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2013年2月

2013年2月28日 (木)

【福井鉄道200形百景】鉄道線区間

 福井鉄道200形百景、シリーズ最後は鉄道線区間です。

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福井鉄道福武線の鉄道区間(福井新-武生新間)は大半が単線ですが、最初の1駅だけは複線です。住宅街の複線電化区間を走り抜ける様子は、田圃の中をのんびり走るローカル私鉄路線とはまた違った趣があり、私は好きですね。

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浅水を過ぎると街並みも落ち着いてきて長閑な風景が広がります。

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福井鉄道はほぼ全線にわたって西側に架線柱があるため、撮影は午前中に線路の東側からが中心となります。西側からですと信号ケーブル(およびその影)が邪魔になりますが、場所によってはケーブルが架線と同じ程度の高さに上がっていることがあり、午後でものんびり撮ることができます。

20138

F1000形を挟んで続けざまにやってきた201形。私が土日に福井を訪れると、日中はなぜかこの201ばかり当たり、202や203は数えるほどしか撮ったことがありません。なにか理由がありそうですがどうなのでしょうか。

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ここは、ホサさよなら運転のときに撮影した場所。冬期は積雪で立ち入るのが難しくなります。

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サンドーム西駅から徒歩10分の、日野川に架かる有名な橋梁。ここで朝一の便を撮るときには、金曜夜に東京から鯖江まで移動して駅前のホテルに泊まり、翌朝駅前からタクシー(所要3~4分)で行くのが手っ取り早いです。最短コースで行けばワンメーターで行けたはず。朝の200形の列車は続行で次々に来るので、

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同じ場所でアングルを変えて撮るのが良いです。朝の続行運転時は、クルマで行っても場所を変えて撮影する時間的余裕はまずないです。

スペースが広いですし、近くにセブンイレブンがあり食事やトイレの心配もないため、日中にも運用入りしていれば長居も可能です。便利な場所ですね(笑)

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防雪用の覆いが雪国の鉄道の雰囲気を醸し出します。

●西武生工場

Fukutetsu20061

大型車が運用入りしていない場合は、西武生工場を覗くと検査中の姿を見られることがあります。この時は、工場の入換用機関車として使用されているデキ3の後ろに…

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202形が編成を解かれて留置されていました。右のように、検査中は連接台車を抜き取り仮台車に乗せて移動します。

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西武生(現 北府)の駅舎。左が2009年8月の姿ですがその後解体され、現在は右のように復元されています。

Fukutetsu20067

駅舎内には、「福井鉄道のあゆみ」と称した展示があり、待ち時間も飽きることはありません。古本屋巡りをして資料を集めるより、ここに来て展示や説明を見た方が、短時間で学習できます(笑)

なおこの展示室の電燈は、閲覧したい人が自分でスイッチを点け、終わったら自分で消すのがマナーです。くれぐれも点けっぱなしはやめましょう。

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2013年2月25日 (月)

【福井鉄道200形百景】鉄軌分界点付近

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■新木田交差点で専用軌道から併用軌道へ進入する  2012年8月13日

 1982年(昭和57年)の運輸省鉄道監督局監修『民鉄要覧』によると、福井鉄道福武線の鉄道・軌道区間は以下の通りです。

【鉄道事業法による鉄道免許区間】

  • 武生新-神明      8.5km  大正 9年9月2日認可、大正13年2月23日運輸開始
  • 神明-福井新      9.3km    ( 同 上 )     、大正14年7月26日運輸開始
  • 福井新-鉄軌分界点  0.3km           (  同  上  )       

【軌道法による軌道特許区間】

  • 鉄軌分界点-本町通  1.3km  昭和 2年10月29日特許、昭和 8年10月15日運輸開始
  • 本町通-田原町     1.5km  昭和25年 2月26日特許、昭和25年11月27日運輸開始
  • 市役所前-福井駅前  0.5km  昭和 2年10月29日特許、昭和 8年10月15日運輸開始

