カテゴリー「▽くろがね線を読み解く」の301件の記事

2020年6月26日 (金)

【くろがね線を読み解く】第301回■日没後のヘッドライト点灯入換

Y製鉄所の機関車のヘッドライトは、黒く汚れていて点灯状態を確認できないことが多い。が、日が暮れると、機関車によってはぼうっと明かりが見える時がある。

当時、ちょうど機関車へのLEDヘッドライト取付を開始した頃で、日中はあまり点灯状態が目立たないため暗くなってから訪ねたわけであるが、ボンネットに増設されたLEDライト以外に、本来のヘッドライトも点灯しているのを確認することができた。

ヘッドライト3灯を点灯、旋回灯2灯を点滅させ、戸畑第一操車場で貨車入換中の、D625。

一操でD625と同時に入換をしていたD612。こちらもLEDライト増設、キャブ中央の電球ライト点灯、両端の旋回灯点滅で煙を出している。2015年冬撮影。

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2020年6月25日 (木)

【くろがね線を読み解く】第300回記念■ダブルK地区の高炉休止迫る

 5年前の連載200回記念記事で言及した、2020年度末のK製鉄所(旧Y製鉄所)K地区高炉休止が、いよいよ迫っている。当初案で年度末(2021年3月)だった休止計画も、世界市場での鉄鋼製品の需給バランスや、新型コロナウィルス感染拡大による経済的ダメージの影響により変更を余儀なくされ、前倒しで来月2020年7月に休止することが、既に発表されている。

K地区で製銑・製鋼(および連鋳)工程が止まっても、後工程の圧延工程は残るため、岩壁への製品移送に鉄道を使用し続けるのであれば、機関車がすべて無くなるとは考えにくい。が、多くの機関車が運用を失うことは避けられないだろう。老朽機関車はそのまま廃車、一部の新型や機関換装済み機関車については、他地区への転用も想定される。上のD306・D307を含め、かつて旧住金時代のクリーム色+マルーン塗装であった機関車も、ほとんど(おそらく廃車が確定しているもの以外すべて)が、既にY製鉄所標準塗装に変更済みである。

(この場所については、以前の記事の注意点を参照のこと)

高炉休止が決定しているのは、K製鉄所K地区だけではない。S製鉄所K地区も二基ある高炉のうちの最後の一基、第一高炉を2021年9月末をめどに休止する予定である。第二高炉は2020年2月15日をもって、既に休止している。

K製鉄所は、元々ステンレス鋼を主体とする特殊鋼の生産拠点であったが、同業他社のN金属工業との合併を経てN社の連結子会社となり、2020年4月の製鉄所統廃合でS製鉄所K地区になった経緯がある。2019年夏の台風15号の猛威により、二つある製鋼工場のうちの一つが損傷し、復旧におよそ10か月を要するとの報道があったが、K製鉄所K地区同様、世界的な情勢変化により、復旧を待たずに製銑工程が休止することになる。機関車2両(写真はDB403・DB406)が並ぶ光景も、いよいよ見納めとなるのだろうか。

(撮影場所は、社有の駐車場ではありません。ご注意を)

二つのK地区の高炉休止後の構内鉄道の動向については、今後も注意が必要である。

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2020年6月 8日 (月)

【くろがね線を読み解く】第299回 ■8086列車vs205系南流山デッドヒート

 2016年3月ダイヤ改正から開始した、鉄鋼メーカーN社Y製鉄所発送の150mレール輸送。2020年3月現在、越中島貨物発着列車の走行区間のうち新鶴見機関区所属のEF65形が牽引するのは、下り8087レの新鶴見→新小岩信間と、上り8086レの新小岩信→横浜羽沢間である。前者は夜間走行だが、後者は夕方の走行となるため、越中島貨物からのEF65形+150mレールチキを狙うなら、返空である。

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2020年3月ダイヤ改正以降の8086レは以前別記事にて紹介したが、日照時間の長くなる5月下旬から7月下旬は武蔵野線沿線でも撮ることができる。南流山駅では、上り旅客列車の発車時刻と8086レの到着時刻の差が1分しかないため、デッドヒートは相変わらず健在。205系電車も海外譲渡が進み残り僅かとなったなか、先月はEF65形国鉄色の8086レ、三鷹車両センターから転属してきたE231系との並びも見られた。通常は手前に旅客列車が被ってジ・エンドなのだが、

20200527_ef652089mn

タイミングが合えば、抜けきって、夕陽を浴びる8086レ単独の姿も捉えることができる。博打になるので遠方から訪問される方にはこの上りホームからの撮影はお勧めしない(逆光でも下りホームからをお勧めする)。牽引機は新鶴見機関区所属の2089号機。

