« ★785000アクセス突破★伊豆箱根鉄道ED31重連運転 | トップページ | ★790000アクセス突破★平成27年を迎えたモハ27 »

2014年12月31日 (水)

貨物列車で振り返る2014年

 ブログを拝見していると、皆さんそれぞれに今年の振り返り記事をアップされているようです。しかし自分は毎年のことながら、JRの貨物列車をあまり撮っていません。専用線や車両工場を訪問するついでか、出張等の移動中に撮るのがせいぜいで、撮影する日時・場所が著しく制限されるため、まともなものはごく僅かです。そんな中から、ブログ未公開で、かつ今後も半永久的に公開するあてのない写真を四半期毎にご紹介しましょう。

●第一四半期 1月~3月

20140103_01

 2014年上半期最大のニュースは、北海道の石油輸送終了でしょう。最後まで設定されていたのは、本輪西→札幌貨物ターミナル間の臨時貨物列車3往復で、この写真を撮影した日も冬期のため3往復フルに運行されていました。実際に廃止されたのは5月ですが、最後に撮影に行ったのが3月のため第一四半期の項で紹介します。

20140103_02

本輪西の日石専用側線で使用されていた入換用機関車DD511(赤)、DD512(青)の2両も、運行終了と同時にお役御免となり、太平洋セメントへ譲渡されています。

20140103_03 20140103_04

いっぽう、石油の荷卸し場所である札幌貨物ターミナルの石油側線は、ターミナルの奥深くにあり外部からの撮影は困難でした。しかし、当時札幌在住の読者の方のご案内で、入換動車DE10による石油貨車の入換を撮ることができました。こういった貨物ターミナル内の入換は、時刻がわからないので、地元の方の地域密着情報は大変ありがたいものです。この日の札幌の最高気温はマイナス10度でしたが、興奮して寒さも吹っ飛びました。札幌タの入換動車は、常時稼働2両、予備1両で、写真の通り前位側に風雪除けと思しき黄色いブレードを備えているのが特徴でしたが、2014年12月に稼働2両ともHD300-500番台に置き換えられてしまいました。なんでも、新しいHD300-500番台も、同じような色の風雪除けを備えているらしいです。一度見てみたいものです。

20140103_05

 2014年3月現在、北海道内で石油貨車の入換が見られる場所は、本輪西、札幌タだけではありません。そう、鷲別機関区輪西派出を外すわけにはいかないでしょう(鷲別機関区廃止後は、JR貨物苗穂車両所輪西派出に改組)。ここは、検査・修繕のために貨車が出入りする車両工場で、JR東室蘭駅から室蘭方向にある工場に向かって引き込み線が伸びています。入換は以前の記事で紹介していますが、JRの機関車が検査貨車を授受線に留置し、奥の工場から検査済みの貨車を引き出して一旦停止、すぐ後ろから工場のスイッチャーが出てきて、スイッチバックして留置された貨車を工場へ押し込む、というのが一連の手順です。石油輸送廃止後もこの入換は健在ですが、貨車はコキのみとなりました。

●第二四半期 4月~6月

20140406_01

 5月のゴールデンウィーク後半は台湾へ行きました。滞在中に日曜を挟んでいたのと天候不良のため、100%満足のいく結果は得られませんでしたが、専用線初訪問にしては上出来かもしれません。写真は花蓮港(貨物)駅を発車した石灰石輸送列車(返空)で、DL重連で牽引しています。この列車の走行区間はすべて電化されていますが、ELでは牽引力不足かつ重連総括制御不可のため、DL重連となっています。


20140406_02 20140406_03

花蓮港は花蓮の中心街から3~4km離れていますので、自転車で訪問しました。わざわざ貸自転車のあるホテルを選んで泊まったのは言うまでもありません。スタッフは皆さん親切でした。台鉄のDLが運んできたホッパー車は、花蓮港から台湾水泥花蓮廠までスイッチャーで運ばれます。日本風に言うといわゆる専用線ですね。台湾水泥のセメント工場には、日立製作所製と思しき2軸ボギーのスイッチャーが少なくとも2両配置されており(赤と橙)、両方とも花蓮港まで姿を現しました。左写真のように花蓮港駅から実車を引き込んだ後、途中で2分割して、1編成ずつ2回に分けて入れ換えるため、右写真の場所の方が通過する回数は多いようです。意外にも工場側にスイッチャーが連結され、工場から出てくるときは推進運転でした。先頭には、ワフのような緩急室付の有蓋車が連結されているのは興味深いです。緩急室と反対側が先頭になっているのも私好みです。

●第三四半期 7月~9月

20140709_01

 今夏は貨物列車をほとんど撮っていないのですが、唯一?といえるのは、JR貨物の第一種区間である焼島貨物線の軌道検測列車ですね。East-iDはJR東日本の車両ですが、JR貨物東新潟機関区のDE10 3506が牽引しました。

20140709_02 20140709_03

 秋が近づくと出張が多くなり、なかなか自由が利かなくなりました。それでも関西方面はよく行けたので、東海道の貨物列車は何本か撮れました。左はEF200形11号機、右は12号機ですが、違いが分かりますか? 私は今年まで、EF200形の色に2種類のバリエーションがあることを知りませんでした(笑) 9・11・19号機の3両は、キャブ回りが水色、その他は青色とのことです。たしかに同じ場所で撮った写真(右)と比較してみると、風味が違いますね。

●第四四半期 10月~12月

20141012_01

 10月は、新日鐵住金室蘭製鉄所の公開と輪西派出の公開が同じ土曜日にセッティングされたため、LCCを使って訪問しました。日曜に帰る筈が東京に台風襲来で欠航、怪我の功名で翌月曜日に苗穂車両所→札幌機関区の配給列車を撮ることができました。

20141012_02

DE10 1747は札幌貨物ターミナルの入換機で、この日は苗穂工場内にあるJR貨物苗穂車両所で検査が終わり、DF200形2号機に牽引されて札幌機関区まで運ばれます。

20141012_03

苗穂車両所と札幌機関区の間に設定されている列車は、2014年3月現在以下の通りです。

  • 苗穂車両所 → 札幌機関区 9197レ 苗穂発 11:45頃
  • 苗穂車両所 ← 札幌機関区 9196レ 札幌タ発 8:55頃

9197は、札幌運転所→苗穂工場の配給列車1191レが苗穂に到着する直前に発車していったので、上記時刻で間違いないと思います。

 以上、マニアックなネタばかりの振り返り記事でしたが、来年はもう少しふつうの貨物列車も撮ろうと思っています。 それでは、よいお年を。

【注意】
 当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

【著作権の表示】
 当ブログの著作権者は、特記の無い限り、私 「社長」です。当ブログのすべての文章・写真・図面および図表は、日本国の法律(著作権法)と国際条約によって保護されています。改変したものも含めて、著作権者に無断で複製・配布することは出来ません。

|

« ★785000アクセス突破★伊豆箱根鉄道ED31重連運転 | トップページ | ★790000アクセス突破★平成27年を迎えたモハ27 »

その他」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ★785000アクセス突破★伊豆箱根鉄道ED31重連運転 | トップページ | ★790000アクセス突破★平成27年を迎えたモハ27 »