カテゴリー「▽私鉄の希少車輌 2.関東甲信越」の98件の記事

2019年1月10日 (木)

★京王電鉄のスイッチャー★若葉台車両基地のウニモグ(目撃編)

 昨年、とある平日午後に時間ができたので、若葉台へ行ってみると、

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車両工場の入換用スイッチャー、ウニモグが奥で動いていました。メルセデス・ベンツのエンブレムがキラリ。コンプレッサーや旋回灯が点いて立派なスイッチャーですね。この日は、ホームの近くまで車両を牽引してくるのを期待していましたが、残念ながら奥で動くだけでした。ウニモグは生まれ故郷ドイツでは車両入換に使用されているケースがあるようですが、日本では珍しいですね。

スイッチャーではなく架線保守用であれば、東京都交通局も導入しています。

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8年前の荒川車庫公開時に撮影した、都電荒川線の応急作業車です。ボンネット左端に「ZWEIWEG(ツヴァイヴェック)」の表記があります。ZWEIは2、WEGはWAY、つまり2-WAY(軌陸両用)という意味ですね。

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2019年1月 6日 (日)

◆新京成電鉄◆謹賀新年2019年亥年

 千葉県内を走る準大手私鉄の新京成電鉄では、毎年元旦から2週間ほどのあいだ、その年の干支をデザインした謹賀新年ヘッドマークを掲出した編成を1本運行しています。今年もヘッドマーク掲出は例年通りなのですが、京成津田沼寄りと松戸寄りで異なるデザインが採用されており、かつそれぞれを沿線にある千葉県立船橋二和高校美術部の学生が製作したことで話題になっています。

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2019年1月上旬は終日運用に就いていたので難なく撮れました。取り付け対象は8800形第一編成で、私の撮った日は京成千葉線直通運用に就いていました。こちらが津田沼寄りです。

2019hny02

さて問題は松戸寄り。新京成の松戸行列車は、冬期に順光・影なしで撮れる場所や時間帯がかなり限られるので、一本しかないヘッドマーク付編成が目当ての場所に狙い通りの時間内にやってくることは稀です。ですので、日当たりを意識せず、逆に日没が迫り影の無くなる時間帯を狙いまいた。直線区間の多い京成千葉線は、新京成の電車を撮るには好都合です。

2019hny03

今年の干支はイノシシ、左のリアルな方が津田沼寄りで藤木月菜さんが担当、右のゆるい方が松戸寄りで南咲花さんが担当しました。それぞれ良さがありますが、左の作品は謹賀新年の文字がもう少し目立つように太くて明るい色だと、遠目にも分かるので良いかなと思いました。もちろん、どちらも素晴らしいデザインです。お二人ともまだ一年生とのことなので、来年のネズミの作品にも期待しています。再来年は……受験でそれどころじゃないでしょうか(苦笑)

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2019年1月 1日 (火)

★謹賀新年2019★東急電鉄軌道モータカーDMC4000

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 2018年の産業用機関車界最大の話題は、間違いなくこの機関車のデビューでしょう。

東急電鉄が導入した軌道モータカーDMC4000です。

7月上旬、トレーラーに載せられて新潟県内を移動する謎の機関車が目撃され、話題となりました。深緑色のカバーがかけられてはいましたが、そのシルエットから、中央にキャブのあるセミセンターキャブタイプの2軸ボギー機関車であろうというところまでは想像がつきました。が、まさか東急電鉄に来るとは思いませんでした。

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工務部所属であることから、バラストやレールの輸送に使用されると思われましたし、9月23日に開催された恩田の長津田工場公開イベント配布資料によれば、砕石輸送時の補助機関車との説明でした。が、いまのところレール削正車とセットで使用されているようです。本当の導入目的・本来の用途が気になるところですね(笑)

