カテゴリー「▼私鉄の希少車輌 2.関東甲信越」の74件の記事

2017年10月12日 (木)

◆湘南でのんびりと◆千代田線甲種輸送と小田急保存車

 2017年現在、東京メトロ千代田線用16000系と日比谷線用13000系の新製が続いており、月に1~2回、車両メーカーから東京メトロの車庫まで甲種輸送があります。

8862_metro16000

16000系については、暫く日立製作所笠戸事業所での増産が続いていた時期がありましたが、

8862_metro16000kosyu

日立からの甲種輸送は8862列車ですので、相模貨物に土曜夕方到着となり静岡方面まで遠征しないと明るいなか綺麗には撮れませんでした。(2枚とも2016年撮影)

しかし最近は川崎重工業兵庫工場で製作されているので、甲種輸送は8860列車となり相模貨物に日曜朝到着、横浜羽沢までは明るい時間帯に走行するため、気軽に撮ることができます。

8860_metro16000kosyu

この日は東海道本線某駅近くで朝撮影後、駅前からバスで海の方へ向かい、

Odakyu_kaihinkoen

小田急の保存車(クハ2658)を訪ねました。潮風にさらされているせいか若干痛みがありますが、四方から眺められて車内にも入れるので良いですね。この公園には博物館モドキもあり小田急2450形に使用されていたFS30形台車が保存されているのですが、他に見どころが無く展示内容が残念な感じなので、入場料は屋外展示車両維持のための寄付だと割り切った方が良いかもしれません。(2枚とも2017年撮影)

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 当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

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2017年7月31日 (月)

流鉄青空号のその後

Aozora

 そういえば流山電鉄2000形の青空号って、私は気にも留めなかったのですが2012年7月で引退していましたね。この車両の運行開始は1994年8月で、私が松戸市内に住んでいた頃に導入された最後の形式です。当時は大学に入って行動範囲が飛躍的に拡大した頃だったので、意識が遠方に向いていたせいか、地元に新しい譲渡車が入っても見向きもしませんでした。西武101系がまだ本線系統で現役だった頃で見慣れていたせいもあるかもしれません。青空号2000形は旧西武801系ですが、顔は101系とほぼ同じですので、またつまらないマスプロ車両が入ってきたな、くらいに思っていました。

Aozora_dead

先日SLELを撮影した際、下り列車と上り列車の合間に撮影地周辺をウロウロしていると、青空となの花の車端部が置いてあるのを見つけました。今後どうなるのでしょうか。ちなみにこの廃車体は、2017年7月現在Google航空写真には写っていますが、ストリートビューには写っていないという、妙な謎解き要素があって面白いです。

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2017年7月26日 (水)

松戸市内の保存車たち

 日頃から、廃車になった静態保存車や放置廃車体にはあまり興味が無く追いかけていないのですが、出身地(千葉県松戸市)の保存車くらいは見ておこうと思い、先日半日日帰りで周遊してきました。

Chibatoshi1012

現在の自宅の最寄駅から特急で一駅、下車徒歩15分でまずはこの場所へ。千葉都市モノレール1012号車が建設会社の土地に保存されていました。実は本来左折すべき交差点に気付く前に視界にこれが入ってきたので、先に見物することになりました(笑)

Nanohana

本来の目的はこちらです。昭和の杜の保存車たち。流鉄なの花号2000形電車クモハ2006がパンタグラフ・台車付の完形で保存されています。以前さよなら運転を撮影していますが(→その時の様子はこちら)、もう4年も経つんですね。松戸市に縁のある車両が保存されており嬉しい限りです。

Choden1001

こちらは銚子電鉄1001。屋根が無いのにまだ綺麗な状態を保っています。こちらも以前現役時代に撮影しています(→こちら)。

Yo13712

こちらはヨ5000形13712号車。ヨ3500形を二段リンク化改造した車両ですが、種車がヨ3712のため新製車ではなく、1951年にトキ900形から改造された車両ですね。

