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2018年6月

2018年6月21日 (木)

◆半端ない京急花電車◆相互直通50周年記念

『京急半端ないってもーう。あの会社半端ないって! 品川駅展示の花電車、走行中、花にめっちゃ保護ネットかかっとるもん。そんなんできんやん普通。そんなんできる? 言っといてや、できるんやったら。』

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 というわけで、1000形電車さよなら運転の時と同じくホームページで直前に発表された花電車。京浜急行電鉄が東京都交通局浅草線、京成電鉄と相互直通運転を開始してから、今日2018年6月21日でちょうど50周年になります。花電車は、これを記念した特別企画の一つです。花電車の本線走行はいまのところ今回限りですが、21日より直通3社局の各一編成に記念ヘッドマークが取り付けられています。こちらは来年の6月20日まで一年間続く予定です。

Hanaden20180621a

メインイベントは、品川駅3番線で催される記念式典ですが、鉄道マニア的な見所はやはり往復の送り込み・返却回送ですね。今回は浦賀寄り先頭車のみに花が付くことが事前に公表されていたのですが、花を品川駅で着脱するのか、花をつけたまま本線走行するのかまでは分かりませんでした。もし前者ならばただの電車の回送ですので絵になりませんが、幸い後者だったのでラッキーでした。往復共に、走行中だけは花の脱落を防ぐために保護ネットがかけられましたが、花の邪魔にならない目立たない色になっていたのは良かったです。

●半端ない

 ちょうど8年前のサッカーW杯南アフリカ大会では、グループリーグのデンマーク戦で私の生まれ故郷鹿児島出身のMF遠藤が直接フリーキックを決め、日本は決勝トーナメントへ進出しました。2018年のロシア大会でも、グループリーグ初戦で同じ鹿児島出身のFW大迫がセットプレーからゴールを決めており、嬉しい限りです。サッカー好きににとっては、日本代表が出場してきたワールドカップ予選や国際親善試合での「大迫半端ない」はもうお馴染みのキーワードなのですが、今頃になって国民的に知れ渡るというのがナントモ…。まあ活躍してくれるのは嬉しさしかないのですけど(笑)

私事ながらブログ更新が一か月ほど滞ります。W杯決勝戦が終わった頃に、またお会いしましょう。

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2018年6月11日 (月)

★C社四日市製油所のスイッチャー★里帰りしたNo.9

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■製油所内の側線に佇むNo.9  2017年11月

2013年3月をもって廃止された、紀勢本線鵜殿駅連絡の紀州製紙(現 北越紀州製紙)専用側線の入換用スイッチャーNo.9。2018年5月現在、かつての配置先である四日市の石油元売メーカーC社四日市製油所に留置されています。

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動く様子はいまのところありませんが、色を塗り替えているので、使うつもりはあるのかもしれません。この機関車、上写真の2-4位側キャブ側面にある銘板には1975年製造、製造番号2061201の陰刻があるのですが、逆側1-3位側の銘板は1974年製造、製造番号13273になっているという、曰くつきのスイッチャーです。

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■紀州製紙専用側線で入換中のNo.9   2007年12月

鵜殿の紀州製紙専用側線では、日に何度か入換があったので様々な角度から撮ることができました。

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1-3位側のボンネット先端台枠下には、スパークアレスタ(火の粉除去装置)が設置され、その直上に煙突が伸びています。紀州製紙紀州工場は紙を製造する工場ですので引火性のある気体や液体を扱う拠点ではありませんが、新製配置先が日通(C社四日市製油所向け)であるため、スパークアレスタ付きで竣工したものと思われます。

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このように、1-3位側の銘板は同じC社四日市製油所No.8の銘板を付けています。

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No.8もNo.9も防爆仕様で、かつエンジンはカミンズ社製NH-220BI(212ps/2,100rpm)、ボンネット妻面が平面タイプという点も共通です。No.9でありながら同型機のNo.8の銘板を付けているのには何か理由があるのかもしれません。余談ですが、エンジンの馬力が212psという中途半端な値になっているのは、製造元のカミンズ社が米国のメーカーで、馬力を英馬力(HP)を基準に設定しているためです。210HP(英馬力)≒212PS(仏馬力)というわけです。

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端梁を見ると、キャブ側妻面のみBP管だけでなくMR管の引き通しもあるので、重連総括制御が可能であったと思われます。

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再起する日を待ち望んでいます。

■No.8とNo.9の動静について

岩堀春夫著「鉄道番外録」シリーズや、沖田祐作著「機関車表 フルコンプリート版」によると、本記事で紹介しているスイッチャーNo.9は安中の東邦亜鉛専用側線で使用されていたように書かれていますがこれは誤りで、安中に転出していたのはNo.8の方です。No.8とNo.9は同型機ではありますが、速星や安中に転出していたNo.8はラジエーターカバーの形状がNo.9とは異なっており、またNo.9は端梁の解放テコの長さが左右非対称である(2-4位側のみ長さが短い)ので、容易に識別ができます。No.9の1-3位側の銘板がいつからかNo.8のものになっているので混乱に拍車をかけていると思いますが、スイッチャーの識別には、銘板の製造番号や文献情報の前にまず実機の形態をきちんと観察することが肝要です。

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