したがって、現在の越前武生(武生新)-赤十字前(福井新)-鉄軌分界点間が鉄道、鉄軌分界点-木田四ツ辻-田原町間、市役所前-福井駅前間が軌道ということになります。

上の写真は、新木田交差点において専用軌道区間から併用軌道区間へ進入する203形です。民鉄要覧に記載のとおり、鉄軌分界点は赤十字前より300メートル北側にありますので、上の写真の路面へ進入する場所は、バラストが見えている場所を含めてすべて軌道区間ということになります。よく、この場所が鉄軌分界点だと誤解されますが、本当の鉄軌分界点は、線路が曲がり切って直線になってから最初に渡る踏切の近くです。

Fukutetsu20042
■福井新でのモハ201とテキ11の並び   2009年8月12日

福井新(現 赤十字前)へ到着する201形。鉄軌分界点は、この写真の場所から北側(奥)へおよそ250メートル進んだ場所にあります。

次は最終回、鉄道区間を取り上げます。

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2013年2月24日 (日)

★JR東日本★大宮工場の入換機 DE11 1031 と DE10 1099

 車両工場の入換機を追いかけていると、どうしてもスイッチャーがいないところは後回しになってしまいがち…。とはいえ、大宮は近場ですからさすがに訪れていますね。

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 大宮総合車両センター(旧大宮工場)の公開は、原則として年1回です。2012年は5月26日に実施されました。

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■展示中の静態保存機 左から順に、EF58 93、EF80 36、EF65 535

 工場内には貴重な機関車が静態保存されています。18年間常磐線沿線に住んでいましたので、EF58形、EF80形、EF65形の中で一番思い入れがあるのは、やはりEF80ですね。ヒサシ付が一番のお気に入りです。

EF58もやはりヒサシの付いた上越型が好きで、青大将にはあまり興味が…。89号機の末期の頃は、工臨仕業に充当されると撮影しにいったものです。

EF65 535号機は、昨今の鉄道マニアには一番人気があるようですが、私にはどうも熱をあげる気力が湧きません。1990年代には、我が家の近くを走る新金線にもまだ千葉貨物発着の石油貨物列車が多数設定されていて(京葉線経由の貨物輸送はまだ行われていませんでした)、よくこの535号機が長いタキ車を連ねて走っていましたし、もちろん写真も撮っています。EF65に興味がないわけではなく、もう自分の中では気持ちの整理がついているというわけです。

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 陸橋から見える場所に、入換機2両が展示されていました。左の「くつろぎ」のヘッドマークを付けているのがDE11形1031号機、右の「あけぼの」付がDE10型1099号機です。どちらも入換専用機として、ミュージックホーン・スピーカー取り付けなどの改造が行われています。

左のDE11 1031は、キャブ2エンド側煙突の上にシリンダ状のアンテナが載っているのに対し、右のDE10 1099には見当たりません。その形状から、最初は常磐無線ではないかと思いましたが、取り付け位置が異なるので違いそうです。1031号機といえば、武蔵野操車場の入換に使用されていた車両で、パンプヤード押上げ時の速度を遠隔制御するためにSLC(Shunting Locomotive Control system)を搭載していましたので、そのためのアンテナなのかもしれません。いまでも残っている理由がちょっと解せないですが。

なお弊ブログをお読みの方には釈迦に説法とは思いますが、DE10・11形のキャブについた煙突は、1エンド側がエンジン用、2エンド側がSG用です。SG搭載車の場合、運転室の暖房はSGから調達しますが、SG非搭載車の場合はSGのスペースに搭載した機関予熱器から調達しています。したがって、DE10形SG非搭載車と、そもそも最初からSGを搭載していないDE11形の2E煙突は、上から見ると機関予熱器用の小さい換気口があるのみです。この部分は埋められている車両も少なくないので、アンテナを載せても特に問題はないのでしょう。

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電車の入換を行うため、連結器は前位・後位両側とも双頭連結器に交換されています。これはDE10 1099のものですが、DE11 1031も同じです。