Hitachi1003

こちらは日立電鉄モハ1000形1003号車。寺田裕一著『ローカル私鉄車輌20年(JTBキャンブックス、2001年10月1日初版)』によると、出自は小田原急行鉄道モハ1形7号→デハ1100形1107号→東京急行電鉄デハ1150形1157号→相模鉄道デハ1000形1003号→モハ1000形1003号→日立電鉄モハ1000形1003号となっています。

車体は中央の乗降扉の手前で切断されており、また台車はありません。反対側が同じ松戸市内に保存されています。というわけで、東松戸へ戻り武蔵野線・常磐線を乗り継いで北小金へ。10分おきに走っているバスに乗り小金原団地の商店街入口に到着。

Hitachi1003kogane

こちらがモハ1003の片割れです。駄菓子屋さんですが私が訪問した日曜日は営業していませんでした。

●おまけ

Oginyumikaoru

 壁に懐かしい看板がありました。水戸黄門定番の「くノ一お銀の入浴シーン」で有名なあの方ですね。

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2017年7月19日 (水)

★流鉄5000形電車★さよなら流馬

 流鉄流山線の5000形電車(元 西武新101系電車)の流馬号が今月末をもって引退することになりました。と言っても引退するのはあくまでも「流馬号」で、5000形電車2両編成1本が廃車になるわけではありません。全般検査後に車体を塗り直すのに合わせて別の愛称に変わるので、流馬としては最後ですよということのようです。7月の三連休は遠くに行く予定もないので、さよならヘッドマーク掲出を始めた流馬号を日帰りで撮りに行くことにしました。私が生後約3年間住んでいた家は、流山線の幸谷駅(現在地に移転する前の旧駅の方)-小金城趾駅間の線路沿いにありましたので、思い入れのある路線でもあります。武蔵野線の貨物列車の通過音や流山線の踏切の音を子守歌にして育ったと言っても過言ではありませんよ(笑)

Ryuma500002

 昼前に家を出て馬橋駅に着くと、昭和レトロな流鉄のホームが出迎えてくれます。元は、国鉄常磐線が複々線化される前の常磐線下りホームです(複線時代は流山電鉄とホームを共用)。馬橋駅は、複々線化の設計段階で最初から武蔵野線との連絡線を上下線の間に入れ込む計画だったのですが、その用地捻出にあたっては、駅西口側の流山電鉄の線路を西へ移設するのではなく、旧水戸街道のある駅東口側の貨物側線と貨物ホームを撤去して、緩行線の線路とホームを新設しています。旧上り旅客ホームの撤去跡は、現在快速上り線・緩行下り線になっています。馬橋貨物駅は、廃止ではなく移転扱いで馬橋-北松戸間に専用荷役ホームと母屋が新設されました。跡地は1990年前後はまだオフレールステーションとして使用されていましたが、現在では再開発されてマンションになっています。

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2010年の3000形若葉号さよなら運転のついでに撮った5000形流馬号。当初この場所(鰭ヶ崎-平和台間)で撮りたかったのですが、行ってみると高さ2メートル級の雑草が生え放題で撮影地としては没でしたので、小金城趾側へ移動。

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まずはお庭バックでさよならヘッドマーク付を。家は車両でうまく隠れます。

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曇っていたので、晴れると逆光で撮影できないとっておきの場所へ。終始住宅街の中を走る流山線において緑バックは貴重ですし水色が映えます。ここは、少なくとも私が子供の頃の1970年代にはもう複線用地が確保されていて、写真を撮るには好都合でした。上写真の通り線路はないのに架線が張られています。訓練用でしょうか。


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少し平和台寄りに進んだところで流山出身の方と合流し一緒に撮影。モハ1101+クハ52が運行されていた時代を懐かしく語り合いました。会話の内容から、私より5~6歳年上と思われました。

Ryuma500006

最後は流山駅の跨線橋から。流山線を綺麗に俯瞰撮影できる場所は、ここと馬橋陸橋くらいでしょうか。暑かったので15時前には切り上げましたが、良い運動になりました。

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2017年6月 8日 (木)

