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2013年5月

2013年5月31日 (金)

◆京急デト11・12◆更新後の初追っかけ

 2010年9月に更新改造工事を終えた京浜急行デト11形11・12を、2011年11月に1日かけて追いかけました。もう2年前の記録ですが、なかなか出すタイミングがないもので(苦笑)

Deto1112_01

デト17・18に引き続き、1500形の界磁チョッパ制御→VVVF制御化による電装解除で余剰になった機器を流用して更新された、デト11形11・12。デト15・1617・18と比較して荷台部分が短く、その分種車の1000形の客室部分が多く残されているため、面影が色濃く残っています。

 神奈川新町の新町検車区を毎週月・木曜日の10時半前後に出発した列車は、金沢文庫までのどこかで1回撮れます。快速特急並みの俊足ですので、列車で追い越して何度も撮るようなことはできません。

Deto1112_02

金沢文庫の金沢検車区で1時間近く止まり荷役を行ったのち出場。 

Deto1112_03

駅への入線待ちの一コマ。横並びが撮れるかどうかは運です。 

Deto1112_04

金沢文庫発は12:30過ぎだったでしょうか。このあと京急ファインテック久里浜事業所で荷役を行い、 

Deto1112_05

金沢文庫へ戻ってくるのは14時過ぎですね。 

Deto1112_06

必ず複々線の内側を通過しますが、この区間は列車密度が大変大きいので、手前に新逗子方面からの列車が被る確率も高いです。ここでも、無事撮れるかどうかは運ですね。 

Deto1112_07

金沢文庫で再び検車区へ入区。荷役ののち新町検車区へと戻ります。この日は、天気が悪くなったのでここで切り上げました。もし晴れたとしても神奈川新町着は15:40頃ですから冬場は厳しいですね。夏場なら新町検車区入区まで明るいなかバッチリ撮れます。よろしければ以前のデト17・18の記事も参考にしてください。

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2013年5月30日 (木)

【くろがね線を読み解く】第137回■20t積台車

 八幡地区の機関庫付近に永らく留置されている、謎の車両。

Tsuta1586
■ツタ1586              2010年 

 記号番号は「ツタ」で、命名規則に従い直訳すると20t積台車である。 

Tsuta1736
■ツタ1736              2010年 

銘板は、確認できる車両を見た限りではすべて「日本車輌」とある。

Tsuta1782
■ツタ1782              2010年 

製鐵所の貨車なので当然ながら貫通ブレーキは装備していない。

Tsuta1780
■ツタ1780              2010年 

これらの貨車が動いているのは一度も見たことがない。

なお背後にある「ZZ」と刻印された貨車は、以前紹介した溶鋼注入台車250-107で、戸畑から八幡へと運ばれた直後はこのように機関庫の近くに留置されていた。2010年8月9日、雨の中機関区を観察していたところ、D442によって現在の場所へ移送されていった。

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2013年5月28日 (火)

★490000アクセス突破★EF81 95 レインボー牽引機工臨

 先週金曜夜は、子会社へ出向していた若手社員が戻ってきたので、新丸ビルの某レストランで歓迎会。総勢11名で、ずわい蟹、うに、フォアグラ、アワビ、伊勢海老、黒毛和牛を堪能、久々に豪勢な食事会でした。飲み放題も付いたので調子に乗って飲んでしまい、翌日5月25日にこの列車が走るのを事前チェックできず、すっかり出遅れてしまいました。

490000_01_ef8195
■ロングレールチキB編成を牽引するEF81 95   2013年5月25日

場所を変えて撮りたいのですが時間がないので、手っ取り早く近所で。EF81形95号機の工臨は、久しぶりに見ました。越中島発着の工臨は基本的に土曜日しかチェックしていないので、2年前の隅田川のイベント以降、この機関車をあまり見る機会がありませんでしたが、まだ元気な姿を見られ満足です。

さて、実はこの列車が通過する直前に予想外の出来事がありました。逆方向から、およそ1か月前の4月27日土曜日にも運行されたEF65形1118号機の工臨が走ってきたのです。背後から急にやってきたので撮り損ねましたが、聞くとどうやら高崎方面に向かうらしいので、

490000_02_ef651118
■定尺レールチキ4両編成を牽引するEF65 1118  2013年5月25日

先回りしてこちらもゲットしました。定番すぎる場所ですが、岡部からタクシーで¥980也。帰りは¥750でグリーン車に乗車し、上野までまた飲んで帰りました。総括すると、飲み+レインボー+レインボー+飲み というしょうもない週末になりました(笑)

