★★★ブログ移行のお知らせ★★★ 2024.4.18

いつも小ブログ Aux Amis des Trains をご覧いただき有難う御座います。

ブログサービス提供元のココログにおきまして、アップロード画像ファイルの総容量が
サービスの上限に達してしまったため、永らく更新が滞っておりました。

このたび、新たなプラットフォームにてブログを再開いたしました。

 

新ブログ Aux Amis des Trains (アドレス https://auxamisdestrains.blogspot.com/

 

新ブログの特徴

・Googleのサービスのため、サービス終了等のリスクが少ない。
・画像アップロード領域はGoogleフォトと共有のため、無料で最大15GBと余裕がある。
・アップロードした画像が自動的に圧縮され画質が低下するなどの問題が無い。 (←これ重要)
・レスポンシブル対応である(ブラウザやデバイスの表示サイズに合わせて自動的に適切な表示に変更される)。
・Google傘下のYoutubeとの連携も容易である。
・その他最近のSNSとの連携の手軽さ、親和性も高い。
・UIが優れている。図表やフォント、画像表示を整えるためのHTMLコーディングから解放される。

 

2009年にブログを開設した当時と比較すると、
XやInstagramなどSNSの普及をはじめとする環境変化もあるため、
新ブログは記事中心の内容とし、更新頻度も低下する見込みです。
(写真のみで完結する内容はSNSの方を更新していきます)

「くろがね線を読み解く」は、もちろん継続します!

このブログは当面そのまま残しますが、更新の予定はございません。

今後は新ブログをどうぞよろしくお願いいたします。

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2020年6月22日 (月)

◆とさでん交通◆元山電700形・800形電車

 仕事では何度も訪ねていますがプライベートでは片手で数えるほどしか訪ねていない、高知県。瀬戸内海側の香川・愛媛両県とは異なり、東京からLCCも飛んでおらず、徳島県のように高速バスで神戸からすぐというわけにもいかず…。四国の中でもなかなか足が向きません。しかし高知には、土佐電鉄(現 とさでん交通)があります。1形式1~2両のレア車両はもちろん、そもそも最大多数派の標準車両も、全部古い(笑) ハマると楽しそうですね。

804_201809

今回紹介するのは、沿線で偶然見かけた800形電車です。すれ違った600形もそうですが、とさでんといえばこの塗色ですね。行先表示板「ごめん」も味があります。804号。

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2015年に貨物電車を撮るために訪問した際は、804号は四国銀行の広告塗装になっていました。広告といってもツートンで落ち着いた塗分けですね。

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802号はおきゃく電車。左の204号は錆が目立ちますがもう走らないのでしょうか。

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外観が800形にそっくりですがこちらは700形。いずれも、山陽電気軌道700形・800形を譲り受けたものです。山陽電気軌道は、山口県下関市内を走っていた路面電車です。軌道線を廃止した1971年に社名を「サンデン交通」に改称し、2018年現在でも下関市内でバス路線網を展開しています。下関でDB500形ディーゼル機関車を撮りに行った時に、駅へ戻る際に乗りました。名前は似ていますが、兵庫の山陽電鉄とは全く関係ありません。700形と800形の見分けポイントは排障器で、700形が鋼板溶接なのに対し、800形は鋼管溶接です(側面から見ると台車も若干違いますが)。

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元サンデン同士、802号と702号のタブレット交換。形式によって開閉可能な窓の位置が異なるため受け渡し方法が異なるのが面白いです。たまに窓の調子が悪くて開かない場合は、運転士が地上に降りて交換する場合もあります。末端の単線区間でも比較的高頻度で運転しているので、様々な車両同士で交換が見られますね。特記を除き2018年9月撮影。

【注意】
 当記事掲載の写真は、特記の無い限りすべて公道(もしくは社会通念上立入りの許される区域)から撮影したものです。無断で私有地・社有地等へ立ち入ることは絶対におやめください。

【著作権の表示】
 当ブログの著作権者は、特記の無い限り、私 「社長」です。当ブログのすべての文章・写真・図面および図表は、日本国の法律(著作権法)と国際条約によって保護されています。改変したものも含めて、著作権者に無断で複製・配布することは出来ません。

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2020年6月20日 (土)

