« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »

2015年3月

2015年3月31日 (火)

★835000アクセス突破★JR東海371系富士急行譲渡甲種輸送

 2015年3月29日日曜日、JR東海静岡車両区からJR貨物稲沢駅に向け、371系電車の甲種輸送列車が運行されました。これは、JR東海371系を富士急行に譲渡するにあたり設定されたもので、2日後の31日には稲沢から篠ノ井へ、4月3日に篠ノ井から長野総合車両センターへと輸送されることになっています。直接富士急行へ向かわず一旦長野へ輸送されるのは、JR東日本長野総合車両センター内で東日本トランスポーテック(2015年4月1日よりJR東日本テクノロジー)による改造工事を受けるためです。東日本トランスポーテックは、2011年にJR東日本205系電車を富士急行6000系へ改造した実績があり、今回の改造工事でも白羽の矢が立ったものと思われます。

 改造が必要な理由は国鉄・JR電車マニアには釈迦に説法ですが、ご存じない方もいるかもしれないので言及しておきます。まずは371系のフォーメーションを理解しておく必要があります。(右側は製造者、表記はレイルマガジン2012年4月号のあさぎり特集記事に準拠)

・クモハ371-1   Mc   … 日車 主電動機型式 MT61(端子電圧375V)
・モハ370-1    M’   … 日車 主電動機型式 MT61(端子電圧375V)
・モハ371-201  M2   … 日車 主電動機型式 MT64(端子電圧750V)
・サロハ371-1   ThsD … 川重
・サロハ371-101 ThsD1… 川重
・モハ370-101  M’1  … 日立 主電動機型式 MT61(端子電圧375V)
・クモハ371-101 Mc1  … 日立 主電動機型式 MT61(端子電圧375V)

このように、371系は車両毎に製造者が異なるのが特徴で、先に富士急行に譲渡された小田急20000形のように7両全車が同一メーカーで製作されたわけではないという点に注意が必要です。引き通し線は全車とも片渡り構造で、サロハ同士の連結部で海側⇔山側間でクロスしています。したがってクモハ、モハ、サロハともに0番台と100番台の床下機器の構造は基本的に同一で、車両の向きが逆になっています。

 さて、富士急行では特急に使用されている2000形電車が3両編成で、置き換え用の20000系(元 小田急20000形)も3両編成ですから、371系が譲渡される際も3両編成で運行されることが想定されます。ところが、です。上記編成構成を見れば分かるとおり、371系は国鉄型電車伝統のユニット方式を採用しており、Mc-M’でユニットを組んでいるため、二階建て車両を抜いたとしても最短でもMc+M’+M’1+Mc1の4両編成でしか運行できないことが分かります。3両編成を組むには、編成端いずれか一方のクモハを電装解除してクハとするか、もしくは系列中唯一の1M車であるM2から電装品・主電動機(1M車用のMT64)を取り外して電装解除したクモハに移植する、のいずれかしか方法がありません。このように、車両に関する基礎的な予備知識さえあれば、無改造で富士急行へ行くことがあり得ないのはすぐに分かります。

835000_371kou01a

 東海道本線内の甲種輸送は日曜日に実施されたため、青春18きっぷを使って撮影しに行きました。当日の天気予報は昼前から雨でしたので、できるだけ早く撮影した方が良いと考え、静岡を出てすぐの桜が綺麗だったこの場所で。

835000_371kou02

後続の電車に乗り大府へ。

835000_371kou03

列車が来る30分ほど前に雨は止み、編成を綺麗に撮ることができました。東海道本線内は、特大輸送にも使用されるスジ(9863列車 )でしたが、これは密着連結器の371系と自動連結器の機関車のあいだに中間連結器が使用されているため、最高速度が70km/hに制限されるためです。9863レはシキ611の空車輸送にも使用されるため65km/hでスジがひいてありますから、問題ないわけです。