この機関車、導入時は梶が谷駅隣接の保線区に留置されていましたが、運用を開始して以降は、新丸子保線区(多摩川の土手の近くにある高架線上の保線区)に留置されているのを目撃しています。工務部所管の保線区ならどこでも出没する可能性があるのかもしれませんね。

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銘板は梶が谷駅ホームから記録済みです。7700形がデヤに牽引され恩田へ回送された(のちに養老鉄道への譲渡車であったことが判明)、その帰りに、梶が谷で撮ったものですから、デビュー直後の7月26日撮影ですね。

軌道モータカー DMC4000

  • 製造者 : 北陸重機工業
  • 型  式 : HDCF-40MP
  • 製造番号: 3650-M01
  • 製造年月: 2018年6月
  • 乾燥重量: 45トン
    ※乾燥重量とは水タンクに水を入れない状態の重量です。一般に鉄道車両の自重は
    運転整備重量、すなわち砂箱や水タンクを充填して運転可能な状態にした時の重量を
    指しますが、保線用機械の車体に表記された重量は水無しの重量であるケースが多いです。

以前紹介した、岩国駅分岐の日本製紙専用側線で使用されている岩国鉄道産業の45トン機や、デンカ青海工場DS-7などと共通の部品を多用し基本的な構造は踏襲しつつ、前後のボンネットはより長いため、同型機ではなく類型機と言えそうです(ボンネット側面の点検蓋の枚数が前後とも各1枚ずつ多い)。ボンネットがより長くなっている理由はよくわかりませんが、産業用機関車探訪・研究の世界では知らない人はいないOさんにご意見を伺ったところ、四隅にアウトリガーを装備しているので、DS-7や岩国45トン向けの原設計のままアームの収納スペースを確保するのが難しく、台枠を延長せざるを得なかった可能性も考えられる、との指摘をいただきました。たしかに自重は同じ45トンですから、何か理由があるとは思うのですが…。今のところ積極的に調べていないこともあり、正解はまだよく分かりません(笑)

 さて、スイッチャー全体を見渡すと、最近気になるのは、せっかくDE10から入換動車に置き換えられた高岡貨物(荻野倉庫含む)廃止の予感、伯耆大山の一般貨物駅(専用線ではない方)のEL入換化による入換動車の引退、JR九州小倉総合車両センターへ導入された入換動車の本格始動(DE10・DD16の引退)、南部縦貫鉄道七戸駅跡の機関区で保存されている協三工業製DC251の動態展示恒例化、愛媛県新居浜の別子銅山記念館のナローSL列車リプレイス(SLとELを再現)など、枚挙に暇がありません。今年は職場の体制変更により、しばらくはあまり休みが取れないかもしれませんが、できる範囲で趣味も継続していきたいものです。

 最後になりますが、昨年は年末ギリギリまで出勤していたため年賀状を用意する時間が取れませんでした。したがいまして、今年は本記事を年始の挨拶に代えさせていただきます。賀状をいただいた方には個別に返信をさせていただきますので、しばしお待ちくださいませ。

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2018年12月19日 (水)

◆新京成電鉄8800形電車◆ドラゴンボール的ななにか

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 新京成電鉄が年末年始の利用者をターゲットに販売しているフリー切符「乗りトク!年末年始おでかけきっぷ」を購入したので、まず1日分消化してきました。3日間飛び石で使えて¥1,000-とお得な切符です。もともと運賃の安い新京成ですが、3回往復すればそれなりに出費がかさみますから、ありがたいことです。あとは、元旦から2週間だけ走るいつもの新年干支ヘッドマーク付きの列車を撮れれば、まずは及第点ですね。

数本撮ったあとにやってきたのは、アニメのラッピング編成。「ドラゴンボール」は、悟空が覚醒してスーパーサイヤ人となりフリーザを倒してナメック星が消滅したあたりまでしか見ていないので、最近の展開や新キャラはさっぱり分かりませんが、まあ息の長い作品ですね。数年前に流行った「黒子のバスケ」などにも象徴されるように、多方面に影響を与えた漫画であることは間違いないでしょう(イグナイトパス 廻→カメハメ派、ゾーン→スーパーサイヤ人)。

