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2011年6月29日 (水)

■安中■震災復旧直後のタキの入換

 2011年3月11日に東日本大震災が発生して以降運休が続いていた安中行き東邦亜鉛号ですが、6月1日宮下発の列車より運行が再開されました。3ヶ月弱の運休は、積荷の発送元である小名浜精錬所が震災の被害を受けたことに起因していますが、実は到着地の安中精錬所もまた、度重なる計画停電により操業を停止していたのです。運行再開を耳にした矢先の10日金曜日、出張先で午後仕事が終わり、そのまま直帰することになったため、安中駅に寄ってみました。

Db25_taki

 駅に着くと、日車25t機がアイドリング中です。新潟トランシス製の新型30t機は、写真右手の建屋の中に引き篭もっています。夜の入換は未だに日車25tが担当しているようです。理由は一応伺いましたが、色々あるようですね。

Db25_w_ef510arrival

17時半を過ぎると、JRの5781列車が到着します。牽引機はEF510-507号機でした。

Db25_vs_ef510

JRの機関車と荷主の機関車がバトンタッチする光景も様変わりしてしまいましたね。

Db25_w_takix12  Db25_w_takix2_w_10

日車25tがJRの側線に乗り入れてタキ12両編成と連結し、

Db25_w_takix2_3

2両切り離して専用線内に引き込みます。

Db25_w_takix2_coming

好きなアングルの一つ。JRの機関車は機回し中で、ずっと手前(横川寄り)にいます。そして…

Db25xef510

タキを引き込む日車25tと、EF510が偶然にも目の前ですれ違います。手前のスイッチャーは左へ、奥のJR機は右へ、それぞれ動いているさなかです。

実は、この2両が通常の入換ですれ違う場所は、1つ前の写真の架線柱が密集しているあたりになることが多いため、障害物のない場所ですれ違うのは非常に稀なのです。タイミングが数秒狂うだけで実現しないツーショットですね。

Db25_w_takix2_pulled

日車25tはタキ2両を山の工場へ推進していきます。10分ほどで単機で戻ってくると、また2両切り離して山へ推進していきます。これを3回繰り返し、15分ほど経過すると、

Db25_w_takix6down

荷役を終えた6両をまとめて駅へ引き出します。この入換は18時半頃ですから、撮影できるのは夏至前後に限られます。梅雨の時期を避けて7月に狙えば、もっと明るい中で撮影できそうな気がするかもしれませんが、実はそこが曲者です。

小名浜精錬所では、毎年7~8月のおよそ1ヶ月間、設備の定期修理のため亜鉛焼鉱の生産が停止します。停止期間中は、当然ながら亜鉛焼鉱輸送用のタキは編成から外れますので、安中でのタキの入換も行われません。定期修理が終わるのは早くてお盆明け、遅いときは9月にかかることもありますので、その頃にはもう日が短くなって撮影できなくなります。次のチャンスは来年、というわけです。こういうのは「撮れるうちに撮る」のが鉄則なのです。

一連の写真を撮影した日は、まだ亜鉛精鉱の輸送は再開しておらずトキの入換はありませんでした。再開したらまた寄ってみたいですね。

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