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2013年12月

2013年12月30日 (月)

★JR西日本吹田工場★入換用15tバテロコとU@Tech

 2013年11月9日、JR西日本吹田工場(現 吹田総合車両所)の公開イベントに3年ぶりに参加しました。本命は、翌日に開催される大阪市営交通フェスティバルでのバッテリー機関車構内走行でしたが、何か珍しい車両が展示されるかもしれないと期待し、前泊してついでに吹田にも参加しました。

当日は3年前と比べて車両展示スペースが東側へ拡張されており、展示車両も多く、なかなか楽しめました。特に、裏方的で特殊な車両が展示会場中央に撮りやすく展示されていたのは良かったです。まず目を惹いたのは…

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クモヤ145の重連。近頃は、JR東日本管内の車両センター⇔車両工場間の回送(配給)は電気機関車牽引となることが多いですが、一昔前は被検査車両がクモヤに挟まれて大井工場を出入りしていましたね。JR東日本管内ではすでに過去帳入りしている光景ですが、JR西日本ではまだ見られます。

Suita20131109115tmrv

その隣にいたのが、3年前にも撮影した車両入換用15tバッテリー機関車。以前は西側からしか撮れませんでしたが、今回無事東側からも撮ることができました。入換用機関車というのは、運転台が横向き1基の場合、公式側と非公式側で車体側面の形態が異なることが多いので、どうしても両側から撮っておきたかったわけです。3年前の写真 と比較すると、実際に形態が違うのが分かると思います。乗務員扉の隣にある窓の大きさの違いに注目。

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そして一番の収穫は、U@Tech編成。先頭のクヤ212-1、次位のサヤ213-1はマリンライナー用213系からの転用改造ですが、最奥のクモヤ223-9001は川重構内で保管されていた試作電車クモハ223-9001(無車籍)をJR西日本が購入して改造したという曰くつきの車両です。関東に住んでいるとこういう車両にはなかなか巡り会えませんので、貴重な機会を提供していただいた吹田工場の方々に感謝します。

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2013年12月28日 (土)

★595000アクセス突破★はやとの風 今昔

 先日詳細が発表された2014年3月のダイヤ改正でデビュー10周年を迎える、特急「はやとの風」。

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先日帰鹿した際に久しぶりに撮ったら、デビュー当時同様の2両編成になっているのですね。指宿枕崎線の特急「いぶすきの玉手箱」に1両取られたんだとか。子供の頃の個人的な体験からすると、夏は指宿で海水浴、冬は霧島でゆっくり寛ぎながら静かにお正月を迎える、そんなイメージです。平たく言えば、指宿は大衆向け、霧島は高級志向です。いまは指宿の方が人気があるのでしょうかね。


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4年前に撮ったはやとの風2号。この頃はまだ3両編成でした。奥の山の麓に西郷終焉の地がある。

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2013年12月23日 (月)

【くろがね線を読み解く】第161回■東田地区くろがね線継送

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 2013年最大のニュースは、Y製鐵所八幡地区に様々な変化があったこと。東田地区についても、場内の工事の都合で一部区間が見えるようになった。この区間は、第二操車場発着のくろがね線の列車に継送される貨車が行き来する場所で、かつ船積み用の岸壁へ運ばれる貨車も通過するため、八幡地区では最も列車密度が大きい。上は、戸畑から到着したホットコイルがD627の牽引により工場へ運ばれていく途上である。

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これは冷延コイルがD618によって運ばれていくところ。

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しばらく待っていると、同じ機関車が今度はスクラップを積んだ40t積無蓋車を戸畑へと運ぶべく、第二操車場へ推進していった。

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2013年12月22日 (日)

JRの貨物列車で振り返る2013年

 ブログを拝見していると、皆さんそれぞれに今年の振り返り記事をアップされているようです。しかし自分は毎年のことながら、JRの貨物列車をあまり撮っていません。専用線や車両工場を訪問するついでか、出張の移動中に撮るのがせいぜいで、撮影する日時・場所が著しく制限されるため、まともなものはごく僅かです。そんな中から、ブログ未公開で、かつ今後も半永久的に公開するあてのない写真を四半期毎にご紹介しましょう。

●第一四半期 1~3月

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■京成電鉄3000形を甲種輸送するEF65 2074 1月27日、金谷-島田