近場での国鉄形電気機関車ウォッチング10

 テレワーク13週目が終わりました。3月下旬から満員電車での感染リスクを避けるべく在宅でのテレワーク体制に移行しましたが、緊急事態宣言が解除され、日別の新規感染者数も減ってきたことから、6月より週1~2回の出社を開始しています。とはいえ三密を避けるため、時差出勤・時短勤務となりますが。

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 在宅勤務中の昼休みは、身体を動かさないと健康に悪いので、運動がてら近場へ。この日はEF65形1102号機のチキ5200形4両空車返却。同じ機関車を同じ場所で何度も撮っているのでさすがに飽きてきました。ここは定尺チキ(チキ6000形・5200形)4両か頑張って6両がギリギリ入る場所。それ以上の長い編成の時は最初から別の場所へ行きますね。武蔵野線を走行している午前中のうちにSNS等で編成の長さをチェックしておき、何処で撮れば最後尾まで入るのか事前に判断しておくのが重要です。

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この日は午後半休を取っていたので、京葉臨海鉄道KD60形603牽引のEast-iD検測列車を撮ったあと移動して、

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京葉車両センター所属の武蔵野線用205系の配給列車とダブルヘッダー。京葉線内の牽引機は、双頭連結器を装備した長岡車両センター所属のEF81形140号機でした。この場所は、国鉄京葉線都川信号場跡です。上写真をよく見ると、列車の足元が軌道敷のスペースで隠れており、架線を吊っているビームも線路3本分の幅があるので、注意深く見れば分かりますね。

1975年5月10日、京葉臨海鉄道の千葉貨物ターミナル駅が開業(現在の新港信号場付近に開設)した際、本来接続するはずの国鉄京葉線が未開業で外房線蘇我駅と線路が接続していなかったため、千葉貨物ターミナルから都川信号場を経由し運河を渡り地上に降りて川崎製鉄構内までの区間み非電化路線として部分開業のうえ、その先蘇我までは川崎製鉄専用鉄道を経由して貨車の発送・到着を行っていました。2014年1月に所属クラブの企画で京葉臨海鉄道千葉貨物駅の見学をした際に伺った話では、千葉貨物ターミナル-蘇我間の貨車の牽引は、当初は国鉄DD51形ディーゼル機関車でしたが、末期は京葉臨海鉄道のDLに置き換わっていたとのことです。その後1986年1月21日に、都川信号場-蘇我間の現行貨物線が開業したことで、千葉貨物ターミナル発着の貨物列車は川崎製鉄専用鉄道を経由する必要が無くなり、都川信号場-川崎製鉄間の線路は使用を停止しました。1988年12月1日の京葉(旅客)線千葉みなと-蘇我間延伸開業直後に乗りに行った時には、まだ川鉄への線路は分岐していましたが、当時の川崎製鉄専用鉄道は実質的に製鉄所構内のみで完結する構内鉄道になっており、製鉄所の蘇我駅との間の貨車の発送・到着も、国鉄時代のうちに廃止されていました。

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京葉臨海鉄道内の牽引機はKD60形602号機でした。

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行先は千葉貨物で、

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トレーラーに積み替えたあと港へ運び、インドネシアのジャカルタへ輸出されます。梅雨の時期だからなのか雨傘、毎回行先表示が凝っていますね。

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時差出勤・時短勤務になってからは、退社後に移動してこの列車に余裕で間に合うようになりました。中央リニア新幹線トンネル工事で発生する建設廃土を輸送するために梶ヶ谷-扇町間に設定された臨時貨物列車。貨物時刻表に掲載されたダイヤでは2018年3月改正で1往復から3往復に増発され、見る機会も増えました。上のは2往復目の下り返空8153列車で、EF65形2074号機が牽引。指定期間のみ運行され、期間内は日曜以外は3往復とも走りますが、期間外は全便運休か単機回送となる、分かり易い列車です。なお、目下運休中です。

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翌日はいつも通り臨時工事列車を。EF65形1104号機の定尺レール輸送列車です。

【注意】
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2020年6月19日 (金)

■JR東日本East-iE■常磐緩行線を検測 2020(後編)

 前日土曜日に松戸車両センターへの送り込み回送が走行し、日曜日はいよいよ常磐緩行線の検測です。検測区間は、松戸車両センターを出て取手まで、折り返して綾瀬まで、また折り返して松戸までの全線一往復です。まずはこの場所から。

