■日明本線堺川橋梁跡。西岸より南東方向を望む。線路は複線でレールも残存する。 2009年9月

Y製鉄所構内鉄道から分岐する日明(ひあがり)本線は、戸畑地区の第一操車場から分岐して、東側にあるN社の子会社N高炉セメントへ伸びていた専用線である。上の写真は、製鉄所とN高炉セメントを隔てる堺川にかかる橋梁跡で、手前のガーダー橋のみならず、奥のパイプラインの下にもしっかりレールが残っている。背後に見えるのは、セメント工場のプレヒーター(予熱機)。周囲に石膏の匂いが充満していることから、セメント生産そのものは継続していることが窺える。

製鉄所からセメント工場へは、戸畑の製鋼工場で発生する高炉スラグの水砕をホッパー車で輸送していた。逆に、セメント工場から製鉄所へは、製品のセメントが輸送されていた。セメント貨車は上戸畑への連絡線を経由して国鉄線へと継送されていた。

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■日明本線廃線跡。境川西岸から製鉄所構内方向を望む。 2009年9月

こちらは同じ場所から反対方向を向いて撮影したもので、元々は突き当たりのフェンスの奥へと線路が続いていた。複線の線路に往時を偲ぶことができる。

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