カテゴリー「アクセス突破記念」の184件の記事

2017年7月18日 (火)

★125万アクセス突破★郵便輸送末期の汐留駅

 昨日、フィルムスキャンが可能なスキャナーを購入しました。もともと20年前にホームページを開設した際、写真プリントスキャン用に購入して数年間しばらく使用していたのですが、故障した頃にちょうど鉄道写真を撮らなくなっていたので、買い替えることなくそのままとなっていました。ところが最近、部屋の整理をしていて古いネガがいつくか見つかりましたので、この機会にデジタル化できるものはしておこうと思い、新規購入しました。もちろん、ブログのサーバ容量上限の制約により、PCに取り込んだ写真をすべてをアップすることはできませんが、ネガが見つかり面白そうなものがあれば取り上げて行こうと思います。

 さて記念すべき第一回は、国鉄最後のダイヤ改正の迫った1986年10月26日、小学生の時に撮影した、汐留駅の写真です。当時、私の小遣いでは、購入できるフィルムも12枚撮りか24枚撮り1本がせいぜいで、いまのように何でもかんでも面白そうなものを撮りまくるといったことはとてもできませんでした(フィルム代よりも現像代が馬鹿にならない)。もっと撮っておけば良かったと後悔ばかり残る拙い写真ですが、ご笑覧いただければ幸いです。

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 国鉄汐留駅の駅構内に、旧新橋駅の0キロポストと双頭レールが保存されているのは、当時は鉄道好きのみならず一般人にも周知の事実で、上の写真にもある通り、これらは自由に入って見物することができました。ただ、貨物駅部分はさすがに入れないと思っていたところ、1986年11月のダイヤ改正で郵便輸送が終わるので、駅構内に入って自由に見学して良いとの告知記事が朝日新聞に載り、訪れたのでした。

そもそも、なぜ小学生が汐留駅に興味を持ったのかについてですが、当時の私は常磐線・武蔵野線の沿線に住んでいたので、貨物列車が身近な存在だったというのが一番の理由です。幼いころ、東洋一のヤードと称された武蔵野操車場の規模と線路の多さに圧倒された原体験が、貨物好きのルーツかもしれません。そういったわけで、貨物列車マニアが殺到して入れなかったらどうしよう、などと心配しながら入口まで行くと、人気もないし、受付でもあるのかと思ったら無人で拍子抜けしたのを覚えています。確認のために一旦新橋駅の公衆電話に戻り電話すると、「中の方まで入っていいよ。貨車の入換や構内の車には気を付けてね」 そんな回答だったと思います。そう、いまでこそ、鉄道雑誌の貨物列車特集は珍しくありませんが、当時は貨物列車に注目する鉄道マニア自体が珍しい存在だったのです。

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まずは構内に保存されている0キロポストと双頭レールを見学しました。このモニュメントは、再開発時に発掘作業が行われ、正確な位置に復元されています(たしかこの写真の保存場所は本来の設置場所から若干ずれていたので修正したはず…)。

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こちらが2017年現在の0キロポストです。軌道とホームはすべて復元です。手前は旧新橋停留場として整備されており、一部ガラス張りの床からは旧ホームの土台跡を見られるようになっています。

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更に奥へ進むと、貨車留置線と荷物ホームが見えてきました。奥に見えるのは浜松町駅前にある世界貿易センタービルです。当時は高層ビルはこれくらいしかありませんでした。

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もう少し進むと、ワキ8000と、右手にはスニ?やらマニやら荷物車が留置されていました。もう荷物列車全廃の一週間前なので、すでに保留車や休車となっているものもあったと思います。

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荷物ホームへ行ってみると、既に鉄道マニアが5~6人いて、荷物の積込シーンや荷物電車などを撮影していました。いまこんな企画をやったらマニアが殺到して大変でしょうが、当時は旅客輸送以外に興味を持つマニアなんてそんな程度しかいませんでした。荷物電車の発車を待っていると、DE10がコキ50000形の入れ換えでやってきました。車番は、9600DPIの高解像度でスキャンしたところ151?まで読み取れましたが、1の位が0か5か9かは特定できませんでした。

