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2010年12月

2010年12月26日 (日)

◆京急貨電◆デト17・18の改造後初仕業

 2010年5月30日のイベントでお披露目された、京浜急行のデト17・18形貨物電車。京急1000形電車の引退に伴い、同じ部品を使用している貨電6両の走行装置が、順次1500形電車のものに換装されることになりました。その第一陣が、デト17・18形というわけです。

従来は、稼働している貨電はデト11・12形であることが多く、デト15・16形は予備機、デト17・18は予備の予備ということで、なかなか目撃する機会がありませんでした。しかしこの時期は、前述の改造工事によりデト11・12形が京急ファインテック久里浜事業所へ入場中でしたので、デト15・16形が常時動き、デト17・18形が予備の扱いでした。

 そんな折、6月21日に京成3050形電車の輸送が行われることになったため、ついでに貨電も撮影することにしました。品川から快速特急に乗り神奈川新町を通過中、駅の北側に引き出されている貨電を目撃しましたが、そこにいたのは、どういうわけかこの時期に新町検車区に常駐していたデト15・16形ではなく、デト17・18形でした。

 貨電の撮影場所はいろいろ考えられますが、この日は朝から小雨が降っていたため、屋根のあるところを選びました。

Deto1718_kamiooka
■上大岡を通過して高架区間をゆくデト17・18  2010年6月21日 10:56頃

高架線を俯瞰できるところはなかなかありませんが、探せばないこともありません。無論、私有地は厳禁です。荷物はデト17形の方に積んでいるようです。

撮影後、後続の快特で追いかけます。金沢検車区で荷役に1時間程度かかりますから、その間に先回りします。

Deto1718_hakkei
■京急ファインテック久里浜事業所へ向かう貨電  2010年6月21日12:25、金沢文庫-金沢八景

車両基地脇の定番位置から。上大岡の写真と比べると、荷の量が若干変わっていることがわかります。

この日、京成3600形電車が3050形を東急車輛まで引き取りに来るのは、13時過ぎの予定でしたから、それまでに駅前の喫茶店で昼食をとり、

Keisei_turbo

到着と……

Keisei_turbo_into_109

入換を撮影します。伝統的に、この場所での撮影は問題ないことが多いようです。

 この後一緒に撮影した方に聞いてみると、上りの貨電の通過は10分後とのこと。あわてて北側の歩道橋まで移動します。

Deto1817_hakkei
■複々線区間の内側を上る    2010年6月21日14:05、金沢八景-金沢文庫

複々線の外側を走行してきたら「万事休す」でしたが、内側を走行してくれました。

Deto1817_hakkei2

ひきつけてもう1枚撮影。下り列車と比べると、荷の種類が再び変わっています。この後、貨電は金沢文庫から金沢検車区へと移動します。

Deto17_daisya
■1500形の電装解除・VVVF化により捻出した台車を装備するデト17

移動中に、デト17の側面を撮影することができました。以前撮影したデト16のそれと比較すると、違いがよくわかると思います。

Deto16_daisya
■デト16の走行装置は、1000形電車の廃車発生品  2010年6月13日

デト16の台車は、1000形同様コイルバネです。

Deto1817_bunko
■金沢検車区へ進入するデト17・18

金沢検車区で荷役している間に再び先回りして、撮れる場所を探します。横浜駅付近の都会的な風景が好きなので、線路がたくさん並んでいるJR並走区間を選んでみました。

Deto1817_yokohama
■JRとの並走区間をゆく、デト18・17   2010年6月21日15:32、横浜-神奈川

この区間は列車密度が非常に高いため、上下双方の列車が少しでも遅延すると、貨電の手前に下り列車が被ってしまいますので要注意です。

さて、これで上下計4本の貨電を撮影することができましたが、まだこれで終わりではありません。最後に新町検車区の入換を撮影してこそ漢です。

Deto1817_shimmachi
■神奈川新町到着後、新町検車区で入換を行う  2010年6月21日15:48

後続の列車で追いかけ、神奈川新町駅下車。新町検車区の着発線に入線していた貨電は、再び入換で北側へと移動し、

Deto1718_shimmachi2

一旦停止ののち、1~2分ほどで

Deto1817_shimmachi3

西側にある留置線へと戻っていきました。出発前にも、同様の入換(西側の留置線から着発線への引き出し)が行われますが、それは出発日当日ではなく、以前お知らせしたように、前日の午前中になります。出発日当日に着発線から駅への入換を撮影していると、貨電を先行して走る快特に間に合わず、金沢文庫以北で下り貨電を撮影できなくなりますのでお勧めしません。

