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2018年3月15日 (木)

■米子貨物ターミナル■DE10 1049入換動車

 2015年3月14日のダイヤ改正で廃止され伯耆大山駅へ機能移転してしまった、米子貨物ターミナル駅。この駅には、専用の入換用機関車が配置されていました。岡山機関区所属のDE10形1049号機です。

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JR貨物の車籍を有するDE10形ディーゼル機関車の中には、本線走行や重連総括制御にかかる機器類を一部撤去した「入換動車」という位置づけの車両があり、これらは貨物駅構内の入換専用に使用されています。DE10の入換動車は「入換動車色」と呼ばれる専用の塗装が施されているものも少なくないのですが(→例としてこちらを参照)、米子貨物ターミナルに配置された1049号機は、朱色に黄色帯という独特のいでたちで異彩を放っていました。もちろん入換動車化されても検査を受けるために運用を離脱することはあるので、そういう時は岡山機関区から通常の(本線走行可能な)DE10が送り込まれ代車として使用されていました。

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入換はだいたい朝9:30から15分間ほど動きがありましたが、時々10時過ぎにも2回目の入換がありました。米子駅から二駅東の伯耆大山駅に連絡する王子製紙専用側線では、スイッチャーが駅に出てくる入換が2012年当時は朝7:00と8:00の二回あり、撮影後に米子駅に戻ってくると米子タが9:30から動くので、非常に効率よく両方撮れたものです。

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米子タは、車両が順光になる南側に建物や荷役スペースがあり外からは見られないのですが、駅西側に伸びた引上げ線が踏切を横断するので、その場所が唯一綺麗に見られる場所でした。言い方を変えれば、この踏切にDE10がやってくる時刻を特定するのが綺麗に撮るためのすべてでした。

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1049号機は、エンジン出力増大タイプでSG付の1000番台です(0番台1250ps→1000番台1350ps)。昭和44年度4次債務車の一般型で、3軸の台車(正確にはCではなくAAA)はDE10、11、15初期車に共通のDT132A台車(枕バネを繋ぐリンクが特徴)を履いています。SGは入換動車化の際に使用停止していると思いますが撤去はしていないと思います。撤去すると自重が小さくなり牽引力が低下してしまうので(笑)

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端梁を見ると、本線走行しないため後部標識灯は1灯化され、重連総括制御を必要としないためMR管とCP管、ジャンパ連結器・ジャンパ栓受が撤去されています。この車両、かつて1998年夏頃に見た際は国鉄色のまま端梁だけゼブラ塗装になっていましたが、あれはあれで面白かったです。

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私はスイッチャーが好きなので、米子タが廃止され伯耆大山に移転しても悪い印象は持ちませんでしたが、DE10、11、15の国鉄色以外のカラーバリエーションは結構好きで、機会があれば撮るようにはしています。

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入換が無い時でもDE10は米子タの北側から綺麗に撮れる位置に留置されていることが多かったですね。この車両はもうさすがに解体されたのでしょうね。どこかで保存されていたらそれはそれで凄いですが。

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