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2018年10月 5日 (金)

◆東京メトロ6000系電車引退◆

 2018年10月5日、東京メトロ(旧 営団地下鉄)千代田線用6000系電車が定期運行を終了しました。千葉県松戸市出身の私にとっては、非冷房時代から通学・通勤に使用してきた系列だけに、大変感慨深いものがあります。身近すぎてあまり撮影していませんが、少しだけ振り返ってみましょう。

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 6000系は1968年から1990年までの22年間にわたり、マイナーチェンジを繰り返しながら製造され続けた系列だけに、バリエーション豊かです。6000ハイフン車が1次試作車、第1編成が量産車…ではなく2次試作車ですから、この第2編成からが1次量産車になります。2次試作車は当初オールMの6両が登場し、のちにT車を4両増備して10両編成としたので、編成両端ともcM車(いわゆるクモハ)なのが特徴なのですが、この1次量産車以降はすべて代々木上原寄りはcT車(いわゆるクハ)になります。

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アルミ車体はもちが良いのか、若番車が結構最後まで残っていましたね。こちらは小田急電鉄の複々線区間を走行する第4編成「多摩急行 我孫子行き」。

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この第9編成が、6000系非冷房車で最初に冷房改造された記念すべき編成でした。営団地下鉄は、当初、地下駅間の線路沿いに設置した冷房からの冷気を車内に取り込む前提で、車載の冷房装置は不要との判断から冷房は搭載していませんでした。しかし、銀座線と丸ノ内線以外のすべての路線が他社との相互直通運転を前提に計画されているので、他社線内の地上区間を走行する営団の非冷房車は評判が悪く、国鉄の非冷房車冷房改造のトレンドを後追いするように1988年から冷房化が始まりました。高校時代は上写真の区間を毎日通学で利用していたので、この車両が来ると本当に嬉しかったものです。

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同じ区間の逆サイドから第12編成。冷房改造は、時期によって冷房装置の形やユニット窓密閉化の改造方法に差異が見られ、興味深いです。

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この第14編成からが2次量産車です。

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第16編成。この1次・2次量産車グループが多数派なので相対的によく遭遇しましたね。

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第17編成「多摩急行 取手行き」。常磐線沿線利用者にとっては、6000系は103系快速や415系中電にどんどん追い抜かれていくイメージですが、小田急区間は準急や急行だったので逆に小田急車両を追い抜いていく存在。それを体感したくて、子供の頃小田急まで乗りに行ったことを覚えています。

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第18編成。2016年の撮影ですが、ほんの2年前までは6000系が来ても珍しくもなんともなかったんですけどねぇ。置き換えペースが本当に速かった…。

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第19編成。家の近くで写真を撮ってきた帰りについでに撮ることが多かったので、どうしても金町駅のカーブ写真が増えてしまいますね。

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この第20編成からが3次量産車で、それまで5号車と6号車の間にしかなかった貫通扉が、2~3両おきに付くようになりました。あのキノコ型の連結部の幌が特徴だった6000系のアイデンティティーを壊すきっかけになったロットですね。

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さてこちら、第22編成からが4次量産車で、冷房準備工事済み、一段下降式窓の採用など、時代のトレンドを取り入れています。貫通扉も各車前後端に装備し、1両毎に完全密閉となりました。もっとも沿線利用者には「がっかり冷房車」「エセ冷房車」として名を馳せていました。なにせ、夏場に車内に入ると、天井には冷房車と全く同じ形状の送風機が付いているにもかかわらず、出てくるのは生暖かい風なのですから。同時期に国鉄が量産を開始した常磐緩行線用203系が当初から冷房車であったのとは対照的でした。

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こちらの第26編成も4次量産車です。

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第29編成からが5次量産車で、内装化粧板がクリーム色系から緑色系に変わり、座席モケットもグリーンで統一感を出していました。屋根のRが小さくなり、車体断面が上下方向に拡張されています。一つ上の4次量産車と比べると違いがよく分かると思います。

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同じく5次量産車の第31編成と、

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第32編成。

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第33編成と34編成(上写真)が6次量産車で、沿線住民が待ちに待った新製冷房車です。内装のグリーンはやや淡い色に変更されました。この後登場した7次量産車の第35編成をもって、6000系の製造は終了しています。7次量産車の外観は6次量産車とあまり変わらないのですが、加減速時のチョッパの音や乗降扉上の電光掲示板が、当時日比谷線向けに量産されていた03系に似ていて、0x系からのフィードバックが随所に見られる変わり種でした。

 通学・通勤に長い間利用してきた、6000系電車。今後は10月13日から11月11日までの土日に、綾瀬-霞が関間で1日1往復の特別運行が予定されています。写真を撮れる場所は綾瀬車両基地の出庫くらいしかないので、最後は乗る方を楽しみたいと思います。

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