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停車時間は15分前後あるため、後続の上り列車で一駅先回りしてリトライも可能。こちらは下りホームからが順光である。夕方のラッシュ時で乗客も旅客列車の本数も多くなるため、周囲への配慮と安全には注意されたい。

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2020年1月28日 (火)

【くろがね線を読み解く】第298回■住金小倉D506のルーツを巡る議論に終止符を打つ

 今回は、Y製鉄所小倉地区(元 鉄鋼メーカーS金属工業小倉)のディーゼル機関車D506について、言及してみたい。以前の記事では、D506は、平成筑豊鉄道伊田線金田駅から分岐していた三井鉱山専用鉄道(金田-田川市見立間 粁程5.2km)の機関車で、日立製50tB-B機の丸屋根タイプ2両(No.2とNo.3)のうちのいずれかであると述べた。しかしこの2両、外観上以下の相違点があり容易に識別することができたのである。

  • No.2 ・・・ 前部標識灯(ヘッドライト)がボンネット上部に突き出ており、台枠上に伸びた握り棒は逆U字型
  • No.3 ・・・ 前部標識灯(ヘッドライト)はボンネット上辺より下に付いており、台枠上に伸びた握り棒はI字型

D506を見てみると、以前の記事で分かる通りNo.3の特徴を有していることがわかる。渡辺肇著「日本製機関車製造銘板 番号集成(以下、渡辺台帳とする)」を見ても、三井鉱山ないし三井と名の付く納入先へ納品された日立製50t機関車で、1機関搭載かつ丸屋根世代なのは、製造番号12857(No.2)と13079(No.3)の2両しかない。したがって、住金小倉D506は、三井鉱山専用鉄道(金見鉄道)No.3であると結論付けられる。

実車の比較については、岩堀春夫氏のこちらのブログ記事にNo.2とNo.3が両方掲載されているので参照いただきたい。

 これまで、ある資料の重大なミスが趣味者の議論にたびたび混乱を招いていた。その資料とは、沖田祐作編「機関車表 フルコンプリート版」である。「福岡県専用線編」のpp12871-12872に、SRCの武藤直樹氏が撮影された三井鉱山専用鉄道No.2、No.3とされる写真が掲載されているのだが、No.3の写真は実際にはNo.3ではなくNo.2の写真であり、全く同じ写真が二重掲載されているのである。推測になるが、おそらく撮影者起因ではなく編集側のミスによるものであろう。渡辺台帳によると、もともとNo.2とNo.3はどちらも同じ日立製作所製の50tB-B機関車であり、寸法も屋根形状も同一である。このため機関車表 フルコンプリート版は、車体に記された番号以外では外観から識別することができないかのような誤解を与える資料になってしまっている。が、実際には外観で識別が可能であった。

厳密には、ヘッドライトのように着脱可能なパーツを個体識別の手掛かりにするのは好ましくなく、車体や台車の振替を経てもなお不変の部位に着目すべきである。そういう意味では、キーになるのは台枠上の握り棒である。握り棒は台枠に直接溶接されているので、振替で変わることはないし、作業のし易さや安全への配慮から増設することはあっても、わざわざ形状の異なるものに交換することはまずないため、重要な手掛かりとなる。D506の握り棒は、リンク先の記事の写真の通り、紛れもなくI字型である。これで、安心して眠ることできる趣味者が一人でも増えれば幸いである。

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2020年1月24日 (金)

【くろがね線を読み解く】第297回■戸畑第一操車場発車(2019)

 くろがね線の記事を書くのは、今年初めてとなる。とはいえ昨年秋以降撮っていないので、その時の写真から。

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低頻度運転でもだいたいこのくらいの時間帯なら運転しているだろうという経験と勘により戸畑第一操車場を訪問すると、ちょうど構内用ディーゼル機関車が入換をしていた。15~20分ほど経つと、八幡第二操車場に向け、くろがね線は発車していった。編成は、E8501+熱塊カバー台車4両+熱延コイル台車4両+D705。草刈りは数年に1回であるが、そろそろ実施していただきたいくらいに茂ってきた。次回訪問時は、まだ見たことのない別タイプの熱塊カバー台車も見てみたいものである。

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2019年12月25日 (水)

【くろがね線を読み解く】第296回 ■D507整備工場出場

 2019年のお盆休みは鉄道を乗り継ぎながら西へ帰省の旅。途中小倉に宿泊する日の午後、当初は青春18きっぷで在来線乗り継ぎのため夜にチェックインする予定であったが、九州鉄道記念館のイベントでEF81形303号機が展示されるというので、それに間に合うよう急遽新幹線移動に変更、小倉駅に15時頃到着し、荷物を置くため早めにチェックインすることにした。部屋の窓を開けて換気していると、汽笛のような音が聞こえ…

