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2017年5月

2017年5月22日 (月)

岡部~本庄を彩る夕方の貨物列車と臨時列車

 今日は、土曜からの不調が悪化し病院へ。症状は、鼻水・咳・腹痛に発熱とフルコンプ?しそうな状態です。処方してもらった薬で午後は少し落ち着いてきました。帰りしな、高崎車両センター所属のEF65形501号機がレール輸送用臨時工事列車の牽引に充当されている様子だったので、久々に岡部~本庄間に立ち寄りました。

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■EH200-5牽引の新座貨物ターミナル発新潟貨物ターミナル行6087列車

 15時過ぎに到着して最初に来たのは、6087列車。紙輸送列車(返空)らしく12ftのJRコンテナで揃った綺麗な編成です。この列車のルーツは、2010年10月に廃止された隅田川発焼島行のワム80000形から成る紙輸送列車(返空)の6789列車です。6789列車は、ワム80000形運用離脱による全車コンテナ化完了をうけ、半年後の2011年3月ダイヤ改正で高速貨物(95km/h)列車化され、2085列車となりました。その後、2015年3月のダイヤ改正では、発駅が隅田川→新座タ、着駅が焼島→新潟タにそれぞれ変更され、2087列車に変更。そして今年2017年3月のダイヤ改正で、定期列車から曜日指定列車に格下げされ、この6087列車になっています。

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■EF65 501がチキ5200形4両を牽引し、高崎(操)へと向かう。

続いてやってきたのは高崎(操)工臨。渋川行のレールを運んでいました。チキ5200形4両編成の高崎(操)工臨は、ちょうど4年前の同じ時期にEF65 1118牽引のを撮影しています(→こちら)。運行される時期が決まっているのでしょうかね。

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■211系3000番代4両編成の回送列車

次は安中行貨物列車かと思いきや、直前にこんな列車が。大宮総合車両センターで検査を終え、高崎車両センターへと自力回送する211系4両編成です。この時刻には、かつて485系宴や183系の団臨がやってきたこともあります。どうやら回送や臨時列車に使われるスジのようですね。

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■EH500-33がトキ25000形6両+タキ1200形1両を牽引

すぐ後を追いかけるように、小名浜発安中行鉱石輸送列車の5097列車が通過。非鉄金属メーカーT社小名浜精錬所は、今年は5月15日~6月5日まで定期修理に入っており、現在、亜鉛焼鉱の生産が停止しています。このため、亜鉛焼鉱輸送用のタキが編成から外れ、トキのみの短い編成になっています。最後尾のタキは検査回送車で、安中で折り返し熊谷タで切り離されます。その後は配6794列車に継送されて川崎貨物(川崎車両センター)へと向かいます。(→詳細はこちら

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■EF210-152牽引の倉賀野行石油貨物列車

安中行を撮り終えて撤収しようと思いつつ、まだ残っている方がいらしたので訊いてみると、倉賀野行石油貨物列車がすぐに来ると。7分ほど待つと、5883列車が来ました。前方がオイルターミナル所属車、後方が日本石油輸送所属車の混成編成は興味深いです。

わずか1時間あまりで色々な列車がやってきて、少し辛い症状も和らいだ気がします。今日は早く寝て体調を整えようと思います。

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2017年5月17日 (水)

【くろがね線を読み解く】第245回 ■静岡貨物行50mレール輸送列車9870レ

 2017年5月14日日曜日、黒崎駅を発車した170列車はチキ車21両編成で、その内訳は、御着行150mレール28本積載9両+静岡貨物行50mレール28本積載3両+西浜松行150mレール28本積載9両であった。鉄道ピクトリアル2016年6月号の拙稿にて言及したとおり、静岡貨物行の列車は、西浜松で牽引機がDE10形ディーゼル機関車に交換され、8090列車と同じ時刻に9870列車として運行される。

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■広島更新色のDE10 1165が牽引する9870レ  2017年5月15日、西浜松-静岡貨物

これは、静岡貨物駅構内で50mレールを荷卸しする静岡保線区が東海道新幹線の北側にあり、南側にある静岡貨物から保線区へ向かう際に非電化の地下連絡線を経由しなければならないためである。静岡貨物は以前紹介したようにE&S荷役対応駅で入換用ディーゼル機関車の配置はない。このため、非電化区間で入換を行うには、西浜松で牽引機を愛知機関区所属のDE10形に交換し、本線牽引させて静岡貨物到着後に入換もやらせるしかないのである(軌道モータカーはATSを装備していないから静岡貨物構内までチキ車を受け取りに来ることはできないし、そもそも地下連絡線の勾配での牽引力不足の問題もある)。

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■2017年5月14日に黒崎を発った170レの静岡貨物行車票。

