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2015年11月

2015年11月29日 (日)

◆福井鉄道◆200形202号車運用離脱

 以前の記事でご紹介した200形電車の車両故障の件ですが、続報が入りました。

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 2015年10月13日に車両故障を起こした202号車は、もともと12月頃に西武生工場へ入場し重要部検査を受ける予定でしたが、検査されずにそのまま廃車になることが決まったそうです。福井新聞など各紙が報じています。

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結局、昨年春訪問時に見たのが私にとっての最後の雄姿となりました。2枚とも、2014年3月15日撮影。

残る200形電車は、203号車1本のみとなります。

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2015年11月23日 (月)

★955000アクセス突破★福井鉄道DBがレール牽引待機

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■200形電車と並ぶDBとレール積載台車  2015年10月25日、福井鉄道浅水

 浅水駅にDBが留置されているのは何度か見たことがありますが、レールを積んだ台車を連結して待機しているのは初めて見ました。どこで積んでいるのかな??

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2015年11月21日 (土)

◆神奈川臨海鉄道◆DD5517 本牧→塩浜甲種輸送

 神奈川臨海鉄道本牧線で使用されているディーゼル機関車の全般検査や重要部検査は、川崎貨物駅隣接の神奈川臨海鉄道塩浜機関区で実施しています。このため、検査時にはJR線経由で車両を輸送するシーンを見ることができます。2015年11月21日土曜日、本牧線の運用に就いていたDD5517が、検査のために根岸から川崎貨物まで甲種輸送されました。

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 甲種輸送は貨物列車の機関車次位に併結する形で実施されました。本来は、機関区のある横浜本牧駅から根岸駅までの輸送から撮りたかったのですが、前日金曜夜に打ち上げ後終電で帰宅し疲れ果てていたうえに、起床後シャワーを浴びてから二度寝してしまったので、間に合いませんでした(苦笑)

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 それでも、根岸線→京急と乗り継いで川崎貨物への先回りは予定通りに遂行。16時頃、この日の入換担当機関車のうちの1両、DD5519が、JR川崎貨物駅の到着線方向(貨車の検修庫がある付近)へ単機で向かい、到着したばかりのDD5517と石油貨車を引き取り19番線へ入線してきました。

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すぐに貨車を切り離して重連単機風に構内を移動。

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千鳥着発線でスイッチバックして、

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DD5517を機関区2番へと押し込み、終了。

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その後ふたたび出場したDD5519は、DD5517と共に根岸から到着した19番線の石油貨車を引き出して突放入換を開始。ここ川崎貨物駅では、神奈川臨海鉄道浮島町線からやってくる日本オイルターミナル所属の青いタンク車の入換をよく目にしますが、ENEOSロゴで揃った緑色のタンク車を入れ換えるシーンが見られるのは、原則として根岸発着便を入れ換える時だけです。甲種輸送ほどではありませんが、これはこれであまり頻繁には見られないシーンかもしれません。

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2015年11月17日 (火)

【福井鉄道610形百景】F1000形運用離脱により檜舞台へ!

 福井鉄道では、10月13日に発生した200形電車202号の車両故障に続き、2日後の15日に今度はFUKURAMことF1000形が脱線事故を起こした影響で、大型車が不足したことから、日曜日の日中でも残りの大型車で運用をカバーしなければならない事態に陥っています。幸いなことに?200形203号は運行中ですが、F1000形は車両の設計そのものに問題がある可能性があるため、事故を起こしていない編成も含めて2本とも運用を離脱しています。これは、福井鉄道独自の判断ではなく、国土交通省中部運輸局からの指導によるものなので、長期化は必至でしょうね。

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というわけで、事故直後の日曜日に訪れてみると、案の定大型車610形電車が運用入りしていました。この車両はこれまでほとんど撮影したことが無く(これこれだけ)、いずれも降雪時の姿。200形が検査に入らない限り土日に何度訪れても運用入りしていないので、こんな機会でもなければ、私のような遠方在住者はなかなか撮ることができません。

 土曜夜に移動して鯖江駅前のホテルに前泊、まずは朝一番で下り大型車運用定番の715レを日野川でゲット。駅前からタクシーでワンメーター、近くにセブンイレブンあり。

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徒歩移動してサンドーム西から乗車し、運転士から1日フリー切符を購入して、折り返しの820レは三十八社で撮影。光線は良いのですが電車の風圧でプレハブ屋根が吹っ飛んだのは誤算でした。。まぁいっか(笑)

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越前武生に戻ると、610形(左)と600形(右)が並んで停車していました。右の600形、普段は居酒屋電車として臨時運用に就くのみですが、大型車不足の現在では通常運用に入れるよう車内が復元されており、夕方に堂々と急行運用にも就く姿はなかなか見ものです。