★ひたちなか海浜鉄道★細々と活躍を続けるキハ205

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■ひたちなか海浜鉄道キハ205  2017年1月22日、中根-金上

 先日水戸の日立製作所に行った帰り……ではありませんが、ひたちなか海浜鉄道でキハ205の運転を見てきました。

私鉄の気動車は、私にとっては旅客車の中で最も疎い分野かもしれません。ほとんどが1エンジン1軸駆動で、足回りにあまり個性が無いからかもしれませんが、「国鉄の気動車と何が違うの??」とツッコミたくなってしまいます。まぁ詳しくないからそう思うのですが。。(笑)

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2017年4月 3日 (月)

★120万アクセス突破記念★千葉ニュータウン鉄道9800形登場

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 2017年3月の北総鉄道(千葉ニュータウン鉄道)9000形電車引退に伴い、不足する編成を補うため、京成電鉄から3700形が貸し出されました。貸出編成は、車体帯色を変更したうえで北総鉄道(千葉ニュータウン鉄道)9800形電車としてデビューしています。

Chibant9200

水色と黄色のツートンカラーは、以前新製投入された9200形電車のカラーを踏襲したものです。

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2017年3月20日 (月)

★北総鉄道9000形★さよなら運転

 2017年3月20日月曜日、北総鉄道9000形電車のさよなら運転が実施されました。京成3500形未更新車のさよなら運転も記憶に新しいところですが、やはりせっかくのご近所ネタですし、ちょうど土曜日から北総1日フリー切符(¥1,000-)の発売も開始されましたので、早速活用して撮りに行ってきました。

北総鉄道9000形は、住宅・都市整備公団が開発した千葉ニュータウンの足として1984年に開業した同公団千葉ニュータウン線用の車両で、当初は住宅・都市整備公団2000形としてデビューしました。北総開発鉄道(現 北総鉄道)2期線開業に伴う京成電鉄・東京都交通局・京浜急行電鉄との5者直通運転開始後、直通先の京急2000形と形式の重複を避けるため、現在の9000形へと改番されました。

なお、2004年に住宅・都市整備公団が鉄道事業を廃止した際、2000形車両を含む鉄道資産はすべて京成電鉄の100%子会社である千葉ニュータウン鉄道に譲渡されましたので、千葉ニュータウン鉄道9000形という呼称も間違いではありません(北総鉄道保有車両は、京成からのリース車を含めて7000番台の形式を名乗っていますので)。

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さよなら運転は印旛車両基地を起点として、以下の行程で午前午後の合計2回実施されました。

  • 印旛車両基地(撮影会後発車)→印西牧の原→矢切→印旛日本医大→印西牧の原(解散)

運転より撮影会が先なので、最初の列車が来るのは11時過ぎですからのんびり行きましたが、駅端はどこも人が多かったです。特に2期線区間は半地下構造の駅が多く撮影できる場所が限られるため、尚更です。

20170320_hokuso9000lastrun02

直線区間の駅はキャパが無いので、アウトカーブを正面から狙える駅を選び、なんとか成功。急行灯点灯が素晴らしい! さよなら記念ヘッドマークは、前後ともデザインは同じですが上り側は「さよなら」、下り側は「ありがとう」と変化をつけています。ヘッドマークのまわりにある金色のフサフサ飾りが風を受けてキラキラするので、電飾のようで綺麗でした。

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食事後、午後は1期線区間で俯瞰狙いです。最近は、地図上で日時を指定すると日差しの向きを正確に描画してくれるアプリがあるので便利ですね。車体をよく見ると、側面に住宅・都市整備公団のマークが入っていますね。なかなか粋なことをするものです。

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返しは、2年前に7260形の引退間近に撮りに来た場所で。奇しくも2年前と同じく、3連休最終日のさよなら運転でした。

