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2013年6月

2013年6月29日 (土)

★505000アクセス突破★秩父鉄道C58363の近況

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 最近デフレクタを変えてスタイルが一新されたらしい、秩父鉄道のC58363。SL世代ではないので多くを語れませんが、

505000chichibu02

わくわくフェスタのおよそ1か月後に今度は所属クラブの見学会でまた訪ねることになりました。

505000chichibu01

参加した理由は途中参加アリなこと。往復とも西武秩父線使用でフリー切符を使いたかったのと、午前中に貨物を撮りたかったので、15時頃までは単独行動でした。

私見では、ただ乗るだけの企画はもうやめた方がいいと思います。特にパレオエクスプレスのように、電車追っかけでも送り込み回送を含めて4回は撮れる列車をみすみす駅で見送るような企画はいかがなものかと思います(苦笑)

【注意】
 当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

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 当ブログの著作権者は、特記の無い限り、私 「社長」です。当ブログのすべての文章・写真・図面および図表は、日本国の法律(著作権法)と国際条約によって保護されています。改変したものも含めて、著作権者に無断で複製・配布することは出来ません。

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2013年6月27日 (木)

【くろがね線を読み解く】第141回■(続)M製鉄所への転属車

 2年前に紹介した、M製鉄所の機関車D610.Y製鉄所からの転入車であることはすでに述べた。

D610_keishiki2
■車端部の端梁には連結器センタリング装置が見える   2013年5月2日

では元々どの車両だったのかを特定するとなると、これがなかなか難しい。今回の撮影で、上のとおり連結器の根元に連結器センタリング装置があることが分かったので、種車は60DD-3形ではなく60DD-4形以降であることまでは推測できる。

Y製鉄所に新製配置された60DD-4形(D610~619、D622~627)のうち、2013年現在所在の分かっているのは以下のとおりである。

  • 戸畑地区 D611~613、615、622~626
  • 八幡地区 D616~618、619、627

となると、残るはD610、614の2両のみだから、仮に推測が正しいとすると、上のM製鉄所の機関車D610は、この2両のいずれかということになる。上の写真のとおり車体に銘板はついているので、近づくことさえできれば容易に確認はできるのだが…。

※この機関車D610の正体については、こちらの記事を参照のこと。

D610_kylg20b_rendezvous

 今回の収穫は、溶鋼を降ろして製鋼工場へ戻るD610(写真上方)と、JR貨物鷲別機関区輪西派出の入換機(写真下方)のrendez-vous を捉えることができたこと。どちらの機関車も左手に向かって貨車を押しながら走っている。北海道在住の鉄道仲間から寄せられた情報では、溶鋼輸送は3時間に1往復程度の頻度らしいので、車両工場の入換機との同時走行を撮れたのは、かなり幸運といえるのではないだろうか。

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2013年6月23日 (日)

◆東武鉄道北館林◆高田産業の兼用入換動車

 2013年6月、北関東へ出張する機会がありました。東武佐野線に乗っている途中、東武鉄道最後の貨物列車の着駅であった北館林荷扱所に、廃車になった車両が留置されていたため、帰りに途中下車して見物してきました。

Tobukitatate01

 東武佐野線の渡瀬駅北方1kmほどの場所には、1970年代初めに館林北部工業団地が拓かれ、カルピス群馬工場や石油卸会社の両毛丸善が進出しました。もちろんこの土地が選ばれた背景には、当初から製品の発送や到着に東武鉄道を活用することが念頭にあったと思われます。

北館林荷扱所の貨車の入換には、松山重車輌工業製の20tスイッチャーや協三工業製の15tスイッチャー(いずれもL型エンドキャブの2軸機)が使用されていましたが、貨物輸送の廃止により姿を消しています。

Tobukitatate02

 北館林荷扱所の跡地には、東武鉄道の資材管理センター北館林解体所が設けられ、高田産業により東武鉄道をはじめ小田急電鉄や東京地下鉄の車両の解体が行われています。

Tobukitatate03 Tobukitatate04

館林の津覇車輌工業のケース同様、廃車になった車両は部品を取られるなどしており自走することができませんので、入換機が必要になります。高田産業で使用されているのは、かつて使用されていたスイッチャーと同じ松山重車輌工業製の入換機で、所有者は東武鉄道です。銘板に記載の「兼用入換動車」が正式名称のようです。