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2018年12月10日 (月)

◆TX守谷車両基地の入換機◆ANT50DRT

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2018年11月3日、首都圏新都市鉄道常磐新線の車両の保守を行っている、守谷車両基地を訪ねました。年に一回開催される一般公開の日です。

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当初の狙いは、都営地下鉄馬込車両基地にあるのと同タイプのスタイリッシュな電気検測車だったのですが、今年から基地内線路拡張工事のため保守用車の展示が(スペースの関係で)無くなったため、入換用のアント車両移動機しか見られませんでした。(→電気検測車の写真は、こちらのブログなどで見ることができるようです)

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ANT50DRTという機種のようです。ゴムタイヤを備えた軌陸両用で、レールを離れて枕木方向に移動することもできます。赤・黄・青のライトと八木アンテナが付いている事から分かるとおり、無線を使用したリモコンによる遠隔制御に対応しています。

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工場内には、分解整備中の車両を横方向に移動するトラバーサ(遷車台)もありました。

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甲種輸送と救援時にしか見られない、先頭車同士の連結部。TXの電車の編成端が密着連結器ではなく自動連結器になっている理由は諸説ありますが、車両整備工場の方に訊いた限りでは、非常時しか使用しない連結器なので、極力構造を簡素にする狙いがあるとのこと。TXをはじめ長い地下区間のある鉄道路線を走行する電車は、立ち往生した電車を後続の電車で押し出せる性能が求められます。しかし、TXの電車はすべて電気指令式空気ブレーキですので、非常時にも確実に機能するであろう貫通ブレーキ(BP管)だけ引き通せればよいので、わざわざ密着連結器(通常はBP・SAP・MRPの配管を内蔵している)にする必要もないのかもしれません。

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2018年12月 3日 (月)

◆しなの鉄道115系電車◆台鉄自強号色が登場

 開業以来主力として活躍してきた115系電車のリプレイスを発表するとともに、その国鉄信越本線時代の歴代旧塗装を再現してきた、しなの鉄道。2018年10月現在、第一弾の「初代信州色」、第二弾の「湘南色」、第三弾の「横須賀色」、第四弾の「コカ・コーラ広告塗装」まで登場しています。しかし今回11月に登場したのは、懐かしのカラーではなく、その名も「台鉄自強号色」です。これは、2018年3月26日にしなの鉄道が台湾鉄路管理局と締結した「友好協定」による交流事業の一環で、115系電車3両編成1本を台鉄EMU100形電車をイメージした塗装に変更するという試みです。

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台湾では専ら貨物列車か専用線のスイッチャーばかり撮っているため、EMU100形のように運用を事前に調べて狙わないと撮れない電車は未撮影。ですので今回は、色形が似ているということでEMU300形電車に登場してもらいます(笑) 上写真右の黄色くて丸っこい電車ですね。

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当時は手前に止まっていた貨車が目当てでしたが、いま振り返ってみてみると、動力分散型のEMUタイプの自強号が写っているのはこの写真だけでした(太魯閣号、普悠瑪号を除く)。

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貨車は成功(Chenggong)発七堵(Qidu)行きで、レール輸送の長物車を含みます。成功発の貨物列車は、追分(Zhuifen)駅へ直結するデルタ線をダイレクトにショートカットして海線に入るのかと思いきや、一旦彰化(Changhua)駅に寄ってスイッチバックして海線に入るのですね。撮影は2016年5月2日に彰化駅にて。

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EMU300形と同じ全面3枚窓の貫通扉付ですから、イメージに合っていますね。

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まだ辛うじて残っている紅葉との相性も抜群です。2枚とも2018年11月24日撮影。

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2018年11月18日 (日)

◆上信電鉄凸凹コンビ◆クハ303+デハ251

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■上信電鉄14列車に充当されたクハ303+デハ251  2018年11月15日、吉井-馬庭

