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2018年1月20日 (土)

■さようならDE10■大牟田-仮屋川操入換

 鉄産労のホームページに掲載された、2018年1月17日付の業務速報によると、2018年3月17日のダイヤ改正までに、JR大牟田駅にHD300形ハイブリッド機関車が配置されるとのことです。来月上旬に製造元東芝府中事業所最寄りの北府中から岡山貨物ターミナル(2017年3月ダイヤ改正で西岡山から改称)までHD300形28号機の甲種輸送の予定がありますので、所属は岡山機関区ですね。使用駅は新南陽か大牟田、いずれかの駅に配置されると思われます。順番からすると、今月中旬に同じく岡山機関区へ甲種輸送された27号機が新南陽配置で28号機が大牟田配置でしょうか?(→その後、27号機が大牟田配置、28号機は予備機となっています) JR貨物のDE10は、本線走行運用が残る仙台、東新潟、新鶴見、愛知などを除き、原則としてHD300への置き換えが進んでいます。本記事では、これまでに撮影した数少ない写真の中から、大牟田-仮屋川操間のDE10入換を振り返ります。

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■仮屋川操から貨車を牽いて到着したDE10 1748   2017年9月3日、大牟田

まず直近の写真から。こちらは昨年9月に仮屋川操-宮浦間を連絡する三井化学専用鉄道における架線電源断のため、2軸の22t機関車重連が使用されていた時に撮影したDE10 1748です(再掲)。一番ノーマルなJR貨物大宮車両所による更新機です(窓回り黒に灰色屋根)。現在では本線(停車場外の閉塞区間)を自力走行不可能な入換動車になっており、キャブ側面に黄色の「入動」の表記があります。

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■仮屋川操へ向かうDE10 1560   2015年8月29日、大牟田-仮屋川操

3年前の夏に訪問した際の入換機は、1560号機でした。こちらは広島車両所による更新機で、前後妻面の白帯が中央で分離してヒゲのようになっているのが特徴です。

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■仮屋川から貨車を牽いて到着したDE10 1528    2012年1月28日、大牟田駅構内

ちょうど6年前の1月の入換担当は1528号機でした。こちらは白帯が太い入換動車色。この日は往復とも撮影しており、

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仮屋川操行の1エンド側も。この当時は、化成品を積んだコキ200形の脱線事故の影響で、自重が軽くなる空のコンテナはコキ104形・コキ106形に積み替える運用が行われていました。上の二写真を見ると、仮屋川操から大牟田に到着した液化塩素用タンクコンテナは中身が空なのでコキ106形1両に1個ずつ積まれていますが、反対に大牟田から仮屋川操へ向かう濃硝酸タンクコンテナは、三菱化学黒崎事業所で荷を積んでいるのでコキ200形1両に2個ずつ積まれているのが分かります。

20090618_de101583
■仮屋川操から本線に進入したDE10 1583   2009年6月18日、仮屋川操-大牟田

こちらは9年前の初夏、1583号機です。サツマイモのような入換動車色が特徴でした。

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■仮屋川操で貨車授受のために並んだ、DE10 1208と三井化学No.18  2009年9月20日、仮屋川操

かつては仮屋川操の南側に踏切があり、入換作業の合間に遮断機が開くと、三井化学専用鉄道の電気機関車と並ぶシーンも見られました。こちらは国鉄色の1208号機です。九州配置のためナンバープレートは車体と同じ朱色なのが特徴です。

これ以前はフィルムの写真しかないため取り込めておらず本記事ではここまでとしますが、こうして数年間の記録を眺めてみるだけでも、実に様々な様態のDE10が大牟田-仮屋川操間の入換に使用されていたことが分かりますね。今年中には、再訪してHD300と三井化学専用鉄道の機関車の並びを撮りたいものです。

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