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2018年4月

2018年4月29日 (日)

【O工場の石灰石輸送】ディーゼル機関車DD453

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■DD453が貨車を推進してO工場原石事務所へ向かう。  2018年4月、新潟県

2016年晩秋、D社O工場にDS-6と引き換えに導入されたのが、ディーゼル機関車DD453である。DD453は新造された機関車ではなく、元々、南松本駅の松本市公共側線に接続する日本オイルターミナル専用側線やジャパンオイルネットワーク専用側線で石油貨車の入換を担っていた、ジェイアール貨物・信州ロジスティクス所属の機関車である。これら専用側線内の入換が南松本常駐のJR貨物DE10形ディーゼル機関車(現在はHD300形ハイブリッド機関車)に置き換えられたために用途不要となり、ジェイアール貨物・北陸ロジスティクスにより回収され伏木貨物駅構内で保管されていた。

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ボディの塗色は従前のものを踏襲している。端梁に取り付けられていたステップは従来は朱色、台枠から上に伸びている逆U字型の手すりはボディと同じクリーム色であったが、伏木貨物駅で保管中に整備されていずれも白く塗装された。しかし、ステップはこの専用鉄道では全く不要な装備のため、導入にあたり撤去されている(手すりの白色化のみそのまま維持)。また当専用鉄道で使用開始後、端梁にスノープラウが取り付けられた。チェーンで吊っているので昇降可能な構造と思われる。

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DD453は、前位側を原石鉱山の方に向けて使用されており、DS-6やDS-7とは逆である。これは、DD453の運転台が2-4位側に配置されているためである。DS-6とDS-7は1-3位側に配置されていたので、運転士が着席する位置を従前の機関車と揃えるには機関車ごと逆向きにする必要がある。

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この専用鉄道の機関車は、他の専用線のようにローテーション制ではなく、レギュラーとサブの役割分担がハッキリしている。DS-7が故障や検査等で運用を離脱しない限り、このDD453を見ることはまず不可能と思われる。

注:2018年4月下旬と5月下旬にDD453の運用入りが確認されている。しかしゴールデンウィーク前半にDS-7の目撃もあるため、ローテーション制への移行の可能性も考えられる。 

ちなみに今年2018年は、DS-7が導入されてからちょうど6年目である。専用鉄道の機関車の検査期限は、鉄道に関する技術上の基準を定める省令(いわゆる新鉄道技術省令)に基づく告示により8年と定められているが、以前はこれが6年であったので、多くの専用鉄道や専用側線では、現在でも検査期限を6年周期としているところが多い(*)。つまり、今月DD453が運用に就いていたのは、DS-7が検査のために運用を離脱していたためという可能性も考えられる。

(*)新基準に基づいて8年にしているスイッチャーは、私の知っている限り安中の2両だけである。事業者が法令より短い周期で検査を行うのはまったく問題ない。

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 当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

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2018年4月25日 (水)

【くろがね線を読み解く】第268回 ■単151レ着後150mレールチキ入換

 2018年4月1日、3月ダイヤ改正後初めて、黒崎発の150mレール輸送列車(170列車→8090列車)が18両以上の長編成で運行された。私がダイヤ改正の度に注目しているのは、170列車発送前日の夕方に実施される、単151列車到着後入換である。この入換で、150mレールを積んだ長物車が西八幡から黒崎まで連れてこられるのだが、発送があるからと言って毎回運転されるわけではない。以前の記事でも言及している通り、170列車が18両以上で発送される場合の、発送日の前日という条件付きである。4月1日に発送される長物車のうち9両を、前日3月31日のうちに黒崎まで持ってくるのである。

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北九州タ(門司機関区)からやってくる単151列車は、2017年3月のダイヤ改正でED76形所定になった。今回のダイヤ改正でも貨物時刻表ではED76形指定になっており、一応改正後の初回は所定通りであった(1019号機)が、去る4月21日はEH500形が西浜松行長物車12両を牽引しているので、結構差し替えはあるのかもしれない。

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16:45頃に黒崎に到着した単151レは、16:59頃に西八幡に向けて入換扱いで発車し、