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硬券の入場券を購入し流鉄馬橋駅ホームへ。この日の流鉄の日中運用は、さくら号と若葉号の交互運転でした。試9011Mの通過時刻が若葉号の到着時刻のおよそ30秒後でしたので、冷や冷やしましたが、遅延せずにツーショット成功。

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後追いを撮って、綾瀬へ向かいます。

さて、2面3線の綾瀬駅で、線路配線上、常磐緩行線が折り返せるのは中線(2・3番ホーム)だけなので入線する線路は確定なのですが、問題は停止位置です。10両編成分のホームに対し、East-iEは3両編成。さて、どこで停まるのでしょうか。10両編成と同じように代々木上原寄りの端?それとも折り返しの発車が可能なように最後尾を取手寄りの端に寄せる? 到着する前に地上設備から推測してみましょう。

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まずは代々木上原寄りホーム端にある停止位置目標(停目)です。10・8と、奥に水色の10がありますね。地下鉄千代田線の営業列車は10両編成しか走らないのに、なぜ10以外が有るのか。分かりますか? 千代田線北綾瀬駅の北側にある綾瀬車両基地(綾瀬事業所)では、千代田線用16000系以外に、有楽町線・副都心線用の7000系および10000系、南北線用9000系、埼玉高速鉄道2000系の全般検査・重要部検査・各種改造工事を実施しています。全車両がATC10型を搭載しているため、入出場は自力回送です。16000系はすべて10両編成ですが、7000系には8両編成がありますので、10・8の停目が必要になるわけです。水色の10は色でバレバレですが、小田急ロマンスカー60000形10両編成の停目です。ボディが水色ですからね。60000形を使用した特急列車の始発駅は綾瀬ですが、車内整備は綾瀬車両基地で実施していますので、北綾瀬から綾瀬まで回送してきて2番ホームから発車するために、この線路に停目が必要です。

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次に、ややホーム中央寄りに移動してみましょう。さて、ここには3・4・6と、奥に水色の6があります。ロマンスカーは6両編成の場合があるので水色6は良いとして、6は先述の9000系・2000系6両編成、問題は3・4ですね。実は、南北線9000系の綾瀬車両基地への自力回送が可能になったのは、駒込-四ツ谷間の暫定延伸開業により市ヶ谷の地下車庫に有楽町線との連絡線が設けられた時です。この当時、南北線にはまだ4両編成がありましたので、停目4が必要だったのです。最後に残る3は……昭和の時代をご記憶の方には説明の必要もありませんが、最近の若者は知らないかな?? いまでこそ綾瀬支線の区間列車は専用の0番ホームから発車していますが、むかしは専用ホームなど無く、2・3番ホームが本線綾瀬折り返し・綾瀬支線兼用でした。したがって停目3が必要なのです。

さて前置きが長くなりましたが、ここからが本題。ずばり、East-iEがどこに停まるか、ですね。地下鉄千代田線・常磐緩行線の保安装置は車内信号方式のATC10型で、ATS-S型やP型のように通過検知用の地上子はありません。ですが、軌道回路の短絡により列車位置を検知することを考えれば、軌道回路の設けられた位置からでないと取手方向に発車できない(入換扱いでその位置まで構内移動が必要になる)ので、ふつうに考えると、むかし綾瀬支線が使用していた停目3の位置に停まるのが自然です。3に停まれば、反対側も3ですから。まあ、そんなことを考えなくても、駅員がホームの中央あたりに集まっているから見れば分かるという意見もありますが、それを言ってしまうと身もふたもないもので(苦笑)

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さていよいよ試9012Mが入線してきました。

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正解は……予想通り停目3で停まりました。代々木上原寄りホーム端の停目10の位置で脚立に乗り巨大なレンズのカメラを構えていたグループが居ましたが、そこまでは到達しませんでした。

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停車するとすぐに前部標識灯を消灯し、後部標識灯に切り替わってしまいました。パンタグラフも上がりました。

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発車した我孫子行きとのツーショット。

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先回りして、試9013M。

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後続で追いかけて松戸駅5番線停車中のEast-iEと16000系の並び。乗務員もポーズをとっています。

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16000系発車後、単独の姿も確認。

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検測を終え、緩行上り本線へ入線し、

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渡り線で転線し松戸車両センターへ戻っていきました。

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2020年6月18日 (木)

■JR東日本East-iE■常磐緩行線を検測 2020(前編)