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 イベント後は恒例の入換…といっても15時前でしたからまだイベント終了前ですね。まず当時竣工したばかりのE657系を引き出し、

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奥の車庫にしまいました。E657系が全般検査を受けるために入場する工場は郡山総合車両センターですから、郡山工場のスイッチャーとの組み合わせは今後も見られると思いますが、大宮の入換機との組み合わせは珍しいと思います。

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今回の入換に使用されているのはDE11 1031の方でした。入換の前にわざわざヘッドマークを外してしまったのが残念です。この機関車、工場内では、「ピーポーピーポー…」とY製鉄所の機関車のようなメロディを奏でながら走行していました。

その後DEは、単機で工場へ戻りエンジンを止めてしまったため、一旦コンコースへ移動して涼むことにしました。16時前に運転士と入換担当の交信が始まったのでホームへ戻ると、

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展示車両をまとめて入れ換えました。これが見たかったのですよ、これが。

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静態保存機はE657の奥に収納されました。

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 工場内にはアントもあります。展示車両はさほど珍しいものは見当たりませんでしたが、JR貨物大宮車両所の方に直接話を聞けたのがよかったです。収穫としては、当時竣工したばかりのEF65形2000番台の話と、DE10形のラジエーターカバーにある散水用ノズル開口部に関する話です。鉄道学園が出しているDE10の教科書を読んでもわからないことは、もう直接聞くしかないですね(苦笑)

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2013年2月23日 (土)

★445000アクセス突破★京成3300形青電復刻塗装さよなら運転

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 京成電鉄を毎日通勤で利用している身としては、これを外すわけにはいかないでしょう。2009年6月~9月にかけて青電・赤電・ファイアーオレンジ復刻塗装が施された3300形電車のうち、青電塗装編成が2013年2月18日をもって引退することになりました。4年前に青電塗装復刻を記念して運行された上野発金町行の臨時特急電車を撮れているのでもう満足しているのですが、最後の週末となる土日の午後だけ時間ができたので、京成電車を利用して撮りに行くことにしました。

なお青電・赤電に関しては、石本祐吉著『RM LIBRARY153 京成青電ものがたり』『RM LIBRARY154 京成赤電ものがたり』にて詳述されています。おすすめの書籍です。

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 日中の京成千葉線は、新京成からの直通車両が千葉中央折り返しで、津田沼始発の京成の車両はすべてちはら台行ですので、ちはら線(旧千葉急行)内でも1回だけ撮りました。この駅へ来たのは、1998年9月に千葉急行が解散する直前に友人と3人で撮りに来て以来です。当時、ちはら台駅でグッズを買ったら、「売れないから持って行っていいよ」とのことで余分にいただいたことを思い出します。

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グッズのうち、いまだに家にあるのが、この「千葉急行ノート」。以前引っ越しの時に処分しようと思ってヤフオクに出品しましたが、あまりのマニアックさに遂に買い手がつかなかったという、曰くつきの代物です。あれから10年以上経ちましたが、プレミアでもついているのでしょうか。

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1998年といえば、もう大手各プロバイダによるインターネットサービスは始まっていましたが、ブロードバンドが一般家庭レベルまで普及している時代ではありませんでしたので、上場企業でもそれほど凝ったホームページを持っているところはまだありませんでした。したがって、ホームページ上にさよなら運転の情報が公開されるなんてことはなく、知りたければこうして乗りに行ってチラシを貰うのが基本でしたね。裏面の運行図表を見てみると、最後の土日にちゃんと千葉急行編成が上野まで来る運用になっていますね。いまより親切です(笑)

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赤電やファイアーオレンジの引退時にも運行予定が公開されるのでしょうか。この青電はあくまでも復刻塗装であって、本来これは赤電ですから、どちらかというと赤電引退の方が本命のような気もしますが。

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京成千葉線は、成田へ向かう本線よりも先に開業した区間だけあって、徹頭徹尾住宅街の中を走ります。駅のホームの端っこに犇めき合って撮るのは性分ではないので、沿線から撮りたいところですが、あまり適した場所はありません。