835000_371kou04 835000_371kou05

先頭者同士の連結部と、二階建て車の並び。このあと武豊線の「電車」に乗り大府へ戻ると、大府駅場内信号機の手前で甲種輸送列車が立ち往生しているのを横目に、乗った電車が先に大府駅へ到着してしまいました。そのお蔭で、

835000_371kou06_2

大府駅入線シーンもなぜか撮れました(笑) 本来はここで切り上げ18きっぷで東京へ戻るつもりだったのですが、

835000_371kou07

西浜松から稲沢までの間だけ連結されるというヨ8000+二階建て車の後ろ姿が綺麗に撮れなかったので、後続の新快速+普通で清州まで追いかけてしまいました。

835000_371kou08

先行の東藤原行フライアッシュ貨物列車の牽引機が空転で立ち往生したため、甲種輸送列車は笠寺で抑止されてしまい、稲沢へ着いたのはおよそ1時間遅れでした。

835000_371kou09

しかし後ろ姿は無事撮ることができました。

大府から更に追っかけしたために18きっぷ乗り継ぎで帰京するリミットを過ぎてしまい、結局新幹線を使うハメに。癪なので駅前でみそかつを食べて帰りました。なお稲沢→篠ノ井は平日輸送のため残念ながら撮ることはできませんが、長野の入換は撮れたらいいなと思っています。

【注意】
 当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

【著作権の表示】
 当ブログの著作権者は、特記の無い限り、私 「社長」です。当ブログのすべての文章・写真・図面および図表は、日本国の法律(著作権法)と国際条約によって保護されています。改変したものも含めて、著作権者に無断で複製・配布することは出来ません。

| | コメント (0)

2015年3月22日 (日)

★830000アクセス突破★北総鉄道7260形電車さよなら運転

 2015年3月22日日曜日、北総鉄道7260形のさよなら運転が実施されました。(さよなら運転プレ企画のこちらの記事直前駆け込み撮影記もご覧ください)

3月上旬に発表された当初の計画では、事前応募制の印旛車両基地での撮影会ののち、参加者のみ体験乗車として印西牧の原-矢切間を1往復する内容でしたが、発表のおよそ1週間後、撮影会の前に京成電鉄上野駅まで往復するプランが追加されました。上野への往復は臨時特急列車の設定となり、一般乗客の乗車も可能になりました。

Hokuso7260sayonara32200

 今回の目玉の一つは、7260形が特急列車として上野まで乗り入れることです。朝の上り列車がどこで撮っても逆光になるのは2年前の赤電リバイバル塗装編成引退の時と同じですが、「どうせ逆光だから撮る必要はない」ではなく特急 上野」の表示こそ貴重、ということになります。

この後は順光となる下り列車を撮るべく徒歩移動。

Hokuso7260sayonara32203 Hokuso7260sayonara32204

線路沿いの道路から、上りの3600形が被りそうになりながらもなんとかゲット。

Hokuso7260sayonara32205 Hokuso7260sayonara32202

 午後は北総線沿線へ。見学会の後は、印西牧の原-矢切間往復の体験乗車があります。しかし行先は「矢切」ではなく無地幕。種別に「臨」の表示。よく見ると、ヘッドマークの上に円形のヘッドマークが付いていました。

Hokuso7260sayonara32206

矢切からの返しはアウトカーブから。これが本当に最後の「走る7260形」です。あ、宗吾参道への廃車回送はまだあるか(笑) いずれにせよ、逆光ですがそれほど悲観的な写真にはならずに済みましたし、パンタが4個とも架線柱を外れて綺麗に撮れたのは良かったです。