●デト17・18形の改造後本線初仕業

 既報の通り、私が撮影した2010年6月21日は、デト17・18形が改造後初仕業についた日でした。これでいよいよ、最後まで抵抗制御のまま残っていたデト15・16形がいつでも改造のため工場へと入場できることになります。この日の貨電は完全についででしたが、思わぬ成果となりました。

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2010年12月25日 (土)

▲三菱化学▲四日市事業所専用線(特殊運用)

 塩浜の三菱化学専用線については、昨年特集を組んだのでもう語るべきことも無いかと思っていたが、まだ撮り残しがあることに今更ながら気づいた。それは、常日頃情報交換でお世話になっているブログ「奥野君の専用線日記」でたびたび登場する、スイッチャーの特殊運用である。幸い、前日12月22日の13時頃、関東で運行されている72列車に酸化エチレンコンテナ車が4両連結されたとの情報を入手していたので、祝日となる翌23日は朝から安心して撮影に出向くことができた。

20101223_dd51x2eox4

■酸化エチレンタンクコンテナのみで組成された251列車。 2010年12月23日、四日市-塩浜

 天気も良いのでJR四日市駅でレンタサイクルを借り、 およそ10分で撮影地に到着。冬季とあって、塩浜駅発着の石油貨物列車が祝日もお構いなしに運行されている。251列車は、普段より若干遅れて近鉄海山道駅付近を通過。先頭は国鉄色のDD51形847号機。撮影者は、陸橋の上や海山道駅周辺など合わせて10~15名程であろうか。

Db252_infrontof_miyamado
■工場から出場し、近鉄海山道駅前で待機するスイッチャーDB252

正午過ぎの入換は、いつもの通りDB252。塩浜から酸化エチレンコキがやってくるのは12時45分頃で、まだ時間に余裕がある。早速、輸送担当の方に色々話を伺ってみた。

●専用線の最終稼働日

 メーカーから発表されている当専用線の正式な廃止時期は、昨年お伝えした通り2011年3月である。輸送を担当する物流倉庫会社の方によれば、2011年1月も運行計画があり、年明け以降も、毎日ではないものの専用線の運行は継続されるとのこと。例えば1月の場合、1日~31日の間に運行する日が11日あるようだ。最近は木曜到着便が運休になることが多く、年明けからは土曜到着便もほとんどなくなるとのこと(日月到着便はもともと運休)。したがって、もし年明け以降に撮影するならば、毎週火・水・金の到着便を狙うことになりそうだ。なお一部雑誌の連載記事において、この専用線が2010年12月で廃止されるとの怪情報も流れたようだが、まったくそのようなことはないので、惑わされないよう注意したい。

●スイッチャーの重連運用

 なかなか遭遇しないこの特殊運用だが、聞いてみると、工場内の入換の都合で必然的に重連になってしまうことがあるとのこと。当初は、慣らし運転など動かすこと自体に意味があるのかと思っていたが、どうやらそういうわけではなさそうである。荷役の手順はあらかじめ決められていて、その日に重連になるかどうかは、工場内で入れ換える貨車の長さなどが影響しているようである。そして、お話しする中で、なんとこの日の午後の入換が重連になることが判明した。

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■酸化エチレンタンクコンテナを工場へ引き込むスイッチャー

正午過ぎの引き込みを撮影し、午後に備えることにする。この後、南四日市駅の山九の全検明け日車25t機を撮影し、石油メーカーS社専用線沿いにあるすき家で昼食後、塩浜駅の入換を撮影して、14時15分頃に塩浜街道の踏切でスタンバイ。