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こちらがこの日発車するクモユニ74から成る2両編成の荷物電車です。新聞記事では発車が10時半頃とのことでしたが、その時間には出発せず、結局13時頃だったと思います。荷物電車は、中央本線や上越線で何度か見ているのですが、撮影したのはこれだけです(たぶん)。走行シーンを撮れていないのは残念ですが、当時の私の興味の対象は荷物電車ではなく、あくまでも汐留駅だったのでしょう。

●おまけの東京第一運転所

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この日は汐留駅を後にし、品川駅裏にある新幹線東京第一運転所も見学しています。東京にある東海道新幹線の車両基地といえば、大井にあるものをイメージする方が多いかもしれませんが、あれは元々東京第二運転所といって、第一は品川駅西側の現在品川インターシティがある場所にありました。

フェンスの向こう側に0系新幹線電車が並んでいます。この当時は100系が登場したばかりでしたので、主力はまだまだ0系でしたね。フェンスの手前の線路は在来線から分岐した側線で、このフィルムの前のコマを見ると、DE10がホキ800を数両連結した状態で留置されていました。奥には黄色いホッパーが見えますので、おそらく在来線から運んできたバラストを荷卸しして新幹線側のホッパー車(931形?)に積む設備があったものと思われます。新幹線東京第一運転所は敷地外からは絶対に見られない場所でしたので、いまとなっては貴重な写真でしょうか。

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2017年4月 3日 (月)

★120万アクセス突破記念★千葉ニュータウン鉄道9800形登場

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 2017年3月の北総鉄道(千葉ニュータウン鉄道)9000形電車引退に伴い、不足する編成を補うため、京成電鉄から3700形が貸し出されました。貸出編成は、車体帯色を変更したうえで北総鉄道(千葉ニュータウン鉄道)9800形電車としてデビューしています。

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水色と黄色のツートンカラーは、以前新製投入された9200形電車のカラーを踏襲したものです。

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 当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

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2016年9月 5日 (月)

★1100000アクセス突破記念★East-i+マヤ50 UTL検測

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 2016年9月3日土曜日、上野東京ラインでEast-iことE491系がマヤ50を併結し軌道検測を行いました。夕方から所属クラブの仕事があったので、このあと遠出はせずスポーツジムで汗を流し時間を潰しました。やはり炎天下は涼しいところで身体を動かすに限りますね。sweat01

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2016年2月20日 (土)

★祝!! 100万アクセス突破記念★銚子電鉄1000形電車

 およそ7年前の2009年6月26日、「くろがね線を読み解く」シリーズを手始めに連載スタートした当ブログも、昨日夜、遂に100万アクセスを突破しました。開始当初は、特定分野に特化した、ニッチな層をターゲットにしたブログを目指していましたが、専用線や車両工場の入換用機関車はもとより、臨海鉄道、甲種・特大輸送を含む臨時貨物列車、地方私鉄(除雪列車含む)、JR旅客会社の臨時工事列車、とターゲットを徐々に拡大し、雑誌記事執筆を経て、2015年現在では、こだわりを持ちつつも対象はオールジャンル・全方位展開で今日に至っています。

 もともと議論好きなこともあり、ネット上や雑誌上で奇妙な議論が展開されていたり情報が錯綜していると、敬遠するよりむしろ飛び込んでいって、真実に辿りつこうと足掻いてしまう性分なので、時には面倒くさい奴だなと思われているかもしれません。しかし、この歳になって性格が急に変わることも無いので、今後も迷惑をかけない範囲でこのままでいこうと思っています(笑) どうぞよろしくお願いします。

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 さて、今回は来週引退イベントが予定されている銚子電鉄の1000形電車を取り上げます。およそ一年前となる2015年1月10日に実施された、1001号+1002号の協調運転ファイナルイベントでお出かけになった方も多いかと思います。私も訪問していましたがブログへはアップしていませんでした。

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 当日の運転は、途中で増結するというのでどのような手順なのか気になり、仲の町駅で待っていると、銚子駅からやってきた1002号1両の外川駅側に、1001号を入換扱いで連結し、発車しました。連結から発車まで1分ほど待ち時間があったので、そのまま乗って移動することができました。