●北総線内

北総線内では、過去に9018Fを撮影しています。記憶が確かであれば、開業が迫った成田スカイアクセスの試運転を撮りに行ったついでだったと思います。

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こちらは去年2016年の冬の9018F。

●京急線内

 実は京急線内の快特運用はあまり撮っていないのですが、滑り込みで平日昼休みに1回だけ撮れました。

20170317_hokuso9000_kaitoku

京成・北総沿線利用者はよく分かると思いますが、北総車のN運用(運行番号の末尾N)は、京成線内では各駅停車になることが多く、たとえ通過駅のある列車に充当されても京成の慣例で日中は急行灯を消灯していることが多いのです。したがって、急行灯点灯写真を撮りたければ京急沿線へGo!なのです。

●北総春まつり

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 こちらは過去記事掲載写真の再掲です。北総春まつりのヘッドマークは掲出期間も長いので9018Fに掲出された姿も記録していました。

●馬込車両基地公開時の車両展示

 こちらは、2015年の東京都交通局馬込車両基地の公開時の様子(過去記事写真の再掲)。先月2017年2月に引退した京成3500形未更新車、昨年2016年2月に引退したAE100形、今回引退の9000形9018Fが一堂に会し、ハッピーイエロートレインに大江戸線12-000系、E5000形電気機関車と、いまにして思えば贅沢な並びでしたね。

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2011年公開時はこのような並びでした。いまは亡き9000形9008F、芝山鉄道3600形と北総鉄道7260形(いずれも京成からのリース車)でいずれも消滅済みの存在。懐かしいです。

Hokuso9000magome03

背後に回るとなにやら不思議な幕を表示していました。芝山鉄道3611が普通東中山行き、北総9001が特急金町行きです。イベントならではですね。

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2010年の並びは、当時はやっていた京成3300形リバイバルカラー赤電がメインで、北総9000形は脇役でした。

Hokuso9000magome02

こんな並びもちょっと前までは当り前のように見られたのですが、過去帳入りしてしまいました。

●ほかにも色々と消滅

 Twitterでチョット話題になりましたが、今回9000形電車が引退したことにより、都営浅草線へ直通する最後のツー・ハンドル車(マスコンとブレーキハンドルが別構成になっている運転台を持つ車両)が姿を消したことになります。京成グループで同じ界磁チョッパ制御方式の車両としては京成3600形がありますが、こちらはブレーキ方式が電気指令式空気ブレーキですから当然ワン・ハンドル車です。9000形がツー・ハンドルなのは、ブレーキ方式が電磁直通ブレーキだからです(だって、ブレーキ指令が電制・空制で分離しているならワンハンドルにする意味がありませんから)。ワン・ハンドルマスコンというのは、単なる流行ものではなくて、電気指令式ブレーキ方式の採用と密接に関連しているわけですね。

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2016年12月 7日 (水)

【関東鉄道】のんびり乗車会&DD502撮影会

 2016年5月21日、関東鉄道で先着100名限定事前応募制の『のんびり乗車会&DD撮影会』が開催され、参加してきました。毎年11月のイベントで公開されている水海道車両基地とDD502ではありますが、光線の条件が良い5月に、人混みのなかギスギスせずに撮れるのが魅力です。

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 ツアーの集合場所は守谷駅で、フリー切符などのチケット類もそこで手渡しでしたので、守谷まではつくばエクスプレスで向かいました。フリー切符を最初から郵送してもらえれば、朝イチで取手から乗っていたところなのに勿体ないです。やってきたのは310形3両編成(313+316+314)の臨時急行「つくばね」。

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つくばねは常総筑波鉄道土浦-筑波間でキハ500形により運行されていた急行列車ですから路線が違いますが、いわばその復刻版と言えるでしょうか。

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車内にはこんな掲示もありました。3両編成の1両目と3両目にツアー客が50名ずつ乗り、中間の2両目は物販専用車両になっていました。定員的にも全員ロングシートにゆったり座れて快適でした。

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途中停車駅は撮影タイム。下り先頭側には、常総筑波鉄道時代に実際に使用されていた木製のヘッドマークが取り付けられていました。

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普通列車とすれ違うと……なんと「普通」のヘッドマークが。。ツアー客を楽しませてくれる企画でいっぱいです。

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別の駅ではちょうどいいところに跨線橋があったので、俯瞰してみました。

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そして車内ではいよいよお弁当とお茶の配布。DD502の容姿をイメージさせる「豚めし」。なかなか美味しかったです。

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列車は守谷から水海道を通り過ぎて下妻まで行き、折り返します。折り返し待ちの間、キハ0形がやってきました。車内放送によると、普段は土日に運用に就くことはないそうですが、この日はイベントのためにわざわざすれ違う列車の運用に充当したとのこと。中小私鉄はこういった部分のフットワークが本当に素晴らしいですね!

