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2018年3月21日 (水)

◆近鉄まつり2016◆貨物電車の集結

 2016年10月29日と30日の2日間、近鉄五位堂検修車庫と高安車庫にて「きんてつ鉄道まつり2016」が開催されました。この車庫公開イベントは、毎年展示車両がが変わるので何度か参加したことがあるのですが、この年は貨物電車「モト」が集結するらしいとの話を聞き、1泊2日ののぞみ往復パックツアーを利用して関西を訪問しました。

当日は午前中に山陽電鉄東二見の公開イベントに参加し、午後五位堂に駆けつけてみると、

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貨物電車3種とその両脇に鮮魚列車、電気検測車はかるくんが展示されていました。展示車両は特急形や団体用車両を中心に並べることが多く、普段なら車両の前で家族連れが記念撮影する姿が絶え間なく見られるのですが、この年は車種が脇役の地味なものばかりなだけに、子供達にはあまりウケが良くなく閑散としていました。おかげでゆったり撮ることができました。

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三並びの貨物電車は東側(左)から順に、モト78、モト94、モト97です。それぞれ、軌間1,067mmの狭軌路線の車両を検修車庫で検査する際に、軌間1,435mmの標準軌区間を仮台車を履かせて回送する際の牽引車として使用されています。台枠上には車端部に運転台と集電装置のみがあり、それ以外のスペースは被牽引車が本来備えている狭軌用台車を乗せて走ります。

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電気検測車はクワ24+モワ25。検測用のパンタグラフは、手前のクワの運転台寄りに搭載されています。上がっているパンタは集電用のモワのものです。

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モト97とクワ25の並び。

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モト97+モト98。この車両は、南大阪線用車両を橿原神宮前と五位堂検修車庫の間で回送する際に使用されています。台枠上には台車を乗せるためのレールが見えます。

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左から順に、モト94+モト96、モト97+モト98、クワ25+モワ24。


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モト94+モト96。この車両は養老鉄道の車両を桑名の東方検査場と塩浜検修車庫の間で回送する際に使用されています。

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モト94とモト97。並んでみると車体幅や高さの違いがよく分かりますね。


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こちらはモト78+モト77。大阪市営地下鉄中央線と直通運転している近鉄けいはんな線用車両を東花園検車区東生駒車庫と五位堂検修車庫の間で回送する際に使用されています。こちらは以前のまつりでイベント走行を撮影しています


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モト94、モト97、クワ25の三並び。

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モト78+モト77の左には、鮮魚列車に使用されている2680系の姿も。


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貨物電車三並び。

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鮮魚列車に使用されているク2782+モ2683+モ2684。

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これだけ珍しい営業用・事業用車両が一堂に会する機会もなかなかないですね。



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これは別の日に撮影したものですが、五位堂検修車庫では、構内の車両入換用牽引車として、廃車になり車籍を失った1650系モ1653が使用されています。

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この車両、イベントでもここ数年は綺麗に撮影できるエリアに展示されることが無くなっているので、普段平日に訪問する方が撮れる確率は高いと思います。

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同型の無車籍の入換車が高安車庫にもいて、こちらは元モ1654です。2016年10月時点で、青のシンフォニーの試験塗装に使用されたままの外観を維持しています。

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 さて、イベントは2日間連続で開催されますが、車両展示用の電留線は夜間の営業用車両留置のために空けなければなりませんので、1日目のイベント終了後に五位堂から高安へ展示車両が回送されるシーンを見ることができます。この日は、2680系に続きモト編成3本とはかるくんも回送されていきましたが、風があまりに寒かったので上のモト78+モト77だけ撮って撤収しました。

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 翌朝は始発で高安-五位堂間に向かいましたが、痛恨の乗り過ごし。戻る際に高安から五位堂へ回送されるモト77+モト78とすれ違ってしまいました。日の出前で条件は悪いとはいえ、撮っておきたかったです。前日の高安行を撮っているからと諦め気持ちを切り替えます。まず最初にやってきたのは五位堂展示用の2680系。

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その後は陽が照ってきてから五位堂展示用のモト96+モト94が来ました。

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5200系の復刻塗装車。こちらはふつうの営業列車です(回送ではありません)。

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そしてはかるくん。この後、展示用送り込み回送最後となるモト98+モト97が来る予定だったのですが、それを撮っていると同日開催されている神鋼加古川フェスティバル会場に到着するのが1時間ほど遅くなってしまうため、あきらめて撤収しました。

 この土日は、初日に山電東二見公開→近鉄五位堂公開→高安回送、二日目に五位堂送り込み回送→神鋼加古川公開→近鉄高安公開と掛け持ちし、身体にはかなり堪えましたが、関西の普段見られない珍しい車両を満喫することができ、とてもよい想い出になりました。高安の入換車はまたちゃんと撮ってみたいですね。

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