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2010年8月

2010年8月31日 (火)

★祝★95000アクセス突破!! さよなら3000系流星号

 生まれてから大学に入るまでの18年間は、千葉県松戸市内に住んでいた。最初のアパートは、幸谷駅の近く、武蔵野貨物線(小金支線)をくぐってすぐの線路沿いであったらしい。流山電鉄の踏切の音を子守唄に、また時には通り過ぎる武蔵野線の貨物列車を眺めて育った。鉄道趣味に目覚めた原点と言える。

3000final_sekibetsu
■運行最終日の3000系流星号   2010年8月29日、平和台-鰭ヶ崎

記念ヘッドマークを掲げ、種別表示には「惜別」とある。

沿線で撮影していると、最終便の1往復は看板が変わるとの情報が入った。これは興味深い。どんなものかと期待していると…

3000final_saisyu
■最終便の種別表示は「流星 最終」に変更   2010年8月29日、鰭ヶ崎-平和台

看板はそのままだが、種別表示が「流星 最終」に変わっていた。

以前、とんねるずの某番組に「細かすぎて伝わらない○○選手権」というコーナーがあったが、アレに近いかもしれない。まぁ気づいただけでも良かったのだろう。

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2010年8月30日 (月)

◆大牟田発北九州行1152レ◆塩素タンコン+復活海コン

 昨年末に専用貨車からタンクコンテナ化された、旭化成(南延岡)~三井化学(大牟田)間の液化塩素輸送列車。今年度に入り、長らく運休していた大牟田~北九州貨物ターミナル間の海コン輸送が復活したため、連結されるコンテナにも彩が出てきました。九州は遠く、なかなか訪問する機会がありませんでしたが、8月のお盆休みに別件で訪れる機会が得られました。

1152_consistsof_cl2_kcon
■大牟田から北九州タまで、液化塩素返空と製品を輸送する1152レ  2010年8月9日

鉄道ファン誌への投稿時は冗長になるため省略しましたが、この海コン輸送はもともと、運輸省(当時)のモーダルシフト実証実験としてスタートしたものです。

  • 実験名称 : 専用鉄道活用による国際海上コンテナの鉄道輸送
  • 実験概要 : ・短距離トラック輸送の、鉄道へのモーダルシフト
             ・専用線の活用による国際海上コンテナの鉄道輸送
  • 申請者  : 【荷主等】三井化学(株)、北九州市
             【物流】日本貨物鉄道(株)九州支社、日明コンテナ埠頭(株)
  • 貨 物   : 【品目】化学品
             【貨物量】74,880トン
  • CO2排出量: 【トラック・鉄道併用時】1,937.3トンCO2/年
             【鉄道転換後】347.6トンCO2/年
  • CO2削減量: 1,589.7トンCO2/年 (削減率82.1%)

※詳細は、国土交通省のホームページを参照。

海コンに積載されている製品は化学品(二次製品)です。従前はトラックと鉄道で輸送されていましたが、モーダルシフト後は、北九州貨物ターミナルまで鉄道輸送され、トラックに積み替えて日明埠頭まで持ち込まれ、タンカーに船積みされて、経済成長を続ける近隣の某国へと輸出されているようです。

大牟田→北九州タ間の海コン輸送は長期間運休することも少なくありませんが、製品が少量であれば、運休期間中にトラックで輸送している可能性も考えられますね。

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2010年8月28日 (土)

【くろがね線を読み解く】第79回■お知らせ

 早いもので、『くろがね線を読み解く』シリーズの連載開始から、もうすぐ1年が経とうとしている。当初、撮影機会が少なかったために充分用意できなかった機関車の形式写真について、一部追加と差し替えを行った。同時に、解説についても情勢の変化に即して若干修正や補足を行っている。