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17:25頃に長物車を引き連れて西八幡から黒崎へ戻ってきた。入換時刻は日によってまちまちである。

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黒崎に到着したED76は、翌日発送する長物車を側線に切り離すと、三菱ケミカルから出場したコンテナ車を牽引して150レとして北九州タへ戻っていく。

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2018年4月24日 (火)

★製紙メーカーO社専用側線★北重28t+日車25tの重連入換

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 2017年11月25日、朝一番で春日井を訪ねると、8:40頃に製紙メーカーO社の工場から駅へ貨車を牽引して重連スイッチャーが現れました。一年半前の2016年4月にも同じ場所で重連のスイッチャーを撮影していますが、その時とは組み合わせが異なります。2016年は先頭日車25t+後方協三20tでしたが、今回は先頭北陸重機28t+後方日車25tでした。

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先頭の北陸重機28tは、坂城駅の石油元売J社専用側線で入換に使用されていたスイッチャーで、以前紹介したDB25-1導入により玉突きで引退し、整備のうえ春日井へやってきました。坂城に配置されていた時代は、駅構内の見える範囲での入換のため、、手旗信号で運転士を誘導する者が地上にいたのに対し、専用側線の距離の長い春日井では、誘導者がスイッチャー先頭に乗る必要があるため、転入にあたり、前位側・後位側双方とも端梁にステップが増設されています。またキャブ前位側妻面上部に旋回灯が取り付けられました。所有者の変更に伴い、キャブ側面のENEOSのロゴは塗装の際に泡緑色に塗りつぶされています。

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重連で登場するのは工場で紙製品を積んだ貨車を駅へ引き出す2往復のみで、空車を駅から工場へ引き込む入換はスイッチャー1両のみとなります。だいたい、重連運転の際に駅側先頭になっていた方が、入換を担当します。

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重連の組み合わせは総当たりのパターンがあり、これまで紹介したほかに、北陸重機28t+協三20tの場合もあります。スイッチャーが3両もいるのに正・副・予備の関係ではなく、ローテーションを組んでいるのでしょうか。

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2018年4月23日 (月)

D社O工場から引退のDS-6を捜し出す

 2018年4月、Twitterに興味深い投稿を見つけた。化学メーカーD社のO工場専用鉄道で使用されていたディーゼル機関車DS-6が、神奈川県にトレーラー輸送されたというのである。D社専用鉄道には、2012年にDS-7という北陸重機工業製の新型ディーゼル機関車が導入されており(→以前の記事を参照)、それ以来、それまで主力であったDS-6は予備となっていた。その後2016年になり、ジェイアール貨物北陸ロジスティクスが伏木貨物駅構内で保管していた旧ジェイアール貨物信州ロジスティクスのDD453が導入されたため、いよいよDS-6の予備待機も不要になっていた筈である。搬出されたというニュースを聞いた時、さもありなん、妥当なシナリオと思ったものである。

しかし問題なのはその行先。トレーラー輸送の到着地に関しては「横浜港」というキーワードしか見つからない。横浜港は、横浜市鶴見区安善から横須賀市夏島町に至る7,315.9haの広大な港湾部全体の総称である。興味はあるが、この範囲の中から機関車1両をしらみつぶしに捜していくというのは、気の遠くなるような話である。そこで私はまず、横浜港の各地区がそれぞれどのような品目を取り扱っているのかについて、横浜市港湾局のホームページで勉強することにした。

