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2012年10月

2012年10月29日 (月)

【O工場の石灰石輸送】DS-7形ディーゼル機関車

 新潟県の産業車両メーカー北陸重機工業で新型機関車を製造しているとの情報をいただいたのは、数ヶ月前だったろうか。見た本人に聞いてみると「水色の4軸機」とのこと。これを聞いてすぐ脳裏に浮かんだのは、石巻港の製紙メーカーN社専用鉄道向け40tスイッチャーである。

2011年3月11日の東日本大震災に伴う津波により、その大部分を消失したN社専用鉄道は、2013年春の再開を目指して目下復旧工事中である。時期的に考えて、その「水色の4軸機」は新型ではなく、修理中のN社専用鉄道の40tスイッチャーではないのだろうか。その方にはそう伝えたのだが、本人曰く、いや新型だ、修理ではない。しかも国内向けであり輸出ではないと言い張って譲らない。専用線の新設が望めない昨今、日本国内で製鉄所以外に産業用機関車の新規需要などあるのだろうかと思いつつ、よく分からない情報として闇に葬り去っていた。

ところが今年秋になり、北陸重機のホームページがリニューアルされたので早速チェックしてみたところ、「糸魚川のお客様に45t機関車の新車納入」と題した記事が掲載されているのを発見した。見てみると、D社の制服を着用した複数の方が車体の細部をチェックしている様子が写っており、水色の4軸ディーゼル機関車はD社原石線向けとみて間違いなさそうである。10月~11月は、日本全国で車両工場公開イベントが目白押しとなるため、スケジュール調整が難しかったが、なんとか10月27日土曜日に午前中から行くことができた。

Ds7_01_2

 いつも通りの時間に向かうと、5分ほど早いが列車はやってきた。しかし山元側から貨車を推進しているのは、見慣れたDS-6ではなく、北陸重機のホームページに掲載されていた水色の機関車である。

Ds7_02

従来のスイッチャーより早い速度で積み込み設備へ向かうと、5分ほどで石灰石を積み、戻ってきた。スイッチャーの牽引力というのは、エンジン出力よりも軸重で決まるので、従来機の55tから45tへと軽量化している分、性能は劣っていそうだが、実際には想像以上に軽快に走行していった。何か粘着力を上げる工夫があるのかもしれない。

Ds7_04 Ds7_07_2

2012年、北陸重機工業製の45t 1エンジン機、DS-7。番号は、従来機DS-5、DS-6の続番で、銘板は、従来の同社の車両とは異なるタイプに変更された。右上は、2005年に神戸製鋼加古川製鉄所に納入された45t機DL104の銘板、その下がDS-7の銘板である。このように「北陸重機工業」ではなく、「北重」になっているのが特徴である。

Ds7_05 Ds7_06

北陸重機工業製の40tクラスのスイッチャーで似通った形態の車両を探すと、JR東北本線岩沼駅に連絡する製紙メーカーN社専用側線のDD40N1(右写真)が思い浮かぶ。比較してみると、キャブや窓の形状が異なるのを除けば、ボンネット上に配置された点検蓋の形状と枚数、ラジエーターや梯子の位置、台車形状などはほぼ同一で、類型機といえそうだ。

●撮影する際の注意点

Ds7_03

 午前中に、工場の警備の方がたまたま通りかかったので、呼び止めて話を伺うことができた。以下に、伺った通りの内容を掲載する。

  1. 青海川の対岸にあるセメント設備がハッキリ写るようなアングルで撮影するのは遠慮して欲しい。
  2. 積み込み設備を含め、工場の設備を撮影するのは遠慮して欲しい。
  3. かつてはフィルム没収もあったと聞いているので、その点に留意して欲しい。

こちらから声をかけたのは、どの程度まで許容されるのかについて、直接工場の方に確認したかったからにほかならない。ネット上には、積み込み設備の内部まで撮影した写真があるようだが、そのような写真を不特定多数が閲覧する場へ公開するのは、不用意であると言わざるを得ない。

企業の周りには、様々な利害関係者が存在する。写真というのは、企業秘密云々以前に、思わぬところから色々と指摘される材料に使われかねないものである。何も言われないから何を撮っても(それをWeb上にアップロードしても)構わないのだ、というのは極めて自己中心的な解釈であり、褒められたものではない。今後訪問される際は、上記3点に配慮していただければ幸いである。一部の鉄道マニアの行動が引き金となり、結果的に撮影禁止になった場所が数多くあることを、忘れないでいただきたい。

●2012年10月30日追記

 新潟日報のホームページにも、本機関車を含めた北陸重機工業の紹介記事があるので、参考までに紹介させていただく。(左クリックで別ウィンドウ起動)

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2012年10月25日 (木)

★395000アクセス突破★新京成電鉄くぬぎ山車輌検修場公開

 毎年10~11月にかけて日本全国の鉄道事業者で開催されている、車両基地・工場の公開イベント。近所にある新京成電鉄くぬぎ山車両基地でも、毎年秋に公開イベントが開催されています。

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 私は保育園から大学入学までを千葉県松戸市内で過ごしました(高校時代は、松戸から市外の県立高へ電車通学)。松戸市内を走る私鉄で最も馴染み深いのは総武流山電鉄ですが、その次に慣れ親しんでいたのが、新京成電鉄です。新京成電鉄は、沿線に路線網を張り巡らす「新京成バス」と共に、松戸・鎌ヶ谷・船橋・習志野市民の足として重要な役割を担っています。かく言う私も、高校時代は部活の練習試合や大会で他校を訪れる際に、しばしばお世話になりました。