【 変 更 点 】

  • 85ED-1形 E8501 形式写真の差替

    E8501_n
    ■85ED-1形E8501

  • 70DD-3形 D704  形式写真の差替えと、無線操縦に関する記述の追加

    D704_n
    ■70DD-3形D704

  • 45DD-12形 D442 形式写真の追加
    45dd12_d442_oside
    ■45DD-12形D442

【テレコン機関車という存在】

 製鉄所の機関車のテレコン化(遠隔操縦対応)は、1970年から80年代の早い段階で、相当程度進んでいる。当時は、大規模ヤードの入換運転無人化を念頭に、産業鉄道のみならず国鉄ですら、DE11形1000番台の一部を無線操縦対応に改造していた時代である。テレコン機関車の存在は、専用線を含む産業鉄道全般に強い関心を持っている鉄道愛好家にはよく知られている。しかし、一般の鉄道ファンにとってはまだまだ認知度は低いようである。

くろがね線の写真を掲載したブログを見ていると、皆さん想像力豊かで、無人運転が行われているといった都市伝説的な話がある一方、一部には、いまだに機関車の無線操縦すら信じない方も見受けられる

弊ブログに掲載している車両の仕様に関する記述は、原則として「雑誌の取材記事やメーカー公式発表資料、および目撃事実」に基づいており、私の好きな「事実に基づく推論」とはきっちり区別しているつもりである。今後も当面の間、この方針が揺らぐことはないと思う。

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2010年8月23日 (月)

★祝★90000アクセス突破!! 筑肥線用103系小倉工場配給

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■筑肥線用103系1500番台を小倉工場へ配給するDE10 1206  2010年8月9日、黒崎

地下鉄乗入れのため、JR九州で唯一直流電車の走る筑肥線。通常は線内で閉じた運用に就いている103系1500番台ですが、小倉工場で実施される全般検査時には、他線区を走行する場面を見ることができます。検査車両は、ディーゼル機関車の牽引により、唐津線経由佐賀回りで小倉まで回送されます。かつては、西唐津-南福岡間がDE10牽引、南福岡-西小倉間がED76牽引でしたが、2010年現在では佐賀以東の交流電化区間も含めてDE10が牽引します。

写真のDE10形は、記号番号の背景が白ではなく、ボディ地色の赤。これも九州ならでは。

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2010年8月22日 (日)

◆門司港レトロ・トロッコ列車◆潮風号はどこからやってくるの?

Mekari_end

特定目的鉄道「門司港レトロ・やまぎんレトロライン」として見事に復活した、田ノ浦公共臨港鉄道の廃線跡。終点の関門海峡めかり駅から先には、まだ線路が残されています。上の写真の線路が3本見える場所は、かつて雨ヶ窪と呼ばれた駅で、国鉄の機関車と、門司港に張り巡らされた専用線を走る機関車が貨車の授受を行う場所として知られていました。実は、レトロラインの車両の車庫が、この先にあるのです。

Okubo

ここはかつて大久保と呼ばれていた場所です。写真右の白い三角屋根の建屋が、レトロラインの車庫です。少し分かりにくいですが、その右奥に、似たようなグレーの三角屋根の建屋が見えると思いますが、これはかつて北九州市港湾局が使用していたスイッチャーの車庫(動車庫)なのです。左奥にある赤い三角屋根の建屋は農水省の倉庫で、かつてはここにも専用線があり貨車の発送・到着がありました。線路も、木が並んでいる場所とその奥に各1本あり、小ヤードを形成していました。

以前は、三井鉱山セメント田川工場で生産されたセメントクリンカ(石灰石・粘土・珪石・鉄原料を混合し焼成しただけの、セメントの半製品)が、国鉄金田駅に接続する専用鉄道を介してホキ6800形貨車で発送され、田川線・筑豊本線・鹿児島本線を経由し、この奥にある門司工場へと輸送されていました。門司工場は仕上工程を担う工場で、ここでクリンカはセメントになり、岸壁からタンカーに積み込まれ各地に発送されていました。この輸送形態も、末期には田川工場で仕上工程まで担うようになり、製品のセメントをタキ1900形貨車でここまで輸送するようになっていました。このセメント輸送は2004年3月まで続きました。