 今回の捜索ターゲットは貨物なので、旅客専用や観光用の港は除外してみていくと、

  • 山下ふ頭
  • 新山下地区
  • 本牧ふ頭
  • 南本牧ふ頭
  • 出田町ふ頭
  • 山内ふ頭
  • 瑞穂ふ頭
  • 大黒ふ頭

をリストアップすることができる。

まず、貨物取扱量上の大本命は本牧だが、コンテナメインの拠点なので微妙だ。しかし何しろ広大なので、中にはコンテナ以外の貨物も置いてあるかもしれない。判断が付かないのでとりあえずステイ。山下・新山下は本牧を補完する役割で雑多なものが多いので、ここもステイ。南本牧はコンテナしかないのでオミット。出田町は青果物、山内は古紙等リサイクル、瑞穂は米軍専用なのでいずれもオミット。すると残るのは大黒である。まとめると、山下・新山下・本牧(A~D突堤)・大黒の各ふ頭を見て行けば、その中のどこかにDS-6が居るはず、ということになる。幸い、これらの埠頭はすべて横浜市交通局が駅からバス路線網を伸ばしており、足は確保できる。Twitterの写真には「敷地外より撮影」とあり、公道から見える場所に置いてあると思われた。したがって、バスからの車窓チェックで充分なのである(港湾部は関係者以外立入禁止のエリアがほとんどなので、クルマで行っても入ることはできない)。

 桜木町駅前から横浜港シンボルタワー行のバスに乗り、進行方向左側の窓際に着席する。山下・新山下・本牧A~C突堤はすべて入口に門扉があり中には入れないし、外から見える範囲にそれらしいものはなかった。最後のD突堤は、以前仕事で何度も行ったことがあるので多少土地勘があるのだが、ここだけは公道が末端まで伸びており入ることができる。末端にあるのがシンボルタワーである。D突堤にもそれらしいものはなかったが、シンボルタワーに上ると横浜港全体を俯瞰することができるので、何かヒントが得られるのではと思われた。

 シンボルタワーの展望台から360度ぐるっと景色を眺めていた時、私はあることに気付いてしまった。Twitterにあったとある1枚の写真、DS-6の背後に、紅白の煙突2本が並んでいるものがある。機関車に午後順光で光が当たっていることを考えると、南西側から北東の方に向かって撮っていると思われるのだが、シンボルタワーから360度眺めた結果、川崎にあるJFE東日本製鉄所(京浜地区)の敷地内にある煙突以外に、そのような煙突は見える範囲には存在しないことが分かった。さらに重要なのは、2本の煙突の間隔である。これから述べるエピソードは、もうオジサンしか知らないと思うが、むかし足立区の北千住に「お化け煙突」というのがあった。4本の煙突が間隔を置いて分散して並んでいるのだが、前後左右に離れているので、見る角度によっては煙突同士が重なり、4本が3本に見えたり、2本に見えたりするのだ。要するに、煙突の間隔がどの程度離れているのか、近づいているのかによって、見ている角度がかなり絞り込めるのである。分析の結果、前述の埠頭の中で、煙突の間隔がTwitterの写真通りに見える角度には、山下ふ頭と大黒ふ頭しかないことが分かった。山下は既にチェック済みなので、残るのは大黒ふ頭しかない。写真1枚から場所が特定できてしまうのが、SNSの魅力であり、怖さでもある。

 本牧ふ頭から大黒ふ頭へは、クルマなら20分程で到着するが、今回は公共交通機関を利用しているので、急いで桜木町駅に戻り、根岸線・京浜東北線経由で鶴見下車、再び市営バスで大黒ふ頭へと向かう。埠頭内ではバースを順番に回ってくれるので、また進行方向左手に被りつきながら見ていると、遂にそれらしい姿を発見した! すぐに降車ボタンを押すが間に合わず、一つ先のバス停で下車した。一つ先といっても200mほどなので、すぐに戻ることができたのだが。

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■U社の敷地内に保管されていたDS-6。新天地での活躍に期待。 2018年4月某日、敷地外より撮影

これが捜し当てたDS-6である。トレーラーに乗せられたまま駐車場に留め置かれていた。原石線で走行中の写真は既に弊ブログで何度も紹介しているので参照されたい(→こちらこちらなど)。

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写真を現役時代と比較すると、前位側ボンネット先端のミラーや、妻面・キャブ側面のナンバープレート、社章が外されているのが分かる。

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更にキャブの窓を拡大すると、レムチャバンの表記があり、輸出先はタイのようだ。