館林のものと比較すると新しめで、より「機械」らしい姿です。車体下部には枕木方向に移動できるようタイヤがついています。兼用入換動車の「兼用」は軌陸兼用に由来するのでしょう。

 私がこの日の午前中に車窓から眺めた際は、ちょうど東京メトロ銀座線用01系の先頭車1両をクレーンで吊り上げているところでしたが、仕事を終えてかけつけてみると見事に解体されていました。Youtubeで動画を見てみると、長い編成を解体するときにはこの入換動車が編成の葛生寄りに連結され、浅草寄りの車両を解体しながら、1両終わったら浅草寄りへ押し込み、終わったらまた押し込み、という感じで使用されていました。

●都営三田線6000形カットモデルも!?

Tobukitatate05

まあこういうのはどこにでもあるものですから(笑) 解体を引き受けた車両の一部を倉庫として利用しているのでしょうね。都営車の廃車体なのか、秩父鉄道5000系の廃車体なのかは気になりますが。

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2013年6月22日 (土)

◆東武鉄道館林◆津覇車輌工業の車両入換機

 2013年6月、北関東へ出張する機会があったのですが、途中駅で40分近い乗り換え待ち時間が発生してしまったため、時間潰しに見物してきました。

Tobutate01

東武鉄道館林駅の南方には、南栗橋車両管区館林出張所が設けられており、津覇車輌工業によって車両の改造工事が実施されています。単なる車両基地であれば、電車はみな自力走行で入換を行えばよいのですが、改造車両は自走できませんので入換機が必要になります。 

Tobutate02

使用されているのは、東武鉄道の保線用車両・機械を数多く手掛けている松山重車輌工業製の入換機で、所有者は東武鉄道です。銘板に記載の「車両入換機」が正式名称のようです。

足回りは、車輪径が小さいことなどから保線用モーターカーのような印象ですが、上に目をやると台枠が分厚くボンネットも大きくてスイッチャーのようにも見え、しかしキャブはないという、スイッチャーともアントともつかない微妙な存在感を醸し出しています。自重は判別できませんでしたが、下手なスイッチャーより重そうです。

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2013年6月19日 (水)

【くろがね線を読み解く】第140回■60DD-4形ディーゼル機関車D611

D611
■戸畑第一操車場で入換中のD611    2013年

 第一操車場は、戸畑地区で稼働する機関車を見られる数少ないポイントである。この日は、普段めったに見る機会のないD611にお目にかかることができた。いつも第一操車場に出てくる機関車が検査か故障中なのだろうか。

高炉付近で使用されているためか車体の汚れが酷いが、装備的には既に紹介済みの60DD-4形と大差ない。キャブの窓は汚れで内部がほとんど見えない状態だが、運転手は車体端部の簡易運転台に乗って運転するため、問題はない。

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2013年6月18日 (火)

★500000アクセス突破★50周年500形5000系

 500000アクセス突破記念として、ここ数週間で話題のイベントから三つ紹介します。

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 2013年5月26日、神奈川臨海鉄道が開業50周年を迎え、横浜本牧駅の公開イベントが開催されました。機関車には「50周年記念ヘッドマーク」が掲出されました。

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2013年6月1日、日立製作所水戸事業所の公開イベントが開催され、同社製の試作機関車ED500形901号機を見ることができました。(工場入場時に撮影許諾済)

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2013年5月18日、秩父鉄道広瀬河原車両基地にて「わくわく鉄道フェスタ」が開催され、5000系電車と協三工業製15tスイッチャー(元・旭化成専用線の入換機No.3)が並びました。

時事ネタを50-500-5000でまとめてみましたが、50000系は特に話題性がないので省略します(笑)

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2013年6月12日 (水)

◆三井化学専用鉄道◆サビ取り運転2009

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■返空タキとサビ取り運転用コキ200×3連を牽引する45t電車No.19 2009年3月10日