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 この日は昼まで運用に入らないようなので、接近してみます。側面には名鉄車両に似たフォントの「モ 610」「ク 610」の切り抜き文字が貼り付けられています。車体は、元名古屋市営地下鉄1200形(1204→モハ610、1203→クハ610)ですので、「6」の切り抜き文字は名市交の別の廃車体から流用したのでしょうか。いずれにせよ、国土交通省に届けられている正式な形式名はモハ610・クハ610です。

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モハ610の床下機器は、モハ600同様に種車の流用で構成されているため、基本的には1M車なのですが、上の写真の通り、蓄電池(左)とコンプレッサー(右)をクハ610に搭載しているため、実際にはモハ610単独で走行することはできません。これが、両運転台であるモハ600との最大の相違点ですね。

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単独で走行できないため、モハ610とクハ610は棒連結器で連結されており、工場入場時以外、分割することはできません。

 ちなみに、台車と主電動機は豊橋鉄道1900系電車からの流用で、元は国鉄101系電車の廃車発生品であるDT21BとMT46A(出力100kW、端子電圧375V)です。端子電圧とは、主電動機1個あたりにかかる電圧のことで、直並列組み合わせ制御の電車の場合は、回路から抵抗がすべて抜けて並列最終段まで進段したときに主電動機にかかる電圧のことです。101系電車はMM’ユニット方式を採用している(モハ101+モハ100のM車2両を主制御器1基で制御する)ため、架線からの電圧は2両のM車で分け合い、直流1500V下ではM車1両あたり最大で1500/2=750Vがかかります。並列最終段では各台車の端子に750Vかかりますが台車内にある2個の主電動機は直列に接続されていますので、1個あたり750/2=375Vかかることになるわけです。

いっぽう福井鉄道の架線電圧は直流600V。モハ610も直並列組み合わせ制御ですが1M車なので、主電動機の端子電圧は最大で600/2=300Vとなります。端子電圧が375V→300Vへ低下することに伴い、当然出力も落ちます。出力(W)は、電圧(V)と電流(A)の積ですから、モハ610の主電動機出力は、300/375×100=80kWとなるわけです。雑誌に掲載されている諸元はそれとして、自分で計算しても正しい値を導き出すことができます。

※もっとも、モハ600出力不足の教訓から、モハ610では主電動機の限流値が若干アップしているという解説が、鉄道ピクトリアル2001年5月臨時増刊号に記載されていますが。

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 次にモハ610とクハ610の相違点も見てみましょう。モハ600(左)・610(右)ともに、スカートの奥、連結器の下に板状の物体を吊り下げています。これはATS車上子です。床下が走行機器でいっぱいなのでこの位置に取り付けるしかないわけです。

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いっぽうクハ610の場合は、同じ位置には何も付いていません(左)。ATS車上子は、台車間床下に吊り下げられていました(右)。スペースに余裕があれば、取付位置について、なにも運転台直下にこだわる必要はないわけですね。

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 さて、この日は正午過ぎの1207レに運用入りすることが判明したため、福井市内へ先回りしてレンタサイクルを借りることにしました。JR福井駅前をはじめ、フェニックス通り沿いのビジネスホテルなどで借りることができる、ふくチャリ。早速活用しました。

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まずは木田四ツ辻付近で、専用軌道から路面へ進入するシーン。一旦停止し、

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轟音とともに路面へ。F1000形はこの付近で脱線しましたが、610形は難なく通過しました。

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先回りして、公園口で迎え撃ち。

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市役所前でスイッチバックしている間に先回りして…

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定番の、商店街の中を大きな電車が~~の図。何度見ても違和感があります。

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この日はハロウィンウィークということもあり、福井駅前周辺の商店街には若い人が大勢いました。仮装した集団もチラホラ…。旧市街に賑わいがあるのは良いことですが、一過性に終わらないよう願いたいです。


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大名町交差点でもたついている間に先回りして、田原町定番の歩道橋俯瞰。

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田原町駅は、えちぜん鉄道との直通運転のために線路配線を含む駅の構造が大きく変化していました。

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また先回りして、市役所前電停から紅葉バックに迎え撃ち。自転車はどこにでも留められるので便利です。

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通過後に振り向くと、ちょうど770形がヒゲ線から駅へ入ってきました。こうしてみると、大型車と小型車の定員差は、全長だけでなく車体幅にも起因していることが、よく分かりますね。F1000形のように連接3車体でも、幅が小さいと定員はあまり稼げません。

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福井駅前を経由している間に先回りし、足羽川を渡る幸橋で。

