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2012年10月15日 (月)

【くろがね線を読み解く】第117回■小改善つづく戸畑地区

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 2012年10月14日日曜日、JR九州小倉総合車両センターの公開イベント終了後、そろそろくろがね線が動いている時間帯だろうと思い戸畑地区を訪問したところ、新たな撮影地ができているのを発見した。おそらく、このアングルで85ED形電気機関車率いるくろがね線の列車を撮影した方は、今まで一人もいなかったに違いない。なぜなら、手前にあったある巨大な構造物が、この日ようやく撤去されたからである。

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現地を訪問されたことのある方ならお気づきと思うが、その巨大な構造物とは、旧国鉄上戸畑貨物駅から新日鐵化学(現在の日鉄住金高炉セメント)へ向かって伸びていた専用側線の廃線跡の橋梁である。

左が2009年9月23日の様子、右がほぼ同じ場所から撮影した2012年10月14日の橋梁・橋脚撤去後の姿である。くろがね線をオーバークロスしていた無用の長物が、跡形も無く消え去った。下の道路で交通整理をしていた方に確認したところ、ちょうどこの日に撤去されたことが分かった。この専用側線の役割や成り立ちについては、弊ブログ記事 で言及しているので参照されたい。

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専用側線に沿ってしばらく進むと、ショベルカーにへし折られたパイプラインと高架橋に遭遇した。数日中には、すべて撤去されて更地になるものと思われる。鉄鋼メーカー2社の合併後の最初の仕事は、不動産の整理なのだろうか。たしかに即効果が出る案件ではあるが…。

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 くろがね線の方はというと、川の両側に新たに架線柱が2基設けられていた。興味深いのは、単線化されて久しいというのに複線分の幅が確保されていることである。最近流行の、柱・ビームとも鋼管で構成されたタイプにすることもできるのかもしれないが、なぜか従来通りのトラス構造のものが採用されている。

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 戸畑第一操車場の入口付近に設置された分岐器も、1台新品に交換されていた。ライトグレーのバラストが初々しい。設備に投資するということは、まだ当面は使い続けるということでもある。架線の張り替えは昨年終わっているので、今年は軌道側の更新を重点的に行うのかもしれない。

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