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そしていよいよキハ310形が番線変更をします。乗りっぱなしでお弁当を食べても良し、下車してこのように写真を撮るもよし、好きなように楽しめます。

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下館側でスイッチバックして下妻駅ホーム3番線へ入線します。上り側のヘッドマークはステッカーでした。

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なんどか列車をやり過ごすと、ふたたび引き上げて2番線へ入線します。このイベントは、ツアー料金にフリー切符代が含まれており参加者全員がフリー切符保持者なのですが、なぜか改札外には出ずにホームの端っこに集結する人々が多かったですね。撮り鉄ならふつう改札外に出ますけど、どうも乗り鉄が多い印象ですね。

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地方私鉄では最近アテンダントの姿をよく見かけますが、関東鉄道のアテンダントのこの方、本業が大学の学芸員というインテリガールなのです。関鉄レールファンCLUBの方が、発車待ちの時間を利用してプチ撮影会を企画してくださいました。

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水海道車両基地に到着し、いよいよ撮影会の開始。会場へ向かう経路上に、つくば号のヘッドマークが保管・展示されていました。

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水海道車両基地は水害を乗り越え復旧し、むかしながらの姿を見せていました。

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そして乗車してきたキハ310形、DD502、キハ100形の並びも綺麗に撮影。

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天気が良いのがなによりです。

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DD502は、日本ではまだ大型ディーゼル機関車が量産されていなかった1956年(昭和31年)10月に日本車輌製造で製作された2軸ボギーのディーゼル機関車です。エンジンは振興DMH35S(450PS/1300rpm)を搭載し、動力は2台あるボギー台車の内側車輪へ伝達され、外側の車輪への最終動力伝達はロッド駆動によります。

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エンジンは1971年2月にDMF31SB(500PS)に換装されました。自重は36tです。動輪径は、登場当時の国鉄の電車と同じ910mmで、のちの液体式ディーゼル機関車や、新性能電車・気動車・客車・貨車標準の860mmより大きい値です。

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離れた位置からサイドビューも撮れました。

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粋な計らいでボンネットカバー全開の貴重な姿も。

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裏側に留置してあったキハ310形が移動され、反対側からの撮影チャンスも設けられました。こちらから撮っていた参加者は10名もいなかったと思います。勿体ないですね。


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一瞬薄ーく曇りかけた隙に、逆光側からも。これで4方向すべて形式写真が撮れました。毎年11月のイベントでは、参加者が多いうえに片側しか撮れないことも少なくないので、こういった機会を設けて下さるのは大変ありがたいです。

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DMS31SBが収められたボンネット内部。そしてその下には、カウンターウェイトが車輪の外側に取り付けられた特徴的なロッド駆動の板台枠台車。

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クラシックなスタイルの前部標識灯。

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床下にはATS車上子も健在。DD502を余すところなく存分に堪能することができました。

●新型軌道モータカー

 関東鉄道水海道車両基地には、今年に入ってから新しい保線用軌道モータカーが導入されました。

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もとは1987年(昭和62年)12月20日に帝都高速度交通営団(現 東京メトロ)の船橋軌道区(地下鉄東西線の保線区の一つ)に導入されたものです。2006年(平成18年)8月に東京メトロから東葉高速鉄道に譲渡され、東葉高速鉄道で約10年使用後、2016年(平成28年)3月24日に関東鉄道常総線に譲渡されました。水海道車両基地に納入後、関東鉄道仕様に改造され、5月12日に竣工しています。