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 くぬぎ山車両基地は、車両の検査・修繕を施行する「くぬぎ山車輌検修場」や、車両改造工事の委託先である串崎車輌などの協力会社を併設しています。串崎車輌は、京成電鉄の車体更新工事で名を馳せた大榮車輌の鉄道車輌部門を分社化した事業者です。

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 この車両基地は、子供の頃何度か敷地外から眺めたことがありますが、午後の遅い時間が順光となりますので、午前中は家で過ごし、午後のイベント終了間際に訪れました。

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 新京成電鉄は、千葉県北西部のみを走る準大手私鉄として地味な存在ではありますが、1980年代中頃からVVVFインバーター制御車8800形を大量投入するなど先進的な試みもあり、侮れない存在です。これに加えて、現在の路線の大部分が、旧陸軍鉄道連隊演習線の軌道敷きを再利用、あるいはそれに沿って敷設されたものであることも、特筆されます。もっともこのエピソードは、松戸市や船橋市の出身者ならば、義務教育のあいだに必ず習う内容ですが。

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 さて、全検を施行する工場があれば、編成を分割して車両を移動する必要がありますので、入換専用の移動機が必ず配置されています。くぬぎ山車輌検修場では、スイッチャーではなく軌陸両用のアントが使用されています。

一般には、アント工業製の車両入換用移動機械をアントと呼びますが、最近ではOEMが増えているので留意する必要があります。アント工業の銘板をつけていても、例えばスイッチャー(2軸機関車タイプの移動機)は北陸重機工業へ外注したものであったり、蓄電池駆動の移動機は神鋼電機(現 シンフォニアテクノロジー)へ外注するケースが増えており、アント工業以外のメーカーが製作していながらアントの銘板を付けている移動機も少なくないのが現実です。したがって、「アント工業以外の移動機をアントと呼称すべきではない」などといった一部の偏狭な鉄道マニアの議論は、あまり意味を成さないといえます。

Shinkeiseik06

 イベントでは、保線用モーターカーの乗車体験も行われます。

Shinkeiseik07 Shinkeiseik09 Shinkeiseik08

 モーターカーは、ボンネット端部に京成グループのロゴをつけていますが、京成ロゴ入りの黄色い保線車両は、実はちょっと珍しい存在です。というのも、京成電鉄の保線車両は通常、コーポレートカラーをイメージした塗装(クリーム色に、電車と同じ赤帯青帯)を纏っており、黄色い車両は多くないからです。京成グループの黄色い保線車両は、新京成電鉄と北総鉄道で見られます。(宗吾車両基地のスイッチャーは黄色ですが、これは保線車両に分類すべきものではありません)

 さて、車体に取り付けられた銘板を確認してみると、諸元は次の通りです。

  • 型   式 : WD-H150CA
  • 自   重 : 15.0t
  • 製造年月 : 1990年8月
  • 製造者  :  堀川工機
  • 製造番号 : 2159
  • 機関番号 : PD6-055697T

水平線では、360t(被牽引車の自重含む)を20km/h以上で牽引する能力があります。これは、堀川工機製の標準的なモーターカー の性能を遥かに上回るものです。動輪径も自重も一般のスイッチャー並に大きいです。ヘビーな使用環境を想定して発注されたのでしょうか。新京成線にはそれほど急な勾配は無かったと記憶しているのですが…。

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 ところで、北陸重機工業のホームページに掲載されている軌道車両の納入実績リストには、新京成電鉄も含まれていますが、沿線及び当車輌検修場内をいくら探しても、これまで北陸重機の銘板をつけた車両を見かけることはありませんでした。いっぽう、このモーターカーをよく観察してみると、キャブや前面窓、ラジエーターカバーの形状のそこかしこに北陸重機の特徴が色濃く出ており、この車両は北陸重機が堀川工機にOEM供給したものではないかと推察されます。納入リストには、「商社経由及びOEMの場合はエンドユーザー名を記載」との但し書きがありますし、本機の性能が標準的な堀川のモーターカーのそれとかけ離れているのも、他社OEM品ならば納得がいきます。

 なお当車両工場には、旧日本陸軍鉄道連隊九七式軽貨車などが保存されており、イベントでも毎年展示されていますが、既に編集長敬白のブログで詳しく紹介されています ので、本記事では割愛します。

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2012年10月22日 (月)

★福岡市営地下鉄★橋本のバッテリーロコ

 福岡市交通局七隈線の車両基地は、終点橋本駅の東側の地上に設けられています。橋本車両基地では、七隈線で使用されている3000系電車の検査・修繕を実施しており、全般検査を施行する際は、4両編成を1両ずつ切り離して分解整備します。自走できない電車を移動する必要があるため、この基地には入換専用の機関車が1両配置されています。

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■橋本車両基地に留置される、福岡市営地下鉄七隈線用3000系電車。

 福岡市交通局のホームページによると、3000系電車の全般検査は、1年あたり4~5編成(16~20両)のペースで実施されています。このため、編成を分割・組成するための入換も2ヶ月に1回程度の頻度でしか行われません。ですから、行き当たりばったりで訪問しても機関車を撮ることはできないわけです。

また橋本車両基地では毎年10月に公開イベントが開催されているのですが、入換用機関車が展示物になったのは過去一度きりらしく、ここ数年の展示物は保線用車両のみとなっています。したがって、イベント時に訪問して撮ることもできません。スイッチャーマニアにとっては、なかなか難儀なターゲットです。