西浜松→静岡貨物間で運行される9870列車は、まだ50mレール輸送列車しか運行されていなかった2014年以前から存在する(→こちらの記事を参照)が、年に数本しか運行されない珍しい列車である。2015年度は4回(黒崎発2015/6/14、2015/8/2、2015/10/4、2016/3/6)、2016年度は3回(黒崎発2016/4/10、2016/6/26、2016/10/23)しか運行実績が無い。

【参考】

  • 「続 産業用機関車を追い求めて 2」、鉄道ピクトリアル2016年6月号、電気車研究会。
  • 「続 産業用機関車を追い求めて 3」、鉄道ピクトリアル2017年6月号、電気車研究会。

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2017年5月16日 (火)

【くろがね線を読み解く】第244回■N社の新型機関車

 2016年より、N社で北陸重機工業製の新型機関車D4501が運行を開始した。外観は、Y製鉄所小倉地区向けの45トン機D-507にも似たセンターキャブ型ながら、ラジエーター通気口がボンネット側面ではなく妻面に設けられており、同型とは言い難い。

D4501

今後このスタイルの機関車が増えるのか、はたまた1両のみの存在になるのか、興味は尽きない。

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2017年5月14日 (日)

◆大阪市交通局◆東吹田検車場のレトロ軌陸車

 2017年5月12~14日にかけて関西を訪れました。14日の正雀工場公開(阪急春のレールウェイフェスティバル)に寄った帰りしな、東吹田検車場を訪れてみると、面白いものを見られました。

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■東吹田検車場全景   2011年4月30日撮影

東吹田検車場は、阪急電鉄京都線の相川-正雀間にあり、大阪市交通局堺筋線用車両の全般検査・重要部検査・改造工事等を担当している車両工場です。工場の北側には上写真のような電留線があり、その端にはなにやら白いカバーに覆われた謎の車両が置いてありました。一体なんだろう、でもオンレールだから線路を走る何かには違いないと思っていましたら、今回やっとその正体が明らかになりました。

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■姿をあらわにした軌陸車   2017年5月14日撮影

正体は、架線作業用のトラックを改造した軌陸車でした。乗っている線路のすぐ向こうに車止めがありますので、もはや使用していないと思われます。

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■レトロな軌陸車と堺筋線用66系   2017年5月14日撮影

前頭部には「Nissan」の文字があり、日産自動車製であることが分かります。「680」という数字の記載されたプレートが掲出されていますが、型式か何かでしょうか。

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■側面には「E-20 大阪市交通局」の表記がある  2017年5月14日撮影

側面から見るといかにもレトロな雰囲気。この軌陸車の用途ですが、たとえばこのようなケースで活躍していたのではないかと思われます。リンク先は、鹿児島市交通局の路面電車架線メンテナンスシーンです。大阪市交通局はかつて路面電車を運行していましたので、路面電車時代に使用していた架線作業車を地下鉄用に転用したのではないでしょうか。どうでしょう??

●2017年5月17日追記

 IRORIOというニュースサイトに、大阪市交通局へ取材した結果が掲載されていましたのでご紹介します。(→記事はこちら) 

正体はやはり路面電車時代に使用されていた架線作業車を東吹田検車場内用に改造したものとのこと。1962年に購入したもので、路面電車全廃後に堺筋線開業に合わせ、1969年にゴムタイヤから鉄車輪に改造したとのことです。したがって、軌陸車ではなく鉄路専用ということになります。シートを外したのは、処分業者を公募するにあたり入札対象として公開するためとのこと。既に業者は決まっているそうです。良いタイミングで珍しいものが見られて良かったです。

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2017年5月10日 (水)

★製紙メーカーN社専用側線★富士駅からの発送終了

 2017年4月をもって、JR東海道本線富士駅からの製品の発送が終了してしまった、製紙メーカーN社専用側線。ゴールデンウィークの九州旅行中にそのニュースを聞き、驚きました。幸い、復路は四国経由で鉄道で戻る予定でしたので、連休最終日に東海道新幹線を新富士駅で途中下車し、無料レンタサイクルで寄り道してきました。

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工場構内には、当専用側線に現存するスイッチャー4両が縦列。奥から順に、日車35tB-B、新潟鉄工所35tB-B、日車25tB、日車35tB-Bで、一番手前は南甲府から来て近年ほとんど動くことのなかった機関車です。

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別の角度から。敷地外から最も見ることの難しかった機関車が一番手前に留置されているというのは有難いですね。現役時代最後の頃は、もっぱら最奥の機関車が使用されていました。(→2016年当時の様子はこちら

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南甲府の日通機には、D-351という名の機関車が2両いました。どちらも同じ日車製の35tB-Bで形もそっくりなのですが、よく見ると2エンド側の握り棒の長さが異なるので見分けがつきます。読者の方に写真をお送りいただきましたが、U字型の握り棒とI字型の握り棒が同じ高さなのが初代D-351で、U字よりI字の方が高さが低いのが2代目D-351でした。上の機関車の端梁の上の握り棒を見ると、2代目D-351と同じ高さです。1965年(昭和40年)製造、製造番号2434。

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