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2017年3月

2017年3月20日 (月)

★北総鉄道9000形★さよなら運転

 2017年3月20日月曜日、北総鉄道9000形電車のさよなら運転が実施されました。京成3500形未更新車のさよなら運転も記憶に新しいところですが、やはりせっかくのご近所ネタですし、ちょうど土曜日から北総1日フリー切符(¥1,000-)の発売も開始されましたので、早速活用して撮りに行ってきました。

北総鉄道9000形は、住宅・都市整備公団が開発した千葉ニュータウンの足として1984年に開業した同公団千葉ニュータウン線用の車両で、当初は住宅・都市整備公団2000形としてデビューしました。北総開発鉄道(現 北総鉄道)2期線開業に伴う京成電鉄・東京都交通局・京浜急行電鉄との5者直通運転開始後、直通先の京急2000形と形式の重複を避けるため、現在の9000形へと改番されました。

なお、2004年に住宅・都市整備公団が鉄道事業を廃止した際、2000形車両を含む鉄道資産はすべて京成電鉄の100%子会社である千葉ニュータウン鉄道に譲渡されましたので、千葉ニュータウン鉄道9000形という呼称も間違いではありません(北総鉄道保有車両は、京成からのリース車を含めて7000番台の形式を名乗っていますので)。

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さよなら運転は印旛車両基地を起点として、以下の行程で午前午後の合計2回実施されました。

  • 印旛車両基地(撮影会後発車)→印西牧の原→矢切→印旛日本医大→印西牧の原(解散)

運転より撮影会が先なので、最初の列車が来るのは11時過ぎですからのんびり行きましたが、駅端はどこも人が多かったです。特に2期線区間は半地下構造の駅が多く撮影できる場所が限られるため、尚更です。

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直線区間の駅はキャパが無いので、アウトカーブを正面から狙える駅を選び、なんとか成功。急行灯点灯が素晴らしい! さよなら記念ヘッドマークは、前後ともデザインは同じですが上り側は「さよなら」、下り側は「ありがとう」と変化をつけています。ヘッドマークのまわりにある金色のフサフサ飾りが風を受けてキラキラするので、電飾のようで綺麗でした。

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食事後、午後は1期線区間で俯瞰狙いです。最近は、地図上で日時を指定すると日差しの向きを正確に描画してくれるアプリがあるので便利ですね。車体をよく見ると、側面に住宅・都市整備公団のマークが入っていますね。なかなか粋なことをするものです。

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返しは、2年前に7260形の引退間近に撮りに来た場所で。奇しくも2年前と同じく、3連休最終日のさよなら運転でした。

●北総線内

北総線内では、過去に9018Fを撮影しています。記憶が確かであれば、開業が迫った成田スカイアクセスの試運転を撮りに行ったついでだったと思います。

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こちらは去年2016年の冬の9018F。

●京急線内

 実は京急線内の快特運用はあまり撮っていないのですが、滑り込みで平日昼休みに1回だけ撮れました。

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京成・北総沿線利用者はよく分かると思いますが、北総車のN運用(運行番号の末尾N)は、京成線内では各駅停車になることが多く、たとえ通過駅のある列車に充当されても京成の慣例で日中は急行灯を消灯していることが多いのです。したがって、急行灯点灯写真を撮りたければ京急沿線へGo!なのです。

●北総春まつり

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 こちらは過去記事掲載写真の再掲です。北総春まつりのヘッドマークは掲出期間も長いので9018Fに掲出された姿も記録していました。

●馬込車両基地公開時の車両展示

 こちらは、2015年の東京都交通局馬込車両基地の公開時の様子(過去記事写真の再掲)。先月2017年2月に引退した京成3500形未更新車、昨年2016年2月に引退したAE100形、今回引退の9000形9018Fが一堂に会し、ハッピーイエロートレインに大江戸線12-000系、E5000形電気機関車と、いまにして思えば贅沢な並びでしたね。

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2011年公開時はこのような並びでした。いまは亡き9000形9008F、芝山鉄道3600形と北総鉄道7260形(いずれも京成からのリース車)でいずれも消滅済みの存在。懐かしいです。

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背後に回るとなにやら不思議な幕を表示していました。芝山鉄道3611が普通東中山行き、北総9001が特急金町行きです。イベントならではですね。

