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2018年9月27日 (木)

★大宮総車セのスイッチャー★OM入場入換-残暑の更新色PF祭り2018

 最近、国鉄色をよく見かけるようになってきたEF65形電気機関車。国鉄色が増えるに伴い更新色が少しずつ数を減らしています。そこで先月末、平日休みを利用して「酷暑の国鉄色PF祭り」の続編「残暑の更新色PF祭り」を勝手に開催することにしました(笑)

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 2018年8月30日、まずは隅田川シャトル72列車を狙いに徒歩で隅田川-金町間へ向かいました。隅田川シャトルとは、隅田川駅改良工事が完了し、着発線や荷役線がコンテナ車20両編成に対応した2013年3月のダイヤ改正で、東京タ-隅田川間に新設された区間貨物列車(72~79レ)の通称です。武蔵野線経由で4往復設定されており、全列車とも新鶴見機関区所属のEF65形1000番台が牽引します。この日は早速の更新色、2063号機がやってきました。EF65の車番が2000番台になっているのは、尼崎の事故を受けて最高速度100km/hを超える列車に充当される車両に運転記録装置の設置が義務付けられ、対象外となる(最高速度100km/h以下で運行する)車両は区別のため車番にプラス1000と定められたためです(EF81の場合はプラス600)。EF65形の本来の最高速度は110km/hですが、この車両はもう110km/hで走ることはありません。2018年現在、110km/hで走行する高速貨物列車の牽引機はEF210形やEH500形などが主流ですので、特に問題はありません。

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つづいて2087号機牽引の隅田川発千葉貨物行き1091列車がやってきました。土日はコンテナが若干歯抜けになりますが平日は満載に近いです。このように近い時間帯にたて続けに貨物列車が来るのは、もともと冒頭の72列車とこの1091列車が一本の同じ列車であった名残です。かつては、ほぼ同じ時間帯に隅田川発越谷タ行きの75列車があり、金町で隅田川寄りの数両を切り離していました。切り離された貨車は、金町発千葉貨物行き1091列車として運転していました。隅田川シャトルが誕生した2013年3月のダイヤ改正で、金町駅で分割する最後の定期列車であった75レは、東京タ行き72レと、千葉貨物行き1091レに分離独立し、いまに至っています。

 さてこの後すぐに武蔵野線経由でぐるっと回り西へ向かいますが、72列車は途中越谷タや新座タで貨車の連結解放の無い直行便のため、追い越すことはできません。西に向かうのは、

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こちら、東京タ発の隅田川シャトル75列車を撮るためです。この日は2084号機牽引で、コキ16車の800t貨物でした。そして西に向かうもう一つの狙いは

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西国分寺で迎え撃つ配6795列車です。武蔵野西線は下り列車を編成ごと綺麗に撮れる駅が限られるので(私の知っているのはここと府中本町、北府中くらいです)、どうしてもここまで行かねばなりません。この列車は、東京タ-熊谷タ間に設定された配給列車で、主に検査のためJR貨物川崎車両所に入出場する貨車の回送に使用されています。この日はEF210形121号機牽引でした。ホキ10000やコキ・タキなどが連結されていますが、貨車は日替わりで色々付きます。

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反対側へ移動すると、秋田貨物から羽越・上越・高崎線経由で東京タへ向かう2092列車が見られました。南長岡からはEH200形7号機が牽引。本来は間に合わないのですが、20分前後遅れていました。武蔵野線は旅客列車がデイタイム10分ヘッドのため、遅れ貨物もだいたい同じ間隔で隙間にうまく入ってきますね。

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続いて2080号機の8584列車。本来は宇都宮タから根岸へ空になった石油貨車を戻す列車ですが、この日は単機でした。情報によるとどうやら石油閑散期の夏場に貨車付きになるのは週に1~3日程度のようです。

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続いてEH200形16号機牽引の配6794列車。先程の配6795と対になっている列車です。この日は、

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三岐鉄道のセメント輸送に使用されている太平洋セメントのタキ1900形や、

