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2013年6月23日 (日)

◆東武鉄道北館林◆高田産業の兼用入換動車

 2013年6月、北関東へ出張する機会がありました。東武佐野線に乗っている途中、東武鉄道最後の貨物列車の着駅であった北館林荷扱所に、廃車になった車両が留置されていたため、帰りに途中下車して見物してきました。

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 東武佐野線の渡瀬駅北方1kmほどの場所には、1970年代初めに館林北部工業団地が拓かれ、カルピス群馬工場や石油卸会社の両毛丸善が進出しました。もちろんこの土地が選ばれた背景には、当初から製品の発送や到着に東武鉄道を活用することが念頭にあったと思われます。

北館林荷扱所の貨車の入換には、松山重車輌工業製の20tスイッチャーや協三工業製の15tスイッチャー(いずれもL型エンドキャブの2軸機)が使用されていましたが、貨物輸送の廃止により姿を消しています。

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 北館林荷扱所の跡地には、東武鉄道の資材管理センター北館林解体所が設けられ、高田産業により東武鉄道をはじめ小田急電鉄や東京地下鉄の車両の解体が行われています。

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館林の津覇車輌工業のケース同様、廃車になった車両は部品を取られるなどしており自走することができませんので、入換機が必要になります。高田産業で使用されているのは、かつて使用されていたスイッチャーと同じ松山重車輌工業製の入換機で、所有者は東武鉄道です。銘板に記載の「兼用入換動車」が正式名称のようです。

館林のものと比較すると新しめで、より「機械」らしい姿です。車体下部には枕木方向に移動できるようタイヤがついています。兼用入換動車の「兼用」は軌陸兼用に由来するのでしょう。

 私がこの日の午前中に車窓から眺めた際は、ちょうど東京メトロ銀座線用01系の先頭車1両をクレーンで吊り上げているところでしたが、仕事を終えてかけつけてみると見事に解体されていました。Youtubeで動画を見てみると、長い編成を解体するときにはこの入換動車が編成の葛生寄りに連結され、浅草寄りの車両を解体しながら、1両終わったら浅草寄りへ押し込み、終わったらまた押し込み、という感じで使用されていました。

●都営三田線6000形カットモデルも!?

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まあこういうのはどこにでもあるものですから(笑) 解体を引き受けた車両の一部を倉庫として利用しているのでしょうね。都営車の廃車体なのか、秩父鉄道5000系の廃車体なのかは気になりますが。

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