 最後になりますが、今回の撮影は北総線1日乗車券(¥1,000-也)をおおいに活用し、すべて電車+徒歩移動で撮りました。1日乗車券は、毎年北総春まつりに合わせて4月に発売されることが多いのですが、今回はこのイベントがあるので一か月前倒しで発売されました。有難いことです。今朝、高砂駅の定期券売り場で購入する際、窓口のおばちゃんから「今日は何かイベントでもあるんですか?」と聞かれ、吹き出しそうになりました(苦笑) いゃいゃ、貴方の会社(京成電鉄)が協力して実現した企画でしょうにって、ネ。。

【注意】
 当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

【著作権の表示】
 当ブログの著作権者は、特記の無い限り、私 「社長」です。当ブログのすべての文章・写真・図面および図表は、日本国の法律(著作権法)と国際条約によって保護されています。改変したものも含めて、著作権者に無断で複製・配布することは出来ません。

| | コメント (0)

2015年3月14日 (土)

安中行東邦亜鉛号 今改正で武蔵野線経由へ

Tohozn_15031401
■ダイヤ改正で武蔵野線経由になった安中貨物     2015年3月14日撮影

 鉄道マニアの間で「安中貨物」の通称で親しまれている東邦亜鉛号の運行ルートが、2015年3月14日のダイヤ改正で変更されました。これまでは、下りは常磐線(田端)→東北貨物線→高崎線経由で、上りは高崎線→武蔵野線→常磐線経由で泉(宮下)-安中間を往復していましたが、今回の2015年3月14日改正で、下りも武蔵野線経由へと変更されました。上写真は改正初日の武蔵野線内走行シーンです。最近、亜鉛焼鉱積載用のタキ車が連結されない日が断続的に続いており、今回はトキ6車のみの短い編成でした。

【注意】
 当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

【著作権の表示】
 当ブログの著作権者は、特記の無い限り、私 「社長」です。当ブログのすべての文章・写真・図面および図表は、日本国の法律(著作権法)と国際条約によって保護されています。改変したものも含めて、著作権者に無断で複製・配布することは出来ません。

| | コメント (0)

2015年3月 8日 (日)

【くろがね線を読み解く】第199回 ■チキ5400形・5450形交番検査後入換

 2014年11月12日、東海道本線での実車走行試験を終えてJR貨物小倉車両所に入場していたチキ5400形、5450形が交番検査を終え、171列車で西八幡へと回送された。

Chikikoken14111301

朝起床してくろがね線を撮影後、西八幡へ行ってみると、いつもの製品担当スイッチャーD442 がエンジンをふかして待機していた。ほどなく黒崎へ到着した171列車が、機回しのうえ折り返して西八幡へとやってきた。後方には、機関車側から順にチキ5400-1、チキ5500-18、チキ5450-1を連結していた。

Chikikoken14111302

まず最も東京寄りのチキ5400-1から観察する。この車両は以前試運転の際にも撮影しているが、そのときは車軸周りに測定装置やケーブル類が取り付けられており正調な姿ではなかったので、あらためて撮影した。

Chikikoken14111303

台枠側面にも変化があり、以前はシールで隠蔽されていた「150Mレール輸送」の表記が白日の下にさらされていた。(以前の状態はくろがね線を読み解く第168回を参照) 

Chikikoken14111304

小倉車両所で交番検査を受け、11月12日に出場した証拠も記録。

Chikikoken14111305

つづいて、黒崎寄りの中央締結車チキ5450-1。 

Chikikoken14111306

ロングレール用長物車の積付具は、JR旅客会社各社とも草野産業製のものが多い(少なくともJR東日本の越中島常備車とJR九州の遠賀川常備車は、この会社の製品を採用している)。

 

Chikikoken14111311

牽引機のEH500が黒崎方向へ引き上げると、D442の出番。到着したチキ5400-1を1両切り離し、

 

Chikikoken14111312

最奥の線路へ押し込む。くどいようだがスイッチャーはリモコン制御で、運転士は貨車の先頭に乗っている。

 

Chikikoken14111313

奥には既に交番検査を終えた他の150mレール輸送用チキが留置されていたらしく、それらの車両(チキ5500-16、17、19~21、チキ5400-2)を連結して引き出し、