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秩父鉄道の石炭輸送で使用されている太平洋セメントのホキ10000形が付いていました。JR貨物東海支社で運行されている専用貨車の多くは、以前はJR貨物名古屋車両所(JR東海名古屋工場内に立地)で検査を受けていたのですが、2015年春に名古屋車両所が廃止されて以降は川崎車両所で検査を受けています。このため、運が良ければ東海地区でしか見られない筈のタキ1900形やホキ9500形が首都圏を走行するシーンが見られます。

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昼の貨物ラッシュの最後を締めるのは、倉賀野発川崎貨物行き4074列車。貨物時刻表には編成内容「石油」とありますが、実際には日産化学の液化アンモニアコンテナと希硝酸コンテナ、信越化学のメタノールコンテナを併結している、貨物ファンには有名な列車です。機関車次位のコキ100系に3個載っている白いタンクコンテナが液化アンモニアで、その次のコキ200に2個載っている銀のタンクコンテナが希硝酸、その次の淡緑のタンクコンテナがメタノールです。貨車はすべて倉賀野からやってきますが、熊谷タまで日産化学のタンクの中身は空で、熊谷タで入換を行い、以南は荷を積んだ貨車となります。こうなっている理由は、下りの4077レが熊谷タを通過するので、上りの4074レで空車の返却と積車の受取を同時に行うためです。

 さて、予定通り撮り終え、午後のネタは無いかと探っていると、新鶴見機関区で運用を離脱していたEF65形2096号機が同じEF65形に牽引されて建屋を出て、着発線へ移動したとの情報が出てきました。地元のウォッチャーに感謝です。2096号機は、JR貨物大宮車両所で検査を受けるために出てきたようです。またこれとは別に、高崎の倉賀野から隅田川まで検査貨車を回送している配8790列車の牽引機に、EF65形2127号機が充当されているとの情報も見つかりました。両方撮るのに都合の良い場所は一つしか思い当たりません。早速南浦和で乗り換え京浜東北を北上します。

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まずは配8790列車が来ました。カラシの愛称で知られる広島車両所による更新機2127号機です。妻面の扉まで黄色に塗られているのが特徴で、広島更新色はもうこの1両しか残っていません(そういえば車体側面にJRマークが無い…)。直近では大宮車両所で全般検査を受けましたが色は変わらなかったので、当面はこのままなのかな?と想像しますが、名物なだけにこれが国鉄色になってしまったらちょっと残念ですね。

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2127号機を見送った数分後、今後は逆方向から、新鶴見発大宮行(列車番号不明)の2096号機OM入場列車が、2083号機の牽引で颯爽と登場しました。一見重連単機風ですが、実際には後ろは無動力です。

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大宮操で数十分間停車しますので、その間に大宮へ先回りします。

●EF65PF OM入場入換

 大宮総合車両センターの車両入換はこれまでも何度か紹介しています(→こちらの一覧からご覧ください)。今回はJR貨物の車両の入場ですので、旅客車両とはやや勝手が異なります。

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まずは、大宮総合車両センターのスイッチャー(入換動車)OM-1が現れます。授受線をあけると、

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それとほぼ同時に、大宮操を出たOM入場列車が大宮へ到着しました。1分もしないうちに2両連結のまま授受線へ移動すると、

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南側にOM-1が付いて北側の2083号機を切り離し、駅方向へ引き出し。

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旅客車両であれば、ずっと手前まで引き上げた後、左奥(西側)に押し込むのですが、JR貨物大宮車両所はJR東日本大宮総合車両センターの東側(高崎線寄り)にあるため、上写真の位置までしか出てきません。てっぱくのDD13形1号機の展示線への移送のときと同じですね。

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牽引してきた2083号機が出てくると、

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入れ違いでOM-1が2096号機を押し込み、終了。旅客車両の入場に比べると、手順も簡素であっけないですね。