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■空になったタンクコンテナを引き出す重連スイッチャー。 2010年12月23日

遂にやってきた!念願の重連スイッチャー。先頭よりDB252+DB251の順序。通過後すかさず自転車で先回りし、

Db252_db251_w_eox4_arrival

小ヤード進入を撮影して、

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機回しも撮影する。

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重連スイッチャー公式側をよく観察してみると、エンジンを動かしているのはDB251(扉が開いている方)だけのようであった。

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■本日の任務を終え、塩浜街道を横断して工場へ戻る重連。  2010年12月23日

DD51形が貨車を受け取ると、重連スイッチャーは速やかに工場へ戻っていった。正午過ぎの入換とは異なり、表に出ている時間は10分もない。

 それにしても奇妙なのは、撮影者が私一人であるということ。祝日だというのに、塩浜街道の踏切にも、海山道駅前小ヤードにも、北側の陸橋にも、撮影者は一人もいなかった。正午過ぎの喧騒は、やはりDD51形重連目当てだったのだろうか。スイッチャー撮影は所詮マイナーな趣味なのだろう。

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2010年12月23日 (木)

★祝★130000アクセス突破!! 北総鉄道7260形電車の力走

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■荒川橋梁を渡る7260形普通・印西牧の原行き    2010年7月7日

 京成3300形電車3本がリバイバルカラー化されてから、早いものでもう1年以上が過ぎました。2010年7月に金町線京成高砂駅が高架化されると、オリジナルカラーを保ちつつラッピングを施された「寅さん電車」や「こち亀電車」まで出現し、更には譲渡車であるこの7260形(元・京成3300形)まで現役とくれば、まさに百花繚乱です。

Hokuso72602
■羽田空港トンネルから顔を出した7260形 2010年12月18日、穴守稲荷

北総線系統の直通列車は、京急線内では別種別になります。大抵の場合、印西牧の原往復便が「エアポート急行」、成田スカイアクセス経由成田空港往復便が「エアポート快特」ですね。したがって写真の種別幕は、京急線内でしか撮ることはできません。前面に巻かれた空色の帯に、種別幕の地色が違和感無く溶け込んでいます。

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2010年12月20日 (月)

★名鉄デキ600形★大江駅の入換(後編)

 2010年11月15日、名古屋市交通局鶴舞線用新車の甲種輸送に伴う大江駅での入換を撮影しましたが、一つ宿題が残っていました。それは、午前中に大江駅で実施される、デキ600形重連入換の撮影です。

 15日の撮影時の経験を踏まえると、デキ重連が11番線から6番線へ移動するのは、10時半から13時の間ということになります。しかも、入換を行う側の心理になって考えると、正午から13時までは休みたいはずですから、動くのは自ずと10時半から正午までに限定されます。

 夜行バスで名古屋に到着し、早朝から10時頃まで木曽川で117系などを撮影した後、10時50分頃おもむろに大江を訪ねてみました。すると……

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■大江駅構内に留置中のデキ600形3重連    2010年12月1日

これはどういうわけでしょうか。通常重連で控えているはずのデキ600形が、なんと3重連です。俄然興味が沸いてきました。

 11時を過ぎた頃、それまで6番線に停車していた車両が移動を始めます。

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この車両が6番線に停車している間は、入換はありません。一つのバロメーターになりますね。

 デキ600形に運転士が乗り込むと、低い唸りを上げながら3両のまま動き始めます。途中で一旦停止したため、1両を残して重連だけが6番線へ移動するのかと思いきや……

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3重連のまま近づいてきました! デキ600形3重連が動くのを見たのは、生まれて初めてです。

Deki600x3_stop_end

北側に移動すると、

Deki600x3_start_coming

2分もしないうちに進行方向を変え、6番線へ進入します。そして重連(デキ603+604)を置き去りにすると、

Deki601_devided

切り離されたデキ601は単機で北側へと戻ってきます。そして……

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なぜか私が写真を撮りやすい位置で一旦停止します。入換の都合でしょうか。