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2013年5月27日 (月)

【八戸臨海鉄道】製紙メーカーM社のスイッチャー 日車35t予備機DD352

 最近、ブログで紹介するのが車両工場のスイッチャーばかりになっていますが、もちろんこれまでには専用線や臨海鉄道で活躍するスイッチャーも撮っています。今回は八戸臨海鉄道の終点・北沼駅に連絡する、製紙メーカーM社専用側線のスイッチャーDD352を紹介します。

Dd352_03

 この専用線で使用されているスイッチャー2両はいずれも日本車輌製造製の35t機ですが、その形態は大きく異なります。1両は、クリーム色のセミセンターキャブ機でDD351を名乗り、こちらが常時使用されている車両です。もう1両が今回紹介する朱色のセンターキャブ機DD352で、この車両は予備扱いらしく、稼働率は低いです。2011年2月訪問時には、DD352の方が使用されていました。

Dd352_01

 この車両は元々秋田臨海鉄道向けに新製されたものです。1977年に除籍され、八戸臨海鉄道へと譲渡されました。ボンネット上に前後各1個取り付けられている旋回灯は、八戸に来てからの装備です。鉄道ピクトリアル臨時増刊号「2005年版 鉄道車両年鑑」で確認すると、2004年度末の時点で八戸臨海鉄道に車籍はありません

 この車両が最も特異なのは2エンジン機であることです。鉄道ピクトリアル2011年3月号の拙稿「産業用機関車を追い求めて」においても言及しましたが、日車の産業用機関車はそのほとんどが1エンジン機なのです。2エンジン機は、国鉄DD13形ディーゼル機関車をベースに改良を重ねながら増備された臨海鉄道向け55tクラスの車両がメインで、専用線向けの小型2エンジン機はごく僅かです。

 日車の35t1エンジン機には大量生産されている規格型がありますが、あえてオーダーメイドの2エンジン機としたのは、臨海鉄道向けだからでしょう。もともと機関車保有両数の少ない臨海鉄道では、エンジン故障時の冗長性を担保するうえで、1エンジン機より2エンジン機の方が好まれるというのは、これまでDD13形や臨海鉄道を研究されてきた方々には釈迦に説法ですね。

Dd352_02

 この機関車の検査は、スイッチャーを保有する八戸通運の子会社「八戸通運工業」が実施しており、2011年2月訪問時の車体表記によると、前回検査が2006年4月、次回が2012年4月となっていました。しかし訪問直後の3月、この工場・専用線は東日本大震災による津波被害があったため、スイッチャーの検査周期も変わっている可能性があります。震災時には、工場内に留置されていた多くのコキ車が水に浸かり廃車になっていますが、のちにこのスイッチャーの去就を確認したところ、2012年8月の段階ではまだ動車庫内に保管されているとのことでした。外観はきれいですが動くのかどうかはよく分かりません。

 最後に、日車の車輌史から諸元をピックアップしておきましょう。

  • 記号番号 :  DD352
  • 製造年月 :  1974年(昭和49年)2月
  • 製造者  :  日本車輌製造
  • 製造番号 :  2966
  • 自  重  :  35t
  • 全長(連結面):10,750mm
  • 幅     :   2,720mm
  • 高 さ   :   3,720mm
  • 機 関  :   DMH17C × 2基 (180ps×2)
  • 台 車  :   日車NL26A

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2013年5月25日 (土)

【くろがね線を読み解く】第136回■40t積無蓋車

40t_uta2495
■鉄スクラップを積載したウタ2495     2011年

くろがね線で使用されている、40t積2軸ボギー無蓋車。1975年(昭和50年)若松車輌製である。

40t_uta2481
■八幡へ戻る空車のウタ2481        2011年

2軸ボギー無蓋車はS*編成と命名されている。

以前、この車両の同型車を紹介した記事 では積荷の説明が中心で、車両そのものの写りは鮮明でなかったため、あらためて紹介することとした。

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2013年5月23日 (木)

【秋田臨海鉄道】製紙メーカーD社のスイッチャーDB252除雪入換

 ブログは主に情報を発信する道具として活用するのが一般的ですが、アクセス解析機能を利用すると、意外な来訪者がいることがわかり、興味深いものです。本日昼休みには、三重県四日市にある日本トランスシティ社からこちらの記事へのアクセスが確認できました。当該記事で紹介しているのは、同社が2011年4月まで入換作業を受託していた四日市の三菱化学専用側線(塩浜駅より分岐、作業キロ3.3)で使用されていたスイッチャーです。2012年現在の使用状況が、社内メールで話題になった模様です。