 DS-6を見つけ出した時には、桜木町駅で下車して捜索を始めてから3時間が経過していた。宝探しのお題としては結構面倒なネタではあったが、誰に聞いたわけでもなく自力で見つけ出せたのは収穫であった。後付けになるが、大黒ふ頭の取扱品目は乗用車・トラックなどの自動車、および建設用重機などが多く、輸出する鉄道車両の保管場所としてはカテゴリ的に最も妥当だ。埠頭内は、Cバースがコンテナ及び多目的ターミナル、Lバースが外貿定期船ターミナル、Tバースが外貿不定期船ターミナル、Pバースが内航船ということで、コンテナ以外の輸出品ならLかTを捜せば充分なのであった。こちらの方向からアプローチした方が手っ取り早かったかもしれない。まだまだ修行が足りないな。

 最後に一つ。ふだんは、他人に教えてもらった情報はブログには出さないことも少なくないのだが、今回は自力捜索によりまったくしがらみが無いので、参考までに情報を載せておく。良識ある対応を期待したい。無論、本情報を活用した結果、現場で生じたあらゆる問題は、すべて当事者の責任において対処願いたい。

■アクセス

JR鶴見駅/京急鶴見駅前6番のりばから横浜市営バス17系統でL4バース下車、徒歩1分。

(平日・土曜のみ。日曜はLバース内に入らないので、大黒ふ頭下車徒歩25分)

■DS-6日本を発つ

横浜市港湾局のホームページによると、DS-6を乗せた船は、2018年4月27日金曜日18:00にL5バースを離岸し、タイ・レムチャバン(Leam Chabang)港を目指して出港しました。

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2018年4月22日 (日)

■倉賀野駅の入換機関車■DE10の検査車プッシュプル!?

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冬期は、駅出場用・貨物駅構内入換用として機関車2台が同時稼働する倉賀野駅。検査対象の貨車がいる場合、側線から引き出して駅行の機関車に受け渡す30秒ほどのあいだ、貨車の前後に機関車が付いてプッシュ・プルのような形態になります。もちろん、この状態で動くわけではないのですが(笑)

この日は、早朝はDE10 1142がすべての入換を担っていましたが、8:40以降は、駅出場がDE10 108、構内入換がDE10 1142の役割分担に変わりました。倉賀野駅に被検査貨車が出場するのは9時頃です。出場した貨車は配8790列車に継送され、熊谷タから配6794列車継送で川崎貨物行のパターンかもしれません。

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2018年4月21日 (土)

◆八戸臨海鉄道◆レール輸送列車

 JR八戸貨物駅と、三菱製紙八戸工場専用側線が連絡している北沼駅の間で、印刷用紙や再生パルプ用古紙などをコンテナ輸送している八戸臨海鉄道では、機会は少ないものの、毎年鉄道用レールの輸送が行われています。輸送といっても荷主から求められたものではなく、自己の用に供するもの(いわゆる自家用)ですが。

とある夜、青い森鉄道のレール保守基地のある三戸駅から八戸臨海鉄道北沼駅までレールが運ばれる夢を見たので、4月の週末にブログ読者のタムタキさんと共に八戸に行くことにしました。いつも例のごとく、現地集合・現地解散です。

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青い森鉄道線内(三戸-八戸貨物)の輸送は2018年4月14日土曜日で、JR貨物のEH500形電気機関車35号機が長物車4両を牽引しました。レールは機関車寄りの2両のみに積まれており、後ろ2両は空車でした。

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八戸臨海鉄道内(八戸貨物-北沼)は翌15日日曜日で、JR東日本より八戸臨海鉄道へ譲渡されたDD16形ディーゼル機関車303号機が牽引。

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列車は八戸貨物7:40発の下り1本目(11列車)でした。撮影するとすぐに北沼駅へ移動します。

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着いてみるとちょうど機回し中でした。2本の線路の間にレールが数十本卸してありますので、同じ場所に追加して並べていくのでしょうか。

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八戸貨物寄りの詰所(北沼駅舎?)付近でスイッチバックすると、

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長物車の反対側に連結して引き出し、

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推進で北側の線路に入換えます。

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レールをよく見てみると、隣接するレールと締結するための穴がありますので、このレールは青い森鉄道で使用されていた中古のレールということになります。