Chikikoken14111314

合間にJR九州の臨時工事列車用チキ6000まで連結して入れ換え、切り離したのち、

 

Chikikoken14111315

再び奥へ押し込んでチキ5500-19~21、チキ5400-2を切り離し、

 

Chikikoken14111316

チキ5400-1、チキ5500-16、17の3両を、この日到着した貨車へ連結。

Chikikoken14111317

これで、スイッチャー寄りからチキ5400-1、チキ5500-16、17、18、チキ5450-1の編成が出来上がり。あとはこれを先ほどチキを留置した場所へ押し込んで連結し、以前紹介した150mレール輸送用正調編成が完成した。(押し込んだ場所がかなり奥なので写真はない。あしからず)

●2015年3月ダイヤ改正で150mレール輸送列車登場

Chiki5400545001

 2015年3月14日(土)のダイヤ改正では、JR貨物に150mレール輸送用の95km/h列車(8090レ/8091レ)が登場することになっている。貨物時刻表2015はダイヤ改正に合わせて発売されるようなので、ぜひお手に取って確認していただきたい。

【注意】
 当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

【著作権の表示】
 当ブログの著作権者は、特記の無い限り、私 「社長」です。当ブログのすべての文章・写真・図面および図表は、日本国の法律(著作権法)と国際条約によって保護されています。改変したものも含めて、著作権者に無断で複製・配布することは出来ません。

| | コメント (0)

2015年3月 5日 (木)

■北総7260形■寝坊しなければ撮ってみる~201503

 2015年2月24日をもって運用離脱し検査入りしていた北総鉄道7260形電車が、3月5日の35N運用から復帰して、再び都営浅草線直通運用に就いています。せっかくなので地の利を生かし、22日の引退までのあいだ、出勤前や昼休み中に撮影してみようとおもいます。もちろん、日によっては取引先直行や出張の予定が入っていますので毎日というわけにはいきませんが…。もし運良く写真が撮れた場合は、都度新たに記事を作成するのではなく、本記事へ随時追加していきます。さぁ、果たしてこの企画、引退の日まで続けられるのか、それとも三日坊主で終わるのか。

●2015年3月5日(木) 35N運用

 この日は、起床してすぐに35N運用に就いているのを把握できたので、カメラ持参で出社。35Nは昼休み時間帯に品川付近を下って上るので、ランチ抜きで出かけてみることに。

Hokuso726030501

以前であれば昼休みにこんな写真は撮れませんでしたが、2011年3月11日の東日本大震災で勤務先のビルが被災、その後港区内に移転したため、今では撮れるようになりました。

Hokuso726030503

退社後は京急線内で停車中にバルブ。このあとは、羽田空港国内線ターミナルからの折り返しの印西牧の原行7260形に乗って帰宅しました。3月運用復帰初日は、なんとか2回撮ることができました。

●2015年3月6日(金) 33N運用

 6日朝、通勤時に乗った上り特急がたまたま7260形充当の732Nでした。33N運用の場合は、昼休み時間帯に品川付近へ上ってくる1本のみ撮影可能です。昨日とは異なり曇りなので、晴れると逆光で撮れない場所へ。

Hokuso726030602

スタンバイして5分であっという間に来てしまいました。危ない危ない…。

Hokuso726030601

この日は、朝の乗り鉄と、昼の撮り鉄両方楽しめました。

●2015年3月9日(月) 31N運用

 この日は6時過ぎに起床した際にはまだ運用に就いていませんでしたが、出勤時の再チェックで31Nに入っていることを確認。31Nは昼休み時間帯に品川へ上ってくる1本のみ。しかも12:07品川着発なので取引先から大急ぎで品川へ向かいました。