Amegakubo_1

レトロラインの出庫時刻は日によって異なりますが、概ね9:00~9:30には出てきます。旧雨ヶ窪駅に信号小屋がありましたので、それと絡めて撮ってみます。

Amegakubo_2

車庫から関門海峡めかり駅までの間は入換扱いのため、先頭のスイッチャーのデッキに、手旗信号を持った誘導員が乗っているのが分かると思います。きちんと鉄道営業法を遵守しているわけです。

Amegakubo_3

関門橋へ向かうレトロライン。一連の写真は、始発列車前の出庫回送時にしか撮影できない、貴重なショットです。

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2010年8月21日 (土)

◆門司港レトロ・トロッコ列車◆真夏の潮風号 (沿線撮影編)

碓氷鉄道文化むらに続き、今回も夏休みトロッコ列車特集?です。

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■子供達にも大人気のトロッコ列車  2010年8月7日、九州鉄道記念館

門司港レトロ観光列車「潮風号」・やまぎんレトロラインは、福岡県北九州市で2009年4月26日に運行を開始した、観光(保存)鉄道です。2004年3月に定期貨物列車の運行が終わり、その後休止状態になっていた門司港の臨港線の一部区間を復活させて開業したものです。

  • 路  線 : 九州鉄道記念館駅 ~ 関門海峡めかり
  • 復活区間: JR鹿児島本線 門司港 ~ 外浜間
           北九州市港湾局 田ノ浦公共臨港鉄道 外浜 ~ 田ノ浦埠頭間の一部
  • 総延長 : 2.1km
  • 駅 数 : 4駅 (途中駅:出光美術館・ノーフォーク広場)
  • 車 両 : ディーゼル機関車2両、客車2両 (詳細は後日取り上げる予定)

この鉄道は、観光などの目的のために事業認可の敷居を低く設定した、特定目的鉄道の第1号でもあります。この制度は当初、碓氷峠のトロッコ列車への適用が検討され、軽井沢への延伸に道を開く制度として注目されましたが、実際の開業はこのやまぎんレトロラインが先になりました。碓氷峠も首都圏に近いとはいえ、賑わいではやはり百万都市の観光需要の方が勝っていますね。

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■DLスイッチャーによるプッシュプルで港をゆく。 2010年8月7日、出光美術館前-ノーフォーク広場 (許可を得て撮影)

レトロラインの沿線には、自転車・歩行者専用道が併走しており、線路際に並木やフェンスが設けられているため、接近しての撮影は得策ではありません。門司港駅近くでレンタサイクルを調達し、適当にフラフラしながら見つけたのがこの場所。

トロッコ列車に、港に係留された船、展望タワー、山がバックに入り、結構気に入りました。展望タワーの正式名称は「門司港レトロハイマート」。下層は基本的にマンションで立ち入りは出来ませんが、最上階だけは「門司港レトロ展望室」として一般に開放されています。

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■関門海峡を横目に。 2010年8月7日、出光美術館前-ノーフォーク広場 (許可を得て撮影)

同じ場所から、もう1枚。関門海峡を望むトロッコ列車。対岸は、下関市の中心部です。

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■関門橋をあとにする。 2010年8月7日、ノーフォーク広場-出光美術館前

下に降りて更に和布刈方向へと向かい、関門橋をバックに1枚。

レトロラインの切符にも、この橋をバックに走るトロッコ列車を線路の反対側から撮影した写真が印刷されています。が、実際にその構図で撮影できる場所に近づいてみると、そこは敷地内で立入禁止でした。当日も、撮影許可を得て腕章を着けた関係者が脚立に乗って撮影していましたので、無許可での撮影は出来ません。

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■関門ループ。 2010年8月7日、ノーフォーク広場-関門海峡めかり

関門橋へのアプローチ部分の道路はループ線になっています。レトロラインのトンネルの入口は、その直下にあります。

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■トンネル内のサプライズ演出を終えて、めかりに到着。 2010年8月7日、ノーフォーク広場-関門海峡めかり