D507_depot

整備工場から、Y製鉄所小倉地区のディーゼル機関車D507が自力出場してきた。この場所は以前紹介しているが、異なるアングルからは初見となる。窓ガラス越しではない点が素晴らしいが、窓の開く方向は部屋毎に異なるので、ホテルの外から観察するなど下調べが肝要である。北陸重機工業製の45tB-B機で、既報の通り塗装は住金標準塗装からY製鉄所標準塗装に変更済みである。機関車の整備はそう頻繁に実施するものではないので、なかなか珍しい場面に遭遇できたことになる。

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2019年11月21日 (木)

【くろがね線を読み解く】第295回■戸畑第一操車場の3並び(2019)

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2019年秋のとある日、戸畑第一操車場に行ってみると既に機関車の入換が始まっていた。待ち時間0秒。最短記録を更新。

機関車は標準塗装の85t電車E8501(左)と70t緩急車D705(右)。間の凸型のDLは戸畑地区構内用のD609。十の位0が第一操車場まで出てくるのはあまり高頻度ではないので珍しい。2018年夏に観察した時点の凸型DLの配置は、八幡地区にD616~619、627、D441、442、445で、残りはすべて戸畑地区である。

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2019年11月 1日 (金)

【くろがね線を読み解く】第294回■鉄鋼メーカーN社 2020年4月に製鉄所統合

 本日2019年11月1日付のビッグニュースは、なんといってもこちらであろう。

  ◆日本製鉄 製鉄所組織の統合・再編成について◆

公式ホームページのプレスリリースに詳しい情報が掲載されているので、こちらも適宜参照いただきたい。リリースによると、国内の製鉄所・製造拠点は2020年4月1日付で以下の6カ所に統合される。

  • 東日本製鉄所(鹿島、君津、釜石、直江津)
  • 関西製鉄所 (和歌山、尼崎、製鋼所)
  • 瀬戸内製鉄所(広畑、呉、堺、東予、大阪)
  • 九州製鉄所 (八幡、大分)
  • 名古屋製鉄所(現状のまま)
  • 室蘭製鉄所 (棒線事業部配下から脱却)

統合・再編成にあたって考慮されたポイントは以下の通りである。

  • 製鉄所の地理的関係
  • 製造品種・ライン構成
  • 鉄源分譲等の生産・品質・物流面の関係
  • 人的資源や技術・技能・ノウハウのさらなる結集の観点

ここから先は、あくまでも個人的な印象であることをお断りして、話を進めよう。1番目の地理的関係と聞いて真っ先に違和感があるのが、関西製鉄所と瀬戸内製鉄所である。地理的には関西に属するはずの広畑、堺、大阪が、なぜか関西製鉄所ではなく瀬戸内製鉄所になっている。日本人に「瀬戸内」と聞いて一番に堺や大阪をイメージする人は千人に一人も居ないだろう。私見では、シンプルに関西エリアに分散していた元住友金属工業の製造拠点のみを抽出して関西製鉄所とし、西日本の残りを統合してもう一つ名前を付ける必要があるが、大阪から広島まで東西およそ350kmにわたる広大な地域を端的に表す名称が「瀬戸内」しかなかった、というだけであろう。たしかに、堺製造所も大阪製造所も、瀬戸内海に面してはいる。瀬戸内だ。嘘ではない。名称決定にあたり、おそらく社内でも色々意見はあっただろうが、さすが優秀な人材が知恵を出せば解決できない課題は無いのである。

関西製鉄所に統合された拠点には、旧住金という以外に、鋼管と鉄道用車輪・台車の製造拠点という共通点もある。上流工程の高炉・転炉が和歌山にあり、半製品を下流工程の製鋼所(安治川口)に運び、車輪や、台車枠を構成する部品に圧延、或いはブルームを尼崎に運んで鋼管に、といった具合で生産工程上の繋がりがある。これが2番目の理由「製造品種・ライン構成」であろう。

そういう意味では、広畑も君津の下流工程の一部といえなくもないし、2020年度中の高炉廃止が決まった小倉の上流工程の一端を担うことになる室蘭は、役割的には「九州製鉄所室蘭地区」ともいえなくもない。が、さすがに地理的に社会的コンセンサスの得られない名称は敬遠されたのだろう。室蘭は棒線事業部から独立して1製鉄所になる。室蘭は、かつて低迷期に高炉を北海製鉄として分社化(三菱製鋼と共同出資)していたが、小倉への半製品供給の役割が明確になると、2017年4月に北海製鉄を直営化(日刊鉄鋼新聞2017年3月14日付)し、さらに2018年11月2日に来年2020年8月からの高炉拡大改修開始を発表した。これが、室蘭が独立を維持している理由の一つであり、3番目の「鉄源分譲等の生産・品質・物流面の関係」の一例といえるのだろう。