 2009年3月上旬の二日間、数年ぶりに三井化学専用鉄道を訪問しました。この時は、この週末で廃止となる寝台特急はやぶさ撮影のついでに寄ったわけなのですが…やってきたのは虚しい空車のコキ200形×3両編成。次位には、南延岡への返却タキ5450形1両が連結されていました。仮屋川操車場で空の貨車を置き去りにすると、単機で宮浦へと戻っていきました。しばらくすると、また単機で仮屋川へ現れ、

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■サビ取り運転用コキ200×3連を牽引して宮浦へ戻るNo.19 2009年3月10日

コキ200形3両編成を牽引して宮浦へと戻りました。時刻は通常時と同じでしたが、一見何のために走っているのかよく分からない列車でした。

この後、宮浦の操車場へ向かい入換でも撮れないかとぼーっと待っていると、M化学の方が事務所から出てきましたので、運転の目的を聞いてみました。それによると、車両が長期間走行しないとレール錆びて軌道回路の短絡が確実に行えなくなり、信号機や踏切が正常に働かなくなるのでので、定期的に走らせる必要があるとのことでした。要するに「サビ取り運転」ということですね。

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■4175レは、連日コキ200空車×3連ばかり   2009年3月10日

この時はJR側でも不可解な列車が走っていました。当時、北九州貨物ターミナル-大牟田間に設定されていた4175・4172列車(2013年3月現在の1151・1152列車に相当)は、往復とも空車のコキ200形3両編成を連結して連日行ったり来たり。三井化学専用鉄道のみならずJRまでグルになって、ひたすら空のコキを走らせ続けている様子は不気味としか言いようがありませんでした。そのうち、JR側の空車往復がなくなりましたが、三井化学大牟田工場の休転が終わり輸送が再開されるまでの間、三井化学専用鉄道内だけでサビ取りが行われていたのかどうかは、定かではありません。

大牟田-仮屋川操車場間のDE10形による入換運転も真面目に撮っておけばよかったのですが、珍しくもないDE10がコンテナの載っていない空車を牽いている姿など興味もなく、すぐそばのホテルの1Fレストランで呑気に朝食をとっていました。何事も無駄ではないと考えて地味な列車でも撮っておけばよかったと後悔しています。

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2013年6月 9日 (日)

【くろがね線を読み解く】第139回■JR九州黒崎レール工臨

 JR九州のレール輸送工事用臨時列車は、2010年11月以降、DE10形ディーゼル機関車によって牽引されており、発駅は黒崎または遠賀川である。といっても、遠賀川は黒崎から運んできたレールを溶接してロングレールを製造している拠点であるから、すべてのレールは黒崎からやって来るといってよい。

黒崎発のレール工臨用チキにレールを積み込んでから西八幡へ出場するまでの様子は以前紹介しているので、今後は西八幡からの発送の様子を紹介する。すなわち

  1. 西八幡→黒崎入換 (チキ出場)
  2. 黒崎での発車前作業
  3. 黒崎→遠賀川輸送 (JR鹿児島本線走行)
  4. 遠賀川入換 (スイッチャー入換)

である。今回は 3 のJR本線走行の様子から。

20130609_kurosakikohrin

 DE10形重連に牽引され、鹿児島本線を下るレール工臨チキ12両編成。14:35頃に黒崎を発車し、途中停車駅の遠賀川までノンストップで運行された。先頭は国鉄色ながら赤ナンバープレートの1207号機、後ろはSL人吉補機色の1638号機。どちらも九州ならではの仕様である。この日の編成は、進行方向の鹿児島寄りから順に以下のとおりであった。

DE10 1207+DE10 1638

+チキ6326+チキ6351+チキ6300+チキ6014 …編成1(遠賀川切り離し)

+チキ6239+チキ6104                 …編成2(肥前山口切り離し)

+チキ6230+チキ6273+チキ6261+チキ6259 …編成3(鍋島行)

+チキ6255+チキ6249                 …編成4(鍋島行)

編成1~4それぞれの着駅名、荷受人、積んでいたレールの種類と本数は以下のとおりである。

【編成1】

  • 着駅名 博多保線区
  • 荷受人 JR九州レールセンター
  • 60Kレール 50メートル×24本

【編成2】

  • 着駅名 肥前山口
  • 荷受人 北九州資材センター
  • 60Kレール 25メートル×12本、20メートル×2本

【編成3】

  • 着駅名 鍋島
  • 荷受人 佐賀工務
  • 50Nレール 50メートル×11本

【編成4】

  • 着駅名 鍋島
  • 荷受人 北九州資材センター
  • 50Nレール 25メートル×32本、20メートル×11本

●2015年10月8日追記

 2015年の遠賀川工臨についての記事はこちらから。

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2013年6月 8日 (土)

