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2009年11月 7日 (土)

【くろがね線を読み解く】第57回■一操での構内機入換

 工場から第一操車場に貨車を引き出す作業の手順には何通りかあるようだが、まずは単純なパターンから紹介することにする。くろがね線の貨物列車は、たいていの場合、2~3種類の貨車から組成されており、1種類あたりの両数は3~6両程度である。貨車の種類の違いは積荷の違いによるものなので、種類の違う貨車は、当然発車する工場も異なるということになる。したがって各編成はそれぞれ異なるタイミングで第一操車場に到着する。

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 上図は、工場からスラブ用台車(グレーの貨車編成)がヤードまで引き出され、機関車が単機で戻っていく様子をあらわしたものである。図では機関車が牽引してきたように描いているが、実際には推進で現れることもある。

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次は、工場から防水フード付台車(黄色い貨車編成)がヤードまで引き出され、機関車が単機で戻っていく様子をあらわしたものである。実際の様子が下の写真で、貨物列車は発送七番線に入線しようとしている。

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くろがね線の貨車の連結順序を観察していると、まったくの無秩序というわけではなく、ある程度ルールがあるように思われる。また、必ず機関車次位に連結される種類の貨車があることも確認できている。このため、入換の手順も、こういったルールに制約されることになる。(詳細は追って取り上げる予定)

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 上図は、工場側から機関車が単機でやってきて、発送九番線のスラブ用台車を連結する場面である。連結が終わると、発送七番線に留置中の貨車に連結するため、一旦工場側に引き上げる。その様子が下の写真である。

Nyt_1styard_swd608

引き上げると、下図の通り、今度は推進で発送七番線に入線し、防水フード付台車に連結する。

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このように編成が組成される頃、八幡側からくろがね線の列車が到着し、本務機の入換後部補機の入換が始まる。

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