このあとは夕方まで運用に入らないことが分かっていたので、福井駅前(の駅前にある)ドトールで一休みし、自転車を返却して最後の〆。

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側面からの流し撮りと、

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やっと入ってくれた、急行運用もゲット。幕に赤地白文字で「急行」と入っているのが最高です。天気にも恵まれ、610形を満喫できた日曜日でした。

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2015年11月12日 (木)

★950000アクセス突破★国鉄油須原線跡 赤村トロッコ

 2015年11月上旬、八幡製鉄所起業祭参加のついでに西大分貨物駅に立ち寄り、福岡空港へ帰る途中で赤村トロッコを訪れました。

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 プロフィールページでナローゲージに興味のないことを公言している私ですが、ここは気になる存在でした。通常のトロッコは鉱山鉄道や森林鉄道の保存鉄道であることが多いのですが、赤村トロッコは一味違います。国鉄の路線として建設が進められながら、上山田線として開業した西側の僅かな区間を除き、日の目を見ることなく放棄された幻の未成線、国鉄油須原線。その路盤に実際に線路を敷き、列車を走らせてしまうというところに、そこはかとないロマンを感じるのです。

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油須原線は、戦後に鉄道建設公団が建設した路線だけあって、北越急行や智頭急行を髣髴させる高規格路線。筑豊の石炭を、筑豊本線経由で洞海湾方面へ運ぶだけでなく、苅田港へも輸送できるように短絡線として計画された、ほぼ貨物専用線ともいえる路線です。赤村トロッコは、国鉄田川線(現:平成筑豊鉄道田川線)と油須原線の分岐点付近に設けられた赤駅を起点とし、油須原線の路盤を走行して隣の大任町との境界(トンネル内)までを往復します。

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当初は普通鉄道サイズの車両を走らせる構想もあり、車両も一部購入していたそうですが、油須原線の未成線用地に上水道管の設置工事をした際、路盤を約1mほど嵩上げしたためにトンネル断面が小さくなってしまい、断念。ナローゲージのトロッコ鉄道として計画を練り直し、神岡鉱山からバッテリー機関車を譲り受けて運行することになりました。

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赤駅には、神岡鉱山から一緒に譲り受けたのでしょうか、軌道上に人車も置いてありました。

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赤村から福岡空港へは、平成筑豊鉄道の一日フリー切符を活用し、直方・篠栗線経由で向かいました。直方と言えば、石炭記念館のSL。貝島炭鉱専用鉄道のコッペル32号と、石炭車ロト22号です。これはJR筑豊本線や平成筑豊鉄道伊田線の車窓からも見えるので有名ですね。

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そして訓練坑道のエアーロコ。那珂川清流鉄道保存会が食指を伸ばしていたようですが、こういうのは地元にあるからこそ価値が分かるものです。単独で栃木に移設されたら何のことやらわかりません(笑)

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2015年11月 5日 (木)

★945000アクセス突破★福井鉄道で大型車運用増加

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■脱線事故を起こしたF1000形青編成  2014年4月、西山公園-西鯖江

 2015年10月15日、福井鉄道木田四ツ辻電停付近で、FUKURAMことF1000形電車が脱線事故を起こしました。福井新聞の報道によると、現場はレールの幅が基準より5mm広がっていたとのことですが、他の形式の車両は通常5mm程度の誤差で脱線することはなく(そもそも曲線区間から直線に入る部分なので、軌間は1,067mmより広くなっていて当たり前)、車両側に問題がある可能性が高いとみられ、福井鉄道は当面の間FUKURAMの運行を停止することを決定しました。

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■FUKURAMオレンジ編成  2013年4月、泰澄の里-三十八社

同設計の編成もあわせて運用離脱したことから、収容人数の多い連接タイプの大型車両が急遽必要とされ、旧形式が活躍しています。

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 2015年10月下旬、事故直後に訪れると、200形203号が日中に運用に入っていました。この形式は土日日中運用も珍しくないのですが、

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来年に引退が予定されている610形も大活躍。600形と合わせ、土日でも旧形式の活躍が見られるようになっています。

 以前はなかったのですが、最近では、越前武生駅の窓口奥にあるホワイトボードに、その日に運用される予定の形式毎の列車番号(または越前武生駅発車時刻)が記載されていることが多いため、計画的に撮影or乗り鉄を楽しむことができます。列車の運用は、当日午前中の分は前日夜に、当日午後の分は午前中には決定します。したがって、朝一番に見ても午後の運用まで把握することはできません。経験的にだいたい10:30頃には午後便も決まっています。

またホワイトボードの記述は、列車が発車した時点で消されるので、運用中の列車は掲載されていませんので注意が必要です。次回は、福井鉄道610形百景をお届けします。

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