 京成電鉄の赤電こと3300形が引退 するのに伴い、新車が導入されるというので、メーカーのある豊川から金谷まで、甲種輸送列車を追いかけました。上写真の3000形に代表される京成電鉄の都営浅草線乗り入れ規格対応車は、原則として逗子から専用鉄道経由で東急車輛へ搬入され、台車交換ののち、金沢八景から都営浅草線経由で宗吾車両基地まで回送されます。乗入れ実績のない系列の場合は、京成3600形電車3668FのオールM車4両編成に牽引されて回送されるので、甲種輸送の後にももう一つ楽しみがあるのですが、3000形は残念ながらすでに量産されている車両のため、自力回送でした。

なおこの時は、撮影後に歩いて大井川鉄道新金谷駅へ向かうと、SLの静態保存車の入換 を撮ることができました。一石二鳥ですね。

●第二四半期 4~6月

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■701系5000番台を推進してAT入場するDE10 1759  6月7日、土崎-土崎工場

 今年初めて、標準軌区間である田沢湖線用の701系5000番台を土崎工場(現:秋田総合車両センター)で機器更新改造するのに伴い、秋田車両センター-土崎間で甲種輸送列車が運行されました。ほとんどの方にとってはこの列車が目当てですが、私の狙いはもちろん土崎工場のスイッチャーです。幸いにも、帰京後にJR秋田支社・土崎工場への取材が実現し、調査結果を鉄道ピクトリアル誌2013年10月号にて報告することができました。当日は甲種輸送列車の出発が4時間も遅れハラハラしましたが、たまたま保線の方がウロウロしていたので、聞き込みを行い、撮り逃さずに済みました。

●第三四半期 7~9月

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■安中行き鉱石列車を牽引するEH500-56  8月16日、牛久-佐貫

 常磐線で運行されている貨物列車の牽引機が、JR東日本田端機関区のEF510形からJR貨物仙台機関区のEH500形に代わったのも、今年3月のダイヤ改正です。常磐線の貨物列車にEH500はどう考えてもオーバースペックですから、いずれはJR貨物に譲渡されたEF510に置き換えられると思っていましたが、このままEH500の間合い運用とされるかもしれませんね。

水戸はORS化、EL入換を行っていた友部の専用線は列車の発着がなくなり線路が剥がされましたし、勝田の日立製作所専用鉄道は20年近く車両の出場はありません。常陸多賀は不定期でDL入換、小名浜は宮下への駅統合計画があり、自治体レベルでは廃止も検討されています。残っている貨物駅は日立と土浦だけですからね。

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■75レを牽引するEF65 2060  9月28日、吹田貨物ターミナル-尼崎

 これは大阪出張のついでだったでしょうか…梅田のビル群がバックになるこの場所は、JR東西線が開業してアクセスしやすくなった頃に来て以来ですから、もう20年近く経つでしょうか。EF65PFは相当撮っているのであまり未練はありませんが、今年は3月に吹田貨物ターミナルが開業して東海道本線の貨物列車の運用にかなり変化がありましたね。今後のダイヤ改正によっては、この場所を順光の時間帯に通過する貨物列車がなくなる可能性もあるので、せっかく大阪に来たので記念に撮っておこうという。

●第四四半期 10~12月

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■2070レを推進するEF67 102  10月19日 瀬野-八本松

 これは三原出張のついでだったでしょうか、それとも福岡のついでだったか、よく覚えていませんが。せっかく来たので縁起物ということで。今年実施されたJR貨物広島車両所公開では、EF67 0番台の来年引退を前提とした様々な企画があったようですね。その日は海外にいたので行けませんでした(泣)

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■1152レを牽引するEF81 502 11月24日、遠賀川-水巻

 EF81形300番台や450番台が富山機関区へ貸し出されていた のもつかの間、500番台が九州で活躍を始めたのも、今年のニュースですね。この時の502号機はまだスノープラウを付けたままでしたが、いまはどうでしょうか。この場所は、まだ液化塩素のタキが運行されていた4年前にも撮影していますが、そのときは田圃でした。現在ではご覧のようにキャベツ畑に変貌しています。

●EF81形500番台と450番台増備車の関係

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■EF81 503と454   12月15日、鹿児島貨物ターミナル

 上の二つの写真を比較すればわかるとおり、500番台と450番台453~455号機の車体形態は瓜二つ。スカートに取り付けられた総括制御のためのジャンパ連結器の相違はありますが、車体だけに目をやると、裾のコンテナブルーのラインがなければ見分けがつかないほどです。