 ところが、諦めかけていた矢先、とある若くて美人で親切な方から、こんな連絡が入りました。

  • 15t機関車は10月12日金曜日午前中に動くようですよ。

これはまたとないチャンスです。この一報が9月の頭だったのが幸いでした。元々、10~11月中に小倉へ訪問する用件があったのですが、その予定をなんとか10月12日の午後にすべく相手先と調整しました。機関車が動くのは午前中のため、撮影後に小倉へ移動しても十分間に合うという算段です。

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 10月12日、ジェットスターの早朝便で福岡空港に着いたのが8時過ぎ、そこから福岡市営地下鉄を乗り継いで橋本駅には9時に着きました。9時半頃になると入換機車庫の扉が開き、中から凸型の機関車が姿を現しました。七隈線と同じく銀色に黄緑色の帯を纏っています。

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凸型機関車は、音をまったくたてずに人が歩く速度で工場棟へ向かうと、3000系電車の先頭車3100形を引き出し、1本隣の線路へ押し込んでいきました。動いた距離はわずかですが、めったに表に出てこない機関車をさほど待たずに見ることができました。

その後はしばらく待っても動きが無いため、車両基地南端で電車の入換を見物することにしました。

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5分ほど歩いて南端へ着くと、ちょうど洗浄線に電車が入ってきました。さすが、ドイツのICEのデザインを手掛けたNeumeister Design の仕事だけあって、どの角度から見ても美しい車両です。鉄輪式リニア地下鉄の車両は、大阪・神戸・横浜などを見れば分かるようにどちらかというと無骨で無機的なイメージがありますが、この車両は温かみのある姿をしており、好感が持てます。なお3000系は68両全車が日立製作所製なのも大きな特徴です。

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先程の3000系が洗浄線から基地へ戻るのと同時に、今度は橋本駅からの入庫車両が地上へ姿を現しました。基地内の線路は、広大な敷地の中に贅沢に配線されているため、入出庫線も複線で、このように入出庫と洗浄を同時に行うこともできます。

そんなことを考えていると、工場棟の方でピッという汽笛の音が聞こえました。

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戻ってみると、中間車3500形+3200形の入換中でした。引き出してきた線路も押し込んだ線路も、先程の3100形と同じです。ということは、この後最後の先頭車3600形を入れ換えて4両編成を組成するというシナリオが見えてきます。そうと分かれば、すかさず基地の反対側へ移動します。

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工場棟側へ到着すると、予想通り3600形を引き出してきました。そして…

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前の3両と同じようにスイッチバックして別線へ押し込みます。

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ATOという最先端のハイテクによって自動運転されている車両が、手旗信号という超ローテクによって誘導されている…そのギャップが良いですね。工場棟へ押し込んで4両編成を組成したまま昼休みを迎えたため、現地を後にしました。なお、この機関車が次回入換を行うのは、11月5日月曜日です。

●入換用15tバッテリー機関車

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■15tバッテリーロコの非公式側。屋内作業もあるため、ヘッドライトと旋回灯が点灯中。

 橋本車両基地の入換用凸型機関車は、トモエ電機工業製の蓄電池で駆動する電気機関車です。しばしばバッテリーロコと称されます。新トモエ電機工業の英語版ホームページに諸元が掲載されていました。

  • 全 長 : 4,990mm
  • 全 幅 : 2,375mm
  • 全 高 : 3,140mm
  • 自 重 : 15 t
  • 主電動機出力:25kW/80kW
  • 牽引力 : 1,980kgf ※1kgf(キログラム重)=9.8N(ニュートン)として計算した場合、19.4kN。
             
    最大:3,061kgf (30kN)
  • 蓄電池容量:390Ah/5hr
  • 牽引速度: 15km/h(最高25km/h)
  • 軌 間  : 1,435mm
  • 製造年月: 2003年11月
  • 製造者 : トモエ電機工業

七隈線の開業が2005年2月3日ですから、このバッテリーロコはかなり早い段階で完成していることが分かります。おそらく、車両搬入時の編成組成にも活躍したことでしょう。

Hashimoto12 Hashimoto13
■15tバッテリーロコの公式側(工場棟側)。運転士が着席するのはこちら側。

 公式側を見てみると、トモエ電機ではなく、日本車輌製造の銘板をつけていました。車体がステンレス製であることを考えると、トモエ電機が足回り・電機部分を製作し、日車で製作したステンレス車体を組み合わせたのではないか、と推測することもできます。しかし、このような一品モノの特注品をわざわざ大手メーカーで製作するとは考えにくいため、おそらく納入先の要望で商流に日車が入ったというだけでしょう。以前紹介した小田急電鉄大野総合車両所のスイッチャーも、トモエ電機製でありながら日車の銘板をつけていますので、蓋然性は高いですね。

 ところで、資料やホームページではこのバッテリーロコは「車両1編成158tを牽引」と紹介されているのですが、3000系電車の重量は、3100形+3200形+3500形+3600形の4両編成でおよそ105tですから、一見するとオーバースペックです。しかし、形式が連番ではなく飛び番になっていることからも分かるとおり、3000系は将来中間車2両を増結して6両編成にできるよう設計されていますので、その場合の編成重量はおよそ157tとなり、要求スペックとほぼ一致することになります。

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2012年10月17日 (水)

【くろがね線を読み解く】第118回■山本工作所製 冷延コイル輸送用台車

 くろがね線で常時使用されている貨車については、3年ほど前の一連の記事において一通り紹介している。貨車の多くは、日本車輌製造、日立製作所、協三工業、若松車輌などの鉄道車両メーカー製だが、1980年前後から、Y製鐵所の構内作業を受託する関連会社製のものが登場しているようである。背景には、貨車製造内製化によるコストダウンが挙げられよう。