 というわけで、今回は当該スイッチャーDB252が譲渡された直後の除雪シーンを紹介します。

Db252_josetsu01

 2012年1月7日、この時は、弘南鉄道のラッセルを撮影しに行くついでに秋田に寄りました。暴風雪でJRはダイヤが乱れており、東京から始発のこまちで秋田へ向かったのですが到着が2時間以上遅れました。当然在来線の奥羽本線も、土崎から秋田港へ向かう秋田港線も定時運行はなされていませんでしたが、なぜか秋田臨海鉄道は動いていました。向浜へ向かうと、構内の踏切を除雪するためにスイッチャーが使用されていました。

Db252_josetsu02

製紙メーカーD社秋田工場の北側には配送センター(製品倉庫)があり、トラックに積まれた製品(ロール紙など)が通用門から出荷されています。通用門の手前までは公道ですから、車道に出たりしないように邪魔にならない範囲でスイッチャーを見ることもできます。遠くからピーピー汽笛が聞こえたのでずいぶん頻繁に入換をするのだなと不思議に思い近づいてみると、 

Db252_josetsu04

単機で踏切上を往復しながら除雪していました。出入りするトラックが踏切上に雪の轍を作っていきますので、放置しておくと凍結し、コンテナ車の脱線など重大インシデントにつながりかねません。地味な作業ですが重要です。スイッチャーマニアとしては、1日3往復しかない列車の発着入換時にしか動かないスイッチャーが頻繁に動いてくれるのは、大変ありがたいことです。 

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「ゴリッゴリ」、「バキバキッ」なかなか派手な音を立てながら除雪して(というより氷を砕いて)いきます。 

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スノープラウは消耗品だということがよく分かりますね。 

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しばらくすると、ようやく本業のコキ車の入換が始まりました。降雪遅延時の入換なので、時刻は今後も全く参考にならないと思いますので省略します。 

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天候条件は最悪でしたが、とりあえず三菱化学から移ってきた姿(形式写真とコキ車入換)が撮れたので満足し、とぼとぼと正門の方へ向かって歩いていきました。すると…

 

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また動きだすではないですか。雪も止み、最後の最後で晴れてきました。逆光で雪、どう撮って良いのかよく分からないままとりあえず配送センターへ戻ると… 

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思いがけず良いのが撮れました(笑)

 往路のこまちが田沢湖線内で止まった時はどうなるかと思いましたが、内陸部を走るJRより、臨海部を走る臨海鉄道の方が沿線の降雪量は圧倒的に少ないですから、除雪も早く終わり、ダイヤへの影響も少ないんですね。おかげでスイッチャーも無事撮ることができました。(このスイッチャーの雪のない時期の姿はこちら

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2013年5月19日 (日)

★485000アクセス突破★EF65 1118 レインボー牽引機工臨

 今年のゴールデンウィークの休日は、間に平日3日間を挟んで前半と後半に分かれていました。しかし私の勤務先は、プロセス製造業特有というべきなのか、間の平日3日間が会社休業日でしたので10連休になりました。

せっかくの平日休みですから、土日に休みがちな貨物列車を追いかけるまたとないチャンスです。このため、GW前半戦は平日初日の4月30日に北海道の釧路からスタートして、室蘭、函館、七戸と回って3日に帰宅するプランを組みました。後半戦も控えており体力勝負となるため、4月27~29日は近所で息抜きをしてリフレッシュすることにしました。

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■B編成空車を牽引するEF65 1118 2013年4月27日

 これまでに、越中島の東京レールセンター(小名木川)行きの工臨は何度も撮影していますが、このレールセンターの発送到着便はパターンが決まっているので、わざわざ平日休みを利用してまで撮ることはめったになく、撮るのは毎回土曜日になります。27日は、ジョイフルトレイン(死語)のスーパーエクスプレスレインボー牽引指定機のEF65形1118号機が担当するということで、18年間住んでいた土地までちょっと出かけてきました。どうも昨年末あたりからダイヤが変わっているようで、この場所はこれまで11時過ぎに通過だったのですが今回は11:40頃に来ました。すぐ脇を翌日引退予定の流鉄なの花が通過していきますが、撮影する方は僅かです。

485000_kohrinpf111802

この列車は電車やバスで追いかけて何度も撮れるのが特徴ですね。3回目は、民鉄路線のような送電線が特徴の新金線で。こちらは変わりなく、ちょうど昼飯時の同じ時刻に来ます。

