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2011年12月 9日 (金)

【くろがね線を読み解く】第98回 ■特殊スラブ積み台車

 今回紹介するのは、特殊なスラブを積んだ台車(貨車)である。台車そのものが特殊なわけではなく、積んでいるものが珍しいというパターンである。

D624_spslab
■D624の牽引により第一操車場に到着した特殊スラブ台車。   2010年

N社の一貫製鉄所のうち、O製鐵所やK製鐵所が大量生産品向きの工場なのに対して、Y製鐵所は高級品・特注品に特化した工場である。それが理由なのかどうかはわからないが、くろがね線で輸送されているスラブにはかなりのバリエーションがある。

60t_spslab

貨車そのものは何の変哲もない60t積みスラブ台車で、銘板を観察しても取り立てて特徴はない。

  • 形式: 60B-7 (60t積台車の7世代目)
  • 記号番号: ユタ2256 (56号車)
  • 自重: 14.3t(車両により異なる)
  • 製造年: 1967年(昭和42年)
  • 製造所: 日本車輌製造 名古屋

しかし、積荷のスラブの方はかなり変わっている。通常は、背後に写りこんでいるような、貨車の全長とほぼ同じ長さのスラブを3枚積んでいる。

Spslab

しかしこの台車に積まれているスラブは、厚みが(目視で)通常スラブの3倍ほどあり、全長は逆に1/3ほどである。角も尖っておらず丸みを帯びており、くろがね線でよく見かけるタイプとは風貌が異なる。おそらく、通常スラブを生産している連鋳のラインとは別のラインで生産されたものではなかろうか、と思う。

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