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押し込むと、機関車は長物車を切り離して待機します。

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車票と特大貨物検査票をチェックしてみましょう。左の車票は、仙台臨海鉄道仙台埠頭(定尺レールを積み込む駅)発、陸前山王経由、青い森鉄道三戸行のレール輸送の車票で、発送日が4月7日と記載されています。しかし右の特大貨物検査票を見ると不思議なことが起きています。特大貨物検査票には、「50N 25mレール ×45本|平成30年4月12日 仙台総合鉄道部宮城野派出」と記載されており、発送日より後に積み付け検査が実施されたことになっています。通常、積み付け検査は発送日の前日以前に実施されることを考えると、八戸臨海鉄道にやってきたレールは、仙台埠頭で積み込まれたものではなく、仙台埠頭を発車した後で、途中駅で積まれたということになります。そして、仙台埠頭で積み込まれたレールの向け先が三戸であることから、三戸でレールを卸した空車に、新たに積まれたレールであることがわかります。

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レールを積んだ長物車、チキ6000形。北沼寄りから順にチキ6373(積)+チキ6148(積)+6252(空)+6151(空)でした。

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DD16形ディーゼル機関車は、12列車として定刻に単機で八戸貨物へと戻っていきましたが、我々はそんなものは気にも留めずに荷役シーンを見届けます。まずは、木材で養生した線路の上を、クレーン車が横断します。


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南側の線路の上で進行方向を変え、

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レールとレールの間の枕木の上に片輪を走らせて荷卸しするレールの真横までやってきました。

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雨の中黙々と作業を続けるスタッフ。レール荷卸しは大変スムーズに進み、

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2時間もするとすべての作業が終わっていました。貨物時刻表によれば次の上り便は午後一の16列車ですので、それまでの合間の時間で某所のスイッチャーを撮り、空車の引き取りも狙います。

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予想通り16列車の送り込みとなる15列車は単機回送でやってきました。

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DD16の定期列車自体がもう珍しいですが、そのサイドビューを障害物無しで綺麗に撮れる場所というのも、あまり多くないかもしれません。

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後追い。DD16形の最高速度は75km/hですが、八戸臨海鉄道内ではそこまで速度を出すことはありません。でも今までの経験上、DD56形よりは明らかに速い時があります。

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15列車の4~5分後にやってくる八戸線のうみねこを撮影後、北沼へ移動。

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16列車は出発準備完了していました。すぐに馬淵川沿いへ移動します。

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レール輸送返空の16列車。

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なんだか小海線や飯山線の臨時工事列車に見えてしまうのは残念ですが、これはこれで雰囲気があります。

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もし今後、レール輸送列車がDD56形で運行されることがあったら、また撮ってみたいですね。

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後追い。この後は八戸駅前のドトールで休憩した後、タムタキさんとお別れし、帰路につきました。天気には恵まれませんでしたが、とても珍しい列車を撮ることができて良かったです。タムタキさんにもご満足いただけたようで何よりです。

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2018年4月19日 (木)

★コスモ石油のスイッチャー★日通No.12

 かつてJR四日市駅に連絡するコスモ石油四日市事業所の専用側線の車両入換用として、日通のNo.12というスイッチャーがいました。

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いつ頃いなくなったのか記憶が定かではありませんが、撮影した2009年にはまだ現役でした。

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この当時は、まだ現在のように絶対信号機直下へ入線する機関車にATS-SFの装備が義務化されてはいなかったので、スイッチャーが四日市駅の着発線まで貨車を受け取りに来るチャンスを利用して、このように両側から綺麗に撮れたものです。

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台湾のセメント会社に譲渡されたとの情報があります。はたしてどこなのか。台湾のセメントメーカーの専用線で2軸機を使用しているところはあまり多くないので…。なお譲渡にあたり、キャブ屋根上の前位側に取り付けられていたヘッドライトはボンネット先端に移設され、スパークアレスタも撤去されたとの情報もあり、確認は取れていませんが、色が塗り替えられていると外観を見ただけで特定することは難しいかもしれませんね。

No.12は2018年4月現在でもコスモ石油専用側線で使用されているとのことです。ただしここ数年、駅から製油所入口まではDE10形による牽引で、門扉の外側に少し出てくるだけのようです。

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2018年4月18日 (水)