撮影者の中には、関西方面から遠路はるばるいらした方もいたようです。沿線に住んでいると、毎週土曜日にチェックしているだけでも年に1回くらいは同じ機関車を撮るハメになります。この機関車の工臨ももう何度も撮っています。もっと早起きすれば場所を変えて撮れるのでしょうが、金曜夜に勤務先のメンバーと飲み会があると、土曜朝はだいたい起きるのが遅くなるので、結局近所で済ませてしまうことが多いですね。

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2013年5月18日 (土)

【くろがね線を読み解く】第135回■戸畑地区ロール鋳造工場の入換

 今回紹介するのは、もう撮ることのできなくなった「消えた撮影地」である。

Nytd443_a
■ロール鋳造工場で入換中のD443    2009年9月23日

 製鉄所というのは、自社の工場のみならず多くの関係会社・協力会社の工場を敷地内に抱え込んでいるものであり、それらの下請け会社の仕事が円滑に進んで初めて製鉄業は成り立っているともいえる。

戸畑地区の某所にある関係会社のロール鋳造工場の入換は、物流子会社のN運輸(当時。その後別会社に吸収・合併して2013年4月現在は社名が変わっている)が請け負っており、N運輸の私有機D443が用いられている。車両については4年前に紹介済であるため詳細は省略する。

Nytd443_b

 この門は、入場を許可され特殊装備の施された自動車が接近した場合のみ自動開閉する仕組みで、機関車は門扉越しにかろうじて確認できる程度である。初めて訪れた際は、何も知らずに門に近づいたのだが、両脇に設置されたパトランプが激しく点滅し、大きなサイレンが鳴り響いてかなり驚いたものである。近づくことはできないので、海側へ移動して待っていたところ…

Nyt_d443_09atm

偶然入場するトラックが門を開けてくれたため、障害物なしで記録することができた。

<守衛小屋の出現>

 2010年頃だったろうか、門のど真ん中、ちょうど門扉と線路の間あたりに守衛小屋が建立されてしまい、以後は機関車は隙間からチラチラ見える程度になってしまった。あれからもう3年が経ち、いまさらこの場所へ撮りに行く者もいないだろうから、記録として公開することにした。

戸畑地区には飛幡門という大変立派な出入口があり、最近は若戸門という新しい出入口も開設された。しかしこの門にはここなりの存在意義がある。実は岸壁が目と鼻の先であるため、鋳造工場で完成した大型製品を船で輸送する際、国鉄貨車シキに類似した形態の大型特殊車両に乗せて岸壁まで運ぶことができる。私はトラックにはまり興味がないが、それでも大型産業車両というのは目を惹くものである。実際そういう場面に遭遇したこともあるが、それももはや思い出話でしかない。

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2013年5月17日 (金)

【くろがね線を読み解く】第134回■くろがね線用70t積スラブ台車

 くろがね線で使用されているスラブ台車は60t積と80t積が多いが、一部に70t積のものもある。

Tob703
■八幡に留置中のトB70-3       2010年

 銘板がないため、製造所や製造年が詳らかでないが、板台枠の台車にスポーク車輪という組み合わせで、なかなか古風な貨車である。自重は20.4t。

Tob705
■八幡に留置中のトB70-5       2010年

こちらも同型車で、自重は20.7t。

Tob705b Tob705a

形式(左写真)は70B-2Bで、以前紹介した命名規則によれば、「戸畑地区用70t積2軸ボギー台車」ということになる。また記号番号(右)が少し変わっていて、トB70-5。通常このタイプの台車は、戸畑地区用Flatcarということで頭文字を取って トF となるはずだが、70t積台車だけはなぜか F ではなく B になっている。理由はよく分からない。

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2013年5月16日 (木)

【くろがね線を読み解く】第133回■60DD-4形D612

 戸畑地区には、Y製鐵所で使用されているディーゼル機関車のうち、70DD-3形を除く全種類が配置されている。

D612
■第一操車場で入換中のD612      2015年12月

  • 形 式 : 60DD-4
  • 記号番号: D612
  • 全 長 : 13,100mm(連結面)
  •  幅  : 2,745mm
  • 高 さ : 3,730mm
  • 運転整備重量:60t
  • 車軸配置:B-B
  • 機 関 : 神鋼造機DMF31SB(500ps)
  • トルコン: 新潟DB138
  • 台 車 : 日車NL31A
  • 最高速度: 30km/h