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再び動き始めると、旅客車を横目に見ながら北側へ移動し、

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11番線へ転線していきます。築港線との並びも見られました。

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やはり、どういうわけか私が写真を撮りやすい位置で一旦停止し、

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再起動すると、

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11番線の奥へと戻っていきました。

あっという間の出来事でしたが、前回撮影できなかったデキの入換シーンをゲットし、感無量。

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2010年12月19日 (日)

★名鉄デキ600形★大江駅の入換(前編)

 朝から大阪市交通局緑木検車場を見学し、午後は近鉄のイベントを掛け持ちした日曜日の夜、宿泊地に選んだのは、名古屋。翌月曜日に、名古屋市交通局桜通線の新車輸送が計画されていたため、それに伴って名鉄の電気機関車デキ600形が動くところを撮影しようと目論んだわけです。

 栄のホテルに向かう前に、念のため大江駅を偵察してみると…

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■暗闇に佇むデキ600形重連    2010年11月14日、名鉄常滑線大江駅

……いました。11番線に留置された、デキ600形重連です。写真には写っていませんが、一本東側の10番線には、チキに連結された状態のデキ600形がもう1両います。

名古屋臨海鉄道経由で甲種輸送されてきた新車が入線するのは、これまでの新車輸送の前例では6番線、つまり最も東側(常滑線ホーム寄り)の線路でした。新車は、甲種輸送があった日の深夜にデキによるプッシュプルで6番線を発車し金山へ向かいます。ここで犬山寄りのデキ1両を切り離し、今度はスイッチバックして名古屋市交通局日進工場のある赤池駅へと向かいます。したがって、明日月曜日に新車が到着するまでの間に、必ずデキ重連を6番線の南側へ移動しなければなりませんし、新車の到着後は、残りのデキ1両を新車の北側に連結する必要もあります。つまり、甲種輸送の日だけで明るい時間帯に都合2回の入換を見ることがデキるわけです(笑)

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■11番線と10番線で待機するデキ600形3両 2010年11月15日、大江

 さて、早速当日朝9時前に大江に到着してみると、機関車の配置は前夜と同じでした。しかし違いは、3両ともパンタグラフを上げていることです。10時半頃まで待ってみましたが動きが無いので、赤池駅の日進工場の様子を探ってみることにしました。

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■名古屋市交通局日進車庫。鶴舞線のほか桜通線の検査も担当する 2010年11月15日、日進車庫

 この工場には、日車の35t入換用ディーゼル機関車が配置されているのですが、まだ表に姿を見せてはいないようです。デキに牽かれた新車が到着するのは深夜(火曜日午前2時頃)のようですから、まだ機関車を引き出す必要すらないのかもしれません。正午過ぎまで観察して動きがなかったので、再び大江駅へと戻ります。すると……

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■6番線に移動したデキ603+604  2010年11月15日、大江

……やられました。デキ重連は、既に6番線の南側へ移動していました。

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再チャレンジが必要になってしまいましたが、この失敗が、後の思わぬ成果をもたらすことになります。それはまた、次回に。

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■名古屋市交通局桜通線用6050形の甲種輸送 2010年12月1日、大府駅付近

 日車豊川から東港向けの甲種輸送は、東海道本線上もディーゼル機関車によって牽引されるようです。俯瞰できるところを探してみたのですが、三河大塚-三河三谷の有名ポイント以外にはまったく見つかりませんでした。そこで無理やりですが、大府駅徒歩10分のとある場所から撮ってみました。比較的最近できた施設のようです。夏になり隣のマンションの影が短くなれば、先頭をもっと近くまで引きつけて撮れるので、ビームの煩わしさも軽減しそうです。

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■名古屋臨海鉄道ND5527に牽引される6050形 2010年11月15日、名電築港

新車は、名古屋臨海鉄道東築線を経由し、名電築港駅へ到着。

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■最後尾はND5528。プッシュプルは普段通りの組み合わせ 2010年11月15日、名電築港