★八戸通運のスイッチャー★DC3002保存車

 ブログ読者のタムタキさんと共に八戸臨海鉄道のレール輸送を撮影しに行った際、空き時間で保存車も見てきました。

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こちらは某所に保存されている、元八戸通運のスイッチャー、DC3002です。敷地外から見ることができました。1966年協三工業製で、製造番号30511、自重30t、車軸配置はCです。八戸臨海鉄道北沼駅に連絡する専用線で使用されていました。

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同じく八戸通運に納入され、本八戸駅に連絡する専用線で使用されていたDL-3(1968年協三工業製の30tCで、製造番号30605)と同型です。キャブの乗降扉が側面ではなく後位側妻面に設けられているのが特徴です。

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SLのような黒塗装から、東北新幹線八戸延伸開業後にE2系をイメージさせる白+ピンク+紺に塗り替えられ、新青森延伸開業後にはE5系風の塗色に塗り替えられています。ロッドは外されていますが状態はかなり良く大切にされている様子でした。

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2018年4月17日 (火)

■黒崎発北九州タ行き170列車■コキ200小倉車送り込み

 本州向け150mレールの発送に使用される黒崎発北九州貨物ターミナル行の170列車は、発送の無い日にはレール輸送とは関係ない貨車の回送に使用されることがあります。

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■コキ200‐68を牽引するED76 1022  2018年3月31日、黒崎-北九州タ

この日は、黒崎駅発着のコンテナ貨物列車(荷主は三菱ケミカル黒崎事業所)に使用されているコキ200形1両が、JR貨物小倉車両所へ回送されました。このスジはむかしから貨車の検査や廃車回送に使用されており、弊ブログでも紹介しています。これまでも何度かこうした形態の170列車を見てきましたが、2012年3月ダイヤ改正で牽引機がEF81形からEH500形に変わってからは、あまり注目することもなくなりました。この日はED76形に差し替えられており、ラッキーでした。

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2018年4月15日 (日)

◆三陸鉄道36形◆八戸行臨時列車

 2012年8月11日、東日本大震災後に復旧した八戸臨海鉄道を撮りに行った帰り、八戸貨物駅の入換を撮っていると、珍しい列車に遭遇しました。

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三陸鉄道から八戸線に直通してきた36形3両編成から成る臨時列車です。山田線の宮古-釜石間は結局三陸鉄道として復旧することになっていますが、いずれ八戸でこのような列車をまたみられるようになるのでしょうか。

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ホテルを出て朝の下り1便目を撮る前はいつも本八戸貨物駅の上を通るのですが、この日は道路工事?のためにレールが剥がされている場面に遭遇。このまま廃線になるかと思いきや、原状復帰が原則なのかレールは再び敷設されて現在に至っています。時々草刈りもされているのですがどうなるのでしょうね。この駅に接続する専用線の方は自然に還りつつありますが(笑)

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2018年4月10日 (火)

■大牟田駅の入換機関車■HD300-27

 2018年2月23日、大牟田駅構内で三井化学専用鉄道との間で貨車の授受を行うために使用されていた入換用機関車が、それまでのDE10形ディーゼル機関車からHD300形ハイブリッド機関車にリプレイスされました。大牟田駅に配置されたのは2018年1月に製造された27号機で、所属先の岡山機関区から1月28日の2075列車で北九州貨物ターミナルまで無動力回送されたのち、1月29日に1151列車の次位無動力回送で鳥栖貨物ターミナルに送り込まれ数週間にわたる運転習熟を経て、2月22日の1151列車の次位無動力回送で大牟田入りしました。

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4月1日、大牟田の鉄道ウォッチャーとして著名なUTXC様と共に、HD300形の入換を撮影してきました。まずは大牟田駅に入場する1151列車から。牽引機はED76形1017号機でした。ED76形1000番台も、運転台横の窓が桜島降灰対策のためにユニットサッシ化された最終増備車しか現存しないので貴重ですね。

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吊掛け音を唸らせながら、HD300-27が熊本寄りに引き上げ、スイッチバックして駅構内の側線へやってきました。