こちらが関門海峡めかり駅側の出口。

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■関門海峡めかりを出発。 2010年8月7日、関門海峡めかり-ノーフォーク広場

めかり駅から100mほどの間は、鬱蒼とした森をバックに撮影が可能です。

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■海峡の水面が輝く。 2010年8月7日、ノーフォーク広場-出光美術館前

私の中の勝手なイメージでは、「夏の海」といえば「逆光」。子供の頃、熱海・伊豆・九十九里・指宿など、太平洋側の海岸へ海水浴に出かけた想い出が根底にあるからか、なぜかそういうことになっています。

ところで、事前に全く調べていませんでしたが、この日は最終列車運行終了後に臨時列車が運行されるとのこと。時刻は、17:45~21:20。そこで、欲を出して展望台に上り、俯瞰で撮ってみることにしました。

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九州鉄道記念館を出発した、関門海峡めかり行臨時列車。この路線で一番幅員の広い踏切を通過し、出光美術館駅へすべり込む。ちなみに、列車の30mほど上に写り込んでいる二階建ての建物は、九州で有名な某鉄道廃品ショップです。これは門司港店ですが、小倉店(駅徒歩5分)もあります。この店ではかつて、廃車になったくろがね線の機関車のナンバープレートが出品されていたことがあり、度胆を抜かれました(笑)

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トロッコ列車は出光美術館前を出発します。このあたりは旧・外浜駅にあたり、線路が2本あります。

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港を横目にノーフォーク広場を目指すトロッコ列車。船に、斜面にへばりつく住宅、背後の山々がいい味を出しています。

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トロッコ列車は、関門橋の足元でトンネルに入り、めかりに着きます。上の写真にもちゃんとトロッコが写っていますが、分かるかな?

ゆったりとした時間の流れている門司港界隈。次回訪れるときは、デザイナーズホテルで有名な「門司港ホテル」に、是非泊まってみたいものです。トロッコも含めて、レトロ地区をより満喫できるのではないかなと、そう思いました。

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2010年8月20日 (金)

◆大井川鉄道C5644◆タイ国鉄仕様 最後の力走

2007年10月7日より、タイ国鉄仕様に改造されて運行されていたC56形44号機が、9月の検査を機に、国鉄仕様に戻されるとのことです。

C5644_tai_style

戦時中タイに供出されていた同機は、大井川鉄道でSLが走り始めた頃からお馴染みの機関車です。いまでこそ日本全国でSLが走りまわっていますが、私の幼少の頃は、SLといえばこの大井川鉄道C56 44かC11 227、もしくは山口線のC57 1しかない時代でした。金谷駅での発車待ちの間、運転室に乗せてもらい、構内50mほどを自らの手で往復運転させてもらえたのも、良い思い出です(2010年現在、金谷駅の停車時間が短いため、このようなサプライズはまずありせん)。

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私の想い出の中のC56 44は当然国鉄仕様なのですが、歴史の生き証人としてのタイ国鉄仕様も、悪くなかったかもしれませんね。

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2010年8月19日 (木)

【くろがね線を読み解く】第78回■くろがね羊羹

 読者の皆様は、「スピナ」という会社をご存知だろうか。Y製鐵所の鉄道をよく観察している奇特な方にとってはお馴染みの名称であるが、北九州の住民を除けば、一般にはあまり知られていないのではないだろうか。

株式会社スピナは、1952年(昭和27年)9月1日に設立した八幡製鐵ビルディング株式会社をルーツとする。元々は、Y製鐵所関連の不動産事業や、従業員輸送用の構内バス、タクシー、その他福利厚生関係の運営を担う子会社であった[1]

Kuroganeyokan

そのスピナの商業レジャー部が現在販売しているのが、「くろがね羊かん」である。大正時代末期、当時まだ官営であったY製鐵所において、従業員のカロリー補給用の菓子として開発されたのが始まりである。製鐵所が開発した食料品というのも、なかなか珍しい。