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◆諸 元

  • 自  重 : 20.000kg(20t)
  • 型  式 : WD-H20CA
  • 機関番号: E120T518170
  • 製造年月: 1987年12月
  • 製造者 : 堀川工機
  • 製造番号: 2064
  • エンジン: 水冷4サイクル直接噴射式ディーゼル(総排気量12.023cc)
  • 燃料タンク:ディーゼル燃料(軽油)180リットル
  • クレーン仕様:3段式 最大2.5t吊り上げ可能

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2016年9月 2日 (金)

◆東京モノレール昭和島車両基地◆モノレール移動用アント

 東京モノレールでは毎年夏休み期間に昭和島車両基地の公開を行っています。昭和島車両基地は、東京モノレールを走行する車両の全般検査・重要部検査・改造工事などを実施している、車両基地を併設した車両工場です。

Syowajima01

2016年は8月11日に公開されましたので、西日本遠征のついでに寄ってきました。(さすがに大きい荷物は浜松町駅のコインロッカーに預けましたが…(^_^;))

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アント工業製の車両移動機は各地にありますが、モノレール用となると希少です。ご覧の通り、検査中のモノレール車両を移動するために使用されています。台枠より上は普通鉄道向けのアントに酷似していますが、足回りはモノレールの保線車両の構造に似ています。銘板は運転台の上に付いており、展示スペースからでは確認することができませんでした(アント工業製であることはスタッフに訊いて確認済)。

Syowajima03ant

このアントは、公開の時しか見られないかと言うとそうでもありません。このように検査車両を牽引して移動していきますので、一番北側に移動すると屋外へ出て、外から見ることができます。モノレール本線の車窓からはもちろんのこと、フェンス越しになりますが、敷地外からでも撮影が可能です。お近くにお住まい・お勤めの方は是非チャレンジしてみてください。

Syowajima04

さて、以前の記事で、昭和島車両基地内に鉄軌道とアントがあることは紹介しましたが、今回はこいつの正体も確認することができました。これは、生コンを流し込んで橋桁(モノレールの軌道)をつくるための型です。鉄軌道上で、台車に乗せた型に生コンを流して移動、流して移動を繰り返すので、牽引用にアントが必要になるわけです。なお現在では、橋桁の製作は外注しているため、この機材はもう使用していないそうです。

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車両基地の方には、電車線運搬用の保線車両も留置されていました。電車線とは、橋桁に取り付けられた集電用のレールのことで、長さは100mにもなります。JR各社に、ロングレールを輸送するための長物車(いわゆるロンチキ)がありますが、上写真のは言わばモノレール版のロンチキですね。運搬した電車線を現場で交換し、古いのを持ち帰るそうです。

なかなか珍しいものが見られました。

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2016年5月25日 (水)

小田急電鉄4000形 常磐緩行線直通運転

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■JR常磐緩行線を走行する小田急電鉄4000形電車。    2016年5月22日、北柏-北小金

 2016年3月のダイヤ改正より、地下鉄千代田線を介してJR東日本、東京メトロ、小田急電鉄の3社による相互直通運転が開始しました。これまでも、東京メトロ所有車両による3社にまたがる区間の直通運転は実施されていましたが、JR東日本所有車両は東京メトロ代々木上原駅まで、小田急電鉄所有車両は東京メトロ綾瀬駅までの乗り入れで、JR車と小田急車が互いに双方の社内まで乗り入れることはありませんでした。改正後は、小田急電鉄4000形がJR常磐快速線を走行する特急ひたちとすれ違ったり、逆にJRのE233系が小田急ロマンスカーとすれ違う場面も見られるようになっています。

 ダイヤ改正後は貨物列車を追いかけることが多くなかなか撮影機会がありませんでしたが、常磐線沿線住民としてはできるだけ早く記録しておきたいところ。運用番号末尾KがJR車、Sがメトロ車で、小田急車はEですが、実際にはE運用でもメトロ車で代走することが多く、JR線内での小田急車の運用はまだ限定的なようです。

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