 鉄道ピクトリアル2011年3月号の石本祐吉氏の記事・写真を確認すると、第一操車場には60DD-6形(運転台とボディが面一になった箱型機関車)が出てくることもあるようだ。私はまだ遭遇したことがない。

【参考】

  • 『日車の車輌史 (図面集-戦後産業車両/輸出車両編)』日本車両鉄道同行部、鉄道史資料保存会編、1999年8月。

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2013年5月15日 (水)

【くろがね線を読み解く】第132回■前田地区の列車を俯瞰

Nyy_kuro05
■60DD形牽引で奥の工場へ向かうホットコイル編成     2011年12月

 八幡駅近くの某ホテルに泊まると、Y製鐵所構内を俯瞰することができる。列車は早朝から深夜まで24時間365日走っているが、平日は特に本数が多い。

八幡構内のみで完結する輸送は少なく、多くはくろがね線経由で戸畑から到着する貨車の輸送であることから、くろがね線の本数が多ければ多いほど、この場所で見られる列車の本数も多いということになる。誰にとがめられることもなく撮影できるので、初心者にはおすすめのスポットである。

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2013年5月14日 (火)

【くろがね線を読み解く】第131回■東田地区継送列車

 くろがね線を経由して戸畑第一操車場から八幡第二操車場へと到着した貨車は、八幡地区の機関車によって行先別に運ばれていく。条鋼工場へ向かう熱塊カバー台車を除くすべての貨車は、東田地区を通過する。

Nyy_kuro01
■D618牽引で第二操車場へ向かう編成     2010年 

これは八幡地区の工場から第二操車場へと向かう編成で、奥の線路を右に向かって機関車牽引で走行している。戸畑へ戻る編成であるから当然製品は積んでおらず、厚板を所定の長さで切断した際に生じる切れ端と思われるものを積んでいる。これは鉄スクラップなどと一緒に戸畑の電気炉や転炉に投入され、再利用されるものと思われる。 

Nyy_kuro02
■D618推進で工場へ向かうホットコイル編成    2010年

これは逆に第二操車場から工場へと向かう編成である。戸畑で圧延された熱延コイルはくろがね線経由で八幡へと輸送され、さらにこうして工場へと運ばれていく。手前の線路を左に向かって機関車推進で走行中。 

この区間は線路が2本あり一見すると複線区間のようでもあるが、基本的に信号はいずれの方向の走行にも対応しているので、実態としては単線の線路が2本あるだけである。しかし、原則として右手にある第二操車場に向かう編成は奥の線路を、第二操車場から出てくる編成は手前の線路を走行するため、一応左側通行の運用である。

Nyy_kuro03
■D618牽引で工場へ向かうスラブ編成    2010年

これも第二操車場から出てきてステンレス工場へ向かうスラブ台車編成。左に向かって機関車牽引で走行している。 

Nyy_kuro04

スラブ台車は全部で10両以上連結されていた。このように、進行方向側が常に機関車というわけではなく、さりとて第二操車場側が必ず機関車というわけでもない。要は入換の都合で機関車は前後どちらに連結されても構わないわけである。

【注意】

 この場所は、平日の6時半頃~9時過ぎと、15時前~17時半頃までは基本的に撮影することができない。またそれ以外の時間帯も、できないことがままある。そんな状況で、我々はどのように振る舞うべきなのか。それは、訪れる各人が自己責任において判断すべきことである。一つアドバイスをさせていただくなら、「アスファルトを踏むべからず」と申し上げておきたい。

製鉄所も機関車も貨車も「機械」のかたまりであるが、動かしているのは紛れもなく「人間」である。どうしたら、相手の神経を逆撫でせずに済むのか。私はこの場所を訪問するたびに、毎回考えている。

又聞きではあるがかつてこの場所ではカメラ没収もあったと聞く。鉄道に夢中になるのもいいが、人生棒に振ることのないように注意したいものである。

※当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

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2013年5月13日 (月)

【くろがね線を読み解く】第130回■80t積 25Mレール輸送専用台車

 八幡地区には条鋼工場があるため、当然ながら軌条を輸送するための専用の貨車もある。条鋼工場から西八幡の製品倉庫へ50メートル長尺レールを輸送する貨車は以前紹介したが、今回は25メートル定尺レールを輸送する貨車を紹介する。

Nyy80t_rail1 80trail_futa2501
■25メートル軌条輸送台車。左が816(フタ2516)、右が801(フタ2501)