●ふたたび本線へ

 15時を過ぎていたので、ここからはまた武蔵野線沿線へ戻ります。

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 まずはEH500形4号機牽引の8095列車から。上りの8094と対で越谷タ-宇都宮タ間を連絡します。2015年3月のダイヤ改正で新座-宇都宮タ間に新設された臨時貨物列車で、2017年3月改正で発駅が新座から越谷タに変更され現在に至っています。週3~4日運転され、不定期ですが、土日でも走ることがあります。この列車、単独では鉄道輸送のメリットが出るとは思えない超短距離列車ですから、当然宇都宮タから先は別の高速貨物列車に継送するのでしょうね。以前別記事にて言及した宇都宮タハブ化に連動した動きなのでしょうか。

全区間直流電化区間でありながら、交直両用のEH500形が牽引するのも面白いです。最近、JR貨物はEH500やEF510の運用範囲を拡大していますが、その背景には、汎用性の高い交直両用機を広範囲で運転できるようにしておくことで、冗長性が向上し、災害などで運行が乱れた際にも柔軟に対応できるとの算段があるのでしょうか。国交省のホームページ上にある某資料にそのような記述がありました(→こちら)。

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続いてEF64形1036号機牽引の鹿島スタ(神栖)発東京タ行き1094列車。酷暑のPF祭りでも紹介した、鹿島臨海鉄道から来る貨物です。この日は平日でしたが、土日でも積載率は高いです。

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段々陽が傾いてきますが、EH200形11号機牽引の隅田川発北長野行き89列車。以前は日曜日は越谷タ止まりとなり、牽引機もその日だけはEF64形1000番台でしたが、2018年8月現在では日曜でもEH200形みたいですね。

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反対側に移動して、2070号機牽引の倉賀野発千葉貨物行き8876列車。土曜でも運転されることの多い臨時貨物列車です。ここでこの日初めての国鉄色登場。

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10分後に、隅田川シャトル77列車も国鉄色2074号機牽引で登場。この日は隅田川シャトル最大となるコキ20車の1000t貨物でした。越谷タで貨車の解放・連結があり、その作業の間に後続の旅客列車で先回りできます(ちょうど越谷タを通過する際に入換中の77レとすれ違います)。

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同じ列車を湖の街で。夕焼けが綺麗でした。

解放・連結しても20両編成のままなのは圧巻です。この列車は日曜日の越谷タ-隅田川間は単機回送になります。ただし同じ日曜日でも翌月曜日が祝日で3連休になる場合は貨車が付くことが多いです。

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反対側に移動して、日没間際最後の1枚は締めにふさわしく更新色2084号機牽引のシャトル76列車。隅田川を出て越谷タまでは平日でも荷が少なく編成も短いのですが、日によってはこのように満載に近い状態で来ることもあります。

 朝9時過ぎから18時まで活動し、EF65PFを9両撮れ、うち7両が更新色、そのなかの1両は広島更新カラシ色。加えて重連回送にOM入場入換のおまけつき。できるだけPFを多く撮れるような行動を取りましたが、さすがに全列車更新色で揃えることはできませんでした。とはいえ、身近な被写体である武蔵野線の貨物列車を楽しむことはできました。来年になり、また日照時間が長くなってきたら、リトライしてみたいですね。

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コメント

こなばんわ てつやです
自分もむかし隅田川シャトルの追っかけをやったことがあります2139が国鉄色になった頃かと
その時は馬橋で撮って西日暮里乗換で新宿から特快で西国先回りできました
いまはわかりません

投稿: てつや | 2018年9月29日 (土) 20:41

てつやさん、お久しぶりです。
先回りの件ですが、私もこの日の後9月にリトライした際は、72レ、1091レ撮影後に武蔵野線を廻らず千代田線→西日暮里→山手線内回り→新宿→中央特快→国分寺→快速で西国分寺に75レ通過のおよそ15分前に着けました。通過の1分後に72レが来るので、ダイヤが乱れていなければ両方撮れます。以前は、常磐線で駅撮りしていないと間に合わなかった気がするのですが、今年3月の小田急複々線化完成に合わせた千代田線・常磐緩行線のダイヤ改正で、日中12分ヘッドが10分ヘッドに変わり、それ以外の時間帯も増発されたので、その効果で乗り継ぎがうまくいくようになったのもあるかもしれません。

投稿: 社長 | 2018年10月 1日 (月) 20:51

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