 先週は振休の日にちょうど天気がよさそうだったので、始発の新幹線で高崎へ向かいました。上信電鉄の電車は、デキ運転イベント時についでに撮ることが多いので、訪問した時に限って撮りたい車両が高崎駅脇の車庫で休んでいることもしばしば。この凸凹コンビの上信標準?塗装(クリーム色にグリーンライン)も、実は撮ったことがありませんでした。

どちらも自動空気ブレーキの電車ですが、右のクハ303は1969年製の200形、左のデハ251は1981年製の250形、形式はもとより新製時期が全く異なるので、車体断面の相違が異彩を放っています。台車もクハ303は国鉄標準品DT21ライクな住金FS342Tですが、デハ251は西武電車ライクな住金FS395A。

高崎市のホームページによると、JR東日本から譲渡された107系電車(700形電車として竣工予定)は2018年度中に運行開始予定ですから、2連×6本すべて出揃えば200形は定期運用を失う可能性がありますので、引退が発表される前に上信を再訪したいところです。

それにしても、群馬側から浅間山を見ると、また違った趣がありますね。

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2018年11月17日 (土)

◆福島交通◆1000形電車甲種輸送(最終回)

 無塗装無着色の直方体電車があまり好きではない私ですが、振休をとっていた11月15日は、群馬で上信電鉄倉賀野のHD300-29試運転を撮影した帰りに、新白岡に寄り道しました。

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 東急電鉄で営業運転を終えた1000形電車のうち、14両は、長津田車両工場で改造のうえ、福島交通に譲渡されることになっています。譲渡のための甲種輸送最終回は、中間車に運転台取り付け改造をした2両編成×2本の4両でした。2018年11月2日深夜に工場からデヤの牽引で長津田検車区まで移送された当該編成は、11月14日にJR長津田駅から福島駅に向けて発送されました。途中、八王子と郡山タで夜間滞泊する行程です(郡山タを11月19日22:30に発車見込み)。

 今回の甲種輸送は、直流電化区間の牽引機がEF65形2074号機国鉄色というのも魅力ですが、帯色の入っていない1000形電車がいかにも半製品っぽく感じられるのもポイントです。

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2018年10月 6日 (土)

◆都営浅草線5500形電車◆行先表示を撮る

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 以前紹介した都営浅草線用の新型車両5500形電車ですが、今回は夕方の光線を利用して行先表示を綺麗に撮ることを目標に、リトライしました。結局、私のカメラではシャッタースピード1/80でやっとLED表示が途切れずに済みました。「快速特急 羽田空港行31T」が見事に急行灯点灯でやってきました。この日は北総線にも5500形の日中運用が1往復入っていたので、フリー切符を利用して出かけたのですが、シャッターを切るタイミングを誤り影が入ってしまったので、また出かける必要がありそうです。北総線1日乗車券(¥1,000-)は、京成高砂駅改札出て右の有人窓口で販売しています。

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2018年10月 5日 (金)

◆東京メトロ6000系電車引退◆

 2018年10月5日、東京メトロ(旧 営団地下鉄)千代田線用6000系電車が定期運行を終了しました。千葉県松戸市出身の私にとっては、非冷房時代から通学・通勤に使用してきた系列だけに、大変感慨深いものがあります。身近すぎてあまり撮影していませんが、少しだけ振り返ってみましょう。

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 6000系は1968年から1990年までの22年間にわたり、マイナーチェンジを繰り返しながら製造され続けた系列だけに、バリエーション豊かです。6000ハイフン車が1次試作車、第1編成が量産車…ではなく2次試作車ですから、この第2編成からが1次量産車になります。2次試作車は当初オールMの6両が登場し、のちにT車を4両増備して10両編成としたので、編成両端ともcM車(いわゆるクモハ)なのが特徴なのですが、この1次量産車以降はすべて代々木上原寄りはcT車(いわゆるクハ)になります。