 この貨車最大の特徴は3軸ボギー台車を有することだろう。

80trail_futa2517_wheel

3軸ボギー台車は、2つの鋳鋼製スリーピース台車を組み合わせたようなスタイルで、片方に車輪が2軸、他方に1軸ついている。ちょうど、タキ50000形タンク車のTR78台車をイメージしていただくと分かりやすいかもしれない。連結器も車体に直接付いておらず、台車と一緒に動くため、製鉄所構内の急曲線の通過にも対応する。要するに分類的には長物車というより大物車といえるかもしれない。

  • 形 式 : 不明
  • 荷 重 : 80t
  • 自 重 : 36.3t(車両によって異なる)
  • 車軸配置:2+1-1+2

Nyy80t_rail2
■25mレールを4段積みした80t積台車822   2010年
※世界遺産眺望スペース設置のため、この場所からの撮影は不可となりましたのでご注意ください。

25メートルレール輸送専用であるが、どうやら条鋼工場と他の加工工場間の構内輸送専用らしく、西八幡の製品倉庫やヤードに姿を現すことはない。この場所以外に、条鋼工場の南側の屋外に留置されているのを敷地外からフェンス越しに見られる場合がある。

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2013年5月12日 (日)

【くろがね線を読み解く】第129回■60t積 広幅台車

 今回は、八幡地区内専用台車の中から、車体幅の広いグループを紹介する。

Nyy70t772
■短尺レールを積んだ60t積台車772(ユタ2472)  2012年

 この772号車は、以前紹介した60t積製品台車と似た外観を持ちながら、車体幅がより広くなったタイプである。

  • 記号番号:ユタ2472
  • 自 重 : 24.8t
  • 荷 重 : 60t
  • 車軸配置:2-2

Nyy70tx3
■八幡の横持ち貨車置場に並んだ60t積み製品台車。一番左が広幅車 2010年

同型車を妻面側から見てみる。一番左の765号車が広幅の車両、右の2両は通常の60t積台車。

Nyy70t_comparison

こうして並んでみると、幅の違いがよく分かる。左の765号車の車体幅は、おそらく3メートルを超えているのではないだろうか。

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2013年5月11日 (土)

【くろがね線を読み解く】第128回■60t積 製品台車(積荷あり)

 今回は、八幡地区で見られる平台車のなかから、以前紹介した60t積製品台車の積荷を積んだ姿を紹介する。

Nyy70t711
■短尺レールを積んだ711(ユタ2411)  2012年 

こちらは、スペースワールド近くに留置されていた短尺レールを積んだもの。形式称号から見て60t積台車と思われる。

  • 形 式 : 60B-4B
  • 自 重 : 22.5t
  • 荷 重 : 60t
  • 車軸配置: 2-2

くろがね線で使用されている同タイプの車両より、全長が長い。 

Nyy70t714
■鋼矢板を積んだ714(ユタ2414)  2010年

こちらもほぼ同じ場所に留置されていたシートパイル積載の同型車両。

  • 自 重 : 21.4t
  • 荷 重 : 60t
  • 車軸配置: 2-2

形式は読み取れないが、若松車輌の銘板をつけていた。

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2013年5月10日 (金)

★480000アクセス突破★関西ならでは クハ103形0番台シールドビーム低窓車

 2013年のゴールデンウィーク後半戦。5月3日夜に北海道から自宅へ戻り、5月5日の加悦鉄道まつりに参加するため、4日は東京から関西への移動日となりました。西舞鶴に宿を取っていたので、新幹線を京都で下車。道中で嵯峨野観光鉄道のトロッコを撮っても良かったのですが、あそこは桜か紅葉の時期がベストだろうということで、まともに撮影していない奈良線の103系を撮ることに。

480000_s103kansai1

関西の103系の特徴は、低運転台&シールドビーム&ユニット窓のクハ103形0番台がいることですね。車番で言えばクハ103-180~268、ちょうど試作冷房車の後に製造されたロットです。低運転台&一灯ヘッドライトをシールドビーム化した、いわゆる「ブタ鼻」車は、関東にも多くいたのですが、新製時からシールドビームを備えた低運転台車で関東に配置されたのは、我が常磐線の松戸電車区にいたクハ103-188ただ1両のみです。そういう意味で、このタイプは関西を象徴する車両というわけです。