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 最後に2009年7月10日に撮影した、金町線柴又駅に到着する青電塗装編成を紹介します。この青電編成が定期運行を開始したのが2009年7月1日、金町線高砂駅が高架化されて上野行き直通列車がなくなったのが2010年7月5日ですから、金町線を走る上野行きの青電が見られたのは、わずか1年間だったことになります。そう考えると貴重な写真でしょうか。

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2013年2月19日 (火)

【福井鉄道200形百景】ヒゲ線

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■越前武生行1344レ   2012年8月13日、市役所前

 福井鉄道の市役所前-福井駅前間は、越前武生-田原町間を結ぶ本線から分岐する支線区間で、通称「ヒゲ線」と呼ばれています。市役所前において本線からヒゲ線へ入線する列車は、分岐器をヒゲ線側へ切り換えるために、上りも下りも東側の上りホーム(上写真)で一旦停止します。運転士は、運転室から手を伸ばして地上にあるスイッチを操作します。

路面電車の分岐器の切換は運転士のオペレーションに委ねるケースが多いですが、このようなスイッチ方式のほかに、2箇所の軌道回路(ないし地上子)を通過する間の時間の違いによって制御するものがあります。

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■田原町行1227レ   2012年8月13日、大名町交差点

ヒゲ線へ入線した203形。ここ大名町交差点は、サイドビューが歪みなく綺麗に見られる場所です。模型製作派ならここで実車の細部を記録するのが良いですね。五差路で信号の切り替わる順序が独特なため、電車の手前にクルマが被らずに済むことが多いです。

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■モハ203-1の運転台側のDT21B台車(左)と、モハ203-2との連接部のND108A台車(右)

200形竣工時の台車は、運転台側が日本車輌製造製のND108、中間の連接台車がND108A(右写真)ですが、運転台側は1990年代にJR東日本から譲り受けた元113系用のDT21B(左写真)に交換されています(主電動機もMT54化)。このため、独特のボルスターアンカーが見られるのは中間台車だけです。改造履歴は以下の通りです。

  • モハ201-1、201-2 … 1998年10月改造
  • モハ202-1、202-2 … 1996年12月改造
  • モハ203-1、203-2 … 1998年5月改造

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■モハ203-2のDT21B台車の銘板  2012年

 200形竣工時の主電動機SE525は、前後のND108台車に2個ずつ搭載されていました。福井鉄道の架線電圧は直流600Vですから、台車内で直列に接続された2個の主電動機の端子電圧は300V(=600V/2)になっています。出力は75kWです。

いっぽう、主電動機にMT54を使用している国鉄の新性能電車は、直流1500Vの下で1ユニット2両の主電動機合計8個を直並列制御します。並列接続時は、各々の車両内で直列に接続された主電動機4個×2両分が並列接続されますので、主電動機の端子電圧は375V(=1500V/4)になります。したがって、端子電圧375VのMT54を、そのまま福井鉄道の直流600V下で用いた場合、出力が300/375倍となるため、本来の性能(120kW)は出ません。具体的には、120kW×(300/375)=96kWになります。

福井鉄道で主電動機が換装されたのは200形だけではなく、600形、610形も同様なのですが、こちらはMT46A(端子電圧375Vで100kW)ですから、福井鉄道での性能は100kW×(300/375)=80kWとなります。

なお、202形の改造により捻出された台車と主電動機は、1997年7月にモハ122-1+モハ122-2をカルダン駆動化(→モハ122+クハ122)するために使用されています。

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■田原町行953レ         2012年8月13日

ヒゲ線の複線区間から単線区間へ進入。私が2003年1月~3月に仕事で福井を訪問した頃は福井駅前の直前まで複線でしたが、商店街での渋滞解消のため現在では単線化されています。

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福井駅前に停車中。ステップが出ている状態を撮りたかったので、あえてホーム側から。1両に2箇所あるステップは、それぞれ独立して動かすことができます。