 一般に、車両メーカーの製品は、品質は折り紙つきだが割高でもある。いっぽう製鉄所の構内には、鋳造・溶接の技術を持った関連会社・協力会社は数多くあるし、なにより素材たる粗鋼を製鉄所自身が生産しているので、その気になれば貨車程度は所内で内製できるというわけだ。発注にあたっては、商流に商社などの外部業者を介在させる必要が無く、また子会社や協力会社に対しては、その取引関係をベースに価格交渉を優位に進めることができるので、コストダウンに繋がる。

 今回は、防水フード付の冷延コイル輸送用貨車(K編成)の中から、山本工作所製の車両を紹介しよう。

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 まずは、K5編成に組み込まれているカタ9508。1981年(昭和56年)10月山本工作所製で、自重30.5t、荷重は90tである。このメーカーの貨車は台車に特徴があり、形態は何種類かあるものの、組立溶接台枠+軸バネがコイル、という共通した特徴を備えている。

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カタ9508の台車(左)と、魚腹台枠に取り付けられた銘板(右)。

山本工作所は、戦後の1946年に山本惣庸により興された金属加工メーカーで、Y製鐵所をはじめとする製鉄所の構内作業の受託と、ドラム缶など金属製品の外販事業を生業としている。戦前にY製鐵所に勤務していた山本は、戦後から朝鮮戦争の時期にかけてY製鐵所が実施していた外地引揚社員雇用奨励策に目をつけ、前身の山本組を創業。引揚者の就職の受け皿になるとともに構内作業の優先受注にこぎつけた。その後、1990年3月に構内作業の委託先が日鐵運輸に整理されるまでの間、八幡地区の貨車の定期点検・修繕作業も山本工作所が担っていた。貨車製造を受託したのも、そのような取引関係を背景としたものであろう。

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 次は同じくK5編成のカタ9512。1983年(昭和58年)8月山本工作所製で、自重28.7t、荷重90tである。全長と荷重は同じだが、台車は異なる。

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カタ9512の台車(左)と、魚腹台枠の銘板(右)。

車端部から台枠の下に沿って配管が伸びているが、これはフードを開閉するための電気配線をまとめるための配管と思われる。フードの開閉は常に工場内で行うため、地上から電源を調達することができる。なにも、機関車から遠隔操作を行うための引き通し線を設ける必要など無い。例えばトピードカーの車体を傾斜する場合も、地上のコンセントから電源を調達し、電動で行っているので、ほぼ同じ要領である。

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手元で確認したところ、他にも上の3両が見つかっている。左から順に、カタ9511(K1編成)、カタ9515(K3編成)、カタ9514(K4編成)で、台車の形態からいずれも山本工作所製と思われる。冷延コイル輸送用貨車は、私の知る限り、K1~K5までの3両編成×5本が存在する。したがって、ほぼどの編成にも1両は同社製の貨車が連結されているといえるかもしれない。

●なぜ冷延コイルは防水の必要があるのか?

 これは、世界の多くの製鉄所の貨車に共通する特徴なのだが、熱延コイル輸送用貨車はオープンフラットカー(屋根の無い長物車)であるのに対し、冷延コイル輸送用貨車は上のように防水用のフード(製鉄所によっては金属製の屋根)を備えている。これは、冷延コイルを濡らさずに輸送するためだが、その理由について詳しく解説した雑誌記事やホームページを、未だに見たことが無い。

以前、とある製鉄所の方に取材した話であるが、冷延コイルというのは、熱延コイルをさらに薄く延ばしたもので、表面に酸洗処理を施し、汚れや錆を洗い落としてある。これがもし輸送中に濡れた場合、再度酸洗を行わなければならず、そのために余計な時間と手間(つまりアボイダブルコスト)が発生することになる。実は、濡れて困る理由というのはその程度のもので、製品そのものが台無しになるほどのクリティカルな問題ではないとのことである。

 貨車研究の第一人者、吉岡心平氏も、かつて国鉄に在籍した冷延コイル輸送用貨車、トキ21500形無蓋車について、ホームページに簡単な解説を掲載 しており、「濡損を嫌う」との表現が見受けられる。たしかに間違いではないのだが、「嫌う」の程度について幅がありすぎるため、受け手によっては誤解を招きかねない表現であるとも言える。鉄道模型メーカーマイクロエースが製品化したトキ21500形貨車の解説記事 のように、「水に弱い冷延コイル鋼板」なる表現は、どう考えても言い過ぎというものだ。

過ぎたるは及ばざるが如し。

鉄道マニアは、機関車ばかりに注目せず、もっと貨車や運んでいるモノにも注意を払い、丁寧にみていくべきだろう。

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2012年10月15日 (月)

【くろがね線を読み解く】第117回■小改善つづく戸畑地区

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 2012年10月14日日曜日、JR九州小倉総合車両センターの公開イベント終了後、そろそろくろがね線が動いている時間帯だろうと思い戸畑地区を訪問したところ、新たな撮影地ができているのを発見した。おそらく、このアングルで85ED形電気機関車率いるくろがね線の列車を撮影した方は、今まで一人もいなかったに違いない。なぜなら、手前にあったある巨大な構造物が、この日ようやく撤去されたからである。

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現地を訪問されたことのある方ならお気づきと思うが、その巨大な構造物とは、旧国鉄上戸畑貨物駅から新日鐵化学(現在の日鉄住金高炉セメント)へ向かって伸びていた専用側線の廃線跡の橋梁である。