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2010年の並びは、当時はやっていた京成3300形リバイバルカラー赤電がメインで、北総9000形は脇役でした。

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こんな並びもちょっと前までは当り前のように見られたのですが、過去帳入りしてしまいました。

●ほかにも色々と消滅

 Twitterでチョット話題になりましたが、今回9000形電車が引退したことにより、都営浅草線へ直通する最後のツー・ハンドル車(マスコンとブレーキハンドルが別構成になっている運転台を持つ車両)が姿を消したことになります。京成グループで同じ界磁チョッパ制御方式の車両としては京成3600形がありますが、こちらはブレーキ方式が電気指令式空気ブレーキですから当然ワン・ハンドル車です。9000形がツー・ハンドルなのは、ブレーキ方式が電磁直通ブレーキだからです(だって、ブレーキ指令が電制・空制で分離しているならワンハンドルにする意味がありませんから)。ワン・ハンドルマスコンというのは、単なる流行ものではなくて、電気指令式ブレーキ方式の採用と密接に関連しているわけですね。

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2017年3月19日 (日)

■東邦亜鉛号■小名浜定修明けの安中行貨物列車

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■EH500-4に牽引される安中行貨物列車。この日の貨車はタキ12両+トキ5両 2017年3月18日

 非鉄金属メーカーT社小名浜精錬所では、2017年3月12日から31日まで定期修理が実施されています。定期修理入りの前後から、安中行貨物列車にタキ車が連結されない日が続いていましたが、今週末頃から徐々に元に戻りつつあるようです。18日土曜日に運行された列車は、タキ12両+トキ5両と、ほぼ通常通りの編成に復しています(通常はタキが最大12両+トキが最大6両)。これまでの経験上、定期修理期間が終わるより早く貨物列車の編成が通常通りに戻ることが多いので、今回も同様と思われます。

なおこの日の牽引用機関車には、2次形特有のブラックフェイス+濃い赤色を纏ったEH500形4号機が充当されました。

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2017年3月13日 (月)

【くろがね線を読み解く】第243回 ■レール臨貨8159列車

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■8159レとして単機で黒崎到着後、西八幡から150mレール積載チキ車を牽引してきたED76 1019 2017年3月4日

 2015年3月のダイヤ改正で登場した、レール輸送臨時貨物列車8159レ。北九州貨物ターミナルから黒崎まで、150mレール輸送に使用された空車の貨車を返却する列車である。黒崎からは、コンテナ貨物列車150レを牽引して北九州タへ戻る。

 いっぽう、この列車は上写真の通り、レール発送前入換にも使用されている。8159レで門司機関区から黒崎まで単機回送された機関車は、黒崎から西八幡へ向かい、150mレールを積んだチキ車を牽引して黒崎へと戻ってくる。150mレールが発送されるのはこの入換の翌日なので、黒崎でチキ車を切り離すと、所定通りコンテナ貨物列車150レを牽引して北九州タへ戻っていく。

150mレールを積んだ貨車の西八幡から黒崎への出場入換は、チキ車が9両編成の場合、発送日の朝の171レ→170レの間に実施される(牽引機はEH500形所定)。しかしチキ車が18両編成の場合は、発送前日夕方の8159レ→150レの間にまず9両引き出され、発送当日朝の171レ→170レで残りの9両が引き出される。したがって、上写真の入換は、チキ車が18両編成で発送される日の前日にしか見ることはできない。

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■8159レ黒崎到着後入換で西八幡へ150mレール返空チキ車を牽引してきたEF81 304 2015年8月28日

 8159レは、EF81形やED76形が充当されることもあるため、注目の列車である。

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2017年3月10日 (金)

【くろがね線を読み解く】第242回 ■E8502牽引の常態化

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■戸畑第一操車場を発車するくろがね線の列車。
 牽引機は85ED-1形電気機関車E8502、
 後方の緩急車は70DD-3形ディーゼル機関車D705. 
2017年3月、北九州市。