JR小倉駅構内の売店などで販売されているこの羊かんは、特選小倉・特選抹茶・特選黒糖など5種類の異なるバリエーションが楽しめるパッケージになっている。5個入り¥1,500-也。私が一番気に入ったのは、

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特選抹茶。ほどよい甘さとボリュームに好感が持てる。ぜひ一度、ご賞味あれ。

【脚注】

  1. 2006年に西鉄に買収され、2010年8月現在では100%子会社となっている。

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2010年8月17日 (火)

【くろがね線を読み解く】第77回■110t積 ホットコイル用台車

 以前の記事で紹介したとおり、ホットコイル輸送用台車には、2個積タイプ3個積タイプが存在する。最近では、輸送力増強のため4個積タイプも登場している。2個積タイプの荷重は60t、3個積タイプは80tであるのに対し、4個積タイプの荷重は110tに達する。

110t_hotcoil_2   Hotcoil110t_side

■くろがね線で活躍する110t積ホットコイル台車(無番) 2010年

この貨車は、Y製鐵所の構内輸送を担当するN運輸が、2007年に独自に設計・製造したものである。台枠とコイルスキッド(コイルを支える台座)は中国・大連で製作し、これに、かねてより遊休貨車となっていた250t積鋼塊貨車の2軸ボギー台車を組み合わせたものである。この貨車の稼動により、月あたりおよそ2,500tの輸送力増強が可能になった。

Hotcoil110t_top
■台枠は新製だが台車は在来車の流用品

台枠のアルファベット2文字の記号は、黄色記号が「J1」、白記号が「JM」であった。くろがね線で何度か撮影しているのだが、毎回決まってこの記号である。貨車毎にユニークな記号であることを考えると、まだ1両しか存在しないのかもしれない。

【参考】

  • 「八幡製鐵所構内鉄道輸送効率化に各部門の総力で貢献」、日鐵運輸トピックスニュース、2008年4月14日

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2010年8月16日 (月)

★祝★85000アクセス突破!! 485系国鉄色雷鳥 - 鳩原俯瞰

最近は、時事ネタ・地元ネタが定着しつつある、恒例のアクセス突破記念。今回は、お盆休みを利用して西日本へ遠征中に撮影した一コマから。

Raicho

■新疋田から敦賀に向けて下り坂を駆け下りる雷鳥95号。   2010年8月13日

鳩原俯瞰といえば、ループ線になっている上り線が下り線をオーバークロスする場所が有名なようです。トラベルミステリー好きな方には、西村京太郎『L特急雷鳥九号殺人事件』で、証拠の拳銃が発見される場所、といった方が分かりやすいでしょうか(笑)

2010年8月現在、雷鳥号に使用されている485系は国鉄色で人気があるようですが、有名な撮影場所では、先頭はパノラマグリーン車になります。しかし山の反対側からは、このようにオリジナル先頭車の下り列車を俯瞰することができます。国鉄特急の雰囲気が出るのは、下り列車の方ですね。

通常は6両編成の雷鳥ですが、お盆期間中は3両増結して9両編成になりました。しかも増結された3両は…

Raicho_zoketsu

モハを電装解除したサハに、キノコクーラーのモハユニット若番車です。

私鉄のレトロ車両や産業鉄道が記事の多くを占めている弊ブログですが、たまにはこういうのも良いでしょう。

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2010年8月 3日 (火)

★仙台★新幹線総合車両センターのスイッチャー

 以前スイッチャーの記事で、撮影が困難な拠点の代表格が製鉄所であると述べました。今回紹介するのは、製鉄所ほど撮影困難ではないものの、通常の専用線とはやや勝手が異なり、難易度的にはちょうど両者の中間に相当する「車両基地のスイッチャー」です。