 450番台は、451・452号機の2両のヘッドライトが運転台窓下に設けられていたのに対し、453~455号機の3両はモデルチェンジされて、500番台同様に運転台窓上に設けられています。モデルチェンジの理由については2つの説があります。

  1. 500番台車体鋼体の引き当て説
  2. ヘッドライトへの着雪対応説

1には根拠があり、鉄道ファン1990年1月号に、当初EF81形500番台は6両発注見込みだったものが、正式発注時には3両に減らされたと記されています。そこで、モデルチェンジの真相は、後に450番台を日立製作所が受注した際に、水戸工場内で500番台用として仕掛りだった3両分の車体を引き当てたという主旨です。いっぽう2については、明確な根拠を聞いたことがありません。たしかに降雪地帯を走るEH500形やEF510形は、運転台窓下・窓上両方にヘッドライトを装備していますので、ライトの「数」は多い方が着雪対策にはなりそうですが。私見では説1を支持しますね。

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 貨物用の機関車や貨車の製造実績は、時代の経済状況に大きく影響を受けるものです。鉄道ピクトリアル2013年10月号の拙稿にて、1970年から日車で製作された規格型の2軸ボギースイッチャーが、実際には5両で打ち止めになった背景について触れました。EF81形500番台が設計され、501~503号機が竣工した1989年は、バブル全盛期です。これに対して、450番台の増備車が登場した1992年はバブル崩壊後です。6両の仮発注が3両で打ち止めになり、その後が続かなかった時代の文脈を丁寧に見ていく必要はあるでしょうね。

 最後になりますが、弊ブログでは今後も、このように車両・運用の研究に軸足をおいて展開していきますのでよろしくお願いします。綺麗な編成写真や風景写真をご所望の方は、余所のブログへどうぞ~(笑)

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2013年12月18日 (水)

★590000アクセス突破★鹿児島市電100形 観光レトロ電車かごでん

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 2013年12月中旬、お墓参りと家のメンテナンスのために鹿児島へ行ってきました。キャリアはジェットスターを選んだので、往復で¥15,000-くらいで済みました。

鹿児島に来るのは昨年花電車を撮って以来ですが、今回は昨秋デビューしたばかりのかごでんを、甲突川に架かる橋の上で、順光かつ桜島バックというベタ過ぎる条件で待ち構えました(笑) クルマが多いので失敗作を量産する場所ですが、今回はセーフ。

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2013年12月15日 (日)

【くろがね線を読み解く】第160回■若松車輌製80T積スラブ台車

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■洞岡地区に留置されていたスラブ台車   2012年8月

 2012年夏、スイッチャーの回送を撮影 した際に、空き時間で西八幡の裏手に回り、留置車両を撮り溜めた。この日は、スラブを積んだ状態の80t積台車が留置されていた。

  • 形  式  : 80B-4
  • 記号番号 : フタ2573
  • 車軸配置 : 2-2
  • 荷  重  : 80t
  • 自  重  : 17.6t
  • 製造年  : 1970年(昭和45年)
  • 製造所  : 若松車輌

形式・記号番号を見る限り、くろがね線で使用されている車両である。

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若松車輌は貨車マニアにとっては有名な車両メーカー。貨物列車好きと一緒に話をするとき、この若松車輌や富士車輌、舞鶴重工などを知っているかどうかで、車両研究の指向がある方なのかどうか、割とすぐに分かる(笑) もし知らなければ、機関車好きか、只の撮り鉄である。

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Y製鉄所に納入された若松車輌製の貨車は台車に特徴があり、上のような独特の形をした鋳鋼製のコイルばね台車を履いていると、すぐに銘板を探してしまう(40t積無蓋車にも若松車輌製が多い→こちら )。もちろん他社製と思しき貨車もこの台車を履いていることがあるので、一般の鉄道事業者と同じく、台車振替は行われていると思われる。

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2013年12月12日 (木)

★輪西派出のスイッチャー★5273レ東室蘭発前入換

 2012年7月12日、室蘭本線(貨物線)陣屋町駅で、苗穂から甲種輸送されてきた海外輸出向けの車両を岸壁へ移動するために、室蘭開発のスイッチャーが入換を行うシーンを撮影してきました。当日は朝から15時頃まで暴風雨で大変でしたが、幸運なことに読者の方にクルマで案内していただき、多くの貴重な車両・入換シーンを撮ることができました。今回紹介するのは、その方のご案内により撮ることができた、東室蘭駅-輪西派出間の検査貨車の授受入換のシーンです。