★495000アクセス突破★山陽電鉄3000系アルミカー

 今年に入ってから、播磨工業地帯の廃線跡・保存車両巡りや製鉄所の機関車撮影をするついでに山陽電鉄3000系を撮りはじめましたが、早くもアルミ車のバリエーションが揃ってしまったので、アクセス突破記念とします。

※写真は特記を除き2013年4月撮影

Sanyo3600_130414 Sanyo3002_130414

3000系には、3両編成と4両編成があります。構成はそれぞれ以下の通りです。

        ←梅田    姫路→

3両編成 … cM+M+Tc

4両編成 … cM+M+T+Tc

  • cM 3000形偶数車
  • M  3000形奇数車
  • Tc 3600形
  • T  3500形

1964年に最初に登場したグループは、川崎車両がドイツのWMD社からライセンス供与を受けて製作した試作車3両編成×2本で、アルミ車体が採用されました。

  1. 3000+3001+3600(左写真)
  2. 3002+3003+3601(右写真)

T車2両(3500、3501)は、1968年に神戸高速鉄道乗り入れ開始時の増結用として増備されたものですが、2013年4月現在、この2両は他の編成に譲って3両編成に戻っています。

Sanyo3602_120818
■量産車の第一グループは鋼製車    2012年8月18日

アルミ製で華々しく登場した3000系でしたが、当時車両増備が急務であったために、量産はより安価な鋼製車で行われることになりました。

  • 3004+3005+3602

上写真は鋼製で量産された最初の編成です。 

Sanyo3066_130414 Sanyo3638_130414

3000系グループが再びアルミ車となったのは、3050系の途中からです。いわゆるニューアルミカーの登場ですね。

  • cM 3050形偶数車
  • M  3050形奇数車
  • Tc 3630形
  • T  3530形

最初のニューアルミカーは、3066+3067のcM+Mユニット(左写真)ですが、あいにく連結相手となるTcの3638(右写真)が鋼製で落成したため、それにあわせてアルミ車のcM+Mも塗装されているのが特徴です。ニューアルミカー最初の車両が銀色ではないというのも面白いですね。 2013年4月現在の編成は以下の通りです。

  • 3066+3067+3538+3638

Sanyo3100_130414 Sanyo3619_130414

輸送力を柔軟に調整するため、既存編成に増結・解放する前提で製作されたのがこの3100系。cM+MユニットのTc連結側に電連を装備している点などが特徴の車両でしたが、結局1ユニットのみで後が続きませんでした。

  • 3100+3101+3619

この車両の連結相手のTc車3619(右写真)は鋼製車ですが、こちらは逆にcM+Mに合わせて銀色に塗装され、いわゆる「なんちゃって」アルミカーに仕上がっています。色合いが違うのですぐ分かりますね。 

Sanyo3643_130414

 こちらはすべて銀色で揃った4両編成です。

  • 3076+3077+3500+3643

よく見ると中間のT車(左から2両目)だけ車体断面が異なります。これはまたなんちゃってアルミカーか!?という雰囲気ですが、この編成は4両とも正真正銘のアルミ車です。cM+MとTcはニューアルミカーですが、Tは試作アルミ車3500なので、車体断面や扉間窓形状、エアコン形状などが異なっています。 

Sanyo3644_130414

こちらもT車のみ試作車の3501形、他はニューアルミカーです。

  • 3078+3079+3501+3644

両数も少なく顔も似たり寄ったりなのにこれだけバリエーションがあるのも、準大手私鉄ならではでしょうか。

【参考】

  • 『復刻版 私鉄の車両7 山陽電気鉄道』 株式会社ネコ・パブリッシング、2002年
  • 『私鉄車両編成表’08年版』 ジェー・アール・アール、2008年

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2013年6月 5日 (水)

