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2013年6月 8日 (土)

★495000アクセス突破★山陽電鉄3000系アルミカー

 今年に入ってから、播磨工業地帯の廃線跡・保存車両巡りや製鉄所の機関車撮影をするついでに山陽電鉄3000系を撮りはじめましたが、早くもアルミ車のバリエーションが揃ってしまったので、アクセス突破記念とします。

※写真は特記を除き2013年4月撮影

Sanyo3600_130414 Sanyo3002_130414

3000系には、3両編成と4両編成があります。構成はそれぞれ以下の通りです。

        ←梅田    姫路→

3両編成 … cM+M+Tc

4両編成 … cM+M+T+Tc

  • cM 3000形偶数車
  • M  3000形奇数車
  • Tc 3600形
  • T  3500形

1964年に最初に登場したグループは、川崎車両がドイツのWMD社からライセンス供与を受けて製作した試作車3両編成×2本で、アルミ車体が採用されました。

  1. 3000+3001+3600(左写真)
  2. 3002+3003+3601(右写真)

T車2両(3500、3501)は、1968年に神戸高速鉄道乗り入れ開始時の増結用として増備されたものですが、2013年4月現在、この2両は他の編成に譲って3両編成に戻っています。

Sanyo3602_120818
■量産車の第一グループは鋼製車    2012年8月18日

アルミ製で華々しく登場した3000系でしたが、当時車両増備が急務であったために、量産はより安価な鋼製車で行われることになりました。

  • 3004+3005+3602

上写真は鋼製で量産された最初の編成です。 

Sanyo3066_130414 Sanyo3638_130414

3000系グループが再びアルミ車となったのは、3050系の途中からです。いわゆるニューアルミカーの登場ですね。

  • cM 3050形偶数車
  • M  3050形奇数車
  • Tc 3630形
  • T  3530形

最初のニューアルミカーは、3066+3067のcM+Mユニット(左写真)ですが、あいにく連結相手となるTcの3638(右写真)が鋼製で落成したため、それにあわせてアルミ車のcM+Mも塗装されているのが特徴です。ニューアルミカー最初の車両が銀色ではないというのも面白いですね。 2013年4月現在の編成は以下の通りです。

  • 3066+3067+3538+3638

Sanyo3100_130414 Sanyo3619_130414

輸送力を柔軟に調整するため、既存編成に増結・解放する前提で製作されたのがこの3100系。cM+MユニットのTc連結側に電連を装備している点などが特徴の車両でしたが、結局1ユニットのみで後が続きませんでした。

  • 3100+3101+3619

この車両の連結相手のTc車3619(右写真)は鋼製車ですが、こちらは逆にcM+Mに合わせて銀色に塗装され、いわゆる「なんちゃって」アルミカーに仕上がっています。色合いが違うのですぐ分かりますね。 

Sanyo3643_130414

 こちらはすべて銀色で揃った4両編成です。

  • 3076+3077+3500+3643

よく見ると中間のT車(左から2両目)だけ車体断面が異なります。これはまたなんちゃってアルミカーか!?という雰囲気ですが、この編成は4両とも正真正銘のアルミ車です。cM+MとTcはニューアルミカーですが、Tは試作アルミ車3500なので、車体断面や扉間窓形状、エアコン形状などが異なっています。 

Sanyo3644_130414

こちらもT車のみ試作車の3501形、他はニューアルミカーです。

  • 3078+3079+3501+3644

両数も少なく顔も似たり寄ったりなのにこれだけバリエーションがあるのも、準大手私鉄ならではでしょうか。

【参考】

  • 『復刻版 私鉄の車両7 山陽電気鉄道』 株式会社ネコ・パブリッシング、2002年
  • 『私鉄車両編成表’08年版』 ジェー・アール・アール、2008年

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