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最初の撮影地は、やはりここですね。現場には100人以上の鉄道マニアが集結していましたが、キャパが広いこともあり、大きな混乱はありませんでした。

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午後は犬吠埼灯台が見える丘から1002号単行列車と、

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角度を変えて1001号との協調運転列車を撮影。来週は1001号のイベントに行きたいのですが、京成AE100形ファイナルイベントもあるので、京成を優先するつもりです。

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2016年2月13日 (土)

★995000アクセス突破★常磐緩行線用E233系CBTC対応工事後配給

 2016年2月13日土曜日、JR東日本長野総合車両センターに入場していた松戸車両センター所属のE233系2000番台マト10編成が、所属区に向けて配給されました。この日は、夕方から食事の予定があったので、近場で安中貨物撮影後、ついでに。

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長野総合車両センターへ入場していたのは、CBTCと呼ばれる保安装置に対応する改造工事を実施するためです。CBTCとは、Communications-Based Train Control System の頭文字で、フランス系の社会インフラ向けシステム企業であるタレス(Thales)社が開発した、無線による列車制御システムです。

JR東日本によるプレスリリースはこちら (別ウィンドウが開きます)

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CBTCの機能をフルに使用した場合、これまでは軌道回路や地上子などによって地上側に構築していた閉塞区間の思想が無くなり、走行中の列車側が自律的に前後の列車との間隔を調整できるようになります。まさに画期的なシステムです。常磐緩行線への導入予定は2020年頃とのことですが、試験導入にとどまるのか、それとも直通先の東京メトロ千代田線や小田急電鉄にまで波及するのかは未知数です。歴史的に常磐線という路線は、新車や試験車両、新システムのテストに良く利用されてきたので、私は前者の可能性が高いと思っています(*1)

*1 常磐線初の事例

  • 世界初の交直両用電車401系導入→ 当初は松戸電車区に配置
  • 国電初の車内信号式ATC → 緩行線 綾瀬-我孫子間へ導入(ATC-4形)
  • JR東日本901系電車の試運転 → 当時日中に線路閉鎖していた我孫子-取手間で実施
  • JR初の2階建て普通車クハ415形1900番台 → 215系の車体・内装の設計に応用
  • TRY-Zこと991系電車の試運転 → 取手-藤代間デッドセクションでの交直自動切替実用化

等々。

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2016年2月 4日 (木)

★990000アクセス突破★JR四国多度津工場の保存貨車

 毎度時事ネタで展開するアクセス突破記念。今回は、昨年末に訪問したJR四国多度津工場の保存貨車を紹介します。当工場の貨車以外の各種保存車両については、既に5年前の記事で紹介済みですので省略します。

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多度津工場内の屋外留置線には、トキ25000形無蓋車25797号と、ワラ1形有蓋車1号が保存されています。周囲はコンクリート製の壁で囲われていますが、なんとか工夫して敷地外から見ることができました。

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手前のトキ25797がボロボロでブレーキホース・ブレーキ梃子も取り外されているのに対し、ワラ1形試作車にはそれらが健在で、ボディもピカピカに黒塗りされています。この車両は、他の保存車とは異なりイベントで展示されたことはないと記憶しております。今後に期待したいところです。

●おまけ1

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 工場内には、2015年12月14日未明から朝にかけ、高松運転所から輸送されてきた12系・14系客車が留置されていました。左はオハフ15形、右は左から順にオロ12、スハフ14です。他にも建屋内に数両いました。東武鉄道がJR北海道からC11形蒸気機関車を借りてSL列車を運行する計画があり、これらの客車はそのために東武鉄道へ譲渡される予定です。

●おまけ2

 5年前訪問時に多度津工場内にいた2代目フリーゲージトレインの先頭車とDE10形1号機、キハ65形34号は、西条にある「鉄道歴史パーク in Saijo」の南館へと移されています。

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2015年のゴールデンウィークに、松山から高松へ戻る際に途中下車して撮ることができました。DE10形1号機の方は、多度津から西条へ配給される際も偶然撮影しています(→こちらの記事を参照)ので、ちょっと思い入れがありますね。

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2016年1月27日 (水)

