« 【くろがね線を読み解く】第268回 ■単151レ着後150mレールチキ入換 | トップページ | ◆リラックマ15th×京急120th記念◆しあわせのキイロイトリ号 »

2018年4月29日 (日)

【O工場の石灰石輸送】ディーゼル機関車DD453

Denkadd45301
■DD453が貨車を推進してO工場原石事務所へ向かう。  2018年4月、新潟県

2016年晩秋、D社O工場にDS-6と引き換えに導入されたのが、ディーゼル機関車DD453である。DD453は新造された機関車ではなく、元々、南松本駅の松本市公共側線に接続する日本オイルターミナル専用側線やジャパンオイルネットワーク専用側線で石油貨車の入換を担っていた、ジェイアール貨物・信州ロジスティクス所属の機関車である。これら専用側線内の入換が南松本常駐のJR貨物DE10形ディーゼル機関車(現在はHD300形ハイブリッド機関車)に置き換えられたために用途不要となり、ジェイアール貨物・北陸ロジスティクスにより回収され伏木貨物駅構内で保管されていた。

Denkadd45302

ボディの塗色は従前のものを踏襲している。端梁に取り付けられていたステップは従来は朱色、台枠から上に伸びている逆U字型の手すりはボディと同じクリーム色であったが、伏木貨物駅で保管中に整備されていずれも白く塗装された。しかし、ステップはこの専用鉄道では全く不要な装備のため、導入にあたり撤去されている(手すりの白色化のみそのまま維持)。また当専用鉄道で使用開始後、端梁にスノープラウが取り付けられた。チェーンで吊っているので昇降可能な構造と思われる。

Denkadd45351

DD453は、前位側を原石鉱山の方に向けて使用されており、DS-6やDS-7とは逆である。これは、DD453の運転台が2-4位側に配置されているためである。DS-6とDS-7は1-3位側に配置されていたので、運転士が着席する位置を従前の機関車と揃えるには機関車ごと逆向きにする必要がある。

Denkadd45352

この専用鉄道の機関車は、他の専用線のようにローテーション制ではなく、レギュラーとサブの役割分担がハッキリしている。DS-7が故障や検査等で運用を離脱しない限り、このDD453を見ることはまず不可能と思われる。

注:2018年4月下旬と5月下旬にDD453の運用入りが確認されている。しかしゴールデンウィーク前半にDS-7の目撃もあるため、ローテーション制への移行の可能性も考えられる。 

ちなみに今年2018年は、DS-7が導入されてからちょうど6年目である。専用鉄道の機関車の検査期限は、鉄道に関する技術上の基準を定める省令(いわゆる新鉄道技術省令)に基づく告示により8年と定められているが、以前はこれが6年であったので、多くの専用鉄道や専用側線では、現在でも検査期限を6年周期としているところが多い(*)。つまり、今月DD453が運用に就いていたのは、DS-7が検査のために運用を離脱していたためという可能性も考えられる。

(*)新基準に基づいて8年にしているスイッチャーは、私の知っている限り安中の2両だけである。事業者が法令より短い周期で検査を行うのはまったく問題ない。

【注意】
 当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

【著作権の表示】
 当ブログの著作権者は、特記の無い限り、私 「社長」です。当ブログのすべての文章・写真・図面および図表は、日本国の法律(著作権法)と国際条約によって保護されています。改変したものも含めて、著作権者に無断で複製・配布することは出来ません。

|

« 【くろがね線を読み解く】第268回 ■単151レ着後150mレールチキ入換 | トップページ | ◆リラックマ15th×京急120th記念◆しあわせのキイロイトリ号 »

▼A.日車のスイッチャー」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 【くろがね線を読み解く】第268回 ■単151レ着後150mレールチキ入換 | トップページ | ◆リラックマ15th×京急120th記念◆しあわせのキイロイトリ号 »