左が2009年9月23日の様子、右がほぼ同じ場所から撮影した2012年10月14日の橋梁・橋脚撤去後の姿である。くろがね線をオーバークロスしていた無用の長物が、跡形も無く消え去った。下の道路で交通整理をしていた方に確認したところ、ちょうどこの日に撤去されたことが分かった。この専用側線の役割や成り立ちについては、弊ブログ記事 で言及しているので参照されたい。

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専用側線に沿ってしばらく進むと、ショベルカーにへし折られたパイプラインと高架橋に遭遇した。数日中には、すべて撤去されて更地になるものと思われる。鉄鋼メーカー2社の合併後の最初の仕事は、不動産の整理なのだろうか。たしかに即効果が出る案件ではあるが…。

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 くろがね線の方はというと、川の両側に新たに架線柱が2基設けられていた。興味深いのは、単線化されて久しいというのに複線分の幅が確保されていることである。最近流行の、柱・ビームとも鋼管で構成されたタイプにすることもできるのかもしれないが、なぜか従来通りのトラス構造のものが採用されている。

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 戸畑第一操車場の入口付近に設置された分岐器も、1台新品に交換されていた。ライトグレーのバラストが初々しい。設備に投資するということは、まだ当面は使い続けるということでもある。架線の張り替えは昨年終わっているので、今年は軌道側の更新を重点的に行うのかもしれない。

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2012年10月14日 (日)

★390000アクセス突破★鉄道総研のハイ・トラム

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 今年も例年通りの時期に開催された、公益財団法人 鉄道総合技術研究所の公開イベント『平兵衛まつり2012』。スイッチャーをはじめ、奇妙な改造車両が数多く秘蔵されていることで一部のマニアには有名ですが、

Soken02
■架線・バッテリーハイブリッドLRV LH02形

今回公開されたのはこの車両だけです。架線・蓄電池両用の路面電車、Hi-Tram(ハイ!トラム)です。実用化されると、架線を張らずに都市景観を損ねることなくトラムを導入することができるようになります。もっとも世界に目を向けると、ボルドーのトラムに代表されるように、蓄電池駆動ではなく第三軌条方式に落ち着く可能性もあり、今後の動きが注目されます。

Soken03 Soken04

イベントでは体験乗車ができますが、立ち入り可能エリアの中にある実験棟Eの奥に、走行写真を撮れる場所を見つけました。左は架線集電により走行中、右はパンタを下ろし、蓄電池駆動によって走行中です。職員が手旗により誘導しますが、青がなく停止指示時のみ赤を出すようです。

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イベント終了後、車庫にしまうかと思って期待していると、15時半過ぎに西側の車庫付近までやってきました。フェンスの外側の敷地外から、背伸びして無理やり撮りました。スイッチャーは見られませんでしたが、たまにはこういうのも悪くないでしょう。

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2012年10月10日 (水)