480000_s103kansai2

ついでに、昨夏和歌山へ出張した帰りに撮った阪和線の103系も。低運転台&シールドビームの同タイプです。昭和40年代後半~60年代に関東で生活していた人間にとっては、低運転台の103系スカイブルーを見ると、京葉線か、一昔前の横浜線を連想しますね。晩年の横浜線用103系は、乗り入れ先の根岸線ATC化に対応して高運転台ATC付クハ103(-269~)ウグイス色に統一されましたが、国鉄時代には、低運転台のウグイス色とスカイブルーの混結編成や、スカイブルー一色で統一された編成もいました。当時、親戚が横浜線の鴨居駅の近くに住んでいて、遊びに行く時によく乗ったものです。

そういえば……最近103系のいい模型が出ているみたいですね。私は鉄道模型からは足を洗ったのですが、店頭に展示されているのを見ると少し気になってしまいます(苦笑)

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2013年5月 5日 (日)

★JR北海道★五稜郭車両所のスイッチャー

 JR五稜郭駅は、本州・北海道連絡の要となる駅です。両地域を通して運行されるすべての貨物列車がこの駅で機関車交換(ED79形orEH500形⇔DF200形)を実施しているほか、五稜郭貨物駅(2011年3月改正で函館貨物駅と改称)に停車する貨物列車も、当駅で必ず機関車を交換します。

Goryokaku01
■函館貨物から貨車を運んできたDF200-123(左)と、
 その貨車を3063レに増結して札幌タまで牽引するDF200-54(右)
 奥に停車しているのは札幌タ行き99レで、当駅では機関車交換のみ実施。

五稜郭-函館貨物間は厳密には五稜郭駅構内にあたり、この区間の運転は入換扱いとなります。五稜郭に到着した函館貨物行きの貨物列車は、函館貨物への引込線に入線する際に必ず進行方向が変わります。このため、機回しではなく区間運転用の機関車が別に用意され、専用されています。数年前まではDD51形ディーゼル機関車が入換運転専用に使用されており注目を集めていましたが、2013年現在では上のように本線・引込線いずれもDF200形が充当される機会が増えています。

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■車両所全景。手前は保存車オハ50 5003 と キハ56 211

機関車を観察しているだけでも飽きない五稜郭駅……そのすぐ西側にあるのが、JR北海道五稜郭車両所です。五稜郭車両所は、主に函館運転所に所属する気動車・客車の全般検査を担当している車両工場です。読者のタムタキさんからお寄せいただいた情報によると、この工場には、検査車両の入換を行うための移動機(スイッチャー)が配置されているそうです。しかしながら、2002年12月のダイヤ改正で快速海峡が電車化&特急格上げされて以降、789系電車の全検を苗穂工場で実施しているために検査対象の車両数が激減してしまい、スイッチャーの稼働頻度も低下しているようです。

Goryokaku03

線路の配置はいたって平凡で、入口付近に動車庫、その西側に各工場への線路が分岐しており、その奥に縦列配置された工場建屋間にトラバーサーがあります。

2013年5月2日木曜日、室蘭でスイッチャーを何台か撮影した後、スーパー北斗12号に乗って五稜郭で下車したのが15時半過ぎ、ゴールデンウィーク中の平日で工場の稼働日かどうかは疑わしかったのですが、上のように動車庫のシャッターが開いていました。中は空ですので、スイッチャーが工場の方へ作業に向かっていると想像できます。

Goryokaku04

16時を過ぎたころ、線路脇の旋回灯(左の建屋の窓の手前)が点滅し始めると、スイッチャーが検査済車両を牽引して奥から姿を現しました。

Goryokaku05
■キハを引き出す五稜郭車両所のスイッチャー。機械番号06-28-01-0033  2013年5月2日

スイッチャーは協三工業製の10t機で、被牽引車両のキハ183-3563同様にJR北海道カラーですが、台枠側面とフランジャー?だけが真紅に色差しされ、なかなか奇抜な塗装に仕上がっています。いつ動くのかわからない車両工場のスイッチャーに、30分足らずでお目にかかることができました。かなりついているといえるでしょう。それにしても……スイッチャーの四隅に人が一人ずつ立っている様子は、どことなく映画『ハリーポッターと賢者の石』の人間チェスのシーンを想起させますね(笑)

Goryokaku06

動車庫の手前あたりまでキハを引き出すと、

Goryokaku07_2

切り離して手前にやってきました。

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スイッチャーのいる位置より手前から分岐している線路もあるのですが、すべて途中で剥がされていますので、スイッチャーは動車庫の入出庫以外でこの場所まで出てくることはありません。