Hokuso726030902

天気も悪いので、また晴れると逆光になる場所へ。31Nは17時前に印西牧の原から入庫してしまうため、この日はこれ1本のみです。

なお3月8日日曜日に列車番号1289Nで北総7300形1本が宗吾参道へと回送されました。おそらく宗吾車両基地での検査のためと思われます。これで暫くのあいだ北総車が1本減となるため、7260形の稼動頻度も少し上がるかもしれません。

●2015年3月10日(火) 朝29N、夜25N運用

 この日は早朝の上り列車に充当されたため撮り逃しましたが、夜運用では1日1本しかない矢切行で終了する25Nに充当されたため、新鎌ヶ谷まで行って撮ってきました。

Hokuso726031001

北総鉄道二期線開業時(京成電鉄・都営浅草線への直通運転開始時)には、他社局直通列車とは別に、朝の通学輸送用に北総線内のみで完結する上り矢切行の列車があり、よく7150形が充当されていました。7150形とは、冷房化率向上のために京浜急行電鉄1000形を借り受けていた京成電鉄が、北総鉄道へ言わば又貸ししたリース車です。現在では矢切行は今回撮影した上り最終列車のみとなっています。

Hokuso726031002

25N運用の特徴幕である、「矢切」表示。

●2015年3月15日(日) 27N運用

 先週後半は関東不在が続き、戻っての14日はダイヤ改正ということで撮れずにいましたが、日曜日にようやくまた顔を見られました。

Hokuso726031501

この日は仕上がったスーツを受け取りに銀座へ行く用があったので、ついでに撮れないか運用を調べてみると、乗ろうと思ていたエアポート快特の4分後に7260形が追いかけてくることが判明(苦笑) 幸い、都営浅草線内で通過駅があるので、後続の7260形(都営線内各駅停車)に少し時間差をつけて品川へ到着。降りたホーム端へ向かうとすぐにやってきました。京急車との並びを撮ったのは、駅通過シーンを除いて初めてです。

この後は7260形が羽田空港国内線ターミナルへ向かっている間に先回りして地元へ戻り、

Hokuso726031502

新柴又駅付近を通る高圧電線のシールドを通り抜ける姿を。この日は曇っていて見えませんでしたが、晴れの日はバックにスカイツリーが見えますよ。早朝から朝9時頃までが順光です。

Hokuso726031503

上りは高砂橋で。むかし引っ越してきたばかりの頃はよくここで撮っていましたが、最近はどうも…。

Hokuso726031504

最後は来週のさよなら運転に向け、北総線内でロケハンついでに1枚。この場所は、かつて整備新幹線計画に成田新幹線が含まれていた頃、東京から成田に向かってきた新幹線が千葉県営鉄道へ合流する場所でした。新幹線は、写真中央奥から手前に向かって接近してきて千葉県営鉄道北千葉線(現 千葉ニュータウン鉄道)をオーバークロスして北側へ回り込み、印旛日本医大まで並走する予定でした。そのためなのか、成田新幹線用の空き用地もここを起点に始まります。印旛日本医大までの並走区間の空き地の幅は駅部を除き一定ですが、この場所は交差部のためなのか、空き地の輪郭も変形しています。

なお光線の向きの関係で本番ではここでは撮らないと思います。

●2015年3月18日(火) 39N運用

 この日は、朝出勤時に乗ったアクセス特急が八広で7260形を追い抜いたので、39N運用に入ったことが判明。39Nは昼休み時間帯に品川から羽田空港に向かって下るため、吉野家で手っ取り早く昼飯を済ませて沿線へ。

Hokuso726031801

先客がお一人いましたが感じの良い方で、楽しく撮ることができました。

明日からまた出張で、次の撮影はラストランになりますので、本記事への写真追加は今回で最後となります。今までご覧いただきありがとうございました。

(完)

【注意】
 当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

【著作権の表示】
 当ブログの著作権者は、特記の無い限り、私 「社長」です。当ブログのすべての文章・写真・図面および図表は、日本国の法律(著作権法)と国際条約によって保護されています。改変したものも含めて、著作権者に無断で複製・配布することは出来ません。

| | コメント (0)