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■越前武生行1104レ  2012年8月13日、福井駅前  

平日日中の福井駅前。この時間帯の利用者は、上の写真のように女性やシニア層が中心ですので、バリアフリーの観点では低床車が望まれるところです。朝夕ラッシュ時は半分以上が学生ですから段差があってもさほど問題にはなりませんが、日中に大型車を運用するのはいかがなものでしょうか。鉄道マニアには喜ばれるかもしれませんが。

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「商店街を大きな電車が!?」の構図。誰もが1度は撮りますね。

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■越前武生行1344レ   2012年8月13日、大名町交差点

地方都市では、郊外の国道やバイパス道路沿いに店舗が展開し、旧市街の中心部がシャッター商店街などになって空洞化する、いわゆるドーナツ化現象がよく見られますが、ここ福井ではまだ中心部がかろうじて頑張っています。シティホテルや飲み屋の集積する片町も、市役所前駅から徒歩圏内です。今後、西武デパートが撤退したりしないよう、願うばかりです。

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■市役所前で並んだ1104レと1027レ   2012年8月13日

203形が福井駅前から市役所前へ戻ると、ちょうど越前武生発田原町行きの201形がやってきて、200形同士の並びが実現しました。市役所前での上下列車の並びそれ自体はさほど珍しいものではなく、日中の20分毎パターンダイヤ、夕方の15分毎パターンダイヤ、いずれのケースでも並びます。問題なのは、並ぶスジで200形2本が走っているかどうかですね。加えて、路面区間での遅延や、信号の切り替わるタイミングなど、並びを阻害する要素もあります。田原町からの上り列車が多少遅れても並びには影響はありませんが(…なにせヒゲ線が単線で列車が1本しか入れないので)、越前武生からの下り列車が遅れている場合は並びは実現しません(幸橋の上ですれ違ったりします)。

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■越前武生行 回750レ  2013年1月20日

市役所前電停を田原町方向から望む。奥右手に向かうのが本線、左手に分岐するのがヒゲ線です。

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■越前武生行1144レ    2012年8月13日、福井駅前

JR福井駅の高架化に伴い、改札口の位置が地上時代よりも北側に数十メートル移動してしまったため、「福井駅前」がますます駅前ではなくなってしまいました。将来的にはヒゲ線をJR福井駅側へ延長する計画もあるようですが、便利になると良いですね。

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ヒゲ線単線区間を反対側から。200形の後部標識灯は最近まで上のように黄色でしたが、2013年現在では全編成が白色灯に変更されており、雰囲気が変わっています。

 次は鉄軌分界点付近を取り上げます。

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2013年2月18日 (月)

■山手線■お茶電編成、本日より運行開始

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■伊右衛門茶の広告編成      2013年2月18日

 本日2013年2月18日は、京成電鉄青電復刻塗装編成の最終運行日…

…ではなく(笑)、ADトレイン『サントリー・伊右衛門茶』の運行開始日です。1月16日から運行されているウグイス色の復刻ラッピング編成に便乗して企画された広告電車です。今日は偶然にもカメラを持っていたので、取引先から戻る途中に1本待ってみると、すぐにやってきました。

2009年には、明治製菓とタイアップして『チョコ電』が運行されましたが、今回のはさしあたり『お茶電』でしょうか。来月まで走っているようなので、晴れた日に再チャレンジしてみたいものです。

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2013年2月13日 (水)

★440000アクセス突破★引退迫る?千葉ニュータウン鉄道9000形

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■北総線内を疾走する9000形9008編成    2012年10月8日

 愛知県の日車豊川工場より、千葉ニュータウン鉄道9200形電車が甲種輸送されたことにより、俄かに引退が噂され始めた9000形電車。この電車が新京成経由で松戸まで乗り入れていた頃から見てきた私のような人間にとっては、今まで残っていたのが不思議なくらいです。

