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2014年4月 7日 (月)

【くろがね線を読み解く】第167回 ■ディーゼル機関車2両によるプッシュプル運転

 2014年2月に始まった、戸畑第四高炉の改修工事。4月末までの工事期間中は、高炉が停止するのはもちろんのこと、製鉄所内の諸設備の点検や改修も同時並行で実施される可能性が高い。もし発電設備が止まって架線への通電が停止すると、電気機関車を使用することはできなくなる。しかし、下流工程の稼働を続けるためには、戸畑地区と八幡地区の間の半製品輸送は継続する必要がある。

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 一般的にな理解はこうだが、本当の理由はよく分からない。しかし高炉改修期間中に訪れてみると、前後共に70DD-3形ディーゼル機関車に挟まれた編成を見ることができた。

 この日は、11時半頃にスペースワールド駅ホームで列車を待っていたところ、前後を70DD形で挟まれた編成が八幡に戻ってくるのが見えたため、枝光駅まで移動。25分待つと、戸畑行きの列車がやってきた。戸畑寄り先頭は70DD-3形D704。前面貫通扉上のヘッドライトが点灯しているため、普段のように後部補機でないことが一目でわかる。当然、後部補機も70DD-3形。

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積荷は、軌条(レール)の元となる半製品ブルーム。このブルーム、通常であれば、戸畑地区の連続鋳造設備で生産され、熱塊カバー台車で保温されて八幡地区へと運ばれるモノである。しかし高炉停止期間中は、以前紹介した半製品ヤードへ貯蔵されたブルームが普段とは逆に戸畑地区へと輸送される様子を見ることができるようだ。この輸送形態も、高炉停止期間中ならではといえるかもしれない。

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最後尾はD705。

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宮田山トンネル入口の桜が列車を見送る。高炉改修が春に実施された記録となった。この後、枝光駅へ移動しタクシーで中原小学校入口の交差点へ移動したところ、

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追い越してしまった。前後に70DD形を配した編成は、やはり違和感がある。

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若干移動すると、13時30分頃、戸畑からの戻りがやってきた。今度は先頭がD705、最後尾がD704。後部補機が陸橋に隠れて分かりにくいが、先頭D705のヘッドライトが点灯しているため、列車の後追い写真でないことは識別できる。新聞報道によると、5月には高炉に火が入って通常操業体制に戻るはずなので、このようなイレギュラーな運用が頻発することもなくなるに違いない。

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