 2020年5月31日、JR東日本常磐緩行線でEast-iEことE491系電気・軌道検測車による検測が実施されました。検測当日が日曜日で、送り込みが前日土曜日であったため、土日にわたり追いかけることにしました。

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 まずは、武蔵野線小金支線へ。豊田車両センターから武蔵野線を下り松戸車両センターへの送り込み回送、回9491M。南流山から先の最短コースは馬橋支線経由なのですが、今回は一旦小金支線経由で我孫子まで進み、スイッチバックして松戸まで快速線を走行して入区するルートでした。一旦我孫子を経由して編成の向きを変えるのは、緩行線走行時の編成の向きに制約があるためと思われます。常磐緩行線の保安装置はATCですので、上りと下りでレールに流す信号電流(交流)の搬送周波数が異なります。このため、103系1000番台も203系も、上り向きと下り向きそれぞれの先頭車は、各々専用のATC車上装置を搭載していました。向きが固定されますので、引き通し線も片渡り構造でした(103系はクハ103の車番の奇数/偶数、203系はクハ203/202)。

小金支線南流山→北小金間を走行する定期列車は、2020年5月現在、朝と深夜、1日2本の貨物列車しかありません。かつては取手駅から分岐するキリンビール専用側線へ向かう麦芽輸送列車が小金支線を夕方の早い時間帯に通過していました。幼少期、クリーム色のホッパー車がこの場所を通過しているのを何度か見ています。当時、常磐線は103系やEF80形牽引の旧型客車列車、緩行線に営団地下鉄5000系、武蔵野線に101系1000番台やEF15形牽引の黒貨車が走っていた時代です(歳がばれますな)。

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今回は北柏貨物駅跡に設けられた副本線で展示会 長時間停車を見物。東葛地域(千葉県北西部)らしいネギ畑が広がります。東葛地域の特産物は、ネギ、カブ、梨です。この三品目は、都道府県別の生産量でいずれも千葉県が日本一なのです。千葉県と言えば落花生しか知らなかった人も、この機会に覚えてください。

【出典】千葉県のホームページ ちばの農林水産物ランキング!(←左クリックで別ウィンドウ起動)

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常磐線を様々な列車が通過していきます。まずはE657系の特急列車。カラーリングがそっくりですね。

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常磐緩行線のE233系2000番台。

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常磐快速線のE231系0番台。

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中電(中距離電車)のE531系。

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もちろん、乗り入れ車両も来ます。東京メトロ16000系。

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小田急4000形。East-iEと小田急の電車が並ぶのは、小田原だけではないのです。

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回9492M。北柏では1時間22分停車しました。

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常磐線の並びといえば、安中貨物5094列車でしょう。

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住宅街らしい柏市内某所で上りを撮り、この日は終了。画像が多くなってしまったので、検測当日の模様は後編にて紹介します

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2020年6月17日 (水)

■隅田川シャトル■EF66形100番台を近場で

 2020年3月のダイヤ改正で、東京タ-隅田川間で運行されている隅田川シャトル4往復のうち2往復が、新鶴見機関区所属のEF65形から吹田機関区所属のEF66形へ変更されました(→こちらの記事を参照)。4月以降に近場で撮ったEF66形100番台をピックアップします。買物ついでのため、同じ場所で撮ったものばかりですが(笑)

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74列車のEF66形115号機。焼却灰積載の無蓋コンテナと化学品のコンテナが特徴的です。

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75列車のEF66形112号機。

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74列車のEF66形108号機。シャトルは同じ列車でも積荷が日によって異なるので面白いですね。

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75列車のEF66形107号機。

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75列車のEF66形121号機。この日は機関車次位が空車、中央と後方に冷蔵コンテナを積載していました。

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75列車のEF66形133号機。この日は中央に冷蔵コンテナがあり、その後ろは空車が目立ちました。

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ふたたび別の日の74列車の108号機。

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この日は残念なまだら模様なうえに、半分以上空車でした。122号機牽引の75列車。

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76列車の隅田川-越谷タ間は、いつもショーティーな編成ですね。

今後も機会があれば記録していきます。

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2020年6月15日 (月)

★都電荒川線の花電車★竣工時展示

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 都電7500形を改造して2011年に誕生した花電車。登場時、荒川車庫で撮りましたが、本線を走行しているシーンを見たことがありません。いつ走っているのでしょうか。