 2017年3月上旬、およそ半年ぶりに戸畑・八幡を訪れた。くろがね線の貨車牽引に使用される電気機関車は、もう長いことE8502に固定されている。以前の記事で紹介したE8501は、折角塗色変更されたにもかかわらず、ここ数か月間ほとんど使用されていないようだ。今後、E8502が全般検査に入る際は、ディーゼル機関車によるプッシュ・プル運転が見られると思われるが、E8501の去就にも注目である。

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2017年3月 8日 (水)

★鉄道博物館DD13形1号機★展示線への移送入換

 2017年2月25日土曜日、大宮総合車両センターで保管されていた国鉄DD13形液体式ディーゼル機関車の1号機が、鉄道博物館の屋外展示スペースまで移送されました。DD13 1は、鉄道博物館の開館以来屋内で展示されていましたが、ムーミンことEF55形電気機関車の展示スペースを確保するため、2015年4月11日以降、大宮総車セで保管されていたものです。今月18日より、従来キハ11が置かれていた屋外展示スペースで公開されることが決まり、大宮総車セから再び鉄道博物館へと移送されることになりました。

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 今回は有難いことに鉄道博物館のプレスリリースがあり、入換作業が10:00~10:30に予定されていることが事前に分かっていました。大宮総車セから鉄道博物館展示スペースへの移送は、試運転線(大宮で全般検査したSLの出場前の試運転を行う線路)経由となるため、必然的に一旦大宮駅ホーム近くまで顔を出すはずです。というわけで、適当に9時半頃行けば撮れるだろうと思い現地に着いたところ、既に入換は始まっていました。後追いで上のような写真しか撮れず……こう派手に失敗すると、追いかけてもう1回くらい撮りたくなりますね。

駅の東口を出て北銀座を抜け地下道をくぐると、

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踏切の手前で一旦停止していました。しばらく動かないようなので、

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先頭側にも廻り込んでみました。手前の高崎線の線路と試運転線の間にフェンスがありますが、

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踏切の部分だけはフェンスが無いので撮れるんです(当たり前か…苦笑)。とりあえず追いついて撮れたので満足しましたが、渡った後すぐにまた停止してしまいました。もしかして、、歩いて追い越したらまた撮れるかも?? ダメ元で先へ進んでみます。

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するとうまい具合に先回りできました。DD13 1を推進しているオレンジ色の小型機関車は、大宮総合車両センターの車両入換用動車のOM-1です。

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今回のベストショット。バックには鉄博で屋外展示されている183・189系電車の姿も見えますね。このポイントを通過した時点で、まだ入換開始予定の10時まで10分以上時間がありました。そこで、更に先へと進んでみることにします。

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試運転線の終端付近まで行くと、待機中のOM-1+DD13 1の姿が見えました。

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その大宮駅寄りには、従来より展示されていたキハ11 25の姿も。

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10時を過ぎると、いよいよ展示線への入換が始まりました。

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分岐器を渡り、試運転線から鉄博内の展示線へ転線します。DD13の手前にあるフェンスが、大宮総車セの試運転線と鉄博の敷地の境界です。

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OM-1の推進でDD13 1はキハ11 25へ接近します。

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DD13 1の障害物無しの形式写真が、やっと撮れました。これだけでもここまで来た甲斐がありました。

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DD13 1とキハ11 25を連結します。

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連結後、大宮駅の方に向かってゆっくり動き出したので、どうするつもりなのかと思いましたが、20mほど進んだところで折り返し、元いた場所へ押し込んでいきました。

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最終的にこの位置まで押し込み。ニューシャトルと北陸新幹線が並んでお出迎え。

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キハ11 25を切り離すと、

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少し離れた場所でDD13 1も切り離し、

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OM-1は2度スイッチバックして大宮総車セへと戻っていきました。今回は、事前に鉄博自ら情報を開示していただいたおかげで、入換シーンを堪能することができました。この場を借りて御礼申し上げます。

この後、来た道を大宮駅まで2.5km歩いて戻ったのですが、よく考えたら鉄道博物館駅からニューシャトルに乗ればすぐ戻れたんですよね(苦笑) そんな単純なことにも気づけないとは……疲れていたんでしょうか。。

●DD13のイコライザー台車

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DD13 1が装備する、初期車特有のイコライザー台車。この台車は、数年前まで北旭川貨物駅の石油専用線の入換に使用されていたDD13 40と同タイプで、専用線好きにもお馴染みの形態ですね。

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