★985000アクセス突破★大井川鐵道C10 8+C12 164重連入換

 2016年1月11日月曜祝日、西浜松に行った帰りに新金谷に寄りました。

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構内では営業運転を終えたC10形8号機が、転車台に乗っている日本ナショナルトラスト保有のC12形164号機をどかして方向転換する入換を見ることができました。C12を転車台へ戻す最後の入換は、前位側が同一方向に揃った重連になりました。

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2016年1月13日 (水)

★980000アクセス突破★JR九州305系電車

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■筑肥線305系地下鉄直通福岡空港行  2015年12月31日、生の松原付近

 昨年、JR九州筑肥線の103系1500番台6両貫通編成を一気に置き換えてしまった、305系。日立製作所製のA-Trainシリーズで、永久磁石同期電動機を採用し、地下鉄運用に就くという点に、東京メトロ16000系との類似点を見いだすことができます。

 永久磁石同期電動機は、力行中に固定子・回転子双方に電流を流し続ける必要が無い(回転子が永久磁石である)ため従来の電動機に比べて省エネとなりますが、その半面、惰行中に固定子の中を永久磁石の発する磁界が回転し続けることで発電機と化してしまうのを防ぐために、惰行中でも固定子に弱い電圧をかけ続けなければならないという欠点があります。したがって、用途としては惰行する時間の短い=駅間距離の短い路線に使用される地下鉄等の車両に向いていると言えます。日本国内で、高速鉄道や特急型車両に永久磁石同期電動機が採用されないのは、このためです。技術や機械にはそれぞれ適した使用条件があるので、流行ものだから何でも採用すべきというものではありません。

 先月から、鉄道ジャーナルで千葉大の近藤圭一郎教授による永久磁石同期電動機の連載が始まっていますので、専門家による正確な解説をご希望の方には、ご一読をお勧めします。

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2016年1月 6日 (水)

★975000アクセス突破★新京成 謹賀新年2016

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 新京成電鉄の今年の謹賀新年ヘッドマーク付き編成には、新塗装に変更済みの8800形8811編成が抜擢されました。ヘッドマークは、2016の「1」がサルになっている、可愛らしいデザインです。

新京成では、少しずつですが旧塗装の編成が減っており、昨年最後に日車豊川から甲種輸送されたN800形848編成は、最初から新塗装で登場しています。比較的近所を走っているものの、自宅からは都心と逆方向ということもあり、あまり撮りに行く機会がありません。桜の季節がやってきたら、桜色の新塗装と桜を絡めてこの場所で撮ってみたいものです。

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2015年12月26日 (土)

★970000アクセス突破★元常磐線クハ103-1000

 常磐線沿線で小中高を過ごした18年間、もっとも馴染みだった車両が、営団地下鉄千代田線直通用の103系1000番台です。国鉄時代に奈良線・和歌山線電化用、および可部線旧型車置き換え用に投入された105系は、103系1000番台からの改造車が大半で、2015年現在でも彼の地で懐かしい「顔」を見ることができます。

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■可部線のクハ105-14      2014年3月9日

103系から改造された105系の中心グループは、クモハ105形500番台(←モハ103形、102形1000番台)と、クハ105形0番台(←クハ103形1000番台)です。このため、先頭車化改造されたクモハとは異なり、クハの顔は103系1000番台時代の雰囲気を色濃く残しています。特に近年の「原色化」により、都会の通勤電車の雰囲気を取り戻しているのは一見の価値あり。

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■和歌山線のクハ105-9      2015年12月23日

外観上は、屋上に冷房も搭載していませんし(車内にバス用クーラー搭載)、日根野電車区新在家派出所に所属する車両は、常磐線の青緑1号に似た塗装が施され、元常磐線沿線住民にとってはなんとも形容し難い郷愁を誘います。

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クハ105の中には、営団地下鉄で使用されている誘導無線送受信用のアンテナ(IRアンテナ)が撤去されずに残っているものもあり、車両形態的にも興味深いです。ちなみにIRアンテナがこの位置にあるのは、トンネル内では誘導無線のケーブルがトンネル壁面に設けられているためです。地上区間では、2本のレールの間、枕木の上に敷設されていますので、IRアンテナは床下にもあります。

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