4番目は言いようだが、統合される6製鉄所の中で、高炉が重複している(言い換えると一貫製鉄所が複数含まれる)のは、東日本製鉄所の鹿島と君津、九州製鉄所の八幡と大分、この2製鉄所だけである。いずれも拠点間の距離は比較的近く(特急列車や高速道路で2~3時間程度)、転勤や人材育成、構外物流の共同利用などの面で柔軟に対応することが期待できる。株主は、鉄鋼メーカーが製鉄所を統合して合理化する際に高炉を減らさない事への圧力をかけがちだが、シナジーが生まれるということで当面は説明もつくのではないだろうか。

 というわけで、プレスリリースに列挙された製鉄所統合の際に考慮された4つの「観点」は、すべて筋の通った建てつけに基づいていることが分かる。もちろん、本記事記載の内容はあくまで私的な「観点」に過ぎないが。

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2019年9月27日 (金)

【くろがね線を読み解く】第293回 ■M製鉄所D-652

D652

 以前、ぼんやりとしか見られなかったM製鉄所構内鉄道用のディーゼル機関車D-652を、今回は比較的はっきり見ることができた。前回は制御機器室側からのアングルだが、今回は1エンド側すなわちラジエーター側からのアングルである。D-652は、2009年11月日本車輌製造製の箱型の液体式ディーゼル機関車で、車軸配置はB-B、自重は65tである。2エンド側に見えるキャブのようなスペースは、実際にはキャブではなく制御盤のある機器室で、運転士は車端部に設けられた簡易運転台に乗り込み、リモコンで遠隔操縦している。2019年某月某日、ベムの家付近にて。

※M製鉄所の鉄道はかつては国鉄東室蘭駅分岐の専用鉄道(鉄道事業法第二条6で定められたれっきとした鉄道)であり、走行する機関車や貨車は鉄道車輌であったが、国鉄との線路が切れて以降はいわゆる構内鉄道で、機関車は法令上の鉄道車輌ではなく工場の構内物流用機材の位置付けである。

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2019年9月15日 (日)

【くろがね線を読み解く】第292回 ■君津ふれあいまつり工場見学・日本製鉄スタッフ専用バス

 2019年8月3日土曜日、毎年恒例の「君津ふれあいまつり」の企画として、君津製鉄所工場見学会が実施された。2019年4月1日付で「新日鉄住金(しんにってつすみきん)」から「日本製鉄(にほんせいてつ)」へと社名変更して以降、最初のふれあいまつりである。

Bus2019081

 今回も、第四高炉前の見学スペース(通称お立ち台)で危険事案が発生しないか確認するスタッフを、本部から移送するための専用バスが現場に常駐していた。現場には広報部門の方もいらしたので声をかけ、「今年のふれあいまつりは日本製鉄に社名が変わって最初の記念すべき見学会なので、是非記念に社名の記されたバスの写真を撮っておきたい」と伝えてみた。当初はNGであったが、30分ほどすると同じ方にお声掛けいただき、本部に確認したらOKとのことでした、と笑顔でご快諾いただけた。有難い限りである(背景等加工済み)。

Bus2019082

こちらが2019年4月以降のバスのボディ側面である。社名表記が日本製鉄に変わっている。昨年の見学会でも許可を得て撮影しているので、社名が変更されていることを確認いただきたい。

◎見学時の注意(きわめて常識的なこと)

 ふれあいまつりの工場見学には、第四高炉前の鉄道写真撮影目的の鉄道マニアが毎年参加してくる。年によって変動はあるが、これまで見てきた限りでは1回あたりの延べ人数は概ね40名~50名程度だろうか(現場に最大同時で15名程度)。私のそのうちの一人である。今年2019年にあった事案としては、約1名、三段の脚立を持ち込んで撮影している馬鹿者がいたことである。縮れロン毛にメガネをかけ帽子をかぶったギョロ目の細身の男で、京都市や滋賀県大津市あたりの訛りのある関西弁を話していた。主に東海~近畿~中国地方あたりで、甲種輸送列車や特大貨物輸送列車を撮影する際に見かける顔であるので、これらのジャンルを開拓している諸氏であれば、思い当たる人物がいるのではないだろうか。それにしても、いくら背が小さいからといって、製鉄所の見学に脚立を持ち込むのは非常識であると言わざるを得ない。

「撮り鉄の常識」は、「社会の非常識」。

一度、チコちゃんにでも叱られて頭を冷やしてから出直していただければ幸いである。

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