9200形は、日車のブロック工法で量産されている京成の3000形シリーズ(北総7500形、新京成N800形など)を基本としつつ、カラーリングだけはなんとかアイデンティティを保って、C-Flyerの如く黄帯+水色帯を纏ったものになったようです。車体には日車の銘板がありますが、これまでの3000形シリーズのように鉄道事業者の銘板がついていないので、なにやら曰くありげですね。そのうち、その理由も明らかになることでしょう。

 北総線の1期開業区間(新鎌ヶ谷以東)は、ほぼ全線にわたって軌道両側に騒音緩衝用の空き地が設けられており、さらに千葉ニュータウン以東は成田新幹線用地もあるため、障害物が少なく、好きなように撮れます。ただし昨年あたりから、千葉ニュータウン中央-印西牧の原間の軌道南側に沿ってバイパス道路が敷設されてしまい、この区間では撮影できなくなっているので注意が必要です。上の写真の場所の近くにも橋脚が建ちはじめており、じきに撮れなくなると思われます。

関東の駅百選にも選ばれている、印旛日本医大駅の駅舎をバックに。

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2013年2月12日 (火)

【福井鉄道200形百景】田原町駅

 福井鉄道田原町駅はえちぜん鉄道との乗換駅で、1950年の開業時に建造された木造駅舎が郷愁を誘います。

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■田原町駅で発車を待つ、越前武生行1622レ     2013年1月19日

 えちぜん鉄道側は有人駅ですが、福井鉄道側は無人で、平日朝ラッシュ時は近所の方がボランティアで集札業務を行っています。

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■田原町を発車した1144レ  2012年8月13日 

終点付近は、駅ホームを出て道路までのわずかな区間が専用軌道になっています。駅の構造は1面1線ですが、奥の車止めまでの間に編成を1本留置できるだけの有効長が確保されており、車両交換や回送待ちの車両を留置する目的で使用されることがあります。

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■越前武生行1344レ 2012年8月13日、田原町-仁愛女子高校

田原町駅を出て路面区間へ進入した203形。「電車注意」の道路標示に注目。

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■田原町行1507レ  2013年1月19日、仁愛女子高校-田原町

福井鉄道で唯一俯瞰できる場所といわれている歩道橋から202形を。実際にはほかにも俯瞰できる場所はあるのですけどね。

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田原町まで終電に乗務してきた運転士は、翌朝始発に乗務するまでどうしているのでしょうか。私はてっきり、田原町駅の駐車場に停めた社用車で武生の本社まで戻っているのかと思っていましたが、福井新聞の過去の記事に目を通す限り、田原町駅近くの某所で寝泊まりしているようです。「田○町プ○ンスホテル」で検索すると見つかるかも。

 次は市役所前とヒゲ線を取り上げます。

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2013年2月 9日 (土)

【福井鉄道200形百景】路面区間

 福井県の私鉄「福井鉄道」の200形電車の様々な顔を紹介します。

 200形電車は、1960~1962年にかけて日本車輌製造で製作された全金属製の2軸ボギー連接電動客車です。当初は急行運用を中心に活躍していましたが、2012年現在では普通・急行の別なく主にラッシュ時を中心に使用されています。

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■田原町行953レ  2012年8月13日、仁愛女子高校-田原町

ブログのアクセス解析をしていると、「200形 運用」などのキーワードで検索して弊ブログへやってくる方がそれなりに見受けられ、関心の高さがうかがえます。といっても経験的には、日中でもスジ不定で大抵は常時1本走っていることが多いので、カラーリング(車番)にこだわりがなければ、運用を調べなくても土日に一度往訪すれば撮ることができるでしょう

200形ないし610形などの大型車の充当が事実上固定されているのは、平日朝の下り3本(701K、707レ、715レ)、及びその折り返しの上り3本(神明行1本と、回送1本含む)だけです。土曜のダイヤは平日と同じですが、前述の3往復に充当される車両は稀にですが大型車でないときがあります。また前述の日中運用ですが、需要減となる連休中は1本も走っていないことがあります。

