テレワーク12週目が終わりました。緊急事態宣言後、東京アラート発動解除を経てもなお、連日20名以上の新規感染者が発生し続けている、東京都。無症状の感染者がいることを考えれば、実際にはもっといるのでしょうね。街を歩いたり電車に乗っていても、マスクをしていない人(老若を問わず、おもに男性)をチラホラ見かけるようになりました。宣言やアラートが解除されたからと言ってウィルスが減ったり感染力が弱まるわけではないので、自己防衛が必要なのは変わりません。元通りの生活習慣に戻してよいと勝手に判断している人がいることは残念ですね。
さて、もう6月中旬ですが、本連載の写真はまだ5月のモノばかりです。でも本稿をもってやっと5月分が終わります。4~6月は転属に伴う改造や検査などのため、首都圏内だけでも配給が何本か走っています。武蔵野東線内の下りは逆光となりますが、本稿のテーマはテレワークの合間に運動がてら行ける範囲「近場」ですので、気にはしません。まずは先行するEF65形牽引の千葉貨物行き臨時石油(返空)列車8866。例年4月上旬までは土曜でも走りますが、6月に入り、平日でも運休(ないし単機回送)する日が出てきました。石油需要繁忙期を過ぎたことに加え、今年は新型コロナウィルス感染症の影響で外出控えが進んだ結果、ガソリンの消費量も落ち込んでいるので、フェードアウトのペースが例年より速いです。JR貨物ホームページのニュースリリース「輸送動向について(2020年4月分)」によると、4月の石油輸送量は前年同月比12.9%減とのこと。この日はまだ5月だったのでなんとか運転日で、2066号機がタキ車6両を牽引。
続いて、双頭連結器を装備した長岡車両センター所属のEF81形140号機が牽引するE231系。三鷹車両センターから京葉車両センターへの転属(中央・総武緩行線→武蔵野線)に伴い、秋田総合車両センターで改造されていたものです。羽越・信越本線、上越・高崎・武蔵野線を経由します。
今年3月のダイヤ改正で、隅田川シャトル4往復中2往復が吹田機関区所属EF66形の担当になり、武蔵野東線越谷タ以東や常磐線をEF66の定期列車が走行するようになりました(→以前の記事を参照)。ダイヤ改正後、武蔵野東線で一度EF66を撮ってみたかったのが、この場所。5月から8月上旬までの間の夕方しか順光にならないもので。ちょうどEF66担当の76レがその時間帯に通過します。同時刻に反対側から77レが来ますので、安全にはくれぐれも注意してください。ちなみに日曜の76レの隅田川→越谷タ間は原則として単機回送、平日でも荷の極端に少ない日があり実質フレームライナーで来る時がありますので注意が必要です。この日は荷が多く、様になって良かったです。
次は田端運転所所属の双頭連結器装備車EF81形139号機牽引の臨時工事列車。チキ5200形4両に定尺レールを積んでいます。
同じ踏切の反対側でEF65形1103号機の返空。毎回同じアングルではつまらないので、足元からあおってみました。昨年までは複線化用地の空き地には雑草が生えていて、謎の巨石もあったので、このアングルでは撮れませんでした。数か月前、踏切から20mほどがアスファルトで舗装され(草刈りの手間を省くため??)、手前にあった石も撤去されたため、可能になりました。カメラを地面に置いてフェンスの下の15cm弱の空間にレンズを入れて撮るので、あまりボディやレンズの大きい一眼だと撮れないかもしれませんね。
こちらは5月最後の日曜日、常磐緩行線でEAST-iEによる軌道検測が実施された際についでに撮った隅田川行き配給。配給ですのでコンテナが乗ることはありません。牽引機はEF65形2050号機。結構あちこちで撮っていますね。パンタグラフが竣工時オリジナルの菱形だったらなお良かったのに。
East-iEの撮影が終わり、ちょいと武蔵野線へ。EF65形2091号機牽引の、こちらは配給ではなく営業列車の77レ。後ろにわずかにコンテナが載っています。日曜なので越谷タ止まりで、隅田川までは単機回送になるため、これにて撤収。
なお外出移動時は、マスク着用、目薬とアルコール消毒スプレー持参、電車の窓を開け換気、大声で会話している集団や、咳やクシャミをしている人がいたら、すぐに他の車両へ移動、三密を避け、注意深く行動しています。
次回は、5月の最終週の週末日曜日に実施された、常磐緩行線East-iE検測の様子をお伝えします。
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