2015年3月 4日 (水)

★825000アクセス突破★EF8181カシオペア&上野東京ラインゆう試運転

 昨日は耳鼻科、整形外科通院と所用を片付けるべく、久々に有給休暇を取りました。京成電車に乗って日暮里へ向かっている最中にツイッターを見てみると、なんでも朝上野へ上ってくるブルトレに珍しい機関車が充当されているとのこと。写真を見てみると、カシオペアの牽引にはEF81形81号機お召し指定機が、北斗星の牽引にはEF510形509号機カシオペア塗装機がそれぞれ充てられていました。これは珍しい。整形外科が神田にあるので、途中下車して撮っていくことにしました。

825000_ef8181casio01

時間の都合で場所は選べないので、最後尾まで入らないのは承知のうえで、81号機の特徴である側面の飾り帯が分かるようにしました。以前はたて続けに北斗星も来ていたものですが、時刻が変更されたので、一旦撤収して朝食をとり、再び参戦。

825000_ef510509hokuto01

カシオペア塗装の機関車が牽引する北斗星は、6年前に撮影済(→こちら)ですが、EF510-509+北斗星は初めて撮るかもしれません。なにしろ普段からあまりブルトレを撮る習慣がないもので(汗)

825000_ef8181casio02 825000_ef510509hokuto02

特徴的な顔つきとナンバーを記録。

 さて、このあとは予定通り神田の整形外科へ行ってから昼食をとり、耳鼻科のある東京方面へ進んでみると、駅のホーム上にマニアの姿が…!? 聞いてみると、なんでも上野東京ラインで485系が試運転をしているとのこと。耳鼻科には遅くとも16時までに行けば良いので、またもや参戦することにしました。

825000_utltestrunreyu01

御徒町で待っているとやってきたのは、なんと「リゾートエクスプレスゆう!?」……まぁたしかに485系には違いありませんけど(笑)

825000_utltestrunreyu02

運転士の持っている時刻表を見たという方に聞いた情報では、試運転区間は上野-品川間で、何往復かするらしく、神田前後の急勾配途中で一旦停止し、起動試験を行うとのことでした。

825000_utltestrunreyu03

品川からの返しは高架区間で。この後は、予定通り耳鼻科へ通院してから用を済ませて帰路につきました。有休に近場をウロウロしただけでしたが、思わぬ収穫のある一日になりました。なお、一般的にオフィスビル(社有地)やマンション(私有地)への無断立ち入りはご法度ですが、ここは商業ビルですから店舗の客として訪れて店舗外にいる分には何の問題もないでしょう(少なくとも私はそう考えます)。

【注意】
 当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

【著作権の表示】
 当ブログの著作権者は、特記の無い限り、私 「社長」です。当ブログのすべての文章・写真・図面および図表は、日本国の法律(著作権法)と国際条約によって保護されています。改変したものも含めて、著作権者に無断で複製・配布することは出来ません。

| | コメント (0)

2015年3月 2日 (月)

【くろがね線を読み解く】第198回 ■60DD-7形D631

 「くろがね線を読み解く」の連載も、もうあと僅かで200回を迎える。今回はそれに向けてのプレ企画として、戸畑溶銑機をとりあげる。

D63101
■戸畑地区の溶銑専用機D631 株主向け工場見学会では、高炉前のみ撮影OKになることも

 戸畑第四高炉の溶銑・溶滓輸送(脚注参照)に従事している機関車には、専ら高炉付近で使用されている専用機と、高炉付近のみならず鋼片輸送にも従事し戸畑第一操車場に姿を現す兼用機があるようである。兼用機は第一操車場で待っていれば遭遇することができるが、専用機はめったにお目にかかることができない、貴重な機関車である。もちろん専用とは言っても、他の機関車が故障や検査などで使用できないときには、代用として鋼片輸送や時には製品輸送に使用されることもあり、稀ではあるものの、第一操車場や西八幡に姿を現すこともあるようだ。