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仮屋川操車場側に連結し、出発準備完了。このまま出発信号機近くの入換信号機の方へ移動し停車します。発車は9時過ぎなので、その間に移動します。

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大牟田-仮屋川操車場間で、三井化学専用鉄道へ受け渡す貨車を牽引するHD300-27。反射板を機関車の独特な位置に取り付ける習慣は、DE10の時代と変わりませんね。たぶん同じ人が仕事をしているのでしょう。

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仮屋川操車場に移動すると、上りの1152列車に継送する貨車(奥の編成)もすでに停まっていました。この貨車は朝の8時過ぎに宮浦から仮屋川操車場へやってきます。液化塩素輸送用タンクコンテナを積んだコンテナ車が2両連結されていますが、よく見るとコンテナの外枠が1両目は黄緑色なのに対して2両目は青色ですね。青色のものは、通常は北九州貨物ターミナル-南延岡間のみで使用されており、大牟田に鉄道輸送されてくることはめったにありません。何かあったのでしょうか。

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貨車を切り離したHD300-27がやってきます。

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ボンネットの長い側には、主変換装置や蓄電池が搭載されています。通常、液体式ディーゼル機関車はエンジンのある側が前位側(1エンド側)ですが、電気式ディーゼル機関車では主制御器のある方が前位側ですので、こちらが前位側になります。

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こちらの短いボンネット内にエンジンが搭載されており、こちらが後位側(2エンド側)になります。

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ほどなく、宮浦から三井化学専用鉄道の電気機関車が単機で貨車を迎えに来ました。この日は18号機でした。おさらいですが、三井化学専用鉄道は直流600Vで電化されているのに対して、JR鹿児島本線は交流20kV 60Hzで電化されています。このため、両者の線路を連絡する部分は非電化となり、貨車の授受にディーゼル機関車やハイブリッド機関車が必要になるわけです。

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JRのハイブリッド機関車と三井化学の電気機関車が数分間だけ並びます。

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時代の最先端をいくハイブリッド機関車と、戦前製の電気機関車。その対比が面白いです。

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三井化学専用鉄道の方が先に発車し、

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仮屋川には1152列車への継送編成が残されます。

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機関車の紅白に貨車の黄色・緑・青・赤茶色が並びカラフルです。

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仮屋川から大牟田への入換は10時過ぎでした。

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青枠の液化塩素タンクコンテナは、通常コキ100系に積載されていますので、コキ200に載っていると大変違和感があります。

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ED76とHD300の並びを撮ろうとしたら、偶然視界に桜の木が入ったので、一緒に並べて。

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黄緑色の国鉄型コンテナとHD300の並びも違和感が拭えませんね。

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配置は1両ですが、DE10の時と同じで、27号機が検査などの際は別のHD300が代わりにやってくるのでしょう。岡山機関区のHD300は、直近に増備された28号機が今のところ予備です。

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液化塩素タンクコンテナを積載した2両を見比べてみると、黄緑を積んだコキより、青を積んだコキの方が台枠の高さが低いのが分かります。通常、液化塩素は南延岡の旭化成で積み込まれたものが大牟田の三井化学で荷卸しされ、返却は空になります。ですので、台枠の高さが低いということは、青い方は荷を積んだまま北九州タへ返却されるということになります。間違えて積んだのでしょうか。理由はよく分かりません。

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1152列車、出発準備完了。ここでUTXC様とお別れし、午前中最後の上り快速で北九州方面へ向かいました。この日は、黒崎発のレール輸送用臨時工事列車が午後運転されることを前日の偵察で把握していたためです。

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撮影場所へ着くと、1152列車が数分遅れて通過していきました。折尾駅付近の線路付け替えのため、下り列車に加えて上り列車も撮影可能になりました。桜と絡めて撮ったは良いものの、

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遅れた1152列車などお構いなしに、下りの臨時工事列車は黒崎を定刻14:35に発車してやってきました。

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そして見事な被り。九州の特徴的な2列車が偶然この場所ですれ違うのはなかなか見られないので、これはこれでレア!?