有名な単線同士の平面交差を通過。交差部分のレールは、名古屋臨海鉄道沿線にある製鉄所「大同特殊鋼」の製品です。

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■ND5527の推進で6番線へ入線する6050形。 2010年11月15日、大江

大江駅に到着した新車は、一旦犬山側へ引き上げると、推進運転で6番線へ進入します。

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連結はされず、少しはなれたところに留置されます。臨海の機関車はすぐに自社線内へ戻っていきます。

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大江に到着した名古屋市交通局の新車、6050形。野並-徳重間の延伸用に増備されるものです。

まだ入換まで時間がありそうでしたので、ここで大江駅の職員にある許可を得ておきます。ほかでもない、写真撮影のために築港線のホームへ入らせていただくための許可です。大江駅では、常滑線と築港線の連絡改札を通過すると切符が回収されてしまいます。撮影のために何度も行き来するには有人改札を通過する必要があり、事前許可が不可欠なのです。常滑線の4番線ホームから撮ってもいいのですが、4番線には、優等列車退避のために各駅停車がほぼ常時停車していますので、撮影場所が限定されてしまいます。

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■デキ重連が移動し6050形に連結    2010年11月15日、大江

 早速築港線のホームへ移動します。16時半頃になると、6番線の重連デキが少しだけ北側へ移動し、6050形に連結されました。

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すると今度は、10番線のデキにも運転士らしき人が移動していきます。このとき築港線ホームには電車が停車中でしたので、すかさず駅員に声をかけて4番線へ移動します。

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10番線を出て築港線と並ぶ、デキ601。北側へ移動したのを見届けたら、再び築港線のホームへ。

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デキ601は今度は6番線へ入線し、

Deki601_stop_6050_deki600x2

6050形と連結されます。これにて入換は終了、いつでも出発できる状態になりました。

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入換2回のうち1回は逃しましたが、再訪を誓い、現場を後にしました。

(つづく)

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2010年12月18日 (土)

ようやく脱稿

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■神戸製鋼高砂製作所で貨車を入れ換える構内用機関車DL3。
 日車35tの規格型で、専用線に同型機も多い。   2010年夏

 金曜日未明、依頼されていた原稿をようやく仕上ることができました。先週は、後半からノロウィルスに感染してしまい、色々なことにまったく手がつけられませんでした。執筆にかけられたのは実質4日間しかなかったので、準備不足な感は否めませんが、お楽しみいただければ幸いです。来月発売のとある雑誌でお会いしましょう。

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2010年12月 7日 (火)

★惜別★北陸鉄道ED301形電気機関車 最後の公開運転

 ブログのアクセス解析をしていると、どうも最近ED301の検索ワードでやってくる方が多いようです。といっても、松本電鉄や十和田観光電鉄のそれではなく、11月に若桜鉄道へ譲渡された、元・北陸鉄道ED301形電気機関車がお目当てのようです。弊ブログでは、松電ととうてつの機関車は紹介済ですが北陸鉄道がまだでしたので、この機会に紹介しておきます。

『北陸鉄道 親子運転体験教室』

 北陸鉄道のホームページに掲載されていたこの告知を見つけ、鶴来駅へ駆けつけたのが、2010年8月1日。親子限定でED301形電気機関車の体験運転ができるという、マニア受けしそうに無いこじんまりとしたイベントです。しかし、構内を行ったり来たりするので撮影するには好都合です。

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■除雪用モーターカーや7700系と並んだED301 2010年8月1日、鶴来駅構内

 イベントは、9時から講習会が始まり、運転は10時からということでしたので、良い按配の適当な時刻に現地入りしてみました。まぁ、単に寝坊して到着が遅れたというのが真相ですが。

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駅の裏側に回り込めば、障害物無しで撮影することができます。観察していると、運転はおよそ4~5分おき。車庫の奥を出発して駅構内まで80mほどの距離を、1人あたり2往復程度運転しているようです。写真に飽きたら動画撮影も楽しむことができます。

この機関車のスペックについては、既に多くの方が記録を残しています。私鉄の機関車といえば杉田肇氏の調査データが有名ですが、この機関車は平成6年に台車や主電動機が換装されていますので、寺田裕一氏の調査データを引用させていただくことにします。

