近場での国鉄形電気機関車ウォッチング7
緊急事態宣言が解除されて一週間で、北九州市につづき東京都も感染再拡大の様相を呈し、明日にも東京アラートが発動されるようです。まあそう簡単には収束しないでしょうね(苦笑) それよりも気になるのは、解除されたからとマスクもしないで歩き回っている輩(年齢問わずおもに男性)が目につきますね。小池都知事も、新しい生活様式に沿わない「緩み」を警戒する発言をしばしばしています。
さて、テレワークが続く限り連載も続く「近場での国鉄形電気機関車ウォッチング」、第7回です。この路線の沿線に、ロングレールの列車を障害物無しで撮れる場所は片手で数えるほどしかないのですが、編成の短い定尺レール列車ならもう少し選択肢が増えますね。こちらはEF65形1102号機牽引の空車返却で、次位からチ1000形+チキ6000形+チ1000形、その後ろにチキ5200形6両が続きます。2軸の長物車チ1000形も珍しいですが、高速コンテナ貨車コキ10000形の台枠を中央部で切断し全長を縮めて誕生したチキ5200形も白眉。台車は、コキフ50000形の車掌室乗心地向上のため、直下の台車をコキ10000系の空気ばね台車TR203と交換することにより発生したTR223を装備しています。チキ5200形は、JR九州大分車両センター所属の2両はほとんど稼働していませんが、JR東日本でまだこうして活躍が見られるのは嬉しいですね。
EF65形1103号機牽引のチキ6000形4両編成。この踏切付近では、道路整備工事に伴う線路拡幅工事のため、地面が凹型に掘られています。雑草を気にする必要はなくなり、送電線の鉄塔兼架線柱が1.5mほど外側に移設(ビームも延長)されたため、少し撮りやすくはなりました。が、ロンチキは13両はおろか10両でも入りきらないです(苦笑) この工事の発注者はJR東日本千葉支社、事業主は東京都葛飾区で、工事は2021年8月31日まで続きます(コロナ禍前の計画のため、伸びる可能性あり)。上写真のように工事車両がいないときでないと綺麗には撮れないです。
この日も電気機関車を期待していましたが、やってきたのはDE10形ディーゼル機関車1654号機。新小岩信から金町経由で田端操へ向かう田端操工臨です。こちらも編成はチ+チキ+チですね。田端操から先は、東北新幹線の高架下をくぐって西日暮里寄りの引き上げ線に入ってから、スイッチバックして田端駅脇にある保線区、上野保線技術センターへ至り、レールを卸します。その場所にレールがたくさん積んであったら、田端操工臨が何度か運転されたとわかります。
最後は、JR東日本只見線などで運行されていた東北地域本社色のキハ40形2両を小湊鉄道に譲渡するための甲種輸送列車。EF65形2101号機牽引。左はEF65形2076号機。
蘇我から先は、内房線と小湊鉄道の乗換駅である五井へは向かわず、京葉臨海鉄道に入って千葉貨物へ。その先は陸送です。牽引はKD60形ラストナンバーのKD604でした。
なお外出移動時は、マスク着用、目薬とアルコール消毒スプレー持参、電車の窓を開け換気、大声で会話している集団や、咳やクシャミをしている人がいたら、すぐに他の車両へ移動、三密を避け、注意深く行動しています。
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