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2017年4月21日 (金)

『鉄道ピクトリアル2017年6月号』補足

 本日から全国書店に並んでいる鉄道ピクトリアルNo.932の拙稿に一部補足がありますので、こちらに提示させていただきます。編集部の方にお願いし、正式には次回記事にて説明させていただくお約束になっております。

■東京資材センターの機関車カエル君の正体

 越中島貨物駅のJR東日本東京レールセンターでは、永らく富士重工業製の軌道モータカーTMC500Bが貨車の入換に従事していました。これは、ネコ・パブリッシングの『トワイライトゾーンマニュアル11』の松田務氏の記事でも明らかになっております。しかしながら、今回記事を入稿させていただいた後、2016年現在当地で稼働している黄緑色に塗装されたカエルの絵の描かれた機関車が、実は見た目ソックリの別物に入れ替わっているのではないかという疑念が生じましたので、詳しく調べることになりました。

Tmc500ckaeru

厄介なのは、車体の銘板が公式側、つまり機関車のボンネットの長い方を左に向けた時に手前に来る側にしか付いていないという点です。通常、入換運転が見られる公道からは非公式側しか見えませんので、確認するには、貨車入換の際に引上げ線に入ってスイッチバックするまでの30秒前後の間に、反対側の駐車場からチェックするしか術がありません。土曜日に2回訪問して、ようやく確認することができました。

Tmc500ckaeruside

こちらが、銘板の付いた機関車公式側です。拡大してみると…

Tmc500ckaermeiban

なんとなんと、正体はTMC500でした!! 1985年(昭和60年)3月製造、製造番号は76です。TMC500Bと500Cは基本寸法も外観も性能も変わらないのですが、別物は別物ですので、ここに訂正をさせていただきます。

 記事の方は、写真下の解説文中にある「門司保線区1001(TMC500B)」は、同型ではなく同タイプの機関車ということになります。逆に、田端の上野保線技術センターにいる東京省力化軌道工事区の0051は、同じTMC500Cなので同型、と言いたくなるところなのですが、0051は後位側に発電機かバッテリーらしき箱型の装置を乗せていますので、個体差とは言え同型に括るのはやや難ありでしょうか。

今回の記事では、現物の銘版調査の難しさから、このTMC500Cを含めて2両、型式や製造年・製造番号の確認できなかった機関車がありました。記事を訂正させていただくとともに、2両中1両の正体が明らかになったことをご報告させていただきます。

以上

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