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2016年1月13日 (水)

★980000アクセス突破★JR九州305系電車

980000_s305
■筑肥線305系地下鉄直通福岡空港行  2015年12月31日、生の松原付近

 昨年、JR九州筑肥線の103系1500番台6両貫通編成を一気に置き換えてしまった、305系。日立製作所製のA-Trainシリーズで、永久磁石同期電動機を採用し、地下鉄運用に就くという点に、東京メトロ16000系との類似点を見いだすことができます。

 永久磁石同期電動機は、力行中に固定子・回転子双方に電流を流し続ける必要が無い(回転子が永久磁石である)ため従来の電動機に比べて省エネとなりますが、その半面、惰行中に固定子の中を永久磁石の発する磁界が回転し続けることで発電機と化してしまうのを防ぐために、惰行中でも固定子に弱い電圧をかけ続けなければならないという欠点があります。したがって、用途としては惰行する時間の短い=駅間距離の短い路線に使用される地下鉄等の車両に向いていると言えます。日本国内で、高速鉄道や特急型車両に永久磁石同期電動機が採用されないのは、このためです。技術や機械にはそれぞれ適した使用条件があるので、流行ものだから何でも採用すべきというものではありません。

 先月から、鉄道ジャーナルで千葉大の近藤圭一郎教授による永久磁石同期電動機の連載が始まっていますので、専門家による正確な解説をご希望の方には、ご一読をお勧めします。

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