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■輪西派出で入換中のスイッチャー  2013年5月2日

 以前紹介した ように、鷲別機関区輪西派出は、主に北海道内で使用中の貨車の全般検査・重要部検査・改造工事等を担当しているJR貨物の車両工場で、検査車両を入れ換えるためにスイッチャー2両を有しています。

検査対象となった車両は、東室蘭(操)-東室蘭間で平日のみ不定期で運行される5274列車(当時の貨物時刻表による)で輪西派出まで搬入されます。逆に検査の終わった車両は、5273列車で東室蘭(操)へと移送され、札幌貨物ターミナルや、JR貨物苗穂車両所のある苗穂へと向かいます。5274レの東室蘭着は9:30、5273レの東室蘭発は10:20ですから、この間の50分間で貨車の到着と発送のための入換作業が必ず行われることになります。

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■輪西派出構内で機回し中のDD51 1089。     2012年7月12日

 この日は、朝一番で陣屋町のスイッチャーのエンジンテストを撮影後、甲種輸送列車の到着する11時過ぎまで時間があったため、東室蘭へ戻ると、ちょうどタキを連ねた5274レに遭遇しました。近くに車をとめていただき陸橋に上ると、輪西派出の授受線でタキを切り離したDD51 1089が機回しをして、東室蘭駅方向へ戻ってくるところでした。同時に、同じ線路の後方から、輪西派出の水色のスイッチャーが追いかけてきました(上写真)。

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最初は気づきませんでしたが、DD51は輪軸コンテナと空車コキ1両を牽引していました。輪西派出では、車両検査だけでなくこうして車輪の削正も行っているため、車輪(部品)輸送もあるわけですね。

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スイッチャーが手前まで出てくると、

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DD51に置き去りにされたタキ車の線路へ転線して

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そのまま工場へ押し込んでいきました。

 この後、雨が酷くなってきたので発車まで待ちませんでしたが、以前丘の上から撮影したスイッチャーを正面側から撮影できましたし、JR機とのツーショットも、味わい深いものになりました。ご案内いただいた方に、この場を借りて、あらためて御礼申し上げます。

●輪西の丘

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■GW谷間の平日に、輪軸コキを入換中のスイッチャー  2013年5月2日

 ファンの間ではいつしかそう呼ばれるようになった、小高い丘の撮影地。私は自力で発見したので、むかしから利用されていたのかどうかはよく分かりません。今年訪れた際、畑で農作業をしている方がいて、とめてあった車が袖ヶ浦ナンバーだったのでもしやと思い訊いてみると、ビンゴ(笑) いろいろ貴重なお話を聞かせていただきました。きちんと挨拶をして、畑の中に入ったりせずおとなしくしていれば、特に咎められることはなさそうな場所でした。

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■輪軸コキ入換中のスイッチャーと鷲別岳。      2013年5月2日

 天気が良ければ景色も素晴らしいところです。

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2013年12月10日 (火)

【くろがね線を読み解く】第159回■50Mレール出荷と171レ着後の西八幡入換

 2013年の夏、10月中旬の格安航空券を入手できたため、羽田を夜出発して福岡空港に深夜到着、そこからきらめき号で一路八幡へ¥500也。いつも思うが、九州の特急は安い。

JR線全線全区間乗り潰しというテーマの趣味があって、私も2007年に完遂しているのだが、趣味者の一部に、移動には必ず青春18きっぷを利用すべしとする原理主義者?もいるらしい。しかし、九州を周遊する場合、特急料金が割安なので、個人的には不毛な拘りだと思う。18きっぷでの優等列車乗車が特例で認められている石勝線のある北海道はまだ良い方で、1日3往復の宗太郎越えをどうするのだろうかと、他人事ながら気になってしまう。

さて、泊まるのはもちろんいつもの某ホテル。今回も「黒崎寄り禁煙室」で予約。禁煙フロアは4F、9F、10Fなので、上から俯瞰するなら禁煙室である(4Fは大抵団体客で埋まっているので、閑散期でもない限りまず上層階が割り当てられる)。