Goryokaku09 Goryokaku09a

さて問題のこの車両、半キャブ……と言いたいところですがそうではありません。キャブがボンネットの片側だけ飛び出しているのがいわゆる「キャブ」ですが、この車両のキャブは両側に飛び出していますので半キャブではありません。このタイプは、北海道に多く配置された「ラッセルヘッド付」10t機です。

協三工業の10t機には、標準タイプ、ロータリータイプ、ラッセルタイプがあります(いずれも便宜上の呼称で正式名称ではありません)。ラッセルタイプは、ラッセルヘッドを取り付けるために台枠の角が斜めに落とされているのが特徴で、ラッセルヘッドに干渉しないように解放テコは向かって右側だけ短くなり、連結器も端梁から手前に突き出ています。また、キャブは標準タイプとは異なりボンネットの左右両側に飛び出ており、煙突もキャブのそばに寄せられているのが特徴です。

上の写真、ボンネット右下の台枠部をよく見ると、角の部分だけ色が変わっているのがわかると思います。キャブに近い側はグレーですが、ステップの足下部分だけ黒い三角形になっていますね。斜めに落とされた台枠の角にそのまま手摺だけ取り付けた場合、足元のスペースが非常に矮小になってしまいますので、台枠の角に継ぎ足す形で三角形のステップを取り付けたわけですね。オリジナルがどんな姿なのかを見た方がわかりやすいと思いますので、同型機を後程紹介します。

Goryokaku10

キハ1両だけ引き出したスイッチャーは、

Goryokaku11

そそくさと動車庫へ戻ってしまいました。本日の入換はこれにて終了。

五稜郭車両所では、毎年秋の鉄道の日の前後に公開イベントを開催しており、イベント後には展示車両を元の場所に戻すための入換が行われることがあるようです。いまのところ、このスイッチャーを計画的に撮影するチャンスは公開イベント後しかないようです。今年のイベントでは、ぜひともスイッチャーを展示して……あるいはJR貨物広島車両所のレインボーGOように一つのアトラクションとして活用していただきたいものです。きっと、マニアのみならず子供たちにもウケること間違いなしです。期待していますよ。

●同型機(協三工業10tラッセルタイプ)

 五稜郭車両所で使用されているスイッチャーは、協三工業製10t機のラッセルタイプで、動態の同型車両としては安平町の鉄道資料館の移動機があります。

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■1969年(昭和44年)11月協三工業製10t機 製造番号10679 機械番号06-28-01-028   2011年8月

 このスイッチャーは、資料館で静態保存されているD51 320を屋外展示する際の移動機として使用されています。五稜郭のスイッチャーと同じ角度(後位側)から見てみると、同型であることがよく分かります。ラッセルヘッド装着用に台枠の向かって右手だけ角が落とされていますね。ラッセルタイプにはさらに2種類あり、このスイッチャーのように車両の前後いずれも向かって右側のみ角が落とされた複線ラッセルタイプと、四隅すべての角が落とされた単線ラッセルタイプがあります。足尾の古河鉱業に、協三工業製10t機のラッセルタイプの動態保存機がいますが、あちらは単線ラッセルタイプです。

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2013年5月 2日 (木)

★475000アクセス突破★さよなら流鉄2000形なの花

 2013年4月28日、流鉄(旧 総武流山電鉄)2000形電車、通称「なの花」が引退することになり、惜別ヘッドマークを掲出してさよなら運転が行われました。

Ryutetsunanohana01_2

 私の生まれ故郷は鹿児島ですが、小学校から大学入学まで千葉県松戸市内で過ごしていましたので、スピリットは松戸市民です。写真の駅がその当時の自宅の最寄駅で、高校~駿台予備校生~大学生時代は毎日通学に利用していたものです。

Ryutetsunanohana02

流山線では、だいたい15年に一度のペースで車両更新があり、ちょうどここ4年くらいがその時期にあたります。もっとも、つくばエクスプレス開業後の乗客減により、3両編成を早期離脱せざるを得なくなったのは想定外と思われますが。

Ryutetsunanohana03

以前も述べたように西武顔の電車はあまり好きではないのですが、休みで天気も良く、近所ということもあるので、鰭ヶ崎の定番スポットなどに行ってみました。種別表示が「惜別」となっていますが、最終便では…

Ryutetsunanohana04

なの花最終に変わりました。これまでも、歴代車両の引退時は同じ演出がありました(これこれ)ので、その一環ですね。

ちなみに…ですが。菜の花は「千葉県の花」なんですよ。ご存知でしたか?

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