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2013年8月25日 (日)

【秩父貨物】セメント工場休転予定2013

 セメント新聞によると、2013年度の国内全メーカーの国内セメント販売数量は4,700万tに達する見込みです。東北の震災復興需要もありますが、マスが大きいのはやはり首都圏の大型再開発案件のようです。

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 ここ十年ほどのあいだ、セメントメーカー各社は「販売数量年間4,000万tに耐え得る体制づくり」をキーワードに、生産体制の見直し、工場・SSの統廃合と物流のスリム化、人員削減などに取り組んできました。最近の新聞報道などでは4,800万tという試算も出ているようですが、現状では物流をスリム化して余力がないため輸送が追い付かず、また最終消費地(生コンや固化材、関連製品の納入先)での資材・人手が共に不足しており、現実にはそこまではいかないようです。

Kamotsu201309sleep2

さて、そんな状況でもセメント焼成釜(ロータリーキルン)は、消耗部位の補修のため定期的に火を落とす必要があります。今年のT社K工場の休転は9月中旬から10月上旬の間で実施されるようです。期間中は、貨物列車も運休が増えるものと考えられます。せっかく訪問したのに運休だった、などということのないよう、充分に情報収集をしておきたいものです。

Kamotsu201309sleep3 

 ちなみに、上の写真に写っている武州原谷の45tスイッチャーですが、毎年5月頃に行われる工場の定期点検に合わせ、貨物列車が運休になる時期に検査を実施しているため、予備の35tスイッチャーが動くことはめったにないという曰くつきです。貨物列車の運休期間が検査期間より短いと、運が良ければ予備機を撮ることができます。もちろん今回の休転は検査時期とは数か月ずれていますので、期間中に訪問しても何も珍しいものは見られないと思います。工場が休転するから予備機が動くのではなく、あくまでも本務機が検査入りするから動くのです。そこのところは勘違いしないように注意したいものですね。

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