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 工場から製品倉庫へのレール輸送は、神出鬼没。西八幡で入換のある日の朝一番で、出場するついでに工場から倉庫へ移送することもあれば、西八幡で171列車着後入換が終わったあと、一旦工場へ戻って再度製品倉庫へ持っていく場合もある。

この日は前者であった。前田地区(旧 西田地区)にできた半製品置き場と、入換機D617を眺めていると、奥の方で、レールを積んだ40t積軌条台車4両編成を、D442が右から左へ推進していくのが見えた(上写真)。この場所を通過したあとの動きには2パターンあり、製品倉庫東ヤードへ直行する場合と、写真の左の方にある小ヤードに寄り道して入換をしてから東ヤードへ向かう場合がある。

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この日はすぐに築堤に姿が見えたので、直行パターンである。左の貨車を右のスイッチャーが左へ向かって推進運転しており、編成の先頭(鉄塔のすぐ右)に運転士の姿が見える。最後尾の機関車はリモコン制御されており無人である。この先、幹線道路を橋梁でオーバークロスするために急勾配を上っている途上で、排煙がよく見える。

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道路を超えると緑地帯を抜け、製品倉庫前を通過する。直接入線することができないので、

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一旦、八幡駅寄りの製品倉庫東ヤードに押し込まれる。手前に国道3号黒崎バイパスが完成して見えにくくなったが、この位置まで押し込んでくれると綺麗に撮れる。奥には、かつて黒崎発の新幹線用レール輸送に従事していて事実上引退したチキ5500形(通称:九チキ)が大量に留置されている。この写真の撮影時点で、現役の九チキは1編成3両のみとなっていたから、まだ撮りたいならこの場所へ来ると良い。

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運転士が貨車を降りると、スイッチャーをリモコンで動かして、

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この位置まで押し込んできた。製鉄所の列車が進行方向を変える場合、運転士は自分が降りた場所から編成の反対側まで歩いて移動することはまずなく、このように自分が降りた場所へ、これから乗りたい機関車(ないし貨車)を、リモコン制御で移動してきて乗るのが定石。理由は単純で、その方がより短時間で入換作業が完了するから。

ちょうど入換中、写真のとおり下りソニック号が通過して行った。実は、この1本後の下りソニック号に乗り、大分でにちりん号に乗り換えると、南延岡のA化成専用線の午後の工場入換に一応間に合う(…経験者は語る)。両方を1日で片付けたい方はお試しあれ。

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東ヤードで50メートルレール積み台車を切り離したD442は、単機で西八幡駅へと向かって行った。どうやら東ヤードから製品倉庫へはまた別のタイミングで移送するようである。奥が深い。

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早朝にあらかじめレンタルしてホテルの裏にとめておいた自転車に乗り、国道3号線の歩道へ出てみると、いつもの定位置「落書きワム前」にD442の姿があった。この場所に来るだけなら、ホテルから徒歩でも7~8分である。

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いつものように、日田彦山線の朝の上り快速に充当された長編成キハの直方への回送列車が通過すると(左写真)、おもむろに171列車の黒崎着後入換が始まる(右写真)。黒崎-西八幡間の入換には、早発、遅発の2パターンあり、この日は後者であった。ただし2013年3月改正以降、この曜日の西浜松からのチキ到着はなくなった。どうやら、東海道本線の951/950列車の廃止に伴う継送列車変更で、到着する曜日が変わったようである。

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JR貨物の入換が終わると、スイッチャーによる入換が始まる。

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JR九州の工臨に使用される黒チキを千切ったり繋いだり。

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少し場所を変えてみると、また雰囲気が違う。スイッチャーの手前を右に向かって歩いているのが運転士で、リモコン制御されたスイッチャーは同じ方向に向かって運転士を追い越していく。通常の専用線の入換ではまずあり得ない光景である。

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忙しく入換をしていたが、これ以降の動きは何度も撮っているので、適当なところで切り上げ、別の場所へ向かうことにした。

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2013年12月 7日 (土)

★585000アクセス突破★今月で終焉を迎える緑の山手線

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■この日は外回り運用に入った 2013年6月25日、駒込?