この他に例外的事項として、冬期は始発とその折り返し、および前夜の送り込みには大型車が充当されることが多いようです。また大学入試センター試験が実施される土日は、受験生輸送のために平日同様大型車が大活躍します。特に試験二日目となる日曜日は、本来は休日運休の田原町行2本が臨時便として復活運転され、2本とも大型車が充当されます。2年前にも、この運用の「クセ」を利用して610形を撮りました

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■田原町行1227レ  2012年8月13日、公園口-市役所前

 200形電車の魅力は、なんといっても路面区間を大柄な電車が走るときの、その存在感でしょう。写真の203形は1962年3月製です。

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■田原町行1227レ 木田四ツ辻での乗車場面  2012年8月13日

 200形のもう一つの特徴は、ヨーロッパの客車よろしく乗降扉の開閉に合わせて飛び出すステップですね。電停の構造上、乗降シーンを外から綺麗に撮れるのは仁愛女子高校、公園口、木田四ツ辻の3駅のみですが、これらの駅は日中の乗降客が少なく、さりとてラッシュ時は客は多いが手前を通過するクルマも多いため、なかなか綺麗に撮るのは難しいです。

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■越前武生行1104レ  2012年8月13日

綺麗に整備された幸橋。センターポールに架線と街灯を付けるスタイルは、私の生まれ故郷鹿児島の市電を連想させ、親しみを感じます。この橋は、もう少し他の角度から撮れないものかと思案中なのですが、良いアイデアが思いつきません。

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■朝の大型車運用3本目の715レ  2013年4月13日

…と思っていたら、偶然こんな場所を発見しました。桜並木バックの201形です。

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■急行田原町行201形  2009年8月12日、旧本町通り電停付近

 こちらは1960年3月製の201形。デジカメで撮影した最初の200形です。この日はお盆休み直前の平日でしたが、会社休業日のため難なく訪れることができました。

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■越前武生行708レ  2012年2月19日、仁愛女子高校-市役所前

 冬場の日曜日、田原町からの上り第2便は200形でした。冬期は、路面区間の線路の霜取りをして軌道回路短絡を確実にするためのなのか、はたまた架線の霜取りのためなのかは不明ですが、始発列車に大型車を充当しているようでした。この708レも下り始発列車の折り返し運用です。

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■越前武生行820レ  2013年1月20日

センター試験の日は定期便についても平日と同じように大型車が充当されます。

 次は田原町編です。その後、ヒゲ線鉄軌分界点付近鉄道線区間と続きます。

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2013年2月 7日 (木)

★新幹線用入換機★さようなら912形ディーゼル機関車

 国鉄DD13形ディーゼル機関車の去就は、機関車好きにとっては大きな関心事であると思うのですが、どういうわけか廃車から1年経つにもかかわらずほとんど話題にならないので、取り上げることにしました。

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 JR西日本博多総合車両所は、東海道・山陽新幹線で運行されている新幹線電車の車両基地で、JR西日本所属車両の全般検査・重要部検査、改造工事等を担っています。当車両所では、検査中の車両入換用として、2両のディーゼル機関車が使用されています。いわずもがな、元国鉄DD13形ディーゼル機関車、912形64号機と62号機です。

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■2011年10月16日、新幹線ふれあいデーにて構内公開エリアより撮影

 写真の64号機の種車は、1967年3月16日に日本車両製造で製作されたDD13形629号機です。1975年2月7日に廃車となり912形へ改造されました。1975年3月の山陽新幹線博多全通にそなえ、東海道新幹線同様に非常時救援用の機関車が必要になりましたが、新関門トンネル内で列車が非常停止した場合を想定し、911形ではなく912形重連を充てることになりました。強馬力・重連形の600番台が種車に選ばれたのはこのためです。

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912形は、入換・救援用に新幹線電車用密着連結器(通称:アトム)を備えています。通常はこのように90度回転して水平に出した状態ですが、

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931形バラスト輸送用ホッパー車を牽引するときは、干渉しないように直角に立てて、本来備えている自動連結器を使用します。912形はもともとバラスト輸送用ですので、アトムは落成後に取り付けられたものです。