JR東日本・新幹線総合車両センターは、JR東日本の新幹線車両基地と工場を統合した施設です。かつて国鉄時代には、仙台第一新幹線運転所と仙台工場に分かれており、現在でも車両基地と工場の敷地は川を挟んで離れたところにあります。ここでは、毎年夏休みの時期に工場公開イベント『新幹線車両基地まつり』が開催されています。車両基地のイベントで付き物なのが、イベント開始前と終了後の入換。この車両センターにはスイッチャーが配置されているはずですから、展示する新幹線車両がスイッチャーに牽引されて移動していくシーンを見られるのではないか、そんな期待を抱きながら、友人と3人で夜行バスで駆けつけることにしました。

新利府駅で下車し、工場と車両基地の間の回送線を撮影できるポイントに到着したのが朝7時前。夏の7時はもう真昼間のような暑さで、日差しを遮蔽するものは一切ありません。このまま何も収穫がなかったら…と不安がよぎった、その矢先…

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■イベント当日の朝一番で、工場から電留線へ移動する、E6系。 2010年7月24日

これは嬉しいサプライズ! 先日報道公開されたばかりの、秋田新幹線こまち用新型車両E6系の登場です! 逆光ですが雰囲気は伝わると思います。E6系は、このまま車両基地の東側に留置され、イベント来訪者にその存在感をアピールしていました。

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■E5系と連結されて展示されるスイッチャー。  2010年7月24日

このイベントは本来9:30開場のはずですが、8時を過ぎるとなぜかゲートが開き、なし崩し的に入場が許可されてしまいました。おそらく、新利府駅のホームのキャパシティを越える来場者がいたためでしょう。入場して真っ先に目を惹いたのは、E5系に連結されたスイッチャーです。逆光で撮影には向いていませんので、天気が曇るまで会場内をうろつくことにします。

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■トラバーサー実演の様子。          2010年7月24日

広い敷地内の至る所で様々なイベントが企画されていますが、私が興味を持ったのがトラバーサー実演。使用されるのは、組立工場と台車工場の間にある第1トラバーサーです(第3まであります)。このトラバーサーを製作したのは、日本全国の貨物駅に納入されている貨車移動機のメーカーとして有名な、協三工業です。

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実演ですから、ただトラバーサーを動かすだけでなく、きちんと車両を乗せるところから始まります。この辺は本格的ですね。そして、トラバーサーに乗せるために車両を押しているスイッチャーか移動機があるはずと思い、後方を注視していると…

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仮台車による自走でした。ちょっと拍子抜けです。工場内を探してもスイッチャーは見当たりませんでした。

天気も曇ってきましたので、気を取り直して最初のスイッチャーを撮影することにします。

Ant20tonhj_1end

■スイッチャーの1エンド側。典型的な北陸重機の規格型。  2010年7月24日

この車両センターに配置されているスイッチャーは、意匠から判断すると北陸重機製の規格型2軸機です。JR東海の浜松工場にも同型機が配置されていますが、真っ先に分かる相違点は連結器です。浜松工場が在来線車両も扱う工場なのに対し、ここは新幹線専業ですから、連結器は新幹線用の密着連結器のみを装備しています。BP管の引き通しも必要ありませんから、ブレーキーホースもなく、端梁部は大変スッキリしています。

Ant20tonhj_2end

■2エンド側の明かり窓がいかにも北陸重機。 2010年7月24日

牽引車両連結面側の視界が良いのも、北陸重機製の特徴です。

Mp_ant20t

■スイッチャーの銘盤。アント工業の本社所在地の住所「新橋」が、
 「SHI
MBASHI」ではなく「SHINBASHI」
となっている。銘盤には打刻ミスが絶えない。

メーカーズプレートを拡大してみると、アント工業製になっています。アント工業は、協三工業と並ぶ移動機メーカーです。ただし、協三工業の移動機はスイッチャータイプなのに対して、アントは小型台車にエンジンが付いただけのようなものが多くなっています。

  • 型  式 : ANT-20TON-HJ
  • 製造年月: 2005年3月
  • 製造所 : アント工業
  • 製造番号: 0130
  • 重  量 : 20t

