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2012年11月 3日 (土)

【くろがね線を読み解く】第119回■川崎車輌製60t積台車

 今回は、Y製鐵所内専用貨車の中から、八幡地区専用のものを紹介する。

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■60t積 平台車ユタ2219        2012年8月、八幡

 くろがね線に出ていかない所内専用の貨車は、戸畑地区にも八幡地区にも存在する。八幡地区専用のものは、台枠側部に印された番号が3桁になっているのが特徴で、見分けるポイントにもなっている。

  • 荷  重 : 60t
  • 自  重 : 18.5t
  • 形  式 : 60B-2B
  • 記号番号: ユタ2219
  • 製造年 : 1957年(昭和32年)
  • 製造所 : 川崎車輌

台枠側部の番号「619」の下二桁は車番と思われるが、詳細は不明。

用途としては、八幡地区内における製品の横持ち(倉庫間在庫移動)や出荷(船積み)時に使用されているようである。積荷は鋼矢板やステンレス製品などで、軌条(レール)を積んでいるのは見たことがない。

60b2bkawasaki02

 ユタ2219は、板台枠の台車を履いている。これが鋳鋼の台枠になるのは昭和40年前後に登場した車両からである。遠くから台車を見るだけでも、製造年次が推測できて興味深い。

 戦後にY製鐵所に導入されたディーゼル機関車は、日車・日立・三菱・川重・新潟など各機関車メーカー総動員で製造されたものであったが、貨車も似たような状況らしく、大手メーカー製はもちろんのこと、若松車輌や協三工業などの中小メーカーの銘板を付けた車両もよく見かける。しかし、川崎車輌製はあまり多くない。

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