【JR全線全区間完乗の記録】JR西日本編

路線名 乗車開始駅 乗車終了駅 乗車キロ 乗車日 コメント
東海道本線 米原 神戸 143.6 1979-10-01 鹿児島への帰省
山陽本線 神戸 下関 528.1 1979-10-02 鹿児島への帰省
大阪環状線 大阪 新今宮 10.0 1988-05-04 関西の友人訪問
大阪環状線 天王寺 大阪 10.7 1988-05-04 関西の友人訪問
山陽新幹線 新大阪 博多 644.0 1988-07-27 鹿児島への帰省
桜島線 西九条 桜島 4.1 1990-05-03 関西旅行のついで
博多南線 博多 博多南 8.5 1991-08-01 鹿児島への帰省のついで
本四備讃線 茶屋町 児島 12.9 1991-10-17 修学旅行
宇野線 岡山 茶屋町 14.9 1991-10-17 修学旅行
大糸線 南小谷 糸魚川 35.3 1993-03-10 金沢・広島旅行
北陸本線 糸魚川 金沢 138.4 1993-03-10 金沢・広島旅行
北陸本線 金沢 近江塩津 145.2 1993-03-11 金沢・広島旅行
湖西線 近江塩津 山科 74.1 1993-03-11 金沢・広島旅行
JR東西線 尼崎 京橋 12.5 1995-07-29 合唱サークル演奏旅行のついで
関西本線 JR難波 亀山 115.0 1995-07-31 合唱サークル演奏旅行のついで
草津線 草津 柘植 36.7 1997-08-01 のりつぶし
阪和線 天王寺 和歌山 61.3 1998-05-03 のりつぶし
紀勢本線 和歌山 新宮 200.7 1998-05-04 のりつぶし
山陰本線 京都 松江 351.9 1998-07-30 友人I氏と九州帰省を兼ねて
山陰本線 出雲市 幡生 289.2 1998-07-31 友人I氏と九州帰省を兼ねて
北陸本線 直江津 糸魚川 38.8 2000-07-21 七尾の友人を訪ねて
七尾線 津幡 和倉温泉 59.5 2000-07-21 七尾の友人を訪ねて
赤穂線 相生 播州赤穂 10.5 2000-11-16 赤穂出張のついで
和歌山線 和歌山 王寺 87.5 2000-12-05 和歌山出張のついで
桜井線 高田 奈良 29.4 2000-12-06 和歌山出張のついで
奈良線 木津 京都 34.7 2000-12-06 和歌山出張のついで
高山本線 猪谷 富山 36.6 2000-12-10 温泉旅行
氷見線 高岡 氷見 16.5 2000-12-10 温泉旅行
城端線 高岡 城端 29.9 2000-12-10 温泉旅行
阪和線
(羽衣支線)
東羽衣 1.7 2001-01-31 堺出張のついで
北陸本線 米原 近江塩津 31.4 2001-03-09 友人I、友人Mと、惜別のと鉄道旅行
越美北線 越前花堂 九頭竜湖 52.5 2001-08-18 清水出張のついで
福塩線 福山 塩町 78.0 2001-08-25 のりつぶし
芸備線 塩町 三次 7.1 2001-08-25 のりつぶし
三江線 三次 江津 108.1 2001-08-25 のりつぶし
山陰本線 出雲市 松江 32.7 2001-08-25 のりつぶし
木次線 宍道 備後落合 81.9 2001-08-26 のりつぶし
芸備線 備後落合 塩町 38.6 2001-08-26 のりつぶし
芸備線 三次 広島 68.8 2001-08-26 のりつぶし
可部線 横川 可部 14.0 2001-08-26 のりつぶし
播但線 姫路 和田山 65.7 2001-08-27 のりつぶし
舞鶴線 綾部 東舞鶴 26.4 2001-08-27 のりつぶし
小浜線 東舞鶴 敦賀 84.3 2001-08-27 のりつぶし
片町線 木津 京橋 44.8 2001-08-28 のりつぶし
関西空港線 日根野 関西空港 11.1 2001-11-15 下津・東岡山出張のついで
吉備線 総社 岡山 20.4 2001-11-16 下津・東岡山出張のついで
岩徳線 櫛ヶ浜 岩国 43.7 2002-01-03 のりつぶし
呉線 海田市 三原 87.0 2002-01-03 のりつぶし
美祢線 美祢 長門市 26.6 2002-01-04 のりつぶし
山陰本線
(仙崎支線)
長門市 仙崎 2.2 2002-01-04 のりつぶし
宇部線 宇部 居能 4.3 2002-01-04 のりつぶし
小野田線 居能 雀田 4.5 2002-01-04 のりつぶし
小野田線 雀田 小野田 7.1 2002-01-04 のりつぶし
小野田線
(本山支線)
雀田 長門本山 2.3 2002-01-04 のりつぶし
美祢線 美祢 厚狭 19.4 2002-01-04 のりつぶし
宇野線 茶屋町 宇野 17.9 2002-03-30 なつかしの急行鷲羽撮影
伯備線 倉敷 伯耆大山 138.4 2002-03-30 のりつぶし
境線 米子 境港 17.9 2002-03-31 のりつぶし
因美線 鳥取 智頭 31.9 2002-03-31 のりつぶし
芸備線 備中神代 備後落合 44.6 2002-07-27 のりつぶし
姫新線 新見 津山 71.8 2002-07-27 のりつぶし
因美線 東津山 智頭 38.9 2002-07-27 のりつぶし
赤穂線 播州赤穂 東岡山 46.9 2002-07-28 のりつぶし
宇部線 新山口 宇部新川 27.1 2003-01-02 のりつぶし
宇部線 宇部新川 居能 1.8 2003-01-03 のりつぶし
山口線 益田 新山口 93.9 2003-01-03 のりつぶし
津山線 岡山 津山 58.7 2003-01-04 のりつぶし
姫新線 津山 姫路 86.3 2003-01-04 のりつぶし
加古川線 加古川 谷川 48.5 2003-04-05 のりつぶし
福知山線 福知山 尼崎 106.5 2003-04-05 のりつぶし
山陽本線
(和田岬線)
兵庫 和田岬 2.7 2003-08-08 東神戸出張のついで
紀勢本線 和歌山 和歌山市 3.3 2007-07-21 のりつぶし
おおさか東線 久宝寺 放出 9.2 2008-05-05 のりつぶし(JR西日本完乗)

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2012年10月 9日 (火)

◆プラハのとある街角で◆2004年冬

 今日久々に編集長敬白を読んでみると、プラハの路面電車のガントレットトラックの話題が出ていたので、ちょっと想い出に浸ってしまいました。

Praha_tram

 2002年~2006年のあいだは、年1~2回訪欧して各国を巡っていました。当時、小遣い稼ぎに鉄道模型の個人貿易をやっていたので、買い付けも兼ねていたわけです。

2004年冬は、パリを基点にベルギー・ドイツ(旧東独中心)・チェコを列車で周りました。チェコの首都プラハへは、フランクフルトからNachtzug(寝台夜行列車)に乗ると、朝のちょうどいい時間にプラハ本駅に着くことができます。

旧ターミナルであるPraha masarykovo nádraží 駅の駅舎内にあるホテルにチェックインすると、以前から行きたかったMucha(ミュシャ)博物館へ直行。歩いている途中で後ろからチョッパ制御の音が聞こえてきたので、慌てて振り返って撮ったのが、この写真です。構図も何も考えず旅の記録にしかなりませんが、写真を見ているととっくに忘れたようなことも鮮明に思い出されるのは不思議ですね。

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2012年10月 6日 (土)

久々に見る東邦亜鉛号正調編成

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 非鉄金属メーカーT社の操業再開により、2012年9月6日より運行を再開した、宮下発安中行き貨物列車。本日10月6日は、カシオペア塗装509号機+タキ1200形×12連+トキ25000形×6連の正調編成でした。資格試験が迫っているため、遠出はせずに近場での撮影です。

午前中に中央本線で運転されたお召し列車や、マヤ検撮影に人が流れたためか、私がこの場所に着いたときにはまだ先客が一人もいませんでした。さすがに列車が来る直前に若者が数名やってきましたが…(笑)