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本来のダイヤでは1152列車が通過した5分後くらいにこいつがやってくるのですが。ちなみに荷は以下の通りでした。

  • 50N 50mレール × 24本 (荒木行)
  • 60K 25mレール × 2本  (鳥栖行)

積付検査は3月30日に実施されていました。

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2018年4月 8日 (日)

【くろがね線を読み解く】第267回 ■蜜柑畑と8090列車

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■EF210-14牽引の越中島貨物行8090レ     2018年4月8日、根府川-早川

 2018年3月ダイヤ改正後初の、黒崎発越中島貨物行150mレール輸送列車。今回の列車から、特大貨物検査票の輸送番号が「九支1-1」となった。積載は50Nレール28本であるため、用途は在来線用である。

沿線では蜜柑がちょうど収穫シーズン。斜面に設けられた蜜柑輸送用モノレールは、レールが錆び付いており使用されている様子はない。

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興味があったのは、裏側に旅客列車が被ってしまう8087列車(相模貨物にて8090列車より継送)の馬入橋通過がダイヤ改正でどうなったのか。結果は、旅客のダイヤが変わったことによりタイミングがずれてOKとなった。今後もリトライしてみたい。

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2018年4月 5日 (木)

【くろがね線を読み解く】第266回 ■小倉地区D506新塗装化&エンジン換装

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 Y製鐵所小倉地区の構内鉄道用ディーゼル機関車は、Y製鐵所標準塗装へ変更されつつある。2018年3月には、エンジン換装のうえ標準塗装化されているD506を見ることができた。ちょうど桜の時期に初めて訪問することができ、感無量である。

前位側ボンネット上に棺のような物が載っているのは戸畑地区のエンジン換装機(D612、D443)と同じである。本来の標準塗装であれば、オレンジ色がボンネット上部まで廻り込んでいるのだが、小倉地区の標準塗装(もどき)は、なぜかキャブの上半分だけオレンジで下はボンネット含めてクリーム色である。前回D301の記事でも言及したのだが、もう少しオレンジの面積を大きくした方が見栄えが良いのではないかと思う。

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こちらは2015年12月の姿。上写真とは逆の非公式側である。

D506は、住友金属小倉へ新製配置された機関車ではなく、かつて平成筑豊鉄道金田駅と三井鉱山セメント田川工場を連絡していた三井鉱山専用鉄道で使用されていたディーゼル機関車のNo.3とされている。2004年にセメントの発送が無くなったため、用途不要になり、小倉へ譲渡されたものと思われる。同専用鉄道には同じ日立製の丸屋根の機関車としてはNo.2もあり、自重も性能も同じなので、正体がどちらなのか迷うところである。もしNo.3ならば、竣工時のディテールは以下の通りである。

  • 製造者 : 日立製作所
  • 製造年月: 1969年9月
  • 製造番号: 13079
  • 自  重 : 50t
  • エンジン : 新潟DMF31SB(500ps/1500rpm)×1基
  • 液体変速機:新潟コンバータDB138

換装されたエンジンは、キャタピラー社製C15ACERTかコマツ製SA6DXXXあたりを積んでいるのではないかと思われるが、詳細は不明である。

小倉地区の高炉は2020年をもって火を落とすことがすでに決まっているが、エンジンを換装したということは、D506は高炉休止後も当面使い続けるのではないかと思われる。ただし活躍の場が小倉とは限らない。戸畑地区や八幡地区も軌間は同じ1,067mmであるため、転用の可能性も考えられる。もしあるとしても当分先だとは思うが。

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2018年4月 4日 (水)

■JR東日本211系■高崎のグリーン車入り10両編成

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 211系の平屋グリーン車(サロ211、サロ210)は、二階建てグリーン車(サロ213、サロ212)より揺れも小さく移動するには快適な車両でした。東海道本線で何度もお世話になりましたが、末期はSuicaに対応して高崎線で活躍していました。写真は2011年3月下旬、東日本大震災直後に運転されていたグリーン車込み10連で、構成は

  • クモハ+モハ+サハ+サハ+クハ+サロ+サロ+クモハ+モハ+クハ

と中間にT車が5両も並ぶ珍編成。2018年現在、211系の長編成は、JR東海中央本線の10両編成が最長でしょうかね。

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