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キャブの非公式側の中央の窓が埋められていますが、これは簡易ATC車上装置を搭載したためです。「簡易ATC」というのは鉄道ピクトリアル2007年12月号に掲載された呼称で、実態がどのようなものなのかはよくわかりません。

青函トンネルで使用されているATC-L形の仕様を念頭に置くと、485系・789系電車の場合は、制限速度を超過した場合に適切な強さのブレーキがかかりますが、ED79形電気機関車の場合は、超えた瞬間に常用最大ブレーキがかかります。いわばATC信号を受けられるようにした事実上のATSです。「簡易ATC」というのも、このような代物なのかもしれません。

●敷地外から

 以上、64号機はすべて車両所公開時に敷地内にて撮影したものですが、

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今度は敷地外から撮影した62号機を紹介します。

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■2011年10月28日、博多総合車両所敷地外より撮影

 写真の62号機は、1967年5月17日に日本車両製造にて製作されたDD13形643号機が種車です。64号機と同じく1975年2月に廃車となり912形へ改造されました。この62号機と64号機、遠くからでも一目で見分けられるポイントがありました。どこだか分かりますか?

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64号機はキャブ側面のナンバープレートが黄色ですが、62号機はボディ同様の青です。また、64号機は銘板(製造時の日車のものと、改造時の小倉工場のもの)が残っていますが、62号機は取り外されているのも相違点でした。

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アトムの仕様は2両とも同じです。64号機にも言えることですが、912形から新幹線電車の密連へブレーキホースが引き通されているのがわかると思います。車両工場内の入換だけなら貫通ブレーキは不要ですが、救援時に本線走行するとなるとこのような装備が必要になります。

●新型入換機

 新しい入換機は、2011年末に導入されました。九州新幹線の博多-新鳥栖間で下り列車に乗車すると、表に出ていれば、車窓から簡単に見えます。ですが、普段待機しているのは敷地外から見えない場所であるため、きちんと写真を撮るとなると、入換のある時を狙うしかありません。入換は朝8時前後か、夕方14~16時頃に行われることが多いようです。(注:車両工場の入換は毎日行われるわけではありません)

気になるそのスタイルですが、これがなんと凸型の2軸ボギー機関車です。形態上は、新潟トランシス社の規格型TMC601とほぼ同じスタイルです。TMC601は、JR東海や西日本が新幹線の保線用モーターカーとして採用している車種で、最初に見た時には保線用なのかと思いました。しかし、塗装が912形と同じ紺色+黄色帯であること、そしてなによりアトムを装備していることから、車両所の入換用とみて間違いないと思います。

●912形のゆくえ

 廃車になった912形は、しばらく車両所内で保管されていたようですが、2012年、64号機の1エンド側のボディがカットされ、保存のために大阪の交通科学博物館へ移送されました。そのうち公開されるかもしれません。

※2016年4月29日にオープンした京都鉄道博物館に展示されています。

◆912形の置き換え時期に関する誤報に要注意!

 月刊鉄道雑誌「レイルマガジン2014年9月号」に掲載されている、児玉光雄「東海道新幹線50周年 8.新幹線事業用車」なる記事(p78)には、912形に関して以下のような記述があります。

「晩年はJR西日本に2輌が在籍し、博多総合車両所で入換用機関車として活躍したが、入換業務がモーターカーに置き換えられ、2006(平成18)年に廃車、消滅した。

これはとんでもない誤報です。なぜなら、私がこのブログ記事に掲載している912形の写真を撮影したのは2011年だからです。車籍を失ったからといって、すぐに使用停止されたり解体されるとは限らないのが入換用機関車の世界。912形がスイッチャーに置き換えられたのは、間違いなく、2011年末です。これは疑いようの無い事実ですので、ここに明記しておくことにします。申し上げたいのは、自分自身で見てもいないことを断定して書くのは良くないですよ、ということです(笑)

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