« ■東邦亜鉛号■タキのみ18両編成、送り込み回送か? | トップページ | ■三陸鉄道■開業25周年記念出版 《盛岡タイムス》 »

2011年9月 7日 (水)

★保存車★津山機関庫のスイッチャー

Tsuyamakylg10b7
■扇形期間庫内に並べられた保存車両   2011年5月1日、津山 

 JR西日本津山機関区跡地の扇形機関庫には、多くの国鉄型車両が保存されています。展示車両は、DD15形やキハ181、58、52形など、つい数年前まで現役だった車両が中心ですが、ここに来場しなければじっくり観察することのできないDE50形ディーゼル機関車も目玉の一つと言えそうです。

Tsuyamakylg10b1

2011年より、キハ181形、DD15形と共に保存車両に追加されたのが、この入換動車です。ここはJR西日本の施設ですから、入換動車も元々JR西日本が保有していたものです。左の解説では、貨物駅の入換動車に関する一般的な説明に続き、車両工場の入換動車にも言及しており、この車両の出自が窺えます。

Tsuyamakylg10b2

キャブの非公式側窓下に水色のプレートが付いており、「米子機械区」とあります。これは米子運転所の一部門であったと記憶しておりますが、駅隣接の運転所で動車が活躍しているのを見たことがありません。

Tsuyamakylg10b3

公式側を見ると、銘板が見つかりました。

Tsuyamakylg10b4 Tsuyamakylg10b5

1974年(昭和49年)協三工業製の10t機で、機械番号は06-28-01-003です。

さて、移動機調査の足がかりとなるのが、ないねん出版の『鉄道番外録6』。この本によると、ちょうど同じものが1994年11月後藤車両所で目撃されています。

Tsuyamakylg10b6

もちろん文献調査は後日談であって、見学当日はそのようなことを知るはずも無く、JRの職員をつかまえて「後藤あたりで使われてたのではないか?」という言質を取ってあります(笑) 別のボランティアスタッフ(たぶん地元の高校生でしょうか?)によれば、伯耆大山で使用されていた時期もあったようです。

伯耆大山って貨物駅ではないの?JR西日本の動車がJR貨物の業務に従事しているのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実例を挙げましょう。

Hokidaisenkylg20b_123 Hokidaisenkylg20b_123_yonago
■駅構内で待機する20t入換動車、06-28-01-123。  2011年5月2日

津山見学の翌日に撮影した、山陰本線伯耆大山駅の入換動車です。キャブ非公式側窓下には、津山の動車と同じように「米子機械区」のプレートが付いています。そして何よりキャブ側面の青いJRマーク。JR貨物ではなくJR西日本の入換動車であることを物語っています。この動車は、1993年3月、1996年12月にもこの駅での目撃がありますから、時々入れ替わって使用されているのでしょう。

 というわけで、津山の機関庫を見学しておきながらターンテーブルの写真は一切出ません。ご所望の方は、他の方のホームページやブログでお楽しみください(笑)

にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道路線・車両研究へ にほんブログ村 鉄道ブログ 貨物列車へ
にほんブログ村 (鉄道ブログポータルサイト)

【注意】
 当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

【著作権の表示】
 当ブログの著作権者は、特記の無い限り、私 「社長」です。当ブログのすべての文章・写真・図面および図表は、日本国の法律(著作権法)と国際条約によって保護されています。改変したものも含めて、著作権者に無断で複製・配布することは出来ません。

|

« ■東邦亜鉛号■タキのみ18両編成、送り込み回送か? | トップページ | ■三陸鉄道■開業25周年記念出版 《盛岡タイムス》 »

 C.協三工業のスイッチャー」カテゴリの記事

トロッコ・保存鉄道」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/63194/52673738

この記事へのトラックバック一覧です: ★保存車★津山機関庫のスイッチャー:

« ■東邦亜鉛号■タキのみ18両編成、送り込み回送か? | トップページ | ■三陸鉄道■開業25周年記念出版 《盛岡タイムス》 »