 今月28日で1年間の記念運行に終止符を打つ、緑の山手線。山手線でウグイス色の103系電車が運行を開始してからちょうど50周年目となる今年だけ運行されていた、記念ラッピング編成。

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■七夕は生憎の天気に。       2013年7月7日、巣鴨-大塚

 ダイヤは特に決まっておらず、その日どの運用に入るかは、運任せ。土日の日中でも走るときは走るが、そういう時に限って天気は芳しくなかったりする。

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■一般車との擦れ違いも捉えることに成功  2013年9月8日、池袋

 また期間中もずっと同じカラーリングというわけではなく、伊右衛門茶やリラックマなど、50周年とは直接関係のないラッピングへ化けることもしばしばで、ノーマルな緑の山手線はなかなか撮れそうで撮れない被写体であった。

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■この日は外回り運用に入った      2013年6月25日、大塚-巣鴨

 山手線沿線はビルが多いから、日陰になるリスクを回避しようとすると自ずと下町で撮ることが多くなる。だから、埼京線・湘南新宿ラインと並行して走る西側へはあまり行かなかった。この1kmくらい先ではスカイツリーとのツーショットも撮れるのだが、真正面上からの俯瞰構図であまり好きになれなかった。

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■アメ横の喧騒をぬうように走る    2013年6月16日、御徒町-上野

 自分の一番のお気に入りは、雑居ビルに囲まれたアメ横を走る姿。手前を走る京浜東北線北行電車がかなりの確率で邪魔をしてくれるが、うまくいくと嬉しくなる。

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2013年12月 5日 (木)

【くろがね線を読み解く】第158回■前田地区入換機D617

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 前回記事にて紹介した、前田地区(旧 西田地区)の半製品ヤード。

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 2013年9月には、半製品ヤードの入換用として、戸畑地区より60DD-4形D617が呼び寄せられ、入換に従事していた。もちろん、機関車の運用は日毎に変わるから、しばらくすれば別の機関車と交代している可能性も大いにある。あくまでも、入換のために八幡地区の所要機関車数が1両増となっただけで、専用というわけではない。なおD617の諸元はこれまで紹介した60DD-4形と同等のため、省略させていただく。

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2013年12月 3日 (火)

【くろがね線を読み解く】第157回■前田地区半製品ヤード入換

 2013年晩夏に八幡地区を訪れてみると、昨秋とは大きく様子が変わっていることに気付いた。

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■前田地区の変化。左が2011年12月、右が2013年9月の様子。

左は2年前の冬、八幡駅近くの某ホテルから俯瞰した前田地区(旧 西田地区)。製鉄所の一部が空き地となり、中を走行する機関車が見えることは以前お伝えした とおりなのだが、今年訪れてみると、なんと右のように、これまで空き地だったスペースに新たに線路が敷設されていた。

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日にもよるが、スラブやブルームを積んだ貨車が連れてこられて、荷をクレーンで下ろすこともある。2013年9月に訪問した際は、部屋から入換を見ることができた。機関車の動く時刻は決まっていないが、クレーンで荷を降ろす進捗を見ながら、そろそろかと思っていると…

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空車の貨車を手前の線路へ移し、奥に止まっていた荷を積んだ貨車を引き出してクレーンのある線路へ押し込んでいった。運転士は、先頭の貨車に乗っている。

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貨車は8両編成。積んでいるのはスラブではなく、条鋼の素材となるブルームである。Y製鐵所では、通常、ブルームはカバーに覆われたカバー台車によって運ばれているため、直接肉眼で確認できるのは稀である。

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1両ずつ荷を降ろすたびに、スイッチャーが押し込み、

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クレーンでの荷降ろしが続く。夕方日が暮れるまでには荷下ろしが完了し、機関車+貨車はそのまま留置されていたが、夜寝る前に眺めてみると、すでに姿が消えていた。

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2013年12月 1日 (日)

★580000アクセス突破★サロンカーなにわ 琵琶湖一周の旅号

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 先月、JR西日本吹田総合車両所と大阪市交通局緑木車両基地の公開日がちょうど土日で並んだため、訪問しました。吹田見学後、当日予約で塚本駅前のホテルに泊まり、翌朝上りホームへ行ってみると、神戸寄りの端っこに人だかりが…。聞いてみると、どうやらサロンカーなにわが琵琶湖を一周するらしい。塚本駅で待っているのは、宮原から西回りで出場して大阪駅へ向かう送り込み回送を撮るためらしい。

この日の緑木イベントの目玉は、工場の入換用バッテリー機関車が電車を牽引して構内を走行する企画なのですが、これは正午あたりから参加しても十分楽しめるため、先になにわを撮ることにしました。天気が悪いのと時間の都合で近江方面へは向かわず、お手軽撮影。

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