  • 形  式 : ED30
  • 記号番号: ED301
  • 製造年 : 1954年(昭和29年)10月
  • 製造所 : 東洋電機・東洋工機
  • 全  長 : 11,600mm
  •   幅   : 2,700mm
  • 高  さ :  4,150mm
  • 自  重 : 30t
  • 主電動機: MT54
  • 出  力 : 120kW×4
  • 台  車 : FS342
  • 制御装置: 電磁空気単位スイッチ式
  • 制動装置: AMM-C、発電プレーキ付

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車庫の奥から駅構内をのぞいてみました。普段は立入禁止のエリアですから、こういったアングルで撮影できる機会はなかなかありません。

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車庫の奥に戻ってきたED301。前頭部のラッセルヘッドは、どちらかというと巨大なスノープラウといった風情。

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除雪用モーターカーとの並びも実現。鉄道マニア皆無の牧歌的なイベントでしたが、のんびり楽しむことができました。

◆突然の引退と譲渡話

 イベントを楽しんだ矢先、あまりにも突然そのニュースは入ってきました。

北陸鉄道石川線所属車両の譲渡先募集について

2010年8月12日、北陸鉄道がホームページ上でED301形電気機関車の譲渡を発表したのです。いま振り返ってみれば、引退前最後のファン向けのイベント走行と言えなくも無いですが、あまりにあっけない最期でした。譲渡先が非電化の第三セクターというのが気になりますが、末永く大切に保存されることを祈っています。

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2010年12月 5日 (日)

★祝★125000アクセス突破!! 南部縦貫鉄道キハの運転

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■レールバスの運行を見守る車掌さん  2010年5月2日、旧七戸駅構内

 東北新幹線最後の区間となる八戸-新青森間が、2010年12月4日開業しました。鹿児島生まれの私にとっては、来年3月に控える九州新幹線全通&山陽新幹線との相互乗り入れの方がはるかにインパクトの大きいイベントであり、青森県内で線路が一寸延びるだけ(失礼)では、正直なところあまり興味が持てません。その新規開業区間の途中にあるのが七戸十和田駅。1997年5月に運行休止した南部縦貫鉄道の七戸駅にも近い(?)、十和田市の新たな玄関駅です。

南部縦貫鉄道では、2005年以来、毎年5月に七戸駅の構内線路を使用して動態保存車両の運行が行われてきましたが、今年は新幹線が開業するとあって、開業日に合わせて機関庫の公開が行われたようです。

Kiha_side
■煙を吐きながら軽快に走るレールバス  2010年5月2日、旧七戸駅構内

5月のイベントでは七戸駅が公開され、レールバスの運行を撮影したり、乗車することができました。キハ101、102共に富士重工製の規格型ではありますが、いまとなっては貴重な車両といえるでしょう。車体中央の床下には、銀色の円筒形の容器が吊り下げられ、パイプが屋上の排気塔へと繋がっています。これはおそらくスパレスター(防爆のために火の粉を除去する装置)ではないでしょうか。消音器にしてはちょっとゴツい気がします。

Kiha_doubletraction

イベントの最後には重連運転も実施されました。総括制御はできませんから、前後2両とも運転士が乗務しています。運行開始直後に連結が外れて繋ぎなおしたり、いろいろ大変でした。関係者のご苦労が偲ばれます。

Kiha_x2

最後は晴れ上がった空の下で、2両並べての記念撮影会。

機関庫の中には、日立製作所製の産業用ディーゼル機関車も保存されているとのこと。来年はぜひ、そちらが動くところを見てみたいものです。その一助になればと思い、七戸駅構内の売店でレールバスの本を購入しました。芸文社から出版されている、

「日本レールバス大全」

がそれです。レールバスの何たるかを知りたい方には、大変良い教材だと思います。

Misterycar

駅前には、レールバスを模したオブジェが。中を覗いてみるとただのリアカーでした。どのような用途で使用されるのでしょうか。

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