2011年6月12日、車庫公開時に敷地内にて撮影。

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2020年6月14日 (日)

近場での国鉄形電気機関車ウォッチング9

 テレワーク12週目が終わりました。緊急事態宣言後、東京アラート発動解除を経てもなお、連日20名以上の新規感染者が発生し続けている、東京都。無症状の感染者がいることを考えれば、実際にはもっといるのでしょうね。街を歩いたり電車に乗っていても、マスクをしていない人(老若を問わず、おもに男性)をチラホラ見かけるようになりました。宣言やアラートが解除されたからと言ってウィルスが減ったり感染力が弱まるわけではないので、自己防衛が必要なのは変わりません。元通りの生活習慣に戻してよいと勝手に判断している人がいることは残念ですね。

 

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 さて、もう6月中旬ですが、本連載の写真はまだ5月のモノばかりです。でも本稿をもってやっと5月分が終わります。4~6月は転属に伴う改造や検査などのため、首都圏内だけでも配給が何本か走っています。武蔵野東線内の下りは逆光となりますが、本稿のテーマはテレワークの合間に運動がてら行ける範囲「近場」ですので、気にはしません。まずは先行するEF65形牽引の千葉貨物行き臨時石油(返空)列車8866。例年4月上旬までは土曜でも走りますが、6月に入り、平日でも運休(ないし単機回送)する日が出てきました。石油需要繁忙期を過ぎたことに加え、今年は新型コロナウィルス感染症の影響で外出控えが進んだ結果、ガソリンの消費量も落ち込んでいるので、フェードアウトのペースが例年より速いです。JR貨物ホームページのニュースリリース「輸送動向について(2020年4月分)」によると、4月の石油輸送量は前年同月比12.9%減とのこと。この日はまだ5月だったのでなんとか運転日で、2066号機がタキ車6両を牽引。
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続いて、双頭連結器を装備した長岡車両センター所属のEF81形140号機が牽引するE231系。三鷹車両センターから京葉車両センターへの転属(中央・総武緩行線→武蔵野線)に伴い、秋田総合車両センターで改造されていたものです。羽越・信越本線、上越・高崎・武蔵野線を経由します。

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今年3月のダイヤ改正で、隅田川シャトル4往復中2往復が吹田機関区所属EF66形の担当になり、武蔵野東線越谷タ以東や常磐線をEF66の定期列車が走行するようになりました(→以前の記事を参照)。ダイヤ改正後、武蔵野東線で一度EF66を撮ってみたかったのが、この場所。5月から8月上旬までの間の夕方しか順光にならないもので。ちょうどEF66担当の76レがその時間帯に通過します。同時刻に反対側から77レが来ますので、安全にはくれぐれも注意してください。ちなみに日曜の76レの隅田川→越谷タ間は原則として単機回送、平日でも荷の極端に少ない日があり実質フレームライナーで来る時がありますので注意が必要です。この日は荷が多く、様になって良かったです。

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次は田端運転所所属の双頭連結器装備車EF81形139号機牽引の臨時工事列車。チキ5200形4両に定尺レールを積んでいます。

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同じ踏切の反対側でEF65形1103号機の返空。毎回同じアングルではつまらないので、足元からあおってみました。昨年までは複線化用地の空き地には雑草が生えていて、謎の巨石もあったので、このアングルでは撮れませんでした。数か月前、踏切から20mほどがアスファルトで舗装され(草刈りの手間を省くため??)、手前にあった石も撤去されたため、可能になりました。カメラを地面に置いてフェンスの下の15cm弱の空間にレンズを入れて撮るので、あまりボディやレンズの大きい一眼だと撮れないかもしれませんね。

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こちらは5月最後の日曜日、常磐緩行線でEAST-iEによる軌道検測が実施された際についでに撮った隅田川行き配給。配給ですのでコンテナが乗ることはありません。牽引機はEF65形2050号機。結構あちこちで撮っていますね。パンタグラフが竣工時オリジナルの菱形だったらなお良かったのに。

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East-iEの撮影が終わり、ちょいと武蔵野線へ。EF65形2091号機牽引の、こちらは配給ではなく営業列車の77レ。後ろにわずかにコンテナが載っています。日曜なので越谷タ止まりで、隅田川までは単機回送になるため、これにて撤収。

