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2016年12月

2016年12月 7日 (水)

【関東鉄道】のんびり乗車会&DD502撮影会

 2016年5月21日、関東鉄道で先着100名限定事前応募制の『のんびり乗車会&DD撮影会』が開催され、参加してきました。毎年11月のイベントで公開されている水海道車両基地とDD502ではありますが、光線の条件が良い5月に、人混みのなかギスギスせずに撮れるのが魅力です。

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 ツアーの集合場所は守谷駅で、フリー切符などのチケット類もそこで手渡しでしたので、守谷まではつくばエクスプレスで向かいました。フリー切符を最初から郵送してもらえれば、朝イチで取手から乗っていたところなのに勿体ないです。やってきたのは310形3両編成(313+316+314)の臨時急行「つくばね」。

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つくばねは常総筑波鉄道土浦-筑波間でキハ500形により運行されていた急行列車ですから路線が違いますが、いわばその復刻版と言えるでしょうか。

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車内にはこんな掲示もありました。3両編成の1両目と3両目にツアー客が50名ずつ乗り、中間の2両目は物販専用車両になっていました。定員的にも全員ロングシートにゆったり座れて快適でした。

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途中停車駅は撮影タイム。下り先頭側には、常総筑波鉄道時代に実際に使用されていた木製のヘッドマークが取り付けられていました。

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普通列車とすれ違うと……なんと「普通」のヘッドマークが。。ツアー客を楽しませてくれる企画でいっぱいです。

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別の駅ではちょうどいいところに跨線橋があったので、俯瞰してみました。

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そして車内ではいよいよお弁当とお茶の配布。DD502の容姿をイメージさせる「豚めし」。なかなか美味しかったです。

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列車は守谷から水海道を通り過ぎて下妻まで行き、折り返します。折り返し待ちの間、キハ0形がやってきました。車内放送によると、普段は土日に運用に就くことはないそうですが、この日はイベントのためにわざわざすれ違う列車の運用に充当したとのこと。中小私鉄はこういった部分のフットワークが本当に素晴らしいですね!

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そしていよいよキハ310形が番線変更をします。乗りっぱなしでお弁当を食べても良し、下車してこのように写真を撮るもよし、好きなように楽しめます。

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下館側でスイッチバックして下妻駅ホーム3番線へ入線します。上り側のヘッドマークはステッカーでした。

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なんどか列車をやり過ごすと、ふたたび引き上げて2番線へ入線します。このイベントは、ツアー料金にフリー切符代が含まれており参加者全員がフリー切符保持者なのですが、なぜか改札外には出ずにホームの端っこに集結する人々が多かったですね。撮り鉄ならふつう改札外に出ますけど、どうも乗り鉄が多い印象ですね。

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地方私鉄では最近アテンダントの姿をよく見かけますが、関東鉄道のアテンダントのこの方、本業が大学の学芸員というインテリガールなのです。関鉄レールファンCLUBの方が、発車待ちの時間を利用してプチ撮影会を企画してくださいました。

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水海道車両基地に到着し、いよいよ撮影会の開始。会場へ向かう経路上に、つくば号のヘッドマークが保管・展示されていました。

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水海道車両基地は水害を乗り越え復旧し、むかしながらの姿を見せていました。

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そして乗車してきたキハ310形、DD502、キハ100形の並びも綺麗に撮影。

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天気が良いのがなによりです。

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DD502は、日本ではまだ大型ディーゼル機関車が量産されていなかった1956年(昭和31年)10月に日本車輌製造で製作された2軸ボギーのディーゼル機関車です。エンジンは振興DMH35S(450PS/1300rpm)を搭載し、動力は2台あるボギー台車の内側車輪へ伝達され、外側の車輪への最終動力伝達はロッド駆動によります。

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エンジンは1971年2月にDMF31SB(500PS)に換装されました。自重は36tです。動輪径は、登場当時の国鉄の電車と同じ910mmで、のちの液体式ディーゼル機関車や、新性能電車・気動車・客車・貨車標準の860mmより大きい値です。

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離れた位置からサイドビューも撮れました。

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粋な計らいでボンネットカバー全開の貴重な姿も。

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裏側に留置してあったキハ310形が移動され、反対側からの撮影チャンスも設けられました。こちらから撮っていた参加者は10名もいなかったと思います。勿体ないですね。


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一瞬薄ーく曇りかけた隙に、逆光側からも。これで4方向すべて形式写真が撮れました。毎年11月のイベントでは、参加者が多いうえに片側しか撮れないことも少なくないので、こういった機会を設けて下さるのは大変ありがたいです。

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DMS31SBが収められたボンネット内部。そしてその下には、カウンターウェイトが車輪の外側に取り付けられた特徴的なロッド駆動の板台枠台車。

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クラシックなスタイルの前部標識灯。

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床下にはATS車上子も健在。DD502を余すところなく存分に堪能することができました。

●新型軌道モータカー

 関東鉄道水海道車両基地には、今年に入ってから新しい保線用軌道モータカーが導入されました。

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もとは1987年(昭和62年)12月20日に帝都高速度交通営団(現 東京メトロ)の船橋軌道区(地下鉄東西線の保線区の一つ)に導入されたものです。2006年(平成18年)8月に東京メトロから東葉高速鉄道に譲渡され、東葉高速鉄道で約10年使用後、2016年(平成28年)3月24日に関東鉄道常総線に譲渡されました。水海道車両基地に納入後、関東鉄道仕様に改造され、5月12日に竣工しています。

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◆諸 元

  • 自  重 : 20.000kg(20t)
  • 型  式 : WD-H20CA
  • 機関番号: E120T518170
  • 製造年月: 1987年12月
  • 製造者 : 堀川工機
  • 製造番号: 2064
  • エンジン: 水冷4サイクル直接噴射式ディーゼル(総排気量12.023cc)
  • 燃料タンク:ディーゼル燃料(軽油)180リットル
  • クレーン仕様:3段式 最大2.5t吊り上げ可能

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