以前お伝えしたとおり、この列車は操業再開後もトキが連結されない日が多かった のですが、本日はフル編成でやってきました。上の写真は、先程近所で撮影したばかりのため、この列車は本日まだ終着駅の安中には到着していません。いまちょうど岡部-本庄間を通過した頃でしょうか。

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【JR全線全区間乗りつぶしの記録】JR四国編

路線名 乗車開始駅 乗車終了駅 乗車キロ 乗車日 コメント
本四備讃線 児島 宇多津 18.1 1991-10-17 修学旅行
予讃線 宇多津 高松 25.9 1991-10-17 修学旅行
鳴門線 鳴門 池谷 8.5 1991-10-18 修学旅行
高徳線 池谷 高松 64.2 1991-10-18 修学旅行
予讃線 宇多津 松山 168.5 2001-07-27 のりつぶし
予讃線 松山 向井原 14.1 2001-07-28 のりつぶし
予讃線 伊予大洲 宇和島 48.1 2001-07-28 のりつぶし
予土線 北宇和島 若井 76.3 2001-07-28 のりつぶし
予讃線
(向井原-内子)
向井原 内子 23.5 2001-07-28 のりつぶし
予讃線
(新谷-伊予大洲)
新谷 伊予大洲 5.9 2001-07-28 のりつぶし
内子線 内子 新谷 5.3 2001-07-28 のりつぶし
土讃線 窪川 多度津 198.7 2001-07-29 のりつぶし
予讃線 向井原 伊予大洲 41.0 2002-08-24 のりつぶし
徳島線 佐古 67.5 2002-08-25 のりつぶし
高徳線 池谷 徳島 10.3 2008-05-04 友人I氏と旅行
牟岐線 徳島 海部 79.3 2008-05-04 友人I氏と旅行(JR四国完乗)

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2012年10月 3日 (水)

★385000アクセス突破★新日鉄住金尼崎製造所の新塗装機関車No.7

No701
■鋼管積み貨車を牽引し公道を横切る機関車No.7  2012年8月23日、住友金属工業特殊管事業所前

  2012年10月1日、新日本製鐵株式会社と住友金属工業株式会社は予定通り合併しました。尼崎の特殊管事業所は「尼崎製造所」と暖簾を替えて操業を続けることになっています。

No702
■阪神尼崎駅前の高層ビルをバックに工場へ向かうNo.7

平日朝8:25頃にラジオ体操のメロディが流れ、8:30頃操業開始、終了は17時頃。機関車が公道を横切るのを見られるのはこの時間帯に限られます。

No703

この事業所に出入りするタクシードライバーの情報によると、東日本大震災以降は電力使用量制限のため、毎週土日に加え月曜日も操業を停止しているとのこと。夏場限定の措置なのかどうか気になるところです。

No704 No705

松山重車輌工業製の凸型ディーゼル機関車No.7は、2011年末から2012年の初めにかけて、緑色から山吹色へ塗り替えられたようです。

No706
■冷間小径管工場 南工場から鋼管を運び出すNo.7   2012年8月17日

和歌山への出張ついでに寄りましたが、期間をあまり置かずに二度訪問したため、同じ機関車ばかり走っていました。

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2012年10月 2日 (火)