アント社がスイッチャーを内製しているとは思えませんでしたが、型式を見て納得です。型式の最後の「HJ」は、北陸重機のOEM品であることを表しているからです。つまり実際にこの車両を製作したのは北陸重機というわけです。同社のホームページの納入実績にも、JR東日本に20tディーゼル機関車をOEM供給で納入した旨が記載されています。

●その他のスイッチャー

 さて、そろそろこの辺で、疑問を抱く方が出てくるのではないでしょうか。JR東日本の新幹線車両の整備を一手に担う大型車両工場&車両基地に、なぜスイッチャーが1台しか配置されていないのでしょうか。ふつうこの規模であれば3台程度はいてもおかしくないのではないか、そう思いませんか? 実は、新幹線車両の構成に謎を解決するためのヒントがあります。

JR東海の新幹線はすべて16両編成です。このため、車両を検査するには運転台の無い車両単位で分割して移動する必要があります。その結果、以前の記事で紹介したように、車両の移動にはスイッチャーが必要になります。

いっぽう、JR東日本の新幹線はどうでしょうか。八戸延伸時に10両編成化されたE2系を除き、大半が6~8両編成です。このためE4系などは、当初から入換運転を考慮して設計されており、4+4に分割しても4両だけで自走できるのです。こうなってはスイッチャーの出る幕はありません。工場内で車両を小移動する際は、協三工業製・アント工業製の移動機(アント)が各1台ありますからこれで充分であり、長い編成を移動するためのスイッチャーは、1台あれば事足りると言うわけです。

それでは、かつて200系全盛だった頃はどうだったのでしょうか。200系には入換運転機能などありませんから、現在のJR東海浜松工場同様に、スイッチャーがもっと必要だったはずです。E系列が導入されて、必要なくなったスイッチャーはどこへ行ったのでしょうか。

去って行ったスイッチャーを追い求めて、翌25日にJR東海浜松工場を訪れてみました。こちらの車両工場も、ちょうど同じ時期に公開イベント『新幹線なるほど発見デー』を開催しているのです。そして、仙台で活躍していたスイッチャー2台のうち1台が、まだ現役で活躍しています。

Hamamatsu_l6

■イベントで展示されたスイッチャー、L6。機械番号06-28-01-006。  2010年7月25日

こちらがJR東日本 仙台総合車両所から譲渡された、L6です。協三工業製の15t機で、左右非対称の半キャブになっています。詳細は、以前の記事で紹介済みですので割愛します。

Hamamatsu_l9

■L9は北陸重機製。機番06-28-01-009   2010年7月25日

同時に展示されていたL9は、北陸重機製20t機で、浜松工場へ新製配置されたものです。以前の記事で動くところを紹介しましたが、今回は前面に車両が連結されていない綺麗な姿を見ることが出来ましたので、ついでに紹介します。

  • 記号番号 : L6
  • 製造年月 : 1992年(平成4年)2月
  • 製造所  : 日本車輌製造
  • 製造番号 : 3397
  • 自  重 : 20t

日車のメーカーズプレートをつけていますが、冒頭の仙台のスイッチャーと同型で、北陸重機のOEM品です。

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■L-11もやはり北陸重機製。機番06-28-01-0011   2010年7月25日

こちらのL11も以前紹介しました。アントの銘盤をつけていますが、北陸重機のOEM品です。こちらも、車両を連結していない状態の1エンド側を撮影することができました。

L6_l9_l11

■まるでスイッチャーが主役と言わんばかりの配置。   2010年7月25日

目玉であるはずの100系新幹線食堂車が端に追いやられ、スイッチャーメインで展示されています。とても新幹線のイベントとは思えませんね。嬉しいやら嬉しいやら。

 土日二日間で仙台から浜松まで駆け巡り、25日午前中は新京成800形さよなら運転まで掛持ちしたため、やや疲れが残る週末となってしまいました。仙台のスイッチャーの動くところは撮ることができませんでしたが、その元同僚を浜松まで追いかけて撮ることができたのは、良かったと思います。

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