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2012年2月24日 (金)

★JR九州★小倉工場の入換機 DE10 1637

 日本全国の車両工場では、数多くのスイッチャーが活躍しています。JR九州小倉総合車両センターでは、2005年以降、DE10形1637号機がメインで使用されています。

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■検査中の815系を入れ換えるDE10 1637  2012年1月27日、小倉総合車両センター

 かつて九州では、車両の全般検査を小倉工場(現 小倉総合車両センター)と鹿児島工場(後の鹿児島総合車両センター) で分担して受け持っていましたが、2011年3月31日、鹿児島総合車両センターの工場機能廃止に伴い、現在は小倉がJR九州で唯一の全検施行工場となっています。加えてこの工場はJR貨物小倉車両所も併設しているため、JR九州の全車両(福岡市営地下鉄乗り入れ用303系を除く)のみならず、JR貨物の貨車や同社九州支社の機関車の全検まで請負っています。というわけで、平日にはかなり頻繁に入換シーンを見ることができます。

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2012年1月27日、くろがね線の撮影を終え16時前に向かってみると、815系の入換場面に遭遇しました。国鉄九州総局内の機関区や運転所に新製配置されたディーゼル機関車の例に漏れず、ナンバーの背景は赤く着色されています。この車両は、1974年川崎車輌(大阪車両部)製、製造番号3816、新製配置は熊本機関区でした。2004年3月に鹿児島総合車両所へと転属になりましたが、鹿児島では1755号機がもっぱら主力機として活躍しており、この1637号機は目立った活躍もなく翌2005年3月31日に付けで廃車になっています。車籍を失った後は、2012年2月現在まで、小倉工場(現 小倉総合車両センター)の車両入換機として使用されています。

小倉工場の入換機は、端梁の左右両側に操車掛が乗るためのステップが取り付けられているのが特徴です。これは先代のDD16形も同じです。

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815系を奥まで押し込んだ1637号機は、同じく入れ換えられた885系と並びます。885系の連結器がむき出しになっている姿は、あまりお目にかかることができません。水戸岡氏が885系のデザインを検討する際にモデルにしたとされるドイツのICE-Tや、その後登場したICE3は、分割併合の都合でよくこんな風に連結器をむき出しにしたまま時速300km/h以上で走っていますがね(笑)

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■途中駅で編成が分割されたICE3 2005/1/1 Stuttgart Hbf

一応、ドイツ旅行時に撮影した証拠写真を付けておきます。8+8の16連で運行されているICE3は、途中駅で編成が分割された後も連結器カバーを開いたまま走行することが少なくありません。JR東日本のE系列のように、発車して走行しながらカバーを自動的に閉じるような芸当はありません。

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815系を切り離して引き上げると、今度は隣の建屋からマヤ34形を引き出して留置し、動車庫へと帰っていきました。マヤが格納されている場所が判明したのは棚ボタでした。

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2010年の公開時に撮影した後位側。電車と連結するため、連結器は自動連結器と密着連結器から成る双頭連結器に改造されています。後位側の端梁にも左右にステップが取り付けられています。キャブの乗降扉には、入換時の視野を確保するためでしょうか、明かり窓も設けられていますね。

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