【JR全線全区間乗りつぶしの記録】JR九州編

路線名 乗車開始駅 乗車終了駅 乗車キロ 乗車日 コメント
山陽本線 下関 門司 6.3 1979-10-02 鹿児島への帰省
鹿児島本線 門司 八代 226.8 1979-10-02 鹿児島への帰省
鹿児島本線
(川内以南)
川内 鹿児島中央 46.1 1979-10-02 鹿児島への帰省
指宿枕崎線 鹿児島中央 指宿 45.7 1980-08-01 祖父母と一緒に海水浴
鹿児島本線
(川内以南)
鹿児島 鹿児島中央 3.2 1983-08-01 姶良のプールへ行った帰り
日豊本線 姶良 鹿児島 15.5 1983-08-01 姶良のプールへ行った帰り
日豊本線 小倉 姶良 447.1 1984-07-31 鹿児島への帰省
香椎線 宇美 西戸崎 25.4 1998-07-31 友人I氏と九州帰省を兼ねて
篠栗線 桂川 吉塚 25.1 1998-07-31 友人I氏と九州帰省を兼ねて
長崎本線 鳥栖 肥前山口 39.6 1998-07-31 友人I氏と九州帰省を兼ねて
佐世保線 肥前山口 武雄温泉 13.7 1998-07-31 友人I氏と九州帰省を兼ねて
筑豊本線 桂川 原田 20.8 1998-07-31 友人I氏と九州帰省を兼ねて
大村線 彼杵 早岐 19.6 1998-08-01 友人I氏と九州帰省を兼ねて
佐世保線 早岐 佐世保 8.9 1998-08-01 友人I氏と九州帰省を兼ねて
筑肥線
(西部)
伊万里 山本 25.7 1998-08-01 友人I氏と九州帰省を兼ねて
唐津線 唐津 西唐津 2.2 1998-08-01 友人I氏と九州帰省を兼ねて
筑肥線
(東部)
唐津 姪浜 42.6 1998-08-01 友人I氏と九州帰省を兼ねて
三角線 宇土 三角 25.6 1998-08-02 鹿児島への帰省
肥薩線 八代 隼人 124.2 1998-08-02 鹿児島への帰省
指宿枕崎線 指宿 枕崎 42.1 1998-08-15 最南端の西大山駅へ
鹿児島本線 門司 門司港 5.5 2000-03-13 友人I氏と九州帰省を兼ねて
豊肥本線 大分 熊本 148.0 2000-03-16 友人I氏と九州帰省を兼ねて
佐世保線 武雄温泉 有田 14.5 2001-06-28 伊万里出張のついで
長崎本線
(旧線)
喜々津 浦上 23.5 2001-06-29 伊万里出張のついで
長崎本線 諫早 喜々津 6.5 2001-06-29 伊万里出張のついで
佐世保線 有田 早岐 11.7 2001-06-29 伊万里出張のついで
大村線 彼杵 諫早 28.0 2001-06-29 伊万里出張のついで
長崎本線 浦上 長崎 1.6 2001-06-29 伊万里出張のついで
筑豊本線 桂川 新飯塚 7.7 2001-06-30 伊万里出張のついで
後藤寺線 新飯塚 田川後藤寺 13.3 2001-06-30 伊万里出張のついで
筑豊本線 直方 折尾 14.0 2001-06-30 伊万里出張のついで
長崎本線 浦上 喜々津 16.8 2001-06-30 伊万里出張のついで
長崎本線 諫早 肥前山口 60.8 2001-06-30 伊万里出張のついで
吉都線 吉松 都城 61.6 2001-09-22 鹿児島への帰省
日南線 志布志 南宮崎 88.9 2001-09-25 鹿児島への帰省
宮崎空港線 田吉 宮崎空港 1.4 2001-09-25 鹿児島への帰省
日田彦山線 城野 夜明 68.7 2002-01-05 のりつぶし
久大本線 夜明 久留米 39.1 2002-01-05 のりつぶし
筑豊本線 若松 折尾 10.8 2002-05-19 大分出張のついで
筑豊本線 直方 新飯塚 12.8 2002-05-19 大分出張のついで
唐津線 久保田 唐津 40.3 2002-05-19 大分出張のついで
久大本線 夜明 由布院 60.0 2002-05-19 大分出張のついで
久大本線 由布院 大分 42.4 2002-05-20 大分出張のついで(JR九州完乗) 
九州新幹線 新八代 鹿児島中央 137.6 2004-05-03 鹿児島への帰省
九州新幹線 博多 新八代 151.3 2011-06-05 熊本総合車両センター訪問のついで

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【JR全線全区間乗りつぶしの記録】JR北海道編

路線名 乗車開始駅 乗車終了駅 乗車キロ 乗車日 コメント
函館本線 小樽 銭函 15.6 1978-10-01 両親祖父母と共に北海道一周旅行のついで
海峡線 中小国 木古内 87.8 1996-07-27 合唱サークルの仲間と北海道旅行
函館本線 函館 長万部 112.3 1996-07-28 合唱サークルの仲間と北海道旅行
室蘭本線 長万部 沼ノ端 144.0 1996-07-28 合唱サークルの仲間と北海道旅行
千歳線 沼ノ端 白石 56.6 1996-07-28 合唱サークルの仲間と北海道旅行
函館本線 白石 札幌 5.8 1996-07-28 合唱サークルの仲間と北海道旅行
石勝線 南千歳 新得 132.4 1996-07-28 合唱サークルの仲間と北海道旅行
根室本線 新得 釧路 172.1 1996-07-28 合唱サークルの仲間と北海道旅行
江差線 木古内 五稜郭 37.8 1996-07-28 合唱サークルの仲間と北海道旅行
釧網本線 東釧路 摩周 70.5 1996-07-29 合唱サークルの仲間と北海道旅行
釧網本線 川湯温泉 網走 79.8 1996-07-30 合唱サークルの仲間と北海道旅行
石北本線 網走 新旭川 234.0 1996-07-31 合唱サークルの仲間と北海道旅行
宗谷本線 新旭川 旭川 3.7 1996-07-31 合唱サークルの仲間と北海道旅行
函館本線 旭川 白石 131.0 1996-07-31 合唱サークルの仲間と北海道旅行
函館本線
(鹿部経由)
大沼 35.3 1996-08-01 合唱サークルの仲間と北海道旅行
宗谷本線 稚内 新旭川 255.7 2000-09-23 事業部旅行 富良野→稚内までドライブ便乗
富良野線 旭川 富良野 54.8 2000-09-23 事業部旅行 富良野→稚内までドライブ便乗
千歳線
(空港支線)
新千歳空港 南千歳 2.6 2000-09-24 事業部旅行 羽田へ戻る便の待ち時間で
根室本線 釧路 根室 135.4 2005-08-12 のりつぶし
石勝線
(夕張支線)
新夕張 夕張 16.1 2005-08-12 のりつぶし
釧網本線 摩周 川湯温泉 15.9 2005-08-13 のりつぶし
根室本線 新得 滝川 136.3 2005-08-13 のりつぶし
日高本線 苫小牧 様似 146.5 2005-08-14 のりつぶし
室蘭本線 岩見沢 沼ノ端 67.0 2005-08-14 のりつぶし
留萌本線 深川 増毛 66.8 2005-08-14 のりつぶし
札沼線 桑園 新十津川 76.5 2005-08-15 のりつぶし
函館本線 札幌 銭函 18.2 2005-08-15 のりつぶし
函館本線 小樽 長万部 140.2 2005-08-15 のりつぶし
室蘭本線
(室蘭支線)
東室蘭 室蘭 7.0 2007-01-01 友人I氏と旅行
江差線 木古内 江差 42.1 2007-11-25 友人I氏と旅行(JR北海道完乗)

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