なお外出移動時は、マスク着用、目薬とアルコール消毒スプレー持参、電車の窓を開け換気、大声で会話している集団や、咳やクシャミをしている人がいたら、すぐに他の車両へ移動、三密を避け、注意深く行動しています。

次回は、5月の最終週の週末日曜日に実施された、常磐緩行線East-iE検測の様子をお伝えします。

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2020年6月12日 (金)

★八戸臨海鉄道★製紙メーカーM社専用側線の新型スイッチャー

 2020年春、八戸臨海鉄道のディーゼル機関車DD56形2両(DD562、DD563)の海外輸出が話題になりましたが、その熱も冷めやらぬ4月末、今度は終点北沼駅に新型機関車がお目見えしました。

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 2020年6月現在、八戸臨海鉄道の貨物駅は終点北沼駅のみで、駅そのものに荷役設備はありません。当駅から分岐する製紙メーカーM社専用側線を介し、M社八戸工場から紙製品が貨車で発送されています。専用側線内の入換は、八戸臨海鉄道の機関車ではなく、八戸通運の所有するスイッチャーによって行われます。2020年3月までは、日本車輌製造製のスイッチャー2両(八戸通運生え抜きのクリーム色の凸型セミセンターキャブ1エンジン機のDD351と、元秋田臨海鉄道の朱色の凸型センターキャブ2エンジン機のDD352)が使用されていましたが、4月末に続きの番号を取得してDD353が登場しました。台枠とステップ、手すりの赤が斬新で、ドイツの専用線の私有機関車並みにインパクトの強いカラーリングです。

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1エンド側のみならず2エンド側からも見物。1エンド側のBP管のブレーキホースはチェーンで固定されていますが、2エンド側のものは垂れ下がっています。これは、この専用線の配線では臨海鉄道と貨車の授受をする際に常にスイッチャーの2エンド側にしか連結しないためです。

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台車は製造元の最近の2軸ボギータイプとほぼ同じ形状、ブレーキシューは内側にしか装備していません。

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社章を別にしても、記号番号、社名、英語表記の3つでそれぞれ異なる書体を用いるあたり、こだわりを感じます。

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警笛と排気塔は寒冷地仕様のようです。

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ボンネット先端の旋回灯を回転させながら、貨車12両を易々と牽引して工場へ向かうDD353。

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車体のスタイルは、デンカDS-7、岩国鉄道産業の45tB-Bにも近いですが、ボンネット側面の扉の数が少なく全長がやや短いです。

台枠に貼り付けられた製造銘板から、以下の通り判明しました。

  • 製造者 : 北陸重機工業製造
  • 名  称: 35TON液体式ディーゼル機関車
  • 型  式: HDCF-35LP
  • 製造番号: 3683-L01
  • 製造年月: 2020年5月

使用開始は4月末でしたが銘板では5月製造になっています。銘板作成時点の予定と納品時期による差異はよくあることですね。最後に、置き替えられたスイッチャーが先述の2両のうちのどちらなのかですが、機関車置き場での配置によると、クリーム色のDD351が引退し、朱色のDD352はまだ予備として待機しているそうです。DD353が検査等で運用を離脱しない限り、従来のスイッチャーが表に出てくる機会はなかなかないのではないでしょうか。

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2020年6月11日 (木)

★門司機関区の解体待ちスイッチャー★元広島車両所304

 門司機関区の敷地内には、現役車両のみならず、休車中や廃車済み、あるいは解体待ちの機関車が留置されていることがあります。以前スイッチャーが並んでいた場所の近くを久しぶりに訪ねてみると、以前のスイッチャーは姿を消し、別のスイッチャーが現れました。

Moji_20tsw_201907

2019年7月時点の話ですので、現在どこに移動したのか解体されたのかは不明です。キャブ側面に「20-2 広島車」の検査表記があり、台枠に機械番号「06-28-01-304」のプレートが残っていることから、かつて広島車両所の車両入換に使用されていた協三工業製の20tスイッチャーであることが分かります(→広島車両所時代の写真はこちら)。ステップや手すりが撤去されていることから、おそらく解体待ちであると思われます。広島からトレーラーに乗せられて関門海峡を渡り九州までやってきたと思うと、感慨深いものがあります。このようなスイッチャーに遭遇できたのは幸運でした。猛暑のなか歩いた甲斐がありました。

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