【くろがね線を読み解く】第138回■神戸製鉄所H29年度を目処に高炉廃止

 2013年5月29日、そのニュースは突然飛び込んできた。神戸製鋼神戸製鉄所の高炉が、2017年度(平成29年度)を目処に休止されるというのである。

Kobedl12301

跡地に発電所を建設し電力事業を興すことにまで言及しているところをみると、休止とは言っても解体を前提にした事実上の廃止とみるべきだろう。複数の高炉を擁する一貫製鉄所が、その一部を休止することはよくあるが、もし予定通り高炉を全廃して一貫製鉄所でなくなるとするなら、1993年に高炉を廃止した広畑製鉄所 以来となる。日本全国に15か所存在する一貫製鉄所のうちの1つが、姿を消すことになる。

Kobedl12302

神戸製鉄所といえば、石屋川河口付近の運河の対岸から機関車が見えることでその筋のマニアには有名であった。上の写真の場所は、連続鋳造工場から鋼片を圧延工場へ輸送する列車が通過するルート上である。報道によると、高炉廃止後は鋼片を加古川製鉄所からもってきて圧延するとのことだから、無くなるのは高炉・転炉・連鋳の設備で、圧延設備は当面残りそうである。しかし、鋼片を岸壁で船から荷揚げすることを考えると、この場所の線路が残るかどうかは微妙だ。

Kobedl12303

神戸製鋼といえば、住金と並んで日立製の機関車を好んで導入してきたメーカーである。この機関車DL123も日立の35t機で、渡辺台帳と日立のサプライリストを参照すると、諸元は以下のとおりである。

  • 記号番号 : DL123
  • 製造年月 : 1970年12月
  • 製造者  : 日立製作所
  • 製造番号 : 13170
  • 自  重  : 35t
  • 車軸配置 : B-B
  • エンジン  : 神鋼造機DMH17SB(300ps/1,600rpm)
  • 液体変速機: 神鋼造機TCW-2.5A
  • 軌  間  : 1,067mm

日立が神鋼へ納入した機関車は、エンジンとトルコンがどちらも神鋼造機製であることが多い。

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2013年6月 4日 (火)

■倶楽部活動■静岡貨物駅見学2011

 2011年6月、ちょうど2年前になりますが、所属クラブのお出かけツアーで静岡貨物駅の見学を実施しました。この日は岳南鉄道貨物入換、清水港線廃線跡、静岡鉄道長沼車庫見学を含めて1日でこなすというかなりタイトなスケジュールでしたが、充実した休日になりました。

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貨物ターミナルの見学が実現するにあたっては、当時の駅長が所属クラブの会員だったという点もプラスに働きました。 

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営業列車の入線から荷役までを構内から見られるというのは、見学の特権ですね。 

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E&S駅では、荷役中は架線への通電を切ります。これは、荷役中のコンテナとの絶縁距離を確保できないためです。直流電化区間では、通電していないことをフォークリフト操縦者に知らせるために、黄色い旋回灯が点滅します。2004年夏に北九州貨物ターミナルを見学した際は、交流電化区間では列車入線で赤点滅、通電切りで青点滅となっていました。

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E&S駅のフォークリフト操縦者は、社内の有資格者に限定されており、一定のスキルを持った担当者が目にも止まらぬ早業で次から次へとコンテナを載せ替えていきます。リフトは一定の高さ以上上がらないような仕掛けがあり、誤ってコンテナが架線に接触するなどということはありません。 

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長さ20ft以上のの大型コンテナはトップリフターにより積み込まれます。 

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列車の通過しない時間帯には、留置中の機関車の運転台も見学できました。 

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EF66 125の運転台。JR化後に新製された機関車のため、コンポーネント化・ユニット化が進んでいてかなり綺麗ですね。

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といっても最近の機関車は後付けの機器が多く、操作も大変そうです。 

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方向切り替えスイッチ。

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ATS-PF。JR東日本・東海・西日本では会社によって仕様が異なるため切り替えが必要です。

これまでに、JRの貨物ターミナルはあちこち見学していますが、やはり列車の行先にバリエーションが多いところほど面白いですね。

【参考】

  • 福村直登、中川伸吾、西村光司「貨物駅構内作業計画のシステム化」、RRR2010年11月号、公益財団法人鉄道総合技術研究所

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