●60DD-7形

 60DD-7形は、渡辺台帳によると1981年2月日本車輌製造製、自重60t、エンジン出力500ps、車軸配置は見ての通りB-Bである。基本スタイルは60DD-4形に類似しているが、中央のキャブのように見える部分は機器室で、乗り込んだ際に前方を見ながら運転するための窓は無く、明かり窓のみとなっている。また本機に採用された台車についても、60DD-5形までの伝統であった日車バーバー台車を捨てて、60DD-6形に類似した組立溶接台枠の簡素な造りのものに変更されており(型式不明)、無駄な装備を省き徹底的なコストダウンが図られている様子が見て取れる。60DD-7形は、D631(製造番号3327)とD632(同3328)の2両が1ロット製造されたのみで、その後の増備はなかったようである。2014年現在でも戸畑で活躍しているのは、D631の方で、D632は北海道のM製鉄所へと転じたようだ。

D610_keishiki2
■M製鉄所のD610(元 Y製鉄所D632) 輪西の丘より撮影

以前弊ブログの記事にて、60DD-4形ではないかとの推測を披露したM製鉄所の機関車D610であるが、よくよく観察してみると、台車の形態が全く異なる(D610は組立溶接台枠だが60DD-4形は鋳鋼製の日車バーバー台車である)し、ラジエーターカバーの形状も異なり、別物である。戸畑で初めてD631を間近で観察した際、その姿がM製鉄所D610と瓜二つであることに驚くとともに、推測が間違っていたことにすぐに気付いた。60DD-7形は2両しか製造されておらず、戸畑のがD631であるから、自動的に室蘭のはD632ということになる。

【脚注】

  • 溶銑 … 高炉から流れ出る銑鉄で、主成分は炭化鉄。製鋼工場へと運ばれて成分調整ののち、鋼の半製品(スラブやブルームなど)になる。
  • 溶滓 … 高炉スラグともいう。主成分は二酸化ケイ素と酸化カルシウムで、冷却してセメントの原料などになる。

【著作権の表示】

 当ブログの著作権者は、特記の無い限り、私 「社長」です。当ブログのすべての文章・写真・図面および図表は、日本国の法律(著作権法)と国際条約によって保護されています。改変したものも含めて、著作権者に無断で複製・配布することは出来ません。

| | コメント (0)

2015年3月 1日 (日)

★820000アクセス突破★京成電鉄3300形電車ラストラン「成田山号」運転

 2015年2月28日、京成電鉄にて3300形電車のさよなら運転が行われました。最後の本線走行となる臨時列車は、かつて三浦半島と成田を連絡していた臨時特急列車を髣髴とさせる「特急 成田山号」として、京成上野-京成成田間を走行します。

820000_keisei3300lastrun01
■宗吾車両基地から、始発駅となる京成上野へ回送される3300形

 前日夜、成田山号に使用される3300形8両編成(3301-3302-3303-3304+3333-3334-3343-3344)が宗吾参道駅近くの宗吾車両基地で待機していることはわかっていたので、京成上野への送り込みから撮ることにしました。当日朝、自転車で適当に線路沿いへ出てみると、ほぼ予想通りの時間に送り込み回送列車がやってきました。送り込みから撮りたかった理由は、成田側と上野側でヘッドマークが異なるからなのですが、残念なことに回送列車のヘッドマークは白いシールで隠されていました(泣) おまけに前部標識灯の下に涙のような装飾まで。涙要らないからマークを出してほしい…。

820000_keisei3300lastrun02
■3300形最後の営業列車となった、特急成田山号京成成田行き

 京成上野から京成成田への本運転は、2年前に赤電リバイバル塗装さよなら運転を撮った場所を目指し、自転車を駅に止めて千葉県方面へ。背後の電柱をかわしてなんとかゲット。

