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2015年9月18日 (金)

JR貨物DE10形1202号機 ~越中島工臨時代~

 相互リンク先のUTXCさんのブログ『眠れないマクラギを数えて』で報告されているように、先日からJR貨物門司機関区所属のDE10形1202号機が大牟田に常駐し、三井化学専用鉄道との連絡点である仮屋川操車場との間を往復する入換運用に就いているようです。この機関車は、元々JR東日本宇都宮運転所に所属していた車両で、2013年9月に廃車後JR貨物へ譲渡されたものです。JR東日本所属時代は、通称・越中島貨物線で不定期で運行されている臨時工事列車の牽引機としても活躍しており、私も何度か撮影しています。この機会に、越中島貨物線の列車についておさらいします。

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■DE10 1202牽引の越中島貨物行チキ工臨  2011年11月12日

 越中島貨物線で運行されている列車は、2015年現在レール輸送列車のみで、新小岩-越中島貨物間に1日3往復設定されています。運行時刻はもとよりパターンも決まっており、1往復目と3往復目で定尺レール、長尺レール、ロングレール工臨のチキ車を輸送します(片道単機回送含む)。

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■DE10 1202と東京RCのスイッチャー   2011年11月12日

越中島の東京レールセンターでは、レールセンターのスイッチャーとの間でチキ車をやり取りする場面も見ることができます。DE10 1202とカエル君の並びも、過去帳入り。

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■DE10 1202牽引のチキ交番検査後の越中島貨物行回送列車   2009年7月17日

 2往復目は、JR貨物の貨物列車として運行されることがあるために貨物時刻表にも記載されているのですが、ふだんは主に千葉貨物との間で空のチキ車をやり取りするための列車です。なぜ千葉貨物に空車のチキを運ぶ必要があるのかというと、

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京葉臨海鉄道千葉貨物駅構内にある「貨車区」で交番検査を受けるためです。

Chibakamotsu_kas
■貨車区の検査風景 2014年1月24日、所属クラブの臨時見学会にて撮影

貨車区(○○貨車区ではなくこれが正式名称)では、JR東日本のチキのみならず、JR貨物のコキやタキの検査も実施しています。越中島のチキは、検査のために新小岩-蘇我間を回送されるわけですが、ネットを検索しても走行写真が出てきません。理由は単純で、日没後の列車で撮り難いからです(新小岩-蘇我間で、5971レ・5972レに併結)。

 首都圏各地の入換で重宝されたDE10形1202号機、九州でも末永く活躍してくれることを期待します。

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