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2014年4月16日 (水)

【くろがね線を読み解く】第170回■150mレール積込設備完成

 2014年4月16日、新日鐵住金のホームページに以下のリリースが発表された。

世界最長となる鉄道用 150mレールの製造・出荷体制を整備

※詳細は、上記リンクをクリックして表示される別ウィンドウを参照のこと

近年、海外を中心に高速鉄道や貨物鉄道向けのロングレールの需要が高まっている。これまで八幡製鉄所では、長さ25mないし50mのレールを鉄道事業者へ納品していたが、ロングレール化するための溶接作業は事業者側が行っていた。本設備の竣工により、鉄道事業者への納品段階で150mの長さを担保できるため、事業者側のレール溶接を含む保守作業の負荷軽減が期待される。150mレール輸送を行うための専用貨車も既に登場しており、試験運転の準備も行われている。

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 2013年秋に八幡地区を訪れた際に、ホテルの窓から工事中の様子を眺めることができた。左奥に、以前紹介した半製品ヤードがあり、機関車と貨車によってブルームなどの半製品が持ち込まれていた。その入口側に位置する写真右手(Meiji事務所の奥)にもスラブが積まれていたため、この時は半製品ヤードの一部という認識しかなかった。

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 その後2014年4月5日に訪れてみると、同じ場所にレール積込用の巨大なクレーンが設置されていた。クレーンの一番南側には、スペースワールド駅付近にあるレール工場から伸びた自動搬送装置が到達しており、レールが数百メートルにわたって無人輸送されてくるものと思われる。150mレールは、当面のあいだ(輸送できる貨車が限られるため)輸出向けと、東海道新幹線向けのみになると思われるが、今後他の鉄道事業者向けの発送も徐々に増えていくものと思われる。

150mrailyard03

 150mレール積込設備内には線路が1本新設され、八幡構内の線路に繋がっていた。150mレール輸送貨車は、西八幡駅から八幡構内に入った後、この線路を通って積込設備へ向かうのかもしれない。

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