820000_keisei3300lastrun04 820000_keisei3300lastrun05

ヘッドマークはこんな感じでした。 後ろのさよならヘッドマークシールも今度は表示。

 最後は、京成成田での記念式典後に宗吾参道へ回送されてくる列車を撮るべく、後続の特急に乗って追いかけます。宗吾参道では何人もの鉄道マニアが下車していきましたが、宗吾車両基地への入庫列車は1番線に入線するため駅ホーム・駅外共にまともに撮れないので、下りずに先へ進みます。

820000_keisei3300lastrun03
■成田から宗吾参道への戻り回送列車。窓際には花束も。

 最後はここで締めくくり。着いた時には誰一人いませんでした。これで京成3300形電車は、前回記事で紹介した北総鉄道へのリース車7260形電車のみとなりました。成田山号に乗車した方によると、車内放送で北総7260形の2015年3月引退も発表されたようですので、京成の赤電が姿を消すのもいよいよ時間の問題となってきたようです。

●さよなら運転で駅に群がるのは撮り鉄なのか?

 これは昔から私が疑問に思っていたことなのですが、列車や車両の写真を綺麗に撮ろうと思ったら、ふつうは沿線に繰り出すものですよね。駅に行く目的は、乗るためか、見るためですから、駅のホームにいて、携帯電話やスマホを振りかざして夢中で写真を撮っているのは基本的に乗り鉄か野次馬であって、撮り鉄ではないと思うのです。しかしマスコミの報道を見ていると、いまだに「駅に撮り鉄があふれて混乱」などといった見出しが掲げられていおり、言葉の使い方がそもそもおかしいです。いつまでミスリードを続けるつもりなのでしょうか。

●マスコミによる煽り報道への疑問

 今回のイベント実施直前、マスコミ各社はこぞってさよなら運転のことを取り上げていました。しかし、さよなら運転の件は京成電鉄の公式ホームページで一か月前に発表されていたわけですから、普段から京成3300形電車に興味のある人は既に情報を知っているわけであって、火に油を注ぐような拡散報道をする必要がそもそもなかったのではないでしょうか。直前のマスコミ報道が混乱を助長した可能性は否定できず、報道する側の姿勢も問われていると思います。

●コミュニケーション能力問題

 前掲の撮影場所で私がお会いした方々は、どなたも理性的で温厚な方が多かったです。写真2枚目の撮影場所では、先客が4~5人ほどいましたが、私が脚立で後ろに立っても邪魔にならないかどうか話しかけてみると、快諾いただけ、とても気分よく列車を待つことができました。たまにクルマが来たときは、全員で邪魔にならないように退避しドライバーへ一礼、近所の方が表に出てくれば挨拶を忘れず、終わった後はお疲れ様、という具合でちょっとした団結意識も生まれました(^^; 要するに人としての基本的なコミュニケーション能力を普段通り発揮すればよいだけなのですが、残念ながらそれができない人も中にはいるようですね。JRの沿線に行くと、普段職場や学校で周りとの人間関係がまともに築けていないとしか思えないような人(他人の迷惑を顧みない人や、そういった人を注意する場合も、偉そうに理屈を振りかざすだけで、相手を自分の意図通りに動かすための表現を知らない人)というのを、残念ながら時々見かけます。京成をはじめとする私鉄の沿線では、そういう人種はあまり見ませんけどね。

【注意】
 当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

【著作権の表示】
 当ブログの著作権者は、特記の無い限り、私 「社長」です。当ブログのすべての文章・写真・図面および図表は、日本国の法律(著作権法)と国際条約によって保護されています。改変したものも含めて、著作権者に無断で複製・配布することは出来ません。

| | コメント (4)

« 2015年2月 | トップページ | 2015年4月 »