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2012年2月 4日 (土)

■仙石線■宮城野電車区の入換機

 先月上旬に東北を回ってきたのですが、仙台臨海鉄道取材の帰りしな、宮城野電車区(現 仙台車両センター宮城野派出所)の入換機を見ることができました。

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■仙台総合車両センター宮城野派出所全景    2012年1月9日

宮城野電車区は、1991年の仙石線仙台-苦竹間地下化にあわせ、陸前原ノ町電車区を福田町駅付近へ移転して発足しました。

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所内の北側には車両の検査をするための建屋があり、入換機も配置されています。とはいえ全般検査を実施できるほどの設備ではありません。全検対象となった車両は、石巻線経由で郡山総合車両センターまで回送されています。

かつては、電車区内の電車の入換と、軌道検測時にマヤを牽引するため、クモヤ145形事業用電車が配置されていましたが、2009年に今回紹介する入換機に置き換えられ、廃車になっています。軌道検測にマヤではなくEast i-Dを使用することになったのが決め手のようです。

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入換機は2009年アント工業製の箱型タイプで、機械番号は06-28-05-0001です。現在の仙石線はすべて4両編成で編成長が短く、車両を動かす範囲も限られているため、無線による遠隔操縦には対応していません。

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車両の絶対数が少ないため、アントによる入換を見られるチャンスは多くはありませんが、それにしてもなぜこのタイミングで車両を牽引する必要があるのでしょうか。

その答えは、意外なところにありました。地元在住の方のブログ を拝見したところ、この編成は撮影翌日(2012年1月10日)の深夜に、郡山総合車両センターまでトレーラーで陸送されたとのことです。東日本大震災の津波の影響で、仙石線の高城町以北は2012年1月9日現在不通となっており、車両を全般検査しようにも東北本線経由で回送することができません。そこで、トレーラーによる陸送が必要になり、宮城野派出所内で車両を分割しなければならなくなった、というわけです。205系は、クハとモハユニットが切り離されてしまえば自走することはできませんので、入換機の稼動頻度は高まるわけですね。

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