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アルミ車体はもちが良いのか、若番車が結構最後まで残っていましたね。こちらは小田急電鉄の複々線区間を走行する第4編成「多摩急行 我孫子行き」。

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この第9編成が、6000系非冷房車で最初に冷房改造された記念すべき編成でした。営団地下鉄は、当初、地下駅間の線路沿いに設置した冷房からの冷気を車内に取り込む前提で、車載の冷房装置は不要との判断から冷房は搭載していませんでした。しかし、銀座線と丸ノ内線以外のすべての路線が他社との相互直通運転を前提に計画されているので、他社線内の地上区間を走行する営団の非冷房車は評判が悪く、国鉄の非冷房車冷房改造のトレンドを後追いするように1988年から冷房化が始まりました。高校時代は上写真の区間を毎日通学で利用していたので、この車両が来ると本当に嬉しかったものです。

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同じ区間の逆サイドから第12編成。冷房改造は、時期によって冷房装置の形やユニット窓密閉化の改造方法に差異が見られ、興味深いです。

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この第14編成からが2次量産車です。

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第16編成。この1次・2次量産車グループが多数派なので相対的によく遭遇しましたね。

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第17編成「多摩急行 取手行き」。常磐線沿線利用者にとっては、6000系は103系快速や415系中電にどんどん追い抜かれていくイメージですが、小田急区間は準急や急行だったので逆に小田急車両を追い抜いていく存在。それを体感したくて、子供の頃小田急まで乗りに行ったことを覚えています。

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第18編成。2016年の撮影ですが、ほんの2年前までは6000系が来ても珍しくもなんともなかったんですけどねぇ。置き換えペースが本当に速かった…。

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第19編成。家の近くで写真を撮ってきた帰りについでに撮ることが多かったので、どうしても金町駅のカーブ写真が増えてしまいますね。

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この第20編成からが3次量産車で、それまで5号車と6号車の間にしかなかった貫通扉が、2~3両おきに付くようになりました。あのキノコ型の連結部の幌が特徴だった6000系のアイデンティティーを壊すきっかけになったロットですね。

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さてこちら、第22編成からが4次量産車で、冷房準備工事済み、一段下降式窓の採用など、時代のトレンドを取り入れています。貫通扉も各車前後端に装備し、1両毎に完全密閉となりました。もっとも沿線利用者には「がっかり冷房車」「エセ冷房車」として名を馳せていました。なにせ、夏場に車内に入ると、天井には冷房車と全く同じ形状の送風機が付いているにもかかわらず、出てくるのは生暖かい風なのですから。同時期に国鉄が量産を開始した常磐緩行線用203系が当初から冷房車であったのとは対照的でした。

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こちらの第26編成も4次量産車です。

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第29編成からが5次量産車で、内装化粧板がクリーム色系から緑色系に変わり、座席モケットもグリーンで統一感を出していました。屋根のRが小さくなり、車体断面が上下方向に拡張されています。一つ上の4次量産車と比べると違いがよく分かると思います。

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同じく5次量産車の第31編成と、

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第32編成。

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第33編成と34編成(上写真)が6次量産車で、沿線住民が待ちに待った新製冷房車です。内装のグリーンはやや淡い色に変更されました。この後登場した7次量産車の第35編成をもって、6000系の製造は終了しています。7次量産車の外観は6次量産車とあまり変わらないのですが、加減速時のチョッパの音や乗降扉上の電光掲示板が、当時日比谷線向けに量産されていた03系に似ていて、0x系からのフィードバックが随所に見られる変わり種でした。

 通学・通勤に長い間利用してきた、6000系電車。今後は10月13日から11月11日までの土日に、綾瀬-霞が関間で1日1往復の特別運行が予定されています。写真を撮れる場所は綾瀬車両基地の出